AI inside【4488】のIPO抽選申込どうする?

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AI inside【4488】のIPO抽選申込どうする?

 

 

ai-inside-ipo

作成:2019/12/11 変更:2019/12/26

AI inside IPOの紹介

(※2019/12/26更新)

コード 4488
会社名

AI inside(株)
※えーあい いんさいど

市場

マザーズ

事業内容

手書き文字をAIで認識する
OCRクラウドサービスを提供。
※「DX Suite」
エッジコンピューティング用の
ハードウェア製品の開発製造、提供。
※「AI inside Cube」

公募売出
価格
3600円
※仮条件の上限
上場日

2019/12/25

初値
12/26
12600円
+250%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

AI inside の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2019/12/09(月)~12/13(金)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約5日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

575,000株

 

(内訳)

公募: 300,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 200,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 75,000

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

ai-inside-ipo-maza-zu
ai-inside-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 2660円
仮条件の価格(12/05) 3000~3600円

 

 

AI insideの強み

tsuyomi

※独自の見解などを含みます。

  1. ディープラーニングによる手書き文字認識AI
    ※乱筆やかけ文字、訂正印の読み飛ばしが可能
    ※「DX Suite」として各種サービスをクラウド提供
    ※ユーザーが増加するほど加速度的に品質が高まる仕組み
  2. ユーザーへ低価格での提供が可能な構造
    ※ユーザー増加で大規模化による低コスト構造、AIを動作させるためのハードウェアを自社開発・自社利用
  3. AI-OCR 市場シェアNo.1
    ※アクティブユーザー400社
  4. オンプレミス環境で利用可能な自社開発ハードウェア製品
    ※「AI inside Cube」
    ※官公庁・地方公共団体などプライバシー保護のニーズに対応
    ※サーバーや導入コストが不要で接続するだけで使用可能。
  5. MM総研大賞2019において最優秀賞を受賞
    ※スマートソリューション部門 AI/IOT分野にて
    ※東日本電信電話㈱との協業で「DX Suite」のOEM製品「AIよみと~る」を販売

※オンプレミス:自社が管理する設備内で運用すること。外部のサーバーを共用利用するクラウドとは違い、費用がかかる反面、データ情報のセキュリティが強固。

 

point<管理人コメント>

以下、AIによる手書き文字の認識事例として紹介されていたものです。

ai-inside-ocr

なかなか人間でも読みづらい字まで認識しているのが確認できます。
明らかにこれまでのOCRのレベルとは違い、AIだからこそできるレベルなのだろうなと感じます。

 

DX Suiteとしてサービスを提供していますが、そのなかには3つのアプリケーションがあり、組み合わせて契約、利用できるようになっているそうです。

 

<DX Suite>
・Intelligent OCR
・Elastic Sorter
・Multi Form

 

アプリケーションごとに月額固定、読み取りごとに発生する月額従量制があり、Intelligent OCRは、セリング型で初期費用のモデルなどがあるようです。

 

DX Suiteはクラウドサービスですが、オンプレミス環境で接続するだけで利用できる「AI inside Cube」が以下のものになります。
ai-inside-cube

AIに最適なチップ。コンピュータが集約されており、DX Suiteがインストールされているようです。

 

利用企業のプライベートな環境で利用できるので読み取りデータのプライバシー保護に役立ちます。

 

DX Suiteの利用料金は以下の通り。

ai-inside-ryoukin

最初はお試しで利用できるプランがあるようですが、基本的には3つのプランが提示されています。

 

説明がないのでわかりにくいですが、無償枠を超えるとリクエストごとに課金が発生する従量制なのかなと思いますが、Standardの無償枠が1リクエストあたり2円に対して、Pro版だと1円になっており割安です。

 

初期費用プランは、最初に初期費用を多く払えばStandardと同じ月額料金で1リクエストあたり1円で利用できるものかな?2年以上長く利用することが見込まれる場合、初期費用プランにすると長期的にみて割安になるということかな?と思います。

 

会社の説明にあった「セリング型モデル」がどういったものなのかは良くわかりませんでした。リカーリング型と対比しているのであれば、売り切りのような収益モデルでしょうか?単純に上記の初期費用プランのことでしょうか??

 

会社の説明ではアプリケーションごとに契約とありましたが、別途料金メニューがあるのか?アプリケーション関係なく1リクエストとして同一料金なのか?詳細は問い合わせないといけないようなのでよく分かりません。

 

「AI inside Cube」に関しては、月額定額のリカーリング型とのことです。料金は不明。

 

各サービスを提供していますが、売上の詳細は公開されておらず不明でした。収益モデル別の販売実績が公開されていましたので参考に掲載しておきます。

ai-inside-uriageuchiwake

8割近くがセリング型モデルとなっています。

 

 

・YAI-OCR「DX Suite」コンセプト動画

 

 

直近の決算状況と業績の推移

ai-inside-gyouseki
※2015/08設立。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

  2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2019/09
(第2四半期)
売上高
(百万円)
9 42 279 445 614
経常利益
(百万円)
△ 52 △ 141 △ 311 △ 183 177
当期純利益
(百万円)
△ 52 △ 141 △ 341 △ 184 176
1株当たり
配当額(円)
- - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 24916 △ 62294 △ 126 △ 61 56

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2019/09
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- 366.67% 564.29% 59.50% 37.98%
経常利益の
前年同期比
- -171.15% -120.57% 41.16% 196.72%

 

point<管理人コメント>

売上は拡大傾向です。
経常利益は赤字から2019/09時点で黒字に転換しているのが確認できます。

 

 

新規発行による手取金の使途

ai-inside-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 726,160千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 183,540千円

  
社内サーバー購入費 300,000千円
※AIの学習、推論等への使用目的  
社内サーバー設置スペース費、メンテナンス等 24,000千円
人材の採用費、人件費 576,000千円
※AIプラットフォームビジネス拡大のため
残高 9,700千円
※残額は具体化事項なし

 

 

AI inside の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. パートナー販売の比率拡大
    ※現時点で直接販売よりパートナー販売における契約数の割合が高くなっている
  2. セリング型に含まれる初期費用などの低価格化で導入拡大
    ※リカーリング型の売上拡大につながる?
  3. グローバル市場に向けた多言語対応
    ※「Intelligent OCR, Multi Form」は、日本語に限定されないアルゴリズムで構築されている
    ※国内外の販売パートナーとともに販売を推進
  4. 「AI Inside Cube」以外のデバイスにも搭載していく
    ※AI indide Computing Engine
  5. より多様な製品群を提供
    ※ユーザー独自のAIを生成できるサービスを一部ユーザーにアルファ版として提供を始めている
    ※ゴミ処理場での危険物仕分けAIなど
  6. ユーザーが開発したAIを配信するプラットフォーム戦略

 

point<管理人コメント>

 

収益モデル別の販売実績が公開されていましたので参考に掲載しておきます。

ai-inside-uriageuchiwake2

リカーリング型モデルの売上割合が拡大しています。
昨期末の売上金額と比較すると、第2四半期時点ですでに昨期末を上回っておりとても好調なようです。特に、リカーリング型モデルは2倍以上となっています。

 

リカーリング型モデルの収益は、継続収入につながるストックビジネスだと思われるのでこれが拡大しているということは収益基盤も強化されてきていると感じることができます。

 

ユーザー独自のAI事例?として、以下のものが紹介されていましたので参考に掲載しておきます。
ai-inside-user-ai
ゴミ処理場での危険物を検知するためのAIだそうです。ユーザーがGUI操作(マウスなどの操作)のみでAIの教育、生成ができるそうです。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
渡久地 択 代表取締役社長 56.77% 90日間
保有分売出
(5.00%)
アクサ生命保険株式会社   7.10% 90日間
UTEC4号投資事業
有限責任組合
  6.27% ※Y
以下続きを開く/閉じる
株式会社レオパレス21   5.68% 90日間
保有分売出
(50.00%)
中沖 勝明 取締役会長 4.20% 90日間
日本郵政キャピタル
株式会社
  4.17% ※Y
大日本印刷株式会社   2.84% 90日間
名井 将元 従業員(執行役員含む) 2.78% 90日間
レカム株式会社   1.65% 90日間
第一生命保険株式会社   1.42% 90日間
齋藤 真織 社外協力者 1.31% 90日間
檜田 和毅 従業員(執行役員含む) 0.94% 90日間
中倉 勘作 従業員(執行役員含む) 0.71%  
梅田 祥太朗 従業員(執行役員含む) 0.71% 90日間
髙橋 政史 従業員(執行役員含む) 0.71%  
上記合計   97.26%  

※上記以下は省略しています。

 

90日のロックアップ期間:2020/03/23

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたもの(※Y)との間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
渡久地 択 代表取締役社長 100,000 2.84%
株式会社レオパレス21   100,000 2.84%
合計   200,000 5.68%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

AIによる画像認識の活用は今とても広がっています。保険証書やレシート、名刺など印刷物のテキストを読み取るOCRなどの利用と比べると手書きというのはかなりクセのあるものが多く、読み取り事例などを確認するとかなり精度が高いのだなと実感できました。

 

DX Suiteのリカーリング型による収益基盤拡大に加えて、ユーザーが独自に生成したAIを配信できるプラットフォーム戦略はビジネスを加速させるものとして期待したいところです。さらには海外展開も容易に展開できそうなシステムになっていると感じました。今後の成長に期待したい会社です。

 

次にAI関連で近年上場したIPOを確認しておきます。
※最近AIを活用している企業は多いですが、ビジネスの中核となっている会社を取り上げます。

 

・2018年 マザーズAI関連銘柄の初値

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4382 HEROZ 04/20 198,000 4500 49000 988.89%

 

・2017年 マザーズAI関連銘柄の初値

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3996 サインポスト 11/21 356,500 2200 8530 287.73%
3993 PKSHA
Technology
09/22 2,385,100 2400 5480 128.33%

 

公開株数が極端に少ない事例があるので注意が必要ですが、AI関連はものすごく人気で初値が高騰するケースが多いです。

 

 

 

一部ロックアップなしの株主がいますが、上位は継続確約となっておりますのでロックアップなしの影響は限定的かなと思います。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。

 

 

マザーズ市場としては公開株数は多くはないので初値上昇要因?

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7674 NATTY SWANKY 03/28 588,800 3,270 3,930 20.18%
7062 フレアス 03/28 602,600 1,850 4,045 118.65%
7676 グッドスピード 04/25 632,500 1,400 1,750 25.00%
4444 インフォネット 06/25 575,000 1,490 3,430 130.20%
4446 Link-U 07/18 589,900 2,820 5,760 104.26%
4880 セルソース 10/28 552,000 2280 6020 164.04%
7077 ALiNKインターネット 12/10 580,900 1700 4020 136.47%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6572 RPAホールディングス 03/27 600,000 3570 14280 300.00%
4388 エーアイ 06/27 652,000 1000 3500 250.00%
7033 マネジメントソリューションズ 07/23 517,500 2100 4500 114.29%
3491 GA technologies 07/25 600,000 2510 5780 130.28%
4397 チームスピリット
08/22 552,000 1200 2417 101.42%
7038 フロンティア・マネジメント
09/28 598,000 2260 5000 121.24%
4422 VALUENEX
10/30 511,700 1840 4300 133.70%
7046 テクノスデータサイエンス
・エンジニアリング
12/18 616,000 3,200 6,350 98.44%
7671 AmidAホールディングス 12/20 592,200 1,460 1,552 6.30%

 

事業内容により様々ではありますが、このくらいの公開株数であれば初値が大きく上昇する傾向があるのが確認できます。このなかでは公募割れしているものもありません。

 

業績は堅調に拡大しており黒字転換しています。AI銘柄でとても人気が高い分野です。公開株数も多くはありませんので初値は大きく上昇することに期待したいです。

 

仮条件の価格はかなり大きく上振れており人気の高さを再確認できるものとなっています。初値の高騰に期待できるかもしれません。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

(※2019/12/12更新)

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 大和証券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 SMBC日興証券
引受 SBI証券
引受 岩井コスモ証券
引受 マネックス証券
引受 いちよし証券
引受 楽天証券
カブドットコム証券

 

あまり引き受け証券会社としては登場しない楽天証券は穴場だと思いますので積極的に参加される方はお忘れなく

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

※2019/12/12 追記

目論見書などで紹介されていない、委託証券としてカブドットコム証券がIPOを募集しているのが確認できました。ネット証券で平等抽選でもあるので積極的に参加したい人はお見逃しなく!

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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wan

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このページを見た人の初値予想

hatsune-yosou

結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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