SREホールディングス【2980】のIPO抽選申込どうする?

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SREホールディングス【2980】のIPO抽選申込どうする?

 

 

sre-hd-ipo

作成:2019/11/27 更新:2019/12/20

SREホールディングス IPOの紹介

(※2019/12/20更新)

コード 2980
会社名

SREホールディングス(株)
※えすあーるいーほーるでぃんぐす

市場

マザーズ

事業内容

ソニーグループの不動産仲介。
Iotを搭載した収益型不動産
「AIFLAT(アイフラット)」の施工・販売。
不動産売買プラットフォームの
「おうちダイレクト」運営。

公募売出
価格
2650円
※仮条件の上限
上場日

2019/12/19

初値
12/19
2475円
-6.6%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

SREホールディングス の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2019/12/04(水)~12/10(火)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

5,157,200株

 

(内訳)

公募: 1,400,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 3,084,600

オーバーアロットメントによる売り出し: 672,600

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

sre-hd-ipo-maza-zu
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想定発行価格と仮条件の価格

(※2019/12/20更新)

想定発行価格 2975円
仮条件の価格(12/03) 2,550~2,650円

 

 

SREホールディングスの強み

tsuyomi

※独自の見解などを含みます。

  1. 3つの事業を統合的に行っている事業者は他にいない
    ※不動産事業、ITをプラットフォーム事業、AIソリューション事業
  2. AIを活用した客観的な不動産価格の査定
    ※「不動産価格推定エンジン」。様々な条件と大量のデータをAI処理
    ※不動産仲介では担当社員の専門性を加味したものを提示
    ※おうちダイレクトのセルフ売却での参考価格で活用
  3. 独自の不動産仲介体制
    ※売り主、買い主どちらか一方のみを担当し、顧客の利益を徹底追及
    ※業界では売り主、買い主の双方を担当するのが一般的
  4. Iotサービスを搭載する収益型不動産AIFLAT
    ※ソニーのMANOMA、マルチファンクションライト、NURO光
    ※ホームセキュリティ、家電の遠隔操作、宅内の音声操作、スマートロック
    ※主にファンドや法人に販売
  5. 不動産売買プラットフォーム「おうちダイレクト」
    ※ヤフー㈱と共同で提供。「Yahoo!不動産」や「Yahoo!メール」で集客できる
    ※不動産仲介業者を通さずに直接売出しをおこなうセルフ売却
    ※業者向けの不動産仲介業務支援サービスは、アナログ業務をIT化しワンストップサービスで業務効率化
    ※様々な不動産会社による無料の一括査定

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2019/03期の売上高に対する各事業の内訳です。

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リアルの事業である不動産仲介、AIFLATの販売・施工が7割を占めています。

 

次いでおうちダイレクトのITプラットフォーム事業が3割弱と存在感のある割合となっていますが、AIソリューション事業はまだまだこれからといった感じです。

 

 

Iotサービスを搭載するスマートホームのAIFLATは、MANOMAを標準登載となっていますが、説明するのが大変なので詳細は以下の動画を参考。

 

・ソニーのホームAI MANOMA

 

マルチファンクションライトというのも標準搭載とのことなので参考に掲載しておきます。
sre-hd-multifunctional-light

Bluetoothスピーカーを内蔵し、無線LAN接続ができるようです。
スピーカーとの機能がある他、スマホ操作やAIスピーカーと連携して声で音楽をかけたり、家電を操作したりすることができるそうです。

 

sre-hd-ouchi-direct

おうちダイレクトは、これまでITで効率化されていなかった業務をIT化しているそうです(契約業務は除く)。
AIによる価格査定やネット広告による集客がワンストップでできるようです。

 

おうちダイレクトに関しては、何よりYAHOOと共同提供しているのは大きいと思います。

sre-hd-yahoo

YAHOOのトップページのメニューにある「不動産」ページを開くと、ページ内の「売る」という項目のところにおうちダイレクトのリンクがありました。

 

 

直近の決算状況と業績の推移

sre-hd-gyouseki
※2014/04ソニー不動産㈱設立。2019/06SREホールディングス㈱に商号変更。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

以下、連結決算。

  2019/03 2019/09
(第2四半期)
売上高
(百万円)
2896 1390
経常利益
(百万円)
435 263
当期純利益
(百万円)
260 168
1株当たり
配当額(円)
- -
1株当たり
当期純利益(円)
19 12

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2019/03 2019/09
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- -52.00%
経常利益の
前年同期比
- -39.54%

 

以下、単体決算

sre-hd-gyouseki2

  2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 2019/03
売上高
(百万円)
227 1168 2067 2597 2854
経常利益
(百万円)
△ 312 △ 427 △ 90 196 380
当期純利益
(百万円)
△ 315 △ 485 △ 228 300 221
1株当たり
配当額(円)
- - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 30064 △ 13026 △ 4972 22 16

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 2019/03
売上高の
前年同期比
- 414.54% 76.97% 25.64% 9.90%
経常利益の
前年同期比
- -36.86% 78.92% 317.78% 93.88%

 

point<管理人コメント>

売上は拡大傾向ですが、 右肩上がりからちょっと伸び率が縮小して落ちつてきているでしょうか?
経常利益は黒字転換し拡大傾向にあります。

 

 

・連結子会社の詳細

設立 会社名 所在地 事業内容
2018/10 SRE AI Partners株式会社 東京都 AIソリューション事業等

 

 

新規発行による手取金の使途

sre-hd-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 3,813,618千円
海外販売による手取金の概算額 未定 円

 

研究開発費 281,328千円 
※AI技術の基礎研究や実業での実用化・応用化・汎用化に向けた応用研究
ソフトウェア開発費 1,175,176千円
※AIソリューション事業における販売用ソフトウェア
人件費、採用、研修費 201,328千円 
※AI関連の人材、不動産仲介に係る法人営業や不動産開発に係る人材増強
広告宣伝費 125,902千円 
※ITプラットフォームにおける不動産売買仲介の物件情報や集客に係る各メディアへ
物件取得関連 1,900,000千円 
※IoT環境を備えたスマートホーム「AIFLAT(アイフラット)」を提供するための物件取得費用に係る短期借入金返済、営業用不動産取得
システム開発費 129,884千円 
※業務処理の最適化を目的とした統合基幹業務システム
残高 0円

 

 

SREホールディングス の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 不動産価格推定エンジンの対応地域、物件種別の順次拡大
  2. より専門性の高い法人仲介サービスの展開
  3. 不動産売買プラットフォームの機能拡張
    ※契約書作成機能等、全て1つのシステム上で完結できるようにして、新規法人契約を獲得
    ※セルフ売却機能の拡張で個人の利用者増を目指す
  4. AIソリューション事業の拡大
    ※2018/10開始
    ※銀行業界における融資担保評価業務への不動産価格推定エンジン導入
    ※AIクラウドサービス顧客に対するAIコンサルティングサービスでのクロスセル
    ※AIコンサルティングサービスで汎用化できそうなものをAIクラウドサービスとして開発

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2019/09時点の売上高に対する各事業の内訳です。

sre-hd-uriageuchiwake2

「ITプラットフォーム事業」と「AIソリューション事業」の売上割合が増えています。

 

昨期末と比較してみると、「ITプラットフォーム事業」と「AIソリューション事業」ともに昨年を上回るペースで拡大していますが、特にAIソリューション事業の伸び率が大きいです。

 

不動産事業の進捗率は昨年を下回っており、全体としては昨年をちょっと下回ってはいますのでちょっと微妙ですが、とりあえず強みである、「ITプラットフォーム」と「AIソリューション」が伸びているのは今後の成長拡大に期待できるものだと思います。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
ソニー株式会社 親会社、資本的関係会社 53.01% 180日間
保有分売出
(12.94%)
Zホールディングス
株式会社
資本的関係会社 41.16% 180日間
保有分売出
(34.74%)
西山 和良 代表取締役社長、
子会社の代表取締役社長、
資本的関係会社の取締役
2.61% 180日間
上記合計   96.78%  

※上記以下は省略しています。

 

180日のロックアップ期間:2020/06/15

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
Zホールディングス
株式会社
資本的関係会社 2084600 14.30%
ソニー株式会社 親会社、資本的関係会社 1000000 6.86%
合計   3084600 21.16%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

今注目の不動産テックですが、不動産仲介のIT化による業務効率化、Iot活用によるスマートホーム、AIの活用と様々な技術を活用した多様なビジネスをうまく展開している会社だなと感じます。

 

ソニーグループのネームバリューや資本力、Zホールディングス(YAHOO)との提携などを活かしたスピード感のあるビジネスを実感することができます。

 

全体的な業績の伸びは落ち着いてきて点はちょっと気になりましたが、ITプラットフォーム事業、AIソリューション事業の伸びが確認できましたのでうまく新規事業を展開して成長していけそうな見通しが見え始めているなというのは感じましたので期待したい会社です。

 

 

ロックアップは、しっかりしており問題なし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。

 

 

マザーズ市場としては公開株数は多いので初値抑制要因として気になります。

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4931 新日本製薬 06/27 5,600,000 1,470 1,664 13.20%
4449 ギフティ 09/20 5,049,300 1500 1880 25.33%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7326 SBIインシュアランスグループ
09/27 6,566,500 2160 2160 0.00%

 

・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3981 ビーグリー 03/17 5,217,800 1880 1881 0.05%

 

・2016年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6535 アイモバイル 10/27 6,373,800 1320 1230 -6.82%

 

・2015年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3911 Aiming 03/25 6,440,000 920 1032 12.17%
6047 Gunosy 04/28 6,796,500 1520 1520 0.00%
4593 ヘリオス 06/16 6,969,000 1200 1470 22.50%

 

成長市場のマザーズでもさすがにこの公開株数規模だと初値はかなり抑制される傾向にあり、公募割れギリギリの攻防となっているものもいくつか確認できます。

 

業績は拡大傾向で人気の不動産テックです。ただやはり公開株数の多さを考えると大きな初値上昇は期待しにくいです。

 

個人的には、ちょっと業績の伸び率が落ち着いてきてる点も気になりましたが、一旦の成長メドとして利益確定の上場という意味もあるのかなと思ったりする部分もあります。
とりあえず現時点では需給動向によっては公募割れとなる場合も想定しておきたいです。

 

特に孫正義氏の息が掛かるZホールディングス(ソフトバンクKKの子会社)が株主で売出している点も気になりました。保有割合でいえば限定的とも言えるので勘ぐりすぎているかもしれませんが。

 

とりあえず公開株数が多い分、初値の予想は困難です。需給動向が需要となってきますので、仮条件の価格や最終的な売り出し価格を確認して慎重に判断したいところです。

 

不動産テックは人気があると思いますし、ソニーグループのネームバリューがあり、YAHOOの共同というのも魅力が大きいので正直、個人的には思わぬ上昇に期待したいところもあるのですが・・・あえて気になる点としては不動産市況などの動向でしょうか。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 SMBC日興証券
主幹事 大和証券
引受 SBI証券
引受 野村證券
引受 マネックス証券
引受 楽天証券

 

あまり引き受け証券会社としては登場しない楽天証券は穴場だと思いますので積極的に参加される方はお忘れなく!※なんか最近多く参加してきていますね。

 

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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