証券会社のリアルタイム入金サービス対応状況を比較してみた
証券会社では投資資金の入金をする方法として、
通常の銀行振込以外に「リアルタイム入金」というサービスを用意しています。
リアルタイム入金というのは、その名の通りで、
銀行から証券会社へ即時入金を反映させるというサービスです。
リアルタイム入金のメリットや各証券会社でどの銀行のリアルタイム入金に対応しているか比較してみました。
※証券会社別の比較表はページ中央付近にあります。
投資をするうえでもとても重要な要素ともなりますので証券会社を選ぶ際には確認しておきたいところです。
銀行からリアルタイム入金できることのメリット
振込手数料が無料で何度でもできる
通常、一般の銀行口座から証券会社の口座へ振り込む場合は、
振込手数料が数百円程度、発生するのが普通です。
私がメインで利用している地方銀行では、他行への振込は3万円以上は1回あたり540円です。
しかし、これがリアルタイム入金の場合は、手数料がゼロになります。
そして振込手数料というのは、金額に関係なく回数に対してかかってくるものです。
1回540円でも100回繰り返せば、5万4000円!
ところが、リアルタイム入金ならこれがゼロ!
チリが積もればとはいいますが、
投資で数万円の利益を出すことのリスクを考えればとても凄いことだとわかるはずです。
夜間の入金ができるので投資チャンスを逃さない
私の利用している地方銀行は、ATMでの振込は18:00までしかできません。
しかし、リアルタイム入金なら18:00を超えて、深夜までも振込をおこなうことができます。
※銀行によって利用可能な時間が違います。
メンテナンスなどの場合は利用できないこともあります。
私がサラリーマンのときは投資の注文をするのは夜です。
お昼休みにわざわざATMへ行って振込をして夜に注文するというようなことをやっていましたが、リアルタイム入金ならそんな煩わしさが一切ありません。
そもそも入金しないと投資の注文は出せませんから振り込みを忘れるということは、
投資のチャンスを逃すということになるので、とても重要な問題です。
夜間に入金できるということは、
仕事から家に帰ってからでも思い立ったすぐそのときに投資注文を出すことが出来るということなので、投資チャンスを逃しません。
証券会社のリアルタイム入金対応状況を比較
最近ではネット証券の多くで銀行のリアルタイム入金に対応しております。
できれば自分が利用している銀行でリアルタイム入金が対応している証券会社で投資をおこないたいところです。
銀行名 | フィデリティ証券 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | カブドットコム証券 |
---|---|---|---|---|---|
楽天銀行 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
ゆうちょ銀行 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
三菱UFJ銀行 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
三井住友銀行 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
みずほ銀行 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ジャパンネット銀行 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
りそな銀行 | - | ○ | ○ | - | - |
埼玉りそな銀行 | - | ○ | ○ | - | - |
近畿大阪銀行 | - | ○ | ○ | - | - |
セブン銀行 | - | ○ | ○ | - | - |
住信SBIネット銀行 | - | ○ | ○ | - | - |
イオン銀行 | ○ | - | ○ | - | - |
スルガ銀行 | - | ○ | - | - | - |
ソニー銀行 | - | - | - | ○ | - |
じぶん銀行 | - | - | - | - | ○ |
※2016/04/27時点
※即時入金のご利用には、各提携金融機関でネットバンキングの契約が必要となります。
もし、自分が利用している銀行がリアルタイム入金していないとしたら、
対応している銀行の口座を開設してでもリアルタイム入金は利用した方がいいと思います。
各銀行のリアルタイム入金の時間について
以下、一部のおもな銀行についてリアルタイム入金のサービス時間について調べてみました。
夜間などは、いつごろリアルタイム入金ができるのかイメージするのに参考にしてみてください。
定期メンテナンス時は利用できませんのであわせて掲載しておきます。
※2016/09/20時点で各銀行サイトより確認したものです。最新の情報は銀行サイトにて確認してください。
※上記以外に臨時メンテナンスなどで利用できないことはあります。
※各証券会社のメンテナンス時間は当然、利用できませんので合わせて確認してください。
出金する銀行口座と入金する銀行口座を別にする
私はリアルタイム入金用にネット銀行を利用していますが、
通常、生活するうえでの支払いや給与の受け取りは地方銀行でおこなっております。
支払いなどで何かとお金が必要になったりすることがありますので、
出金用の口座は、地方銀行で登録してあります。
※ネット銀行から引き出して地方銀行に入金する手間が省けるのでとても楽ちんです。
証券会社からの出金というのは、どこの証券会社も手数料は無料ですし、
好きな金融機関が登録できます。
自分の都合にあわせて「出金用の銀行口座」と「入金用の銀行口座」を変えるというのはとても便利ですので参考にしてみてください。
ただしリアルタイム入金は入金するときに好きな銀行を自由に選べますが、
出金口座は1つで固定となりますのでよく考えて設定するといいと思います。
2つの銀行口座を管理するということは、その間の資金移動をどうやるかもしっかり考えておく必要があります。
単純に地方銀行とネット銀行の資金移動を銀行振り込みでやっていては手数料がその都度、発生してしまいます。
私は、ネット銀行はATMから無料で入金できるところを選んでいます。
どの証券会社で、どの銀行口座をどうやって資金移動させるか。
自分にとって最適なものをじっくり考えてみてください。
リアルタイム入金ができるネット証券会社の口座開設は
こちらで紹介しています。
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