グッドスピード【7676】のIPO抽選申込どうする?
作成:2019/03/27 更新:2019/04/29
目次
グッドスピード IPOの紹介
(※2019/04/29更新)
コード | 7676 |
---|---|
(株)グッドスピード |
|
市場 | マザーズ |
事業内容 |
東海エリアにおけるSUV、 |
公募売出 価格 |
1400円 ※仮条件の上限 |
上場日 |
2019/04/25 |
初値 04/25 |
1750円 +25.00% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
グッドスピード の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2019/04/09(火)~04/15(月)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
632,500株
(内訳)
公募: 550,000株
オーバーアロットメントによる売り出し: 82,500
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
想定発行価格 1210円
仮条件の価格(04/09) 1210~1400円
グッドスピードの強み
※独自の見解などを含みます。
- 店舗ごとに取扱車種を絞り専門性に特化
※豊富な専門知識で提案 - ドミナント出店戦略で豊富な品揃えを実現
※常時1500台以上の在庫車両
※SUVは東海エリア最大級の在庫数と車種 - 中古車販売店のイメージを覆すショールーム
※洗練された明るいショールーム
※取扱車種に合わせたデザイン性
※ファミリー層向けにキッズスペース設置 - カーライフをトータルでサポートするサービス
※自動車保険、車検・整備、板金・塗装、オートローン、マイカーリース、下取り、買い取り、レンタカーなど - 独自基準の仕入体制
※全国のオートオークションや業者から仕入
※自社基準を満たす確かな品質
※買い取り、下取り強化でより高品質なものを安く提供 - 豊富なオプション
<管理人コメント>
グッドスピードは、東海エリアで展開しているお店です。
以下は、2018/09期の売上高に対する各事業の内訳です。
売上のほとんどが自動車販売となっています。
車両販売においては、安く提供する一方でオプションによる顧客単価向上を目指しているようです。
◆オプション
自動車販売以外の附帯サービスには以下のようなものがあるそうです。
直近の決算状況と業績の推移
2014/09 | 2015/09 | 2016/09 | 2017/09 | 2018/09 | 2018/12 (第1四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
売上高 (百万円) |
10248 | 12981 | 15993 | 20253 | 22752 | 6933 |
経常利益 (百万円) |
197 | 224 | 134 | 93 | 149 | 71 |
当期純利益 (百万円) |
141 | 109 | △ 209 | 77 | 91 | 48 |
1株当たり 配当額(円) |
- | - | - | 75000 | 1500 | - |
1株当たり 当期純利益(円) |
234386 | 181987 | △ 348792 | 85 | 101 | 54 |
※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2003/02有限会社グッドスピード設立。2006/07株式会社グッドスピードに商号変更。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2014/09 | 2015/09 | 2016/09 | 2017/09 | 2018/09 | 2018/12 (第1四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
売上高の 前年同期比 |
- | 26.67% | 23.20% | 26.64% | 12.34% | -69.53% |
経常利益の 前年同期比 |
- | 13.71% | -40.18% | -30.60% | 60.22% | -52.35% |
<管理人コメント>
売上は右肩上がりで拡大しています。
経常利益は横ばいか、ちょっと減少傾向にあるとも言えます。
事業拡大にともない店舗数が増えており、人件費などが増加しているようです。
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 605,260千円
第三者割当増資の手取概算 91,839千円
新規出店の設備資金一部 697,099千円
残額 0千円
グッドスピード の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 中古車販売点の店舗数拡大
- マイカーリース販売の本格的な展開
※リース契約期間終了後の高年式・低走行の良質な車両を仕入できる - 買取専門店の出店にる買い取り強化
※2018/09出張査定拡大、専門店を出店
※高年式・低走行の良質な車両を安く仕入できる - カーライフをサポートする新しいサービスの拡充
- 過去に購入した顧客への営業強化
※販売促進、広告宣伝強化、CRMシステム、コールセンター体制強化 - ブランドの認知度向上による顧客拡大
※上場効果、自社サイト強化、他社サイトの活用。 - 顧客単価の拡大
※カーナビ、セキュリティ、新規戦略商品投入など - 新しい専門店特化型店舗展開の試みも検討
※SUB、4WD、ミニバン、輸入車以外
<管理人コメント>
以下は、2018/12時点の売上高に対する内訳です。
第1四半期時点なのでまだなんとも言えませんが、2つの事業ともに金額ベースでは昨期末を上回るペースで推移しているようです。
また、附帯サービスの割合が増えており、増加ペースは自動車販売よりも上回っています。今後の成長拡大余地としても期待できるかもしれません。
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 所有割合 | ロックアップ |
---|---|---|---|
加藤 久統 | 代表取締役社長 | 47.45% | 180日間 |
株式会社Anela | ※A | 47.45% | 180日間 |
横地 真吾 | 常務取締役 | 1.98% | ※B |
上記合計 | 96.88% |
※A 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社
180日のロックアップ期間:2019/10/21
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
※B 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
なし
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
最近では車離れという話題も気になるところですが、東海エリアでは都市部でない限り車も基本的には必須の地域だと思います。リースへの取り組みをおこなっており、また中古車販売は相乗効果があると思います。店舗数拡大とともに売上は拡大傾向にあり、附帯サービスの売上拡大も加えて、で今後の成長拡大に期待したいところでしょうか。
ロックアップは特に問題なさそうです。
ベンチャーキャピタルによる売り出しは心配ありません。
マザーズ市場としては公開株数は少ない方です。
過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4380 | Mマート | 02/23 | 675,500 | 1240 | 5380 | 333.87% |
6572 | RPAホールディングス | 03/27 | 600,000 | 3570 | 14280 | 300.00% |
4388 | エーアイ | 06/27 | 652,000 | 1000 | 3500 | 250.00% |
3491 | GA technologies | 07/25 | 600,000 | 2510 | 5780 | 130.28% |
7034 | プロレド・パートナーズ |
07/27 | 713,000 | 4250 | 7170 | 68.71% |
4396 | システムサポート |
08/02 | 747,500 | 1750 | 4000 | 128.53% |
7038 | フロンティア・マネジメント |
09/28 | 598,000 | 2260 | 5000 | 121.24% |
7043 | アルー | 12/11 | 675,600 | 1,370 | 2,010 | 46.72% |
7046 | テクノスデータサイエンス ・エンジニアリング |
12/18 | 616,000 | 3,200 | 6,350 | 98.44% |
7671 | AmidAホールディングス | 12/20 | 592,200 | 1,460 | 1,552 | 6.30% |
事業内容にもよりますが、このくらいの公開株数であれば大きな初値上昇も見込めそうです。
昨年末にかけては相場全体の地合いが悪化し、初値もかなり抑制された点がありましたが、年明け以降のIPOはまずまずで悪くはありません。
SUVや4WDに特化しているという点は特徴かもしれませんが、自動車販売という従来からあるビジネスモデルでもありますので株への人気という点ではよくわかりません。
とりあえず業績は堅調に伸びており、公開株数が少ないということでそれなりの初値には期待したいと小ろです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | 東海東京証券 |
引受 | 大和証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | エース証券 |
引受 | 安藤証券 |
引受 | 丸三証券 |
引受 | 岩井コスモ証券 |
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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