投資信託の基準価額を1クリックで簡単に速報チェック!
投資信託の基準価額は毎日変化しますが、
あなたはチェックしていますか?
私は毎日、基準価額をチェックするようにしていますが投資をするうえでとても重要な事です。
また毎日チェックするのが面倒なので自動化するTOOLを作りましたので紹介します。
目次
投資信託の基準価額は毎日確認すべし
中長期投資をするうえで日々の相場値動きに一喜一憂しても意味が無いので毎日、基準価額をチェックする意味は無いと思われる方も多いかと思いますが、ものすごく大きな意味があります。
(1)銘柄のクセを知るため
特に初めて購入した投資信託は、どんな値動きをするのかよく分かっていないはずです。
運用方法や組入れ内容は銘柄ごとに全く違うのですから当然です。
それなのに何も知らないまま保有し続けるというのはとても危険だと思っています。
市場価格との連動性や値動きの荒さなど保有してみて初めて気づくことはとても多いです。
日経平均が上昇しているのになぜか自分の保有している日本株投信は下げていたりするなど驚きの発見をすることは、新しい銘柄を保有するたびにあります。
その他、グローバル分散したものや、二階建て投資信託など、複数の投資資産が組み合わさったものなどは、分散具合や組み入れ方によって意外な値動きをしていることに気づくことがあります。
思っていた動きをしていないということは、自分の投資方針に合わないということなので、追加買い増しするのをヤメたり、別の銘柄に乗り換えたり運用の修正をしていくことができます。
(2)相場の動向を見極めるため
基準価額の上昇が続いていれば相場状況は良いでしょうし、急な上昇や下落が発生していれば相場に変化が起きている可能性があります。
そのため基準価額の変動をチェックしていれば相場の変化をいち早く察知することができるのです。
いくら中長期投資とは言っても相場動向を無視してほったらかしにする運用をすることは絶対にしてはいけません。
投資というのは利益を確定することと損失を抑えることがとても重要です。
相場が悪い状況になりそうなときに見ないふりをして損失を拡大させてしまうことが一番やってはいけないことです。
海外の株や通貨などは日本株と違って情報も少なく情勢が分からないと思うものも多いですが、
相場の情勢はハッキリと基準価額に表れてきます。
適切に情勢を把握して投資判断に活かすためにも基準価額をチェックすることはとても有効というわけです。
尚、相場の動向を見極めるという点だけで言えば、毎日確認する必要はなく定期的にチェックするだけでもいいかもしれませんが、チェックする間隔が短いほど精度は高くなりますので、毎日チェックするのがベストではあります。
新しく保有した銘柄は最低でも半年くらいはチェックするとよい
個人的には初めて投資する銘柄に関しては、
最低でも半年くらい。でききれば1年くらいは継続してチェックしていくとクセが見えてくると思います。
例えば私は日本株に投資する銘柄について実際に保有してクセを実感しながら運用してきましたが、
大型株が調子の良いときや中小型株が調子の良いときなど局面に応じて銘柄を使い分けていたりすることができるようになりました。
投資信託ごとのクセを見極めることができれば、
投資戦略の幅もひろがり投資成績もアップするはずです。
最新の基準価額をチェックする方法
基準価額のチェックは必ず最新のデータを確認することが重要です。
相場の状況をリアルタイムに確認するためには相場と連動した最新の基準価額でなければいけません。
基準価額は証券会社の画面で確認できますが、
最新の基準価額が反映するのは少し遅延しているということをご存知ですか?
証券会社によっても様々なのですが、
多くは翌日の朝に最新の基準価額として反映するケースが多いです。
当日、最新の基準価額をチェックするためには、
その投資信託を運用している会社のWEBサイトを直接見る必要があります。
運用会社や投資対象によって最新の基準価額が更新される時間は異なりますが、
大体、17:00以降くらいか、19:00以降くらいに更新される運用会社が多いです。
まとめてチェックするために私は19:00過ぎてからチェックするようにしています。
ちなみに私は基準価額の状況を毎日ブログにアップしているのですが、
以下のようにブログに貼り付けて基準価額をチェックしています。
※クリックで拡大
※2015/12末時点のデータです。
こちらの表は、投資信託帳簿ツールで管理作成しています。
基準価額をチェックするポイント
基準価額をチェックするのは基本的に「前日比」の値動きのみです。
中長期投資では日々の損益を見て一喜一憂するのはよくないので損益は気にしないようにしてください。
特に買い付けたばかりの時点ではプラスとマイナスを行ったり来たりすることはよくあるので見ても何の意味もありません。
損益は別途、定期的にチェックするイメージが良いです。
そして前日比は「率」で確認します。
投資信託によって基準価額の大小が様々で、基準価額が大きければ1日の値動き金額幅が大きくなりますし、基準価額が小さければ1日の値動き金額幅は小さくなります。
これは当たり前のことですが、基準価額の大小は各銘柄を評価するうえで全く意味のない基準なので金額は無視しないといけません。
投資初心者の方は、基準価額の大きいものは良い運用をしていると誤解する人が多いので注意して下さい。
1日に何%変動したかが最大の注目ポイントです。
異なる基準価額のものでも率でなら同列で比較できますので適切な価格動向を見極めることができます。
投資信託の基準価額チェックをTOOLで全自動!
私は現在保有してる投資信託のほか、過去の運用していた投資信託などもチェックしています。
今は投資していないけど今後投資するかもしれない投資対象や相場全体がどのように動いているかを確認するためにもとても有効です。
ただし銘柄数が多くなればなるほど、チェックする作業が多くなり面倒になります。
運用会社のWEBサイトをブラザで表示して、基準価額をコピーするという単純作業ですが、
毎日の作業となると意外と大変です。
日によっては更新時間がずれて何度も確認したりと思った以上に大変です。
私は5年以上、毎日続けてきたのですがさすがに大変だということになり、
辛くなってきましたのでTOOLで自動化することにしました。
以下画面イメージです。
※クリックで拡大
予め自分のチェックしたい銘柄に対応した運用会社WEBサイトの「URLアドレス」を入力し準備したら、(※運用会社によっては、名称のセットが追加で必要です。)
あとは「最新情報チェック」のボタンを押下するだけです。
URLアドレスは最初の1回設定するだけで、毎日のチェックはボタンを押下するだけという超簡単な操作性です。
運用会社サイトによっては更新が遅延しているときは再チェックが面倒ですが、
少し時間をあけてからボタンを押すだけなので再チェックがとっても楽ちんです!
上記設定での処理結果は以下の通り。
※クリックで拡大
EXCELでデータが出力されていますので、
投資信託の損益を管理するシートに貼り付けるだけととても簡単です。
それから決算時の基準価額下落など勘違いしないように、
分配金の取得なども出来るようにも作ってあります。
※決算情報が取得できない銘柄は取得できません。
TOOLでこれだけ簡単にチェックできるようになると、
気になる銘柄を100件以上でも毎日チェックすることだって出来てしまいます。
ちなみに私は毎日、250件ほどチェックしています。(^_^)
使い方次第でTOOLの凄さを体感していただけるはずですので、
よかったら利用してみて下さい。
このTOOLで対応している運用会社ですが、
基本的にメジャーなものなどほとんどの運用会社に対応していますが一部対応できないところがあります。
詳細は以下を確認してください。
このTOOLは、のりたマガジンで過去に配布したTOOLですが、
2016年07月号のバックナンバーを入手していただくことに利用していただくことが出来ます。
基準価額チェックTOOLは、
以下のメルマガより入手できます
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