NATTY SWANKY【7674】のIPO抽選申込どうする?
作成:2019/02/26 更新:2019/03/29
目次
NATTY SWANKY IPOの紹介
(※2019/03/29更新)
コード | 7674 |
---|---|
(株)NATTY SWANKY |
|
市場 | マザーズ |
事業内容 |
餃子をメインとした居酒屋、 |
公募売出 価格 |
3270円 ※仮条件の上限 |
上場日 |
2019/03/28 |
初値 03/28 |
3930円 +20.18% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
NATTY SWANKY の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2019/03/12(火)~03/18(月)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
588,800株
(内訳)
公募: 430,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 82,000
オーバーアロットメントによる売り出し: 76,800
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2019/03/29更新)
想定発行価格 3270円
仮条件の価格(03/11) 3140~3270円
NATTY SWANKYの強み
※独自の見解などを含みます。
- 流行り廃りがなく年間を通じて需要が見込める餃子に特化
※性別、年代も関係なく季節を問わない - 独自の製法とレシピで開発した肉汁餃子
- 雰囲気を高める接客サービスに力を入れている
- 立地によって店作りを変える店舗デザイン
- フランチャイズ方式による出店ペースの加速
- 各種受賞歴
※2017年「外食アワード」 受賞。
※2018年「働きがいのある会社ランキング」ベストカンパニー 受賞
<管理人コメント>
「ダンダダン酒場」は餃子とビールを飲むお店で、餃子居酒屋ブームの火付け役と言われているそうです。
以下、立地によってデザインを変えて雰囲気づくりをしているようです。
以下は、2018/03期の売上高に対する各事業の内訳です。
2018/12末時点で、直営店は47店。フランチャイズ店は19店となっています。
※2015/01公開動画
直近の決算状況と業績の推移
2014/06 | 2015/06 | 2016/06 | 2017/06 | 2018/06 | 2018/12 (第2四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
売上高 (百万円) |
446 | 804 | 1390 | 2028 | 2939 | 1886 |
経常利益 (百万円) |
18 | 16 | 55 | 69 | 158 | 134 |
当期純利益 (百万円) |
14 | 1 | 38 | 23 | 112 | 97 |
1株当たり 配当額(円) |
- | - | - | - | - | - |
1株当たり 当期純利益(円) |
68938 | 7078 | 189788 | 14 | 70 | 60 |
※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2014/06 | 2015/06 | 2016/06 | 2017/06 | 2018/06 | 2018/12 (第2四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
売上高の 前年同期比 |
- | 80.27% | 72.89% | 45.90% | 44.92% | -35.83% |
経常利益の 前年同期比 |
- | -11.11% | 243.75% | 25.45% | 128.99% | -15.19% |
<管理人コメント>
売上は右肩上がりで拡大傾向になっています。
経常利益は横ばいを伴いながらも拡大傾向となっています。
新規発行と増資による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 1,283,612千円
第三者割当増資の手取概算 230,236千円
新規出店の人件費、採用費 715,000千円
新規開店の取得費用の一部 500,000千円
※2020/06期に直営店舗15店を開店予定。差入保証金、固定資産等
残額 298,848千円
※2021/06期に直営店舗を開店予定。差入保証金、固定資産等。
NATTY SWANKY の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 新規出店の推進
※直営店は毎月1店舗以上。
※現在は繁華街・ビジネス街・住宅街など。出店余地はまだ相当程度ある - 直営店、FC展開店の出店エリア拡大
※日本全国、地方における出店
※現在は1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)が中心 - 海外進出
- 商品クオリティ、接客サービス向上で収益力アップ
<管理人コメント>
2018/12時点の売上高に対する各事業の内訳が公開されていませんでしたが、2018/03期についての前年同月比が公開されていましたので各事業の伸びを確認するために掲載しておきます。
前年同期比 | |
直営店売上 | 149% |
製品卸売上 | 92.30% |
FC展開売上 | 162.90% |
その他 | 132.50% |
業績の伸びが示すとおり、それぞれで伸びているのが確認できますが、やはり一番売上貢献度が大きい直営店の伸びがとてもしっかりとした伸びで今後の新規出店にも期待したいところです。
以下は、出店店舗数の推移です。
FC店の伸びは小さいようですが、直営店は月に1店舗以上を掲げているだけありますが、年間の出店数も毎年伸びています。直営店の出店数は、2017年が11店。2018年が14店となっており、出店数が加速しています。出店余地はまだありそうなので今後の成長にも期待できそうです。
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 所有割合 | ロックアップ |
---|---|---|---|
井石 裕二 | 代表取締役社長 | 32.97% | 180日間 保有分売出 (7.27%) |
田中 竜也 | 取締役 | 32.97% | 180日間 保有分売出 (7.27%) |
株式会社BORA | ※A | 14.03% | 180日間 |
株式会社IKI | ※A | 14.03% | 180日間 |
伊藤 慎一朗 | 従業員 | 0.56% | |
上記合計 | 94.56% |
※A 役員等により総株主等の議決権の過半数が所有されている会社
180日のロックアップ期間:2019/09/23
上記ロックアップは合意ではなく約束と明記されています。
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 株数 | 割合 |
---|---|---|---|
井石 裕二 | 代表取締役社長 | 41,000 | 2.40% |
田中 竜也 | 取締役 | 41,000 | 2.40% |
合計 | 82,000 | 4.79% |
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
最近では、ワインと餃子を一緒に食べる「餃子バル」というお店も流行っていると聞きます。お店で餃子をメインで食べることだけでなく、ちょっとオシャレさも感じるものになっており、餃子文化が進化したなと思います。
出店余地はあるとのことで、これからも出店数が増えていくと成長拡大に期待できそうな会社です。
ロックアップは、ほぼしっかりしています。
ベンチャーキャピタルによる売り出しは心配ありません。
マザーズ市場としては公開株数は多くはないです。
過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4380 | Mマート | 02/23 | 675,500 | 1240 | 5380 | 333.87% |
6572 | RPAホールディングス | 03/27 | 600,000 | 3570 | 14280 | 300.00% |
4388 | エーアイ | 06/27 | 652,000 | 1000 | 3500 | 250.00% |
7033 | マネジメントソリューションズ | 07/23 | 517,500 | 2100 | 4500 | 114.29% |
3491 | GA technologies | 07/25 | 600,000 | 2510 | 5780 | 130.28% |
4397 | チームスピリット |
08/22 | 552,000 | 1200 | 2417 | 101.42% |
7038 | フロンティア・マネジメント |
09/28 | 598,000 | 2260 | 5000 | 121.24% |
4422 | VALUENEX |
10/30 | 511,700 | 1840 | 4300 | 133.70% |
7043 | アルー | 12/11 | 675,600 | 1,370 | 2,010 | 46.72% |
7046 | テクノスデータサイエンス・エンジニアリング | 12/18 | 616,000 | 3,200 | 6,350 | 98.44% |
7671 | AmidAホールディングス | 12/20 | 592,200 | 1,460 | 1,552 | 6.30% |
このくらいの公開株数であれば初値の大きな上昇が見込めるものとなっているのが確認できます。
昨年末にかけて相場の地合いが悪化したことにより初値がかなり抑制されてしまった案件があった点は気になるところですが、とりあえず今年一発目の「識学(7049)」の初値は大きく上昇したのを確認できました。事業内容や公開株数などの違いがあるので単純にIPO市況が良好と判断できるわけではありませんが、とりあえず今年のIPOはまずまずのスタートとなっています。もちろん今後どうなるかわかりませんが。
業績はしっかり伸びていますし、飲食業のチェーン店は新規出店などでわかりやすく業績が伸びるため人気の業種だと思いますし、公開株数は多くありませんので初値はそれなりの上昇に期待したいところです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | SMBC日興証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | みずほ証券 |
引受 | いちよし証券 |
引受 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
引受 | マネックス証券 |
裏 | カブドットコム証券 |
ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。
※2019/02/26 追記
目論見書などで紹介されていない、委託証券としてカブドットコム証券がIPOを募集しているのが確認できました。ネット証券で平等抽選でもあるので積極的に参加したい人はお見逃しなく!
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口コミ評価など
<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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