RPAホールディングス【6572】のIPO抽選申込どうする?

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RPAホールディングス【6572】のIPO抽選申込どうする?

 

 

rpa-hd-ipo

作成:2018/02/22 更新:2018/03/30

RPAホールディングス IPOの紹介

(※2018/03/30更新)

コード 6572
会社名

RPAホールディングス(株)
※あーるぴーえ-

市場 マザーズ
事業内容

人間がおこなう業務をロボット
(ソフトウェア)に置き換える
ロボットアウトソーシング事業。
※「BizRobo!」、「Scan Robo」
WEBサイト広告掲載事業。
※「PRESCO」
人工知能とRPAの情報メディア
サイト「RPA BANK」運営など。

公募売出
価格
3570円
※仮条件の上限
上場日

2018/3/28

初値
03/28
14280円
+300.00%

 

 

point<管理人コメント>

RPA」とは人間のみが可能とされてきた業務を人工知能、機械学習などを含む認知技術を活用してロボット(ソフトウェア)が業務を代行・代替する取り込みのこと。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

RPAホールディングスの株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2018/03/08(木)~03/14(水)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

600,000株

 

(内訳)

公募(新株式発行): 10,000株
公募(自己株式の処分): 40,000株
引受人の買い取り引受による売り出し: 550,000株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

rpa-hd-ipo-maza-zu
rpa-hd-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 3200円
仮条件の価格 ※2018/03/06に決定予定

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
髙橋 知道 代表取締役 41.03% 90日間
保有分売出
(4.05%)
大角 暢之 取締役、
子会社の役員
12.87% 90日間
保有分売出
(7.74%)
GMCM VCP 1
PTE.LTD.
  11.63% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(35.71%)
山根 大 子会社の役員 5.15% 90日間
保有分売出
(9.68%)
石井 岳之 子会社の役員 4.57% 90日間
保有分売出
(10.91%)
松井 哲史 取締役 4.24% 90日間
保有分売出
(11.76%)
ソフトバンク
株式会社
業務提携 3.82%  
西木 隆 監査役 3.32% 90日間
保有分売出
(25.00%)
松本 深雪 子会社の従業員 2.57%  
FinTechビジネス
イノベーション投資
事業有限責任組合
  2.33%  
西江 肇司   2.08% 90日間
野路 祐太郎 子会社の役員 1.03%  
羽入 敏祐 取締役 1.00% 90日間
上記合計   95.64%  

 

90日のロックアップ期間:2018/06/24まで

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
GMCM VCP 1
PTE.LTD.
  250,000 4.15%
髙橋 知道 代表取締役 100,000 1.66%
大角 暢之 取締役、
子会社の役員
60,000 1.00%
西木 隆 監査役 50,000 0.83%
山根 大 子会社の役員 30,000 0.50%
石井 岳之 子会社の役員 30,000 0.50%
松井 哲史 取締役 30,000 0.50%
合計   550,000 9.14%

 

 

新規発行による手取金の使途

rpa-hd-ipo-shito

新規発行による手取金の概算額 145,475千円

 

人材採用・人件費、業務外注費 145,475千円

※ロボットアウトソーシング事業の拡大に伴う人材採用費、人件費。RPAソフトウェア導入、運用保守サポート業務の外注費
残額 0円

 

 

直近の決算状況と業績の推移

rpa-hd-gyouseki

※2016/02期は決算期変更により5ヶ月間のみ。

2016/02期から連結決算。

  2016/02 2017/02 2017/11
(第3四半期)
売上高
(百万円)
808 2645 2921
経常利益
(百万円)
29 158 338
当期純利益
(百万円)
21 156 226
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
5 36 48

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/02 2017/02 2017/11
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 227.35% 10.43%
経常利益の
前年同期比
- 444.83% 113.92%

 

以下は単独決算。
rpa-hd-gyouseki2

  2012/09 2013/09 2014/09 2015/09 2016/02 2017/02
売上高
(百万円)
513 592 729 657 91 420
経常利益
(百万円)
28 21 12 -22 5 84
当期純利益
(百万円)
16 14 9 △ 30 3 30
1株当たり
配当額(円)
- - - 129632 - -
1株当たり
当期純利益(円)
6384 5625 5769 △ 36008 1 7

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2000/04にデジタルリパブリック株式会社を設立。何度かの商号変更を経て2017/06RPAホールディングスに商号変更。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2012/09 2013/09 2014/09 2015/09 2016/02 2017/02
売上高の
前年同期比
- 15.40% 23.14% -9.88% -86.15% 361.54%
経常利益の
前年同期比
- -25.00% -42.86% -283.33% 122.73% 1580.00%

 

point<管理人コメント>

決算期の変更や単独と連結決算との違いが大きいことなどで推移が分かりづらいですが、 連結全体としては着実に売上を伸ばしているのかなと感じます。

 

単独では2017/02期に売上が鈍化しているようにも見えますが、 2016/01にオープンアソシエイツを会社分割して子会社化したのが影響している可能性はありそうなのでそれほど気にしなくてよいかもしれません。

 

 

・連結子会社の詳細

設立/子会社化 会社名 所在地 事業内容
2013/07 RPAテクノロジーズ株式会社 東京都港区 ロボットアウトソーシング事業
2015/09 株式会社セグメント アドネットワーク事業
2008/12 リーグル株式会社 セールスアウトソーシング事業
2016/01 オープンアソシエイツ株式会社 コンサルティング事業
2017/02 RPAエンジニアリング株式会社 RPAエンジニアリング事業

 

 

RPAホールディングスの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 保存データから必要な情報を収集・加工・集計・報告する業務を代行ができる
    ※「BizRobo!」
  2. 非定型型帳票に関する業務の代行ができる
    ※「Scan Robo」。スキャナ・複合機・FAX・スマホカメラから読み取ったデータ等
  3. 営業活動におけるニーズ調査、アポイント獲得の電話代行ができる
    ※セールスアウトソーシングサービス
  4. 売上の半分を占めるアドネットワーク事業
    ※「PRESCO」。収益安定要因の他、ネットマーケティングの能力を活用できる
  5. 企業が保有する技術の用途仮説・検証、海外市場調査等ができる
    ※コンサルティング事業
  6. RPAの市場占有率81.3%
    ※2016年富士キメラ総研調べ

 

point<管理人コメント>

 

以下は、売上高の事業別内訳になります。
rpa-hd-uriage-uchiwake
主要な事業であるロボットアウトソーシングの売上が大半を占めるのかと思いきや、意外にもネット広告であるアドネットワーク事業の売上割合が一番大きくなっており、半分以上を占めます。
収益の柱が複数存在することは安定経営につながりますし、これまで経営を支えてきた存在なのかもしれません。

 

ネット上でのRPAに関する情報発信もしていますのでアドネットワーク事業で培ったネットマーケティングの能力は活かされているのではないでしょうか。

 

主力商品である「BizRobo!」を構成する技術の一部に米国のKapow Technologies Inc.からライセンス供与を受けているものがあるそうです。重要なことなので知っておくと良いです。

 

ある意味では全て自社開発で頼っているのではなく、他社の技術を有効活用して業務をロボット(ソフトウェア)に置き換えることに注力しているのだろうなということは感じます。

 

 

・RPAテクノロジーズの紹介動画

 

 

RPAホールディングスの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. ロボットアウトソーシングサービスの導入企業拡大
  2. RPAプラットフォームの構築
    ※DigitalLabor、RPA技術、人工知能技術を売買できるプラットフォーム
  3. パートナー企業と連携した新規事業展開
    ※2017/4ビジネスブレインと業務提携し経理財務業務・人事総務業務等
    ※2017/7ソフトバンクと業務提携しRPA普及の導入トレーニングや検定試験など
  4. 海外市場への進出
    ※中国での労働人口減少によるニーズ拡大
  5. M&A及び資本業務提携による事業拡大
  6. 2025年には1億人の知的労働者(または1/3の仕事)がRPAに置換されると試算
    ※出典:Mckinsey Global Institute
  7. 国内のRPA導入済み企業は14.1%で伸び代は大きい

 

※DigitalLabor(デジタルレイバー、仮想知的労働者)とは、人間の補完として業務を遂行できる新しい労働力としての概念。

 

point<管理人コメント>

 

以下は現在、期中の売上高に対する各事業の内訳になります。
rpa-hd-uriage-uchiwake2
これからの主力と考えるロボットアウトソーシングがまさに伸びてきているのが確認できますのでこれから期待できそうです。

 

自社でのRPA商品の開発はもちろんですが、業界をリードする情報発信やプラットフォームを構築していく構想などRPAビジネスの主役になろうとするその戦略は大きく期待がかかるところです。

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

RPAビジネスの市場は人工知能の進化などにより、まだ始まったばかりの新しい市場です。少子高齢化や人手不足の解消など社会的背景もあってにこれからは大きく期待される分野だと思います。

 

ロックアップはしっかりしており、ベンチャーキャピタルよる売り出しは心配ありません。
ベンチャーキャピタルによる保有と一部売り出しがありますが、全体の割合から言えばとても小さいので気にする必要はなさそうです。

 

ただしロックアップ解除の条件で公募価格の1.5倍となった場合に売却できる条件になっていますので、上場後に売却してくることで上値が抑制される可能性はあるかもしれません。

 

マザーズ市場で公開株数は少ない方だと思いますので初値の上昇要因にもなりそうです。

 

過去にマザーズ市場で同程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2017年でRPAホールディングスと同程度以上の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3559 ピーバンドットコム 03/09 860,000 1650 3530 113.94%
9325 ファイズ 03/15 632,500 1250 4010 220.80%
3479 ティーケーピー 03/27 585,500 6060 10560 74.26%
3984 ユーザーローカル 03/30 465,700 2940 12500 325.17%
6548 旅工房 04/18 644,000 1370 3750 173.72%
3565 アセンテック 04/25 451,000 2000 5950 197.50%
6552 GameWith 06/30 843,400 1920 4490 133.85%
6551 ツナグ・ソリューションズ 06/30 517,500 2130 4515 111.97%
6696 トランザス 08/09 840,000 1300 3510 170.00%
3990 UUUM 08/30 594,300 2050 6700 226.83%
6554 エスユーエス 09/13 407,100 2300 4970 116.09%
9262 シルバーライフ 10/25 747,500 2500 4630 85.20%
3484 テンポイノベーション 10/25 430,500 3100 6000 93.55%
3995 SKIYAKI 10/25 497,400 3400 8400 147.06%
6558 クックビズ 11/28 486,200 2250 5280 134.67%
3486 グローバルリンクマネジメント 12/13 423,200 2620 6130 133.97%
6560 エル・ティー・エス 12/14 747,500 680 2810 313.24%

 

これくらいの公開株数だとそれだけで初値は大きく上昇する傾向にあることは分かると思います。

 

エル・ティー・エスなんかは、業務ロボットやAIなど最新テクノロジーを導入して業務を効率化するコンサルティングをおこなっている会社で働き方改革としても注目されました。事業の中身は少し違いますが、目的は同じで似ている事業領域かなと感じますのでかなり期待してしまいます。公募売り出し価格がかなり低いので単純比較はできませんが。

 

それから人工知能関連の銘柄はそれだけで人気なので初値も上昇する傾向があります。

 

・2017年で人工知能関連の銘柄

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3996 サインポスト 11/21 356,500 2200 8530 287.73%
3993 PKSHA
Technology
09/22 2,385,100 2400 5480 128.33%

上記の銘柄は初値が大きく上昇しましたが、上場後もさらに上昇して初値の+100%以上もの株価になっています。パークシャテクノロジーなんかは公開株数が多い方になりますが全く関係なく上昇しているのは凄いです。

 

人気のITの関連で人工知能、働き方改革にも注目が集まる可能性があり初値の大きな上昇に期待したいところです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

(※2018/03/09更新)

  証券会社名
主幹事 SBI証券
引受 大和証券
引受 SMBC日興証券
引受 エース証券
引受 マネックス証券
引受 岡三証券
引受 極東証券
引受 藍澤證券
引受 東洋証券
引受 岩井コスモ証券
ライブスター証券

 

主幹事が個人向け配分の多いネット証券であるSBI証券です。ハズレてもIPOポイントがもらますので必ず申し込みしておきたいところです。

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

前受金不要で資金余力がなくても抽選に参加できちゃうライブスター証券で応募できることが確認できましたので見逃さないように!

 

 

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point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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