テクノスデータサイエンス・Eng.【7046】のIPO抽選申込どうする?
作成:2018/11/15 更新:2018/12/18
目次
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング IPOの紹介
コード | 7046 |
---|---|
会社名 |
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(株) |
市場 | マザーズ |
事業内容 |
AI、ビッグデータを活用した |
公募売出 価格 |
3200円 ※仮条件の上限 |
上場日 |
2018/12/18 |
初値 12/18 |
6350円 +98.44% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2018/12/03(月)~12/07(金)まで
IPOの申し込み期間は約5日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
616,000株
(内訳)
公募:190,000
引受人の買い取り引受による売り出し:346,000
オーバーアロットメントによる売り出し:80,000
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2018/12/18更新)
想定発行価格 2900円
仮条件の価格(11/29) 2900~3200円
テクノスデータサイエンス・エンジニアリングの強み
※独自の見解などを含みます。
- データ経営に必要なソリューションを総合的に提供
※コンサルティング、データ解析支援、人材育成、組織組成支援、システム構築 - 多彩な人材によるデータ活用
※素粒子・宇宙物理・航空工学、データサイエンティスト、様々な業界・業務に関する知識 - これまで蓄積してきた200を超える解析技術のライブラリー
※経験の浅い技術社員も活かせる - 協業ネットワーク
※企業、研究機関、大学等の経験値・専門知識も積極的に活かす - 6つの業界領域に注力した事業展開
※「デジタルマーケティング」、「金融」、「社会インフラ」、「製造・工場」、「健康医療」、「自動車」 - 使用料、運用保守料を受領するストックビジネスあり
※独自AI[scorobo」シリーズ、他社AI製品、AIモジュール提供など
<管理人コメント>
売上の内訳を詳しく知りたかったのですが、公表されているデータがセグメント1つのみでよくわかりませんでした。
直近の決算状況と業績の推移
2014/03 | 2015/03 | 2016/03 | 2017/03 | 2018/03 | 2018/09 (第2四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
売上高 (百万円) |
1 | 313 | 508 | 818 | 1019 | 645 |
経常利益 (百万円) |
△ 21 | 24 | 46 | 111 | 103 | 102 |
当期純利益 (百万円) |
△ 14 | 15 | 31 | 79 | 75 | 64 |
1株当たり 配当額(円) |
- | - | 2500 | 2500 | 5 | - |
1株当たり 当期純利益(円) |
△ 13849 | 14986 | 16955 | 53 | 45 | 35 |
※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2013/10テクノスデータサイエンスマーケティング㈱設立。2016/04テクノスデータサイエンス・エンジニアリングに社名変更。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2014/03 | 2015/03 | 2016/03 | 2017/03 | 2018/03 | 2018/09 (第2四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
売上高の 前年同期比 |
- | 31200.00% | 62.30% | 61.02% | 24.57% | -36.70% |
経常利益の 前年同期比 |
- | -214.29% | 91.67% | 141.30% | -7.21% | -0.97% |
<管理人コメント>
売上は右肩上がりで拡大しています。
経常利益は売上高に伴い拡大傾向にありますが、直近では横ばい傾向でしょうか。
新規発行と増資による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 496,580千円
研究開発費 207,000千円
※自社製品「scorobo」シリーズ
技術社員の教育・研修等、技術者獲得費用 289,580千円
残額 0円
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- さらなるライブラリー蓄積によりビジネス拡大
※自社AIやモジュール充実など - 蓄積ライブラリーの自社活用でコスト削減し利益率向上
- 経営課題を本質的に解決するコンサルティングメニューの強化
- 新規事業展開
- 協業先拡大、販売チャネル拡大による営業力強化
- 認知度向上による売上拡大
※国内イベント、セミナー参加。WEB広告、専門メディアと連携。上場効果。 - AI・ビッグデータ市場は今後大きく成長することが予想されている
※IDCJapanの市場予測2018/08公開より
AI市場予測: 2021年度に約1.1兆円、2030年度に約2兆円。
ビッグデータ市場予測: 2017年は約2517億円、2022年に約3800億円
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 所有割合 | ロックアップ |
---|---|---|---|
㈱テクノスジャパン | ※A | 43.33% | 180日間 保有分売出 (42.93%) |
城谷 直彦 | 代表取締役 | 8.60% | 180日間 |
㈱エヌ・ティ・ティ・データ | 資本業務提携 | 8.60% | |
あいおいニッセイ同和損害保険㈱ | 資本業務提携 | 8.60% | |
城谷 紀子 | 代表取締役の配偶者 | 4.30% | 180日間 |
奥出 聡 | 執行役員 | 4.30% | 180日間 |
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング従業員持株会 | 3.98% | ||
野池 清文 | 3.23% | 180日間 | |
白井 孝秀 | 従業員 | 3.23% | 180日間 |
佐藤 晃 | 1.08% | 180日間 | |
上記合計 | 89.25% |
※A 東証一部上場企業。2017/09/27付で第三者割当実施により親会社ではなくなっています。
180日のロックアップ期間:2019/06/15
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 株数 | 割合 |
---|---|---|---|
㈱テクノスジャパン | 346000 | 18.60% | |
合計 | 346000 | 18.60% |
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
今注目のAI,ビッグデータを活用したビジネスで独自製品の販売に加え、顧客企業のコンサルティング支援などをおこなっています。
AIはいかに多くの分野でデータを蓄積していくかが重要ですので、支援や協業などを通して積極的にAIの精度を高めていこうという姿勢をとても感じます。売上、利益ともにしっかり拡大しており、今後の成長に期待できそうな会社です。
ロックアップは、上位株主のロックアップが合意されていないのは気になります。
ただし業務提携相手と従業員持株会であり、第三者割当等に関しては継続所有等の確約ありとなっていますので、それほど気にする必要はないかも?
ベンチャーキャピタルによる売出しは無しで心配はありません。
マザーズ市場としては公開株数は多くはないです。
過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4380 | Mマート | 02/23 | 675,500 | 1240 | 5380 | 333.87% |
6572 | RPAホールディングス | 03/27 | 600,000 | 3570 | 14280 | 300.00% |
4388 | エーアイ | 06/27 | 652,000 | 1000 | 3500 | 250.00% |
7033 | マネジメントソリューションズ | 07/23 | 517,500 | 2100 | 4500 | 114.29% |
3491 | GA technologies | 07/25 | 600,000 | 2510 | 5780 | 130.28% |
7034 | プロレド・パートナーズ |
07/27 | 713,000 | 4250 | 7170 | 68.71% |
4396 | システムサポート |
08/02 | 747,500 | 1750 | 4000 | 128.53% |
4397 | チームスピリット |
08/22 | 552,000 | 1200 | 2417 | 101.42% |
7038 | フロンティア・マネジメント |
09/28 | 598,000 | 2260 | 5000 | 121.24% |
4422 | VALUENEX |
10/30 | 511700 | 1840 | 4300 | 133.70% |
このくらいの公開株数であれば大きな初値上昇が見込めるのが確認できます。
次にAI関連のIPO銘柄を確認してみます。※以下全てマザーズ銘柄です。
・2018年 AI銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4382 | HEROZ | 04/20 | 198,000 | 4500 | 49000 | 988.89% |
4388 | エーアイ | 06/27 | 652,000 | 1000 | 3500 | 250.00% |
・2017年 AI銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3993 | PKSHA Technology |
09/22 | 2,385,100 | 2400 | 5480 | 128.33% |
3996 | サインポスト | 11/21 | 356,500 | 2200 | 8530 | 287.73% |
公開株数が少ないのもありますが、AI関連の新規上場時初値は、大きく高騰する傾向にあります。PKSHATechnologyに関しては、公開株数がマザーズ市場としては多めだったのに初値は大きく上昇しています。
上記いずれの会社も売上の拡大に加えしっかり利益を出していますが、テクノスデータサイエンス・エンジニアリングも創業間もない会社ですが同様に利益をしっかり出しています。AI関連は価値の高さからストックビジネスとしての旨味が大きいのかもしれません。
業績はしっかりしており、人気のAI、ビッグデータ関連銘柄で、公開株数も多くないということで初値の大きな上昇を期待したいところです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
(※2018/12/04更新)
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | いちよし証券 |
引受 | 大和証券 |
引受 | みずほ証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | 極東証券 |
引受 | マネックス証券 |
引受 | エース証券 |
裏 | ライブスター証券 |
ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。
※2018/12/04 追記
前受金不要で資金余力がなくても抽選に参加できちゃうライブスター証券で応募できることが確認できましたので見逃さないように!
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