リグア【7090】のIPO抽選申込どうする?
作成:2020/02/11 更新:2020/09/17
目次
リグア IPOの紹介
(※2020/09/17更新)
コード | 7090 |
---|---|
会社名 |
(株)リグア |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
接骨院などの |
上場日 |
2020/03/13 |
公募売出 価格 |
1950円 ※仮条件の上限 |
初値 03/13 |
1910円 -2.05% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
リグア の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2020/02/27(木)~03/04(水)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
345,000株
(内訳)
公募: 275,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 25000
オーバーアロットメントによる売り出し: 45000
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2020/09/17更新)
想定発行価格 1850円
仮条件の価格(02/26) 1,850~1,950円
リグアの強み
※独自の見解などを含みます。
- 接骨院などのヘルスケア産業に特化
※健康増進と予防分野、医療費抑制のための国策 - コンサルティングノウハウを活かした営業
※収支計画の作成や財務分析等 - 接骨院の多様なニーズに対応できる商品ラインナップ
※ソフトウェア、機材・消耗品、教育研修コンサルティング、請求代行
※ツールは15年以上かけて独自のオリジナリティが高いもの
※相手先の規模関係なく対応 - 接骨院経営者の老後対策となる金融サービス事業がある
<管理人コメント>
以下は、2019/03期の売上に対する各事業の内訳です。
約7割弱が接骨院ソリューション事業となっておりますが、保険など金融商品を販売する金融サービス事業もそこそこの売上となっており存在感がありますね。
以下は事業系統図になります。
接骨院に対して経営から業務サポートまであらゆるサービスを提供しているようです。
金融サービス事業ですが、生命保険、損害保険と投資信託などを販売しているようです。
EMSなどの治療機器も販売しているようです。
直近の決算状況と業績の推移
クリック>>業績データを開く/閉じる
以下、連結決算。
2018/03 2019/03 2019/12
(第3四半期)売上高
(百万円)1471 1810 1528 経常利益
(百万円)162 65 126 当期純利益
(百万円)74 36 84 1株当たり
配当額(円)- - - 1株当たり
当期純利益(円)73 35 83 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2018/03 2019/03 2019/12
(第3四半期)売上高の
前年同期比- 23.05% -15.58% 経常利益の
前年同期比- -59.88% 93.85%
以下、単体決算
2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 売上高
(百万円)375 600 934 1170 1209 経常利益
(百万円)△ 70 △ 57 54 152 41 当期純利益
(百万円)△ 71 △ 58 36 64 17 1株当たり
配当額(円)- - - - - 1株当たり
当期純利益(円)△ 28038 △ 20826 10690 63 16 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 売上高の
前年同期比- 60.00% 55.67% 25.27% 3.33% 経常利益の
前年同期比- 18.57% 194.74% 181.48% -73.03%
<管理人コメント>
売上は拡大傾向になっています。
経常利益は過去の赤字から黒字転換していますが、直近では減少を伴いつつ横ばい傾向でしょうか。
・連結子会社の詳細
子会社化 | 会社名 | 所在地 | 事業内容 |
2014/10 | 株式会社FPデザイン | 大阪市 | 金融サービス事業 |
2018/05 | 株式会社ヘルスケア・フィット | 浜松市 | 接骨院ソリューション事業 |
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 459,050千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 76,321千円
ソフトウェア開発費 413,565千円
※Ligo POS&CRM、レセONE等の機能追加、強化
東京事務所移転に伴う 5,000千円
広告費用 67,000千円
※接骨院業界における取引シェア拡大
採用費用 48,000千円
残高 1,806千円
※残額は借入金の返済
リグア の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 取引実績のない接骨院の新規開拓
- 組織的な営業体制の構築
※特定の役職員に販売を依存しない - 新たな商品・サービスの開発
※IT化による生産性向上
※医療費に過度に依存しない経営体制構築
※接骨院利用者向け予防メニューの開発 - 安定収益基盤の強化
※教育研修コンサルティング強化
※ソフトウェアの月額利用料等サブスクリプション型収益
※消耗品販売等 - 新たなマーケットへの事業展開
※鍼灸院、個人医院等 - M&Aによる新規事業、サービス拡大
<管理人コメント>
以下は、2019/12時点の売上に対する各サービスの内訳です。
接骨院ソリューション事業の割合が増加し、金融サービス事業は減少しています。
売上金額で確認すると接骨院ソリューション事業は昨年を上回るペースとなっている一方で、金融サービス事業の進捗は昨年を下回っています。
保険や投資信託はすでに個人で加入していれば不要なものだと思うので、そういう点で伸びなかったりするのかな?理由説明が無いのでたまたまなのかよくわかりません。2019/03期は、前期比45.1%となっていますので大きく増加した反動もあるのかな?
以下は、取引実績のある接骨院数の推移です。
1年間の増加数としては、2019/12時点ですでに昨期を大きく上回っています。
以下は、接骨院の数などです。
青色の棒グラフが接骨院数を示しますが、約5万?ほどが存在するようです。取引実績があるのが2234となっていますので、まだ全体の4.47%?と考えるとまだまだ成長余地があると考えることはできると思います。
競合他社の存在が不明なのでどこまで成長余力があると見るかは注意が必要ですが、年々増加している状況だけを見ても成長性のある市場ではあるのかなというのは感じられます。
一応、会社の説明では、各分野に競合他社は存在していますとあります。
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 川瀨 紀彦 代表取締役社長 46.96% 180日間
保有分売出
(0.00%)K&Pパートナーズ1号
投資事業有限責任組合7.73% 90日間、1.5倍以上 藤原 俊也 取締役 6.64% 180日間 以下続きを開く/閉じる 石本 導彦 取締役 6.13% 180日間 藤本 幸弘 5.47% 90日間、1.5倍以上 K&Pパートナーズ2号
投資事業有限責任組合3.47% 90日間、1.5倍以上 城守 和幸 従業員 3.39% 180日間 みずほ成長支援投資事業
有限責任組合3.33% 90日間、1.5倍以上 日本アジア投資株式会社 3.33% 90日間、1.5倍以上 粂野 聡史 監査役 1.87% 180日間 JAIC企業育成投資事業
有限責任組合1.33% 90日間、1.5倍以上 梅木 智史 取締役 1.33% ※Y 霜出 翼 従業員 0.85% 180日間 文元 達也 従業員 0.85% 180日間 大浦 徹也 取締役 0.85% 180日間 株式会社ペイフォワード 0.67% 90日間、1.5倍以上 畠山 兼一郎 0.67% 180日間 ネオス株式会社 0.67% 180日間 上記合計 95.54%
※上記以下は省略しています。
90日のロックアップ期間:2020/06/10
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
180日のロックアップ期間:2020/09/08
※合意ではなく約束と明記
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関し、新株予約権の割当を受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
※Y 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 川瀨 紀彦 代表取締役社長 25000 2.22% 合計 25000 2.22%
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
接骨院に特化しているのはユニークだなと思いましたが、国策の医療費抑制を意識した展開であり、接骨院の増加数を見ても現在のトレンドにあるビジネスなのだなということはわかりました。
接骨院の経営、サービス支援だけでなく、保険や投資信託など、かなり入り込んだビジネスを展開していて凄いなと思いました。
院側との信頼関係がないとできないと思うので、ノウハウやサービスはしっかりしたものだろうということで引き続きシェア拡大で成長していくことに期待したい会社です。
基本的にロックアップは、しっかりしており問題なし。
ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。
マザーズ市場としては公開株数は少ない方なので初値上昇要因になるかな?
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
7049 | 識学 | 02/22 | 379,500 | 1,800 | 4,550 | 152.78% |
4434 | サーバーワークス | 03/13 | 370,400 | 4,780 | 18,000 | 276.57% |
4437 | gooddaysホールディングス | 03/25 | 306,200 | 2,280 | 5,200 | 128.07% |
4439 | 東名 | 04/03 | 402,500 | 3,290 | 4,205 | 27.81% |
7064 | ハウテレビジョン | 04/24 | 363,400 | 1,210 | 3,745 | 209.50% |
7066 | ピアズ | 06/20 | 444,400 | 3,620 | 5,500 | 51.93% |
4445 | リビン・テクノロジーズ | 06/28 | 382,300 | 3,900 | 9,000 | 130.77% |
4450 | パワーソリューションズ | 10/01 | 328,500 | 2000 | 5110 | 155.50% |
4482 | ウィルズ | 12/17 | 368,000 | 960 | 4535 | 372.40% |
7080 | スポーツフィールド | 12/26 | 347,000 | 2730 | 8500 | 211.36% |
事業内容によっては、あまり初値上昇しなかったものもありますが、+100%以上の初値上昇がとても多く、このくらいの公開株数であればかなり初値上昇要因に寄与する場合があることが確認できると思います。
業績は堅調に拡大しており、コンサル、物販、金融など多様なビジネスをおこなっていますが、ソフトウェア開発費だけでいえばIT関連ですしユニークな事業として人気はそれなりにあるのでは?とりあえず公開株数は少ない方なので初値上昇には期待したいです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | SMBC日興証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | エース証券 |
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。
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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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