サーバーワークス【4434】のIPO抽選申込どうする?
作成:2019/02/08 更新:2019/03/15
目次
サーバーワークス IPOの紹介
(※2019/03/15更新)
コード | 4434 |
---|---|
会社名 |
(株)サーバーワークス |
市場 | マザーズ |
事業内容 |
主にAmazonクラウドサービス(AWS)の |
公募売出 価格 |
4780円 ※仮条件の上限 |
上場日 |
2019/03/13 |
初値 03/14 |
18000円 +276.57% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
サーバーワークス の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2019/02/26(火)~03/04(月)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
370,400株
(内訳)
公募: 200,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 12,100
オーバーアロットメントによる売り出し: 48,300
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2019/03/15更新)
想定発行価格 4320円
仮条件の価格(02/22) 4320~4780円
サーバーワークスの強み
※独自の見解などを含みます。
- 他社に先駆けてサービス提供を開始した実績、ノウハウ
※AWSプレミアパートナー4年連続認定
※各種認定技術者資格を保有する数多くのエンジニア在籍 - クラウド導入のすべてのフェーズで一貫したサービス提供
※コンサル、設計・構築、運用支援 - 独自の付加価値を付与したAWSリセールを提供
※課金代行サービス、損害保険 - 他社と差別化した機能
※AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」など - 24時間365日体制で監視・運用・保守サービス提供
- 継続的に長期的な収益が見込めるストックビジネス
※AWSリセール、AWS運用自動化サービス、ソフトウェアライセンス販売、保守サービス
<管理人コメント>
2018/02期の売上高に対する各事業の内訳です。
直近の決算状況と業績の推移
2013/09 | 2014/02 | 2015/02 | 2016/02 | 2017/02 | 2018/02 | 2018/11 (第3四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
売上高 (百万円) |
502 | 309 | 944 | 1536 | 2295 | 3066 | 3018 |
経常利益 (百万円) |
17 | 21 | 6 | 4 | 51 | 39 | 212 |
当期純利益 (百万円) |
11 | 10 | 3 | 2 | 204 | 179 | 310 |
1株当たり 配当額(円) |
- | - | - | - | - | - | - |
1株当たり 当期純利益(円) |
5505 | 3297 | 911 | 7 | 150 | 132 | 219 |
※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。 ※2000/02有限会社ウェブ専科設立。2002/04㈱サーバーワークスへ社名変更
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2013/09 | 2014/02 | 2015/02 | 2016/02 | 2017/02 | 2018/02 | 2018/11 (第3四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
売上高の 前年同期比 |
- | -38.45% | 205.50% | 62.71% | 49.41% | 33.59% | -1.57% |
経常利益の 前年同期比 |
- | 23.53% | -71.43% | -33.33% | 1175.00% | -23.53% | 443.59% |
<管理人コメント>
近年の売上は右肩上がりで拡大しているのが確認できます。
経常利益はとても少ない状況が続いていましたが直近では伸びも確認できます。
新規発行と増資による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 857,000千円
採用費、労務費、人件費の一部 468,480千円
※事業拡大を目的とした人員増加
業務委託費の一部 88,520千円
※クラウドインテグレーション、MSP
短期借入金の返済 300,000千円
※サービス基盤拡充等のために金融機関から借り入れたもの
残額 0円
サーバーワークス の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 機能強化・追加による差別化強化で利用者拡大
※次世代MSP - 将来的に成長が見込める事業分野へのサービス提供
※ビッグデータ、Iot、AI、HPC - サービスの拡充
※サーバーレス開発、仮想デスクトップ、ボイスアプリケーション、AIコールセンターなど開始 - パートナー企業との協業による受注拡大
※NTTデータ、NTTコミュニケーションズと資本業務提携を開始 - 新規事業展開
※現在は予定はなし。 - 海外展開
※APAC、北米市場など。現在は予定はなし。
<管理人コメント>
以下、2018/11時点の売上高に対する各事業の内訳です。
クラウドインテグレーションの割合が増加しているのが確認できます。
第3四半期時点ですが、金額で昨期と進捗率で見てみると、
その他を除き昨年と比べて進捗率は良さそうです。クラウドインテグレーションに関しては、第三四半期時点で昨年末時点の売上をすでに上回るものとなっており、伸びているのが確認できます。
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 所有割合 | ロックアップ |
---|---|---|---|
大石 良 | 代表取締役社長 | 48.29% | 90日間、1.5倍除く |
株式会社テラスカイ | 28.35% | 90日間、1.5倍除く 保有分売出 (26.54%) |
|
エヌ・ティ・ティ・ コミュニケーションズ 株式会社 |
4.01% | 90日間、1.5倍除く | |
株式会社 エヌ・ティ・ティ・データ |
4.01% | 90日間、1.5倍除く | |
羽柴 孝 | 取締役、関連会社の取締役 | 3.40% | 90日間、1.5倍除く |
大塩 啓行 | 取締役、関連会社の取締役 | 2.90% | 90日間、1.5倍除く |
大野 麻理 | ※A、従業員 | 0.86% | 90日間、1.5倍除く |
鳥や尾 務 | 監査役 | 0.74% | 90日間、1.5倍除く |
上記合計 | 92.56% |
※A 代表取締役社長の二親等以内の親族
90日のロックアップ期間:2019/06/10
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 株数 | 割合 |
---|---|---|---|
株式会社テラスカイ | 122100 | 7.52% | |
合計 | 122100 | 7.52% |
<管理人コメント>
テラスカイといえば、お笑い芸人の厚切りジェイソンさんが在籍している会社で、サーバーワークスと同じくクラウドの導入支援をおこなっています。ある意味、競合関係にあると思いますが、テラスカイでは主にSalesforceのサービスを提供しているようですので一応、棲み分けはされているということでよいのかな?
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
今ではクラウドシステムの利用は当たり前のようになってきており、最近上場した新興企業のなかでもAWSを利用する企業は多く見られますので今後の成長にも期待したい会社です。
ロックアップはしっかりしており、
ベンチャーキャピタルによる売り出しは心配ありません。
マザーズ市場としては公開株数は少ない方です。
過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4390 | アイピーエス | 06/27 | 368,000 | 3900 | 6670 | 71.03% |
4389 | プロパティデータバンク | 06/27 | 434,700 | 1780 | 4100 | 130.34% |
4394 | エクスモーション | 07/26 | 418,600 | 3340 | 5000 | 49.70% |
3496 | アズーム |
09/20 | 316,200 | 3000 | 6400 | 113.33% |
7039 | ブリッジインターナショナル |
10/03 | 351,600 | 2310 | 4920 | 112.99% |
4424 | Amazia | 12/20 | 339,800 | 1,320 | 1,756 | 33.03% |
7037 | テノ.ホールディングス | 12/21 | 402,500 | 1,920 | 2,400 | 25.00% |
このくらいの公開株数であれば大きな初値上昇も期待できるものであることが確認できます。
ただし昨年末にかけてのIPOで初値が思った以上に伸びなかったものもありますので地合いの状況による影響は注意が必要です。
業績はしっかり伸びており、クラウド関連で人気の事業分野だと思います。公開株数も少ない方なので初値の大きな上昇にも期待したいところです。
やはり気になるのは相場全体の地合いです。昨年末にかけて相場全体の地合いが悪化し、今はそれなりに戻してきてはいますが、復活したといえる状況ではないです。
まだ今年は、上場したIPO案件がまだありませんのでどうなるかわかりませんが、期待のし過ぎは禁物です。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | 大和証券 |
引受 | 野村證券 |
引受 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | 東海東京証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | いちよし証券 |
引受 | マネックス証券 |
ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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