サイバーセキュリティクラウド【4493】のIPO抽選申込どうする?
作成:2020/03/04 更新:2020/09/17
目次
サイバーセキュリティクラウド IPOの紹介
(※2020/09/17更新)
コード | 4493 |
---|---|
会社名 |
(株)サイバーセキュリティクラウド |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
Webアプリケーションの |
上場日 |
2020/03/26 |
公募売出 価格 |
4500円 ※仮条件の上限 |
初値 03/26 |
9210円 +104.67% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
サイバーセキュリティクラウド の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2020/03/10(火)~03/16(月)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
70,000株
(内訳)
公募: 70,000
引受人の買い取り引受による売り出し: なし
オーバーアロットメントによる売り出し: なし
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2020/09/17更新)
想定発行価格 4010円
仮条件の価格(03/06) 4,240~4,500円
サイバーセキュリティクラウドの強み
※独自の見解などを含みます。
<攻撃遮断くん>
- 導入の手軽さ
※クラウド型、月額課金
※エージェントインストールもしくはDNS切り替えの2タイプ - 自社開発・自社運用
※設計から開発、運用・サポートまで一貫して提供。純国産。 - サイバー攻撃のデータ運用ノウハウ
- 累計導入者数・導入サイト数国内No1
※2019/06時点 日本国内のクラウド型WAF市場における調査。
※大企業へのサービス提供実績あり
※2013年より販売開始 - 24時間365日日本人スタッフによる手厚いサポート
- サイバー保険付帯
※損害保険ジャパン日本興亜株式会社協力。補償は最大1000万円。 - 継続課金による安定収益
※ストック収益94.9%、低い解約率1.1%
<管理人コメント>
以下は、2018/12期の売上高に対する各サービス別の内訳です。
売上はほとんどが「攻撃遮断くん」サービスによるものです。
攻撃遮断くんは環境に応じて2タイプあるそうです。
価格は「初期費用」+「月額費用」だそうですが、詳細は不明でした。
直近の決算状況と業績の推移
※2010/08株式会社アミティエ設立。2014/10商号をサイバーセキュリティクラウドに変更。
クリック>>業績データを開く/閉じる
2014/06 2015/06 2016/06 2016/12 2017/12 2018/12 2019/09
(第3四半期)売上高
(百万円)22 29 69 67 247 489 579 経常利益
(百万円)△ 10 △ 27 △ 87 △ 40 △ 47 △ 28 122 当期純利益
(百万円)△ 10 △ 27 △ 87 △ 40 △ 52 △ 28 103 1株当たり
配当額(円)- - - - - - - 1株当たり
当期純利益(円)△ 11004 △ 16385 △ 45385 △ 19342 △ 25 △ 12 46 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2014/06 2015/06 2016/06 2016/12 2017/12 2018/12 2019/09
(第3四半期)売上高の
前年同期比- 31.82% 137.93% -2.90% 268.66% 97.98% 18.40% 経常利益の
前年同期比- -170.00% -222.22% 54.02% -17.50% 40.43% 535.71%
<管理人コメント>
売上は拡大傾向で直帰では伸びがとても大きくなっています。
経常利益は赤字の状況が続いていましたが2019/09時点では大きく黒字転換しているのが確認できます。
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 253,244千円
人件費・採用費 253,244千円
※開発体制強化、販売体制の拡充
※セキュリティサービスの品質維持・向上、新機能開発
残高 0円
サイバーセキュリティクラウド の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 新機能、製品の開発
※クラウドメリットのデータ収集でAIを活用した分析で顧客課題発見 - サービスの認知度向上、新規ユーザー獲得
※ネットマーケティング、広告活動、大手企業と提携、セミナー - 新規サービス開発による事業拡大
- 海外展開
※サイバーセキュリティ技術は言語や文化の壁を超えた展開が可能
※2018/09米国子会社設立
<管理人コメント>
以下は、2019/09時点の売上高に対する各サービス別の内訳です。
wafCharmの売上割合が拡大しています。
ちなみに売上金額でみると、攻撃遮断くん、wafCharmともに昨年を上回るペースの進捗となっていますが、wafCharmは昨期末の4倍となっており今後の拡大に期待できそうな状況かなと思えます。
wafCharmは、アマゾンのクラウドサービスであるAWSのWAF(Webアプリケーションのセキュリティ対策)のルールをビッグデータとAIで自動運用するものです。
これまで攻撃遮断くんのクラウドサービスで蓄積してきたビッグデータをAIで解析するというものですが、実績と強みを活かした事業展開をされていますね。
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ Vector Group International Limited 16.48% 90日間 株式会社オークファン 14.33% 90日間 GMCM Venture
Capital Partners I Inc13.21% 90日間、1.5倍除く 以下続きを開く/閉じる 西江 肇司 9.38% 90日間 武永 修一 6.37% 90日間 大野 暉 代表取締役 5.21% 180日間 海老根 智仁 4.17% 90日間 B Dash Fund 3号
投資事業有限責任組合3.74% 90日間、1.5倍除く 株式会社AMBITION 2.88% 90日間 S173株式会社 2.54% 90日間 NTTインベストメント・
パート ナーズファンド3号
投資事業有限責任組合2.15% 90日間 株式会社マイナビ 1.68% 90日間 ミナトホールディングス
株式会社1.63% 90日間 山野 幹夫 1.46% 90日間 100キャピタル1号
投資事業有限責任組合1.29% 90日間、1.5倍除く SBIベンチャー企業
成長支援3号投資事業
有限責任組合1.03% 90日間、1.5倍除く グリー株式会社 1.03% 90日間、1.5倍除く 村川 智博 0.86% 90日間 SBIベンチャー企業
成長支援4号投資事業
有限責任組合0.77% 90日間、1.5倍除く 戸村 史宏 0.73% 90日間 株式会社エアトリ 0.73% 90日間 吉村ホールディングス
株式会社0.73% 90日間 渡辺 洋司 取締役 0.72% 90日間、1.5倍除く 枇杷阪 公美 従業員 0.65% ※Y 大村 健 0.65% 90日間 SBI アドバンスト・
テクノロジー1号
投資事業有限責任組合0.60% 90日間、1.5倍除く SBIベンチャー企業
成長支援2号投資事業
有限責任組合0.56% 90日間、1.5倍除く 上記合計 95.58%
※上記以下は省略しています。
180日のロックアップ期間:2020/09/21
90日のロックアップ期間:2020/06/23
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
※Y 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
なし
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
私は詳しくありませんが、「攻撃遮断くん」は、国内の導入実績がNo1ということなので、その便利さや技術力などは評価されているのでしょう。
サイバーセキュリティに特化した会社でグローバル展開もしやすいらしいので今後の成長拡大に期待したい会社だなと思いました。
ロックアップはしっかりしており問題ありません。
マザーズ市場としては公開株数は物凄く少ない ので初値上昇要因として期待できるのではないでしょうか。
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
これほど少ない事例はここ数年では存在しませんでしたのでもう少しだけ公開株数が多いものをピックアップしています。それでもかなり少ない方ですが。
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6573 | アジャイルメディア ・ネットワーク |
03/28 | 142,600 | 3,000 | 15,470 | 415.67% |
6577 | ベストワンドットコム | 04/25 | 125,300 | 4330 | 14830 | 242.49% |
・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3991 | ウォンテッドリー | 09/14 | 149,500 | 1000 | 5010 | 401.00% |
・2016年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3936 | グローバルウェイ | 04/19 | 149,500 | 2960 | 14000 | 372.97% |
3937 | AWSホールディングス | 06/21 | 126,500 | 2490 | 8350 | 235.34% |
このくらいの公開株数だと初値はとても大きく上昇する傾向にあることがわかります。これでもかなり少ないのですが、サイバーセキュリティクラウドはさらにその半分ですから希少性はとても高いです。
業績は拡大傾向で、IT関連であり、サイバーセキュリティ関連で専門性が高いです。何より公開株数が物凄く少ないので希少性の観点で初値は大きく上昇することに期待したいです。
ただ、あまりに公開株数が少なすぎて当選することは困難だとは思いますけど。(^_^;
それでも応募しなければ当たらないですしね!
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | SBI証券 |
引受 | 大和証券 |
引受 | みずほ証券 |
引受 | SMBC日興証券 |
引受 | あかつき証券 |
引受 | 岩井コスモ証券 |
引受 | エース証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | 香川証券 |
引受 | 楽天証券 |
ネット証券のSBI証券が主幹事なのはチャンスです!
当選することはとても難しいIPO案件ですが、とりあえずポイント狙いはしておきたいところです。
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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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