サイバートラスト【4498】のIPO抽選申込どうする?

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サイバートラスト【4498】のIPO抽選申込どうする?

 

 

cybertrust-ipo

作成:2020/03/20 更新:2021/03/15

サイバートラスト IPOの紹介

(※2021/03/15更新)

コード 4498
会社名

サイバートラスト(株)

市場

マザーズ

事業内容

SSL/TLS証明書などの認証サービス。
エンタープライズ向けLinuxOS
「Asianux Server」(MIRACLE LINUX)、
Iot向けのLinuxOS
「EmLinux」、
の販売、サポートなど。

上場日

2020/04/17<=中止

2021/04/15

初値  

 

point<管理人コメント>

2020/04/03追記
コロナウイルス問題や原油価格の急落による株式市場の動向を勘案して上場中止となりました。

 

2021/03/15追記
1年ぶりに上場再承認されました。以下、順次最新の情報へ更新していきます。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

(※2021/03/15更新)

サイバートラスト の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2021/03/31(水)~04/05(月)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約6日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

(※2021/03/15更新)

632,500株

 

(内訳)

公募: 250,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 300,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 82,500

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

cybertrust-ipo-maza-zu2

cybertrust-ipo-kabusuu

 

point<管理人コメント>

前回の公開株数は402,500株で今回は増加しています。規模感のメーターはマザーズのみ変更。

 

 

想定売出価格と仮条件の価格

(※2021/03/15更新)

想定売出価格 1660円
仮条件の価格 ※2021/03/29に決定予定

 

point<管理人コメント>

前回の想定発行価格は、1150円でしたがそれを上回る価格設定となっています。1年経過していますし、コロナ後に相場が大きく好転しています。再び上場再承認となったIPO案件も上方修正してきていますのでその流れに沿ったものではあると思います。

 

 

サイバートラストの強み

tsuyomi

※独自の見解などを含みます。

<認証セキュリティ事業>

  1. 国内20年以上の運用実績を持つ商用電子認証局
  2. SSL/TLSサービス証明書
    ※審査レベルが最も高いEV証明書
    ※EV証明書は枚数シェアで国内No1
  3. デイバイス証明書管理サービス
    ※テレワークなど外部から社内ネットワークのアクセス許可
    ※市場シェアをほぼ独占している
  4. 各種電子認証サービス
    ※電子商取引の電子署名、eシール、タイムスタンプなど本人確認、電子署名サービス

<OSSサービス>

  1. カーネルレベルの技術に精通したエンジニア
  2. 国内のエンジニアによる長期サポート提供
  3. 国産発となるMicrosoftAzure認証を取得
    ※エンタープライズ向けLinuxOSとして
    ※「Asianux Server 7」

<Iotサービス>

  1. RTOSと比較してLinuxの不利な点を解決
    ※リアルタイム性、起動の高速化、省リソース、デバイスレベルからのセキュリティソリューションなど
  2. 長期のサーポートを実現
    ※CIPなどのコミュニティと共同歩調
    ※EM+PLSは脆弱性パッチの長期提供、脆弱性検知ツール提供
  3. IoT向け認証局
    ※盗聴、改ざん、なりすまし、事後否認を防ぐ、対象を正しく認証・特定できる

<その他>

  1. ソフトバンクグループの各社が親会社
    ※ソフトバンクグループにて3サービスを展開。
    ※2019/03期 ソフトバンクの売上は全体の8%
    ※2019/03期 SBテクノロジーの売上は全体の7%

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2019/03期の売上高に対する各サービスの内訳です。

cybertrust-uriageuchiwake

認証セキュリティサービスが6割以上。次いでOSSサービスの割合が高くなっています。

 

cybertrust-service

 

 

直近の決算状況と業績の推移

(※2021/03/15更新)

cybertrust-gyouseki3

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。

  2018/03 2019/03 2020/03 2020/12
(第3四半期)
売上高
(百万円)
2631 4169 4421 3358
経常利益
(百万円)
371 440 536 327
当期純利益
(百万円)
276 208 351 145
1株当たり
配当額(円)
- - - -
1株当たり
当期純利益(円)
108 57 96 40

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2018/03 2019/03 2020/03 2020/12
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 58.46% 6.04% -24.04%
経常利益の
前年同期比
- 18.60% 21.82% -38.99%

 

以下、単体決算

cybertrust-gyouseki4

  2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2020/03
売上高
(百万円)
890 1137 2630 4167 4419
経常利益
(百万円)
154 198 369 437 529
当期純利益
(百万円)
103 144 269 195 347
1株当たり
配当額(円)
- - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
12872 17973 105 54 95

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2020/03
売上高の
前年同期比
#VALUE! 27.75% 131.31% 58.44% 6.05%
経常利益の
前年同期比
#VALUE! 28.57% 86.36% 18.43% 21.05%

 

point<管理人コメント> 2021/03/15更新

売上は拡大傾向になっています。
経常利益は拡大傾向かなと思われます。

 

季節変動として、期末(3月)にかけて集中する傾向があるとのことです。

 

コロナウィルスによる影響ですが、 テレワーク普及でセキュリティ製品の需要増となる一方で、 顧客によっては受注済み案件も含めた凍結、縮小、時期見直しが発生したそうです。
※Iotサービスのうち組込の受託案件の一部 とりあえず足元では業績への影響は限定的だそうです。

 

・連結子会社の詳細

設立/子会社化 会社名 所在地 事業内容
- Cyber Secure Asia Pte.Ltd. シンガポール コンピューターソフトウエアの販売、その他
- Cybersecure Tech Inc. 米国 ビジネスデベロップメントに関するコンサルティング

 

 

新規発行による手取金の使途

cybertrust-ipo-shito2

 

新規発行による手取金の概算額 375,800千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 125,994千円

 

認証・セキュリティサービス 172百万円
※設備老朽化、冗長化に対応
OSSサービス 105百万円
※既存製品のバージョンアップ、機能追加など
Iotサービス 224百万円
※認証局サービスの認証基盤の開発など
※金額の単位が混在していますが会社説明の通りに合わせています。残高は無いものとして省略。

 

サイバートラスト の成長余力

(※2021/03/15更新)

※独自の見解などを含みます。

<認証セキュリティ事業>

  1. SSL/TLS証明書は従来以上の需要が見込めると予測
    ※Gooleno常時SSL化推進、警告表示強化
    ※通信プロトコルバージョンアップHTTP/2によるSSL化ページ表示速度高速化
    ※証明書ライセンスと証明書管理のコストが上昇
  2. 既存のDV/OV市場にEV証明書を浸透させる施策を講じる
  3. デバイス証明書は従来以上の需要が見込めると予測
    ※クラウドアクセス時の認証ニーズ増加
    ※他要素認証の導入増加
    ※テレワークの普及によるパソコン出荷台数の増加
  4. 各セクターで強みを持つパートナー企業と連携
    ※本人確認・電子署名サービス

<OSSサービス>

  1. 自動車関連など組み込み案件の拡大
  2. デジタルサイネージ製品の事業拡大

<Iotサービス>

  1. 今後Linux採用がデファクトスタンダードとなることを予測
    ※RTOSからの移行
    ※組み込み機器の脆弱性対策の機運が高まる
  2. 車載/FA/MFP/デジタルカメラをターゲットに支援
  3. セキュアIotプラットフォームの事業展開
    ※1stターゲット:産業用途・コンシューマー
    ※2stターゲット:自動車・医療・軍事/航空/宇宙
    ※3stターゲット:通信・コンピューター

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2019/12時点の売上高に対する各サービスの内訳です。

cybertrust-uriageuchiwake2

認証セキュリティサービスの売上割合が拡大しています。

 

売上金額で見てみると、「認証セキュリティサービス」は昨年を上回るペースの進捗率となっています。ただし、「OSSサービス」と「Iotサービス」は、昨年を下回るペースとなっています。一応、全体的には前年を上回るペースです。

 

 

・セキュア IoT プラットフォーム®で実現する新社会基盤の創造

 

 

2021/03/15追記
cybertrust-uriageuchiwake3

 

Iotサービスの割合が拡大しているのが確認できます。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

(※2021/03/15更新)

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
SBテクノロジー株式会社 親会社 64.83% 180日間
保有分売出
(11.40%)
有限会社SPCトラスト   9.85% ※X
日本電気株式会社   5.52% 180日間
以下続きを開く/閉じる
株式会社オービック
ビジネスコンサルタント
  5.52% 180日間
株式会社ラック   5.52% 180日間
株式会社エヌ・ティ・
ティ・データ
  1.58% 180日間
株式会社日立製作所
(常任代理人 資産管理
サービス信託銀行㈱)
  1.58% 180日間
株式会社サンブリッジ
コーポレーション
  1.58% 180日間
セコム株式会社   1.58% 180日間
大日本印刷株式会社   1.58% 180日間
株式会社大塚商会   0.79% 180日間
松谷 光男   0.10%  
合計   100.00%  

 

180日のロックアップ期間:2021/10/11

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

※X 全て新株予約権。上場後半年が経過する日の翌営業日の正午に役職員等に交付

 

 

売り出し株式の詳細

(※2021/03/15更新)

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
SBテクノロジー株式会社 親会社 300000 7.39%
合計   300000 7.39%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

(※2021/03/15更新)

point<管理人コメント>

売上の内訳や進捗状況を見る限り主な事業としては、認証セキュリティサービスとLinuxOS関連のサービスの2つに分けられると思います。
吸収合併により認証サービスとLinuxOSの強みを融合し、Iot事業を戦略的に展開しているのがよくわかりました。

 

Iotにとても力を入れているソフトバンクグループが親会社ですから、その影響力も今後の成長に期待したい部分です。

 

 

一部ロックアップされていない株主がいますが、大部分はロックアップはしっかりしており問題ありません。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しも心配なし。

 

マザーズ市場としては公開株数は少ない方なので初値上昇要因として期待?

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4439 東名 04/03 402,500 3,290 4,205 27.81%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4389 プロパティデータバンク 06/27 434,700 1780 4100 130.34%
4394 エクスモーション 07/26 418,600 3340 5000 49.70%
7037 テノ.ホールディングス 12/21 402,500 1,920 2,400 25.00%

 

・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6554 エスユーエス 09/13 407,100 2300 4970 116.09%
3484 テンポイノベーション 10/25 430,500 3100 6000 93.55%
3486 グローバルリンクマネジメント 12/13 423,200 2620 6130 133.97%

 

このくらいの公開株数だとそれなりの初値上昇にはなっているかなと思います。
初値は大きく上昇しているものもありますが、意外と上昇していないもありますので事業内容と成長性の見極めは重要だと思います。

 

認証サービスを主として業績は急拡大していますが、やはり今後の期待としてはIot関連の事業展開です。ソフトバンクグループが親会社だけに注目度は高いでしょう。公開株数は多くありませんし、想定発行価格も低めな気がしますので初値は大きく上昇することに期待したいとは思います。

 

 

2021/03/15追記

公開株数が増えましたので参考の過去データを追記します。

 

・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7083 AHCグループ(株) 02/25 644,000 2200 3550 61.36%
4496 (株)コマースOneホールディングス 06/26 614,100 1600 6970 335.63%
4056 ニューラルポケット(株) 08/20 630,800 900 5100 466.67%
7360 (株)オンデック 12/29 632,500 1,550 4,500 190.32%

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7062 フレアス 03/28 602,600 1,850 4,045 118.65%
7676 グッドスピード 04/25 632,500 1,400 1,750 25.00%
7079 WDBココ 12/25 657,800 1530 3400 122.22%

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 みずほ証券
引受 大和証券
引受 SBI証券
引受 いちよし証券
引受 楽天証券

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

このページを見た人のアンケート

wan

=>他IPO銘柄の投票状況を見てみる

 

 

このページを見た人の初値予想

hatsune-yosou

結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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