ミクリード【7687】のIPO抽選申込どうする?
作成:2020/02/17 更新:2020/09/17
目次
ミクリード IPOの紹介
(※2020/09/17更新)
コード | 7687 |
---|---|
会社名 |
(株)ミクリード |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
個人経営の居酒屋などに |
上場日 |
2020/03/16 |
公募売出 価格 |
890円 ※仮条件の上限 |
初値 03/16 |
818円 -8.09% |
<管理人コメント>
ミクリードは「3つの厨(くりや)をリードする」という意味。 厨(くりや)とは台所のことで、日本の台所をリードする企業を目指しているそうです。
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
ミクリード の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2020/02/27(木)~03/04(水)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
1,071,800株
(内訳)
公募: 50,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 882,000
オーバーアロットメントによる売り出し: 139,800
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2020/09/17更新)
想定発行価格 890円
仮条件の価格(02/25) 790~890円
ミクリードの強み
※独自の見解などを含みます。
- 肉・魚・野菜・串・揚げ物・デザートなど4千点の商品
※手間時間を削減できる冷凍食品も多くあり
※商品開発担当者が試食を重ねて厳選した食材のみ掲載
※消費期限管理を含めた在庫管理を徹底
※サンプル提供で味を確かめられる - 中小飲食店で使用する量に合わせた販売
※小パック、バラ冷凍、シート入りパック販売、ロスが出にくい - 即日出荷できる体制
※一部地域を除き翌日には店舗に届く - 全て見積もり不要の統一価格で発注可能
- 365日受注・出荷ができる
※深夜2時まで電話注文可能
※FAX・WEBは24時間注文可能
<管理人コメント>
年2回発汗しているカタログにて通信販売しています。
※Webからデジタルカタログで誰でも見られるようになっています。
WEBからも注文可能です。
◆MICSTORE(ミクストア)
https://www.micreed.co.jp/shop/
WEBサイトで掲載されていた個食パック。
※1食分ずつ小分けされたもの
業務用の商品を販売しているのでそれなりの量があるものは当然多い(とはいえ1kgくらい)ですが、こんなにも小分けされたものも販売されています。
冷凍食品ではありますが、一般家庭でも利用したいくらい安いですね!
Webサイトでは6000円以上で送料無料となっています。
直近の決算状況と業績の推移
※1995/10㈱ミスミにてフード事業開始。2006/04㈱ミクリード(旧)設立。2008/06㈱カクヤスが吸収合併後、2012/11㈱ミクリードを設立。2016/01㈱SKYグループホールディングスが株式を継承。
クリック>>業績データを開く/閉じる
2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2019/12
(第3四半期)売上高
(百万円)3298 3682 3928 4038 4061 3181 経常利益
(百万円)176 222 237 107 142 170 当期純利益
(百万円)101 138 141 35 110 111 1株当たり
配当額(円)606500 830200 5932 9 22 - 1株当たり
当期純利益(円)1010848 1383668 14145 17 55 56 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2019/12
(第3四半期)売上高の
前年同期比- 11.64% 6.68% 2.80% 0.57% -21.67% 経常利益の
前年同期比- 26.14% 6.76% -54.85% 32.71% 19.72%
<管理人コメント>
売上は拡大傾向を維持していますが、直近の伸び率は縮小しているように感じます。
ただし2019/12時点の進捗率を考えると鈍化する様子はまだ感じられません。
経常利益は、直近で縮小しているのが確認できますが、全体としては横ばい傾向でしょうか。
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 37,940千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 114,468千円
システム開発 100,000千円
※ECサイトの機能・魅力度を高める
WEB広告費用 31,408千円
採用費・人件費 21,000千円
※IT組織強化の採用費・人件費
残高 0円
ミクリード の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- WEB広告による認知度向上、新規顧客獲得
- WEBサイト強化による集客力向上、売上拡大
※機能・魅力度を高める - 提携先の代理店からの紹介など潜在顧客へリーチ
- 新商品・サービスの開発による売上拡大
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 株式会社SKYグループホールディングス 親会社 47.22% 180日間
保有分売出
(49.00%)国分グループ本社株式会社 仕入先 36.11% 180日間
保有分売出
(49.00%)株式会社トーホー 9.26% 180日間 以下続きを開く/閉じる 片山 礼子 代表取締役社長 3.47% ※Y 石井 文範 取締役 1.85% ※Y 上記合計 97.91%
※上記以下は省略しています。
180日のロックアップ期間:2020/09/11
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関し、新株予約権の割当を受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
※Y 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 株式会社SKYグループホールディングス 親会社 499800 23.14% 国分グループ本社株式会社 382200 17.69% 合計 882000 40.83%
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
個人経営のお店だと大手とは違い食品卸の営業が訪問しれくれず、スーパーに買い出しするものなんですね。自分で買い出しにいかなくても通販で購入が完結するのはとても便利だと思います。
かなり小分けした商品もあり、使い勝手が良さそうです。今では一般家庭でも利用者が多くなった業務用スーパーの通販版みたいな感じですね。
開拓余力がどれだけあるのか個人的にはよくわかりませんでしたが、やはり今後注目したいのはWEBからの集客だと思います。基本的に個人店舗を経営する人しか購入できないようですが、これまで取引のなかった顧客の開拓や履歴データの分析などWEBならではのマーケティングもできると思うので成長に期待したい会社です。
基本的にロックアップはしっかりしており問題なし。
ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。
マザーズ市場としては公開株数は普通くらいで多くはないです。
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4435 | カオナビ | 03/15 | 1,000,500 | 1,980 | 3,970 | 100.51% |
7683 | ダブルエー | 11/01 | 1,035,000 | 4690 | 4680 | -0.21% |
7074 | トゥエンティーフォーセブン | 11/21 | 1,132,700 | 3420 | 3800 | 11.11% |
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3446 | ジェイテック コーポレーション |
02/28 | 1,150,000 | 2250 | 9700 | 331.11% |
9450 | ファイバーゲート | 03/23 | 1,152,300 | 1050 | 2388 | 127.43% |
6575 | ヒューマン・ アソシエイツ・ ホールディングス |
04/10 | 1,131,600 | 1,170 | 3,600 | 207.69% |
4395 | アクリート |
07/26 | 1,058,000 | 770 | 1542 | 100.26% |
3497 | リーガル不動産 |
10/23 | 1,161,500 | 1380 | 1972 | 42.90% |
事業内容により異なりますが、このくらいの公開株数であれば大きな初値上昇も確認できます。
業績は直近の伸びが縮小傾向で気になったものの拡大傾向を維持しています。食品卸業で目新しさは無いですが、WEBサイトによる事業拡大の期待はあります。公開株数は多いというわけでもありませんのでそれなりの初値上昇には期待したいです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
引受 | 大和証券 |
引受 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | マネックス証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | エース証券 |
ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。
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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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