メイホーホールディングス【7369】のIPO抽選申込どうする?
作成:2021/05/02
目次
メイホーホールディングス IPOの紹介
コード | 7369 |
---|---|
会社名 |
(株)メイホーホールディングス |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
公共工事における建設コンサルタント。 |
上場日 |
2021/06/02 |
初値 |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
メイホーホールディングス の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2021/05/18(火)~05/24(月)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
464,600株
(内訳)
公募: 300,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 104,000
オーバーアロットメントによる売り出し: 60,600
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
想定発行価格 1670円
仮条件の価格 ※2021/05/17に決定予定
メイホーホールディングスの強み
※独自の見解な どを含みます。
- 長年にわたる公共事業の実績
※国、地方公共団体 - 建設関連サービスの高い技術力、課題解決力
※グループの総合力 - 積極的なM&Aによる事業の多角化
※2015/04以降、計12社M&A実施。
※各種建設関連、人材派遣、海外アウトソーシング、介護 - カンボジアに自社拠点を有する
※国内の不動産会社、製造業等の図面作成等業務のアウトソーシング
※技能実習生候補の募集、驚異ky、日本への送り出し手配
<管理人コメント>
以下、2020/06期の売上高に対する各事業の内訳です。
事業の多角化で複数の事業を展開していますが、売上の約半分が建設関連サービスで、建設事業、さらに人材関連でも建設関連の派遣、海外アウトソーシングとなっており、全体として9割弱が建設関連に強みを活かした事業展開となっていると思います。
売上の約半分を占める建設関連サービスは、コンサルタント業務を提供しているもので、長年の実績や技術力の高さを示すものかなと感じられるものかなと思います。
以下、グループ会社の各拠点。
※2018/03/14時点の動画
直近の決算状況と業績の推移
クリック>>業績データを開く/閉じる
以下、連結決算。
2019/06 2020/06 2020/12
(第2四半期)売上高
(百万円)4691 5234 2284 経常利益
(百万円)263 323 148 当期純利益
(百万円)127 210 89 1株当たり
配当額(円)- - - 1株当たり
当期純利益(円)106 175 74 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2019/06 2020/06 2020/12
(第2四半期)売上高の
前年同期比- 11.58% -56.36% 経常利益の
前年同期比- 22.81% -54.18%
以下、㈱メイホーエンジニアリングの単体決算。
2015/06 | 2016/06 | 2017/06 | |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) |
1324 | 1661 | 1601 |
経常利益 (百万円) |
101 | 146 | 82 |
当期純利益 (百万円) |
90 | 93 | △ 4 |
1株当たり 配当額(円) |
- | - | - |
1株当たり 当期純利益(円) |
149475 | 155362 | △ 6216 |
※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2015/06 | 2016/06 | 2017/06 | |
---|---|---|---|
売上高の 前年同期比 |
- | 25.45% | -3.61% |
経常利益の 前年同期比 |
- | 44.55% | -43.84% |
<管理人コメント>
連結決算のデータが少ないので傾向を判断するのは難しいですが、
直近の売上は拡大傾向? 経常利益も売上に伴い拡大傾向?
季節変動要因として3月末(第3四半期)に売上が高くなる傾向があるそうです。
コロナウイルスによる影響は現時点で軽微とのことですが、 人材派遣事業において雇止めや自宅待機、カンボジアにおいても事業活動の制限がされるなどの影響が出始めているとのこと。 また介護事業における影響は軽微ですが、利用控えなどの影響があったとのこと。
・連結子会社の詳細
設立/子会社化 会社名 所在地 1981/07 株式会社メイホーエンジニアリング 岐阜県 2017/06 株式会社メイホーエクステック 岐阜県 2017/02 株式会社メイホーアティーボ 東京都 2017/06 株式会社アルト 岐阜県 2016/06 株式会社オースギ 滋賀県 2017/12 株式会社エイコー技術コンサルタント 福井県 2018/04 株式会社地域コンサルタント 岐阜県 2018/09 株式会社エスジー技術コンサルタント 佐賀県 2017/06 株式会社東組 三重県 2017/06 株式会社愛木 愛知県 2017/06 第一防災株式会社 岐阜県 2015/12 株式会社スタッフアドバンス 福島県 2017/04 MEIHO APHIVATCO.,LTD. カンボジア 2018/06 明峰グループ事業協同組合 東京都
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 453,020 千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 93105千円
広告宣伝費 150,000 円
※新聞広告、メディア等への広告、プロモーションビデオ、グループ紹介ツールの制作
人件費 100,000 千円
※管理部門の採用活動、既存社員への教育活動充実
M&Aに係る 30,000千円
※調査、外注費
借入金返済 260,000 円
残額 6,125千円
※残額は具体化事項なし
メイホーホールディングスの成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 認知度向上による事業規模拡大
※広告宣伝費、上場効果
※企業理念に賛同する企業や人材にアピール - M&Aによる事業の多角化推進
※2030年までにグループ企業300社の目標を掲げている
※日本全域をカバーするネットワーク構築 - 老朽化が進む社会インフラの維持修繕工事の需要が予測される
※2021年度の政府建設投資は前年度と比べて軽微となる見通し - 外国人労働者に対する需要は増加するものと予測
- 2025年には65歳以上の人口が3677万人に達すると見込まれる
※2065年には約2.6人に1人が65歳以上 - 中重度の要介護者は増加するものと予測
※毎年1~2割の受給者の介護度が上昇
<管理人コメント>
以下、2020/12時点の売上高に対する各事業の内訳です。
第2四半期時点であり、第3四半期に売上が高くなる傾向があるので参考になるかわかりませんが、建設事業の割合が低くなっています。季節要因があるかもしれないのでなんとも判断し難いです。
今後も積極的なM&Aをおこなっていくとのことです。
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 尾松 豪紀 代表取締役 62.49% 180日間 河合 清明 取締役 16.96% 180日間
保有分売出
(24.76%)藤原 巧 子会社の従業員 8.60% 180日間
保有分売出
(48.83%)以下続きを開く/閉じる 山本 恭司 取締役 5.49% 180日間 尾松 恵子 ※A 3.71% 180日間 上記合計 ※上記以下は省略しています。
※A 代表取締役の配偶者
180日のロックアップ期間:2021/11/28
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 河合 清明 取締役 52,000 4.20% 藤原 巧 子会社の従業員 52000 4.20% 合計 104,000 8.40%
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
建設業界のことはよくわりませんが、コンサルタント業務である建設関連サービスが売上の多くを占めるので実績や技術力はあるのだろうなと思います。M&Aに積極的なのもそういう立場だからこそできることがあるのかなと想像しますがどうでしょうか。
最近は人手不足という話は出ていますので海外人材の活用は強みになると思いますし、異業種の介護も需要がある事業を展開していると思います。地域企業の事業継承の受け皿としてM&Aを積極的におこなうとしていますので、社会的意義もある会社だと思いましたので、今後も事業拡大に期待したい会社かなと思います。
ロックアップはしっかりしており問題ありません。
ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。
マザーズ市場としては公開株数は少ない方なので初値上昇要因?
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4440 | ヴィッツ | 04/08 | 460,000 | 2,650 | 6,100 | 130.19% |
7066 | ピアズ | 06/20 | 444,400 | 3,620 | 5,500 | 51.93% |
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
9271 | 和心 | 03/29 | 464,600 | 1,700 | 4,555 | 167.94% |
9272 | ブティックス | 04/03 | 476,100 | 1,350 | 3,210 | 137.78% |
6579 | ログリー | 06/20 | 476,100 | 1860 | 4635 | 149.19% |
7044 | ピアラ | 12/11 | 484,000 | 2,550 | 5,030 | 97.25% |
・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3984 | ユーザーローカル | 03/30 | 465,700 | 2940 | 12500 | 325.17% |
3565 | アセンテック | 04/25 | 451,000 | 2000 | 5950 | 197.50% |
事業内容により様々ですが、このくらいの公開株数であれば初値が大きく上昇しているものが多く確認できます。
コロナの影響は少しだけ気になりますが、とりあえず業績は拡大傾向で公共事業の影響は軽微で安定推移するかなと思われますし、人手不足問題や介護などの需要のある事業の他、さらなるM&Aによる多角化も期待したいところ。公開株数は少ない方ですし、コロナ語に相場全体が好転してからIPOの初値も好調なのでそれなりの初値上昇に期待したいです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | 東海東京証券 |
引受 | 野村證券 |
引受 | SMBC日興証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | 安藤証券 |
引受 | 水戸証券 |
裏 | 岡三オンライン証券 |
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。
※2021/05/27 追記
目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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