日本電解【5759】のIPO抽選申込どうする?

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日本電解【5759】のIPO抽選申込どうする?

 

 

nippon-denkai-ipo

作成:2021/05/28

日本電解 IPOの紹介

 

コード 5759
会社名

日本電解(株)
※にっぽんでんかい

市場

マザーズ

事業内容

電解銅箔の製造、販売。
※車載電池や5G関連の回路基板などの用途

上場日

2021/06/25

初値  

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

日本電解 の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2021/06/10(木)~06/16(水)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

7,178,000株

 

(内訳)

公募: 50,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 6,285,700

オーバーアロットメントによる売り出し: 842,300

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

nippon-denkai-ipo-maza-zu
nippon-denkai-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 2480円
仮条件の価格 ※2021/06/09に決定予定

 

 

日本電解の強み

tsuyomi

※独自の見解な どを含みます。

  1. 車載電池用銅箔の信頼性
    ※一般の銅箔の1.5倍以上の引張強さ
    ※加熱後に一般箔の2倍以上の高い伸び率で破断が起きにくく、高い信頼性。
    ※充放電時の膨張・収縮負荷を繰り返し受けても破断し難い特性
    ※日経大手車載用LIBメーカーを通じて大手自動車メーカーへの販路保有
  2. 5G等で使用する高機能銅箔
    ※表面粗さの低さと一定の表面粗さの相反する特性を両立した銅箔表面処理技術(※A)
    ※日米の銅張積層板メーカーを通じて大手実装OEMメーカー(5Gでスマホ、5Gで基地局)へ供給
  3. 高強度銅箔
    ※一般の銅箔の2倍以上の引張強さ
  4. キャリア付極薄銅箔
    ※200℃を超える温度でも有機物分解の影響を受けず、安定した剥離強度を有する

 

※A 高周波では電気信号の損失を抑制するため表面粗さの低い銅箔である一方、樹脂機材との密着性を高めるため一定の表面粗さも求められる、相反する特性を両立する必要がある

 

point<管理人コメント>

 

以下は2020/03期の売上高に対する各事業の内訳です。 

nippon-denkai-uriageuchiwake

「車載電池用」が8割以上を占めています。

 

以下、取り扱い製品

nippon-denkai-seihin

 

以下、日本と米国の拠点。

nippon-denkai-kyoten

 

 

直近の決算状況と業績の推移

nippon-denkai-gyouseki

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。

  2019/03 2020/03 2020/12
(第3四半期)
売上高
(百万円)
10866 12480 10489
経常利益
(百万円)
418 843 486
当期純利益
(百万円)
23 1988 278
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
3 276 39

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2019/03 2020/03 2020/12
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 14.85% -15.95%
経常利益の
前年同期比
- 101.67% -42.35%

 

以下、旧日本電解の単体決算。

nippon-denkai-gyouseki2

  2016/03 2017/03 2018/03 2019/03
売上高
(百万円)
6317 6380 7800 10866
経常利益
(百万円)
336 727 651 553
当期純利益
(百万円)
294 647 243 159
1株当たり
配当額(円)
- - - -
1株当たり
当期純利益(円)
306 674 254 165

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2018/03 2019/03
売上高の
前年同期比
- 1.00% 22.26% 39.31%
経常利益の
前年同期比
- 116.37% -10.45% -15.05%

 

point<管理人コメント>

売上は拡大傾向になっています。
経常利益は一時鈍化しているところもありますが、直近では持ち直す動きもあります。

 

コロナウイルスによる影響ですが、 需要の落ち込みが見られたものの、2021/03期(第2四半期)末頃からコロナウイルス拡大前の水準まで需要が回復しているとのこと。

 

 

・連結子会社の詳細

子会社化 会社名 所在地
2020/03 Denkai America Inc. 米国

 

 

新規発行による手取金の使途

nippon-denkai-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 96,700千円

 

設備投資費用 96,700千円
※車載電池用銅箔の生産設備新設
残額 0円

 

 

日本電解の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 世界的なxEVの需要拡大に伴い、車載電池用銅箔の需要も増加予想
  2. 全固体電池等の次世代LIBに適合した製品開発
  3. 自動運転レベル3実用化で高機能回路基板の需要が期待される
    ※レーダー、超音波センサー、カメラ、レーザー&LIDAR等の電子機器
  4. 5Gの商用サービスが加速する状況にある
    ※2020年春より順次開始されている
  5. 米国子会社とのシナジー効果
    ※車載用電池用銅箔の現地生産開始、生産能力の増強
    ※既存顧客網を通じた5GやHDI領域製品の販路拡大

 

point<管理人コメント>

 

nippon-denkai-seichou

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
MSD第一号投資事業有限責任組合   89.00% 180日間、1.5倍以上
保有分売出
(86.86%)
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社   10.00% 全て売出し
徳岡工業株式会社   1.00% 180日間
上記合計   100.00%  

※上記以下は省略しています。

 

180日のロックアップ期間:2021/12/21

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
MSD第一号投資事業有限責任組合   5,565,700 77.30%
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社   720,000 10.00%
合計   6,285,700 87.30%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

電気自動車は世界的に勢いを見せていますが、日本も2035年に電動車を100%男女交際にするという目標を掲げました。電気自動車に対してメリット、デメリットなどもあって本当にエコなのか?実際に100%なんて実現可能なのか、水素やガソリンエンジンはどうなるのか?など今後どうなるかわかりませんが、電気自動車用の車載電池が世界的に需要が増加するのは間違いないことだと思います。さらには5Gもこれから需要が加速しようとしているところです。

 

今、電気自動車と5Gというとても勢いのある分野で強みを発揮した事業展開をしていますので、今後の成長拡大に期待したい会社です。

 

 

ロックアップはしっかりしており問題なし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しがある点は初値抑制要因として気になります。

ベンチャーキャピタルは、成長しきったところで上場により利益確定をするものですが、保有分の86.86%を売り出しており、利益確定の意思は明確になっています。市場としての成長性に疑いはないものの、株価にどこまで織り込まれているかは注意したいところです。

 

マザーズ市場としては公開株数はとても多い方なので初値抑制要因として的になります。

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

※事例が少ないので対象を少し拡大しています。

 

・2019 年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4443 Sansan 06/19 8,636,500 4,500 4,760 5.78%
4477 BASE 10/25 8,311,500 1300 1210 -6.92%
4485 JTOWER 12/18 6,777,200 1600 2620 63.75%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7806 MTG 07/05 7,935,000 5800 7050 21.54%
7326 SBIインシュアランスグループ
09/27 6,566,500 2160 2160 0.00%

 

事例は少ないですがこれくらい公開株数が多いと、初値は抑制傾向にあることが確認できると思います。ただし、JTOWERのように大きく上昇したものもあります。

 

業績は拡大傾向で、成長性がわかりやすい電気自動車、5G関連。ただし公開株数がとても多く、ベンチャーキャピタルによる売出しという点は気になるので初値の上昇にはあまり期待したい方がいいかもしれません。思わぬ上昇があったりする可能性もあるかな?と思ったりもしますけど、公募割れが無いとも言い難い。

 

公募割れリスクが気になるので、とりあえず仮条件の価格、最終的な公募売出し価格を確認して慎重に判断したいものだと思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 SMBC日興証券
引受 野村證券
引受 SBI証券
引受 マネックス証券
引受 楽天証券
引受 岩井コスモ証券
引受 水戸証券

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

 

このページを見た人のアンケート

wan

=>他IPO銘柄の投票状況を見てみる

 

 

このページを見た人の初値予想

hatsune-yosou

結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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