アイキューブドシステムズ【4495】のIPO抽選申込どうする?
作成:2020/03/11 更新:2020/09/17
目次
アイキューブドシステムズ IPOの紹介
(※2020/09/17更新)
コード | 4495 |
---|---|
会社名 |
(株)アイキューブドシステムズ |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
スマホやタブレットなどのモバイル端末を |
上場日 |
2020/04/07<=中止 2020/07/15 |
公募売出 価格 |
3120円 ※仮条件の上限 |
初値 07/16 |
9430円 +202.24% |
<管理人コメント>
2020/04/07追記
コロナウイルス問題や原油価格の急落による株式市場の動向を勘案して上場中止となりました。
2020/06/12追記
コロナが落ち着いたからか再度、上場承認されました。
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
(※2020/06/12更新)
アイキューブドシステムズ の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2020/06/29(月)~07/03(金)まで
IPOの申し込み期間は約5日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
(※2020/06/12更新)
172,500株
(内訳)
公募: 150,000
引受人の買い取り引受による売り出し: なし
オーバーアロットメントによる売り出し: 22,500
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
<管理人コメント>
2020/06/12追記
前回の公開株数は897,900株なので株数がかなり減っているのが確認できます。
想定売出価格と仮条件の価格
(※2020/09/17更新)
想定売出価格 2630円
仮条件の価格(06/25) 2,720~3,120円
<管理人コメント>
2020/06/12追記
前回の想定売出価格は2990円でしたので少し下回る想定価格となっています。
アイキューブドシステムズの強み
※独自の見解などを含みます。
- 総合的な一貫体制
※全ての業務を自社でコントロール(ソフトウェア開発、ライセンス販売、サービス運用、プラットフォーム管理、カスタマーサポート)
※新規ソフトウェア開発、改善に速やかに活かせる - 独立的で自由な販売戦略
※携帯電話販売会社と資本提携、OEM化を行わずに販売協力体制が構築されている
※NTTドコモと協業 - クラウドを利用した低コストの収益構造
※ソフトウェア管理コストだけ
※ビジネス規模拡大によるスケールメリットを享受できる - ストックビジネスによる安定した収益と成長性
※サブスクリプションビジネス、半数以上は年間契約
※CLOMO MDM解約率は0.29%
<管理人コメント>
以下は、2019/06期の売上高に対する各サービス別の内訳です。
CLOMOシリーズが75%以上を占めており主力のサービスとなっています。
CLOMO MDMというのは一元管理して以下のようなことができるそうです。
社内のパソコンレベルでやるような詳細な管理をモバイル端末で遠隔制御できるようになるようです。
SECURED APPsはビジネス用の基本アプリを提供するもので、リモートワークにおけるセキュリティ管理を目的としたものとなっています。
個人向けアプリとは違い、法人向けのセキュリティ要件を満たしていることが特徴です。
直近の決算状況と業績の推移
※2001/09有限会社アイキューブドシステムズ設立。2004/02株式会社に変更。
クリック>>業績データを開く/閉じる
2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2019/12
(第2四半期)売上高
(百万円)625 765 977 1160 1399 773 経常利益
(百万円)△ 227 △ 81 77 116 247 226 当期純利益
(百万円)△ 229 △ 134 75 212 221 197 1株当たり
配当額(円)- - - - - - 1株当たり
当期純利益(円)△ 570 △ 357 112 41 37 39 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2019/12
(第2四半期)売上高の
前年同期比- - 27.71% 18.73% 20.60% -44.75% 経常利益の
前年同期比- - -195.06% 50.65% 112.93% -8.50%
<管理人コメント>
売上は拡大傾向になっています。
経常利益も拡大傾向です。
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 266,580千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 322,118千円
ソフトウェア開発費 277,131千円
※自社サービスの効率改善、社内業務改善によるコスト削減を目的
開発拠点の新設 20,000千円
※札幌開発拠点、海外開発拠点の新設
業務効率の改善費 152,197千円
※クラウドサービス利用料等の通信費
※自社サービスの検証試験の自動化の研究開発費
※外部向け受注、販売機会拡大を効率化するためのシステム化等の外注費
教育訓練費 47,109千円
※海外で開催するエンジニア向け年次カンファレンスに出席させるため
広告宣伝費 80,260千円
※ブランド認知度向上、既存ユーサーの解約抑制
支払家賃 12,000千円
残高 1千円
アイキューブドシステムズ の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- これまでと違う業種・業態への展開
※これまでは大企業が主な取引先
※公共法人、自治体、学校、その他 - 海外も視野に入れた積極的な事業展開
- アップセル、クロスセルによる顧客単価の向上
※高機能下、周辺機能の追加、複数種類の端末の管理機能拡充 - サポート体制の充実
※顧客定着、リピートオーダー、解約率低減 - 新規事業の展開
※自社の業務改善などでノウハウを蓄積し新サービスへ繋げる
※テスト自動化など
<管理人コメント>
以下は、2019/12時点の売上高に対する各サービス別の内訳です。
CLOMOシリーズ全体の売上割合が増えています。
昨期と比べると約75%から約81%と拡大しています。
売上金額で見てみるとその他を除く全てのサービスで昨年を上回るペースの進捗率となっており堅調そうです。
株主の構成とロックアップ期間など
(※2020/06/12更新)
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 佐々木 勉 代表取締役 52.27% 90日間
保有分売出
(1.00%)ジャフコSV4共有投資事業
有限責任組合16.72% 90日間、1.5倍以上
保有分売出
(30.00%)畑中 洋亮 9.87% 90日間
保有分売出
(29.99%)以下続きを開く/閉じる TNP中小企業・ベンチャー
企業成長応援投資事業
有限責任組合3.86% 90日間、1.5倍以上
保有分売出
(30.00%)NCB九州活性化投資事業
有限責任組合3.86% 90日間、1.5倍以上
保有分売出
(30.00%)蓑宮 武夫 取締役 2.21% 90日間
保有分売出
(29.99%)平 強 1.93% 90日間
保有分売出
(30.00%)株式会社ジャフコ 1.29% 90日間、1.5倍以上
保有分売出
(30.00%)大野 尚 監査役 1.16% 90日間
保有分売出
(16.67%)ビッグ・フィールド・
マネージメント株式会社※A 1.16% 90日間
保有分売出
(43.33%)大淵 一正 取締役 0.98% 90日間 深澤 幸郎 0.71% 90日間 上記合計 96.02%
※上記以下は省略しています。
※A 役員等により総株主等の議決権の過半数が所有されている会社
90日のロックアップ期間:2020/10/12
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
売り出し株式の詳細
なし
<管理人コメント>
2020/06/12追記
前回中止前は売出しもありましたが、今回はなくなりました。
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
営業マンによる出先での利用のほか、最近では働き方改革による利用が想定されるため、モバイル端末の仕事による活用は広がっていきそうです。
特に最近ではコロナウイルスによる問題でテレワークを導入する企業がTVでよく報道されていますね。災い転じて福となすというか、自宅など遠隔での働き方が進んでいくかもしれませんね!
モバイル端末を管理するサービスを提供していることを活かしオプションや業務アプリケーションへの広がりなど着実な事業展開をしていますので、今後の成長拡大余地はあると思いますので今後に期待したい会社です。
ロックアップはしっかりしており問題ありません。
マザーズ市場としては公開株数は普通くらいです。
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
7050 | フロンティアインターナショナル | 02/28 | 885,000 | 2,410 | 2,715 | 12.66% |
7060 | ギークス | 03/20 | 931,500 | 1,930 | 2,900 | 50.26% |
4441 | トビラシステムズ | 04/25 | 901,600 | 2,400 | 5,420 | 125.83% |
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6567 | SERIO ホールディングス |
03/02 | 828,000 | 1780 | 4100 | 130.34% |
6574 | コンヴァノ | 04/11 | 954,500 | 930 | 2,189 | 135.38% |
4391 | ロジザード | 07/04 | 954,500 | 900 | 2500 | 177.78% |
7035 | and factory |
09/06 | 851,000 | 2570 | 4010 | 56.03% |
7325 | アイリックコーポレーション |
09/25 | 828,000 | 1770 | 2226 | 25.76% |
事業内容により様々ですが、それなりの初値上昇には期待できる傾向があるかなと思います。また初値の大きな上昇も期待できるものとなっています。
業績は堅調に拡大傾向。クラウドによるストックビジネス。働き方改革銘柄でコロナウイルス関連で追い風?公開株数は特別多くありませんので初値はそれなりの上昇に期待したいです。
2020/06/12追記
前回上場中止前と比べて公開株数がかなり減りましたので初値上昇要因となります。ここ最近の相場状況は好調となっていますし、IT関連はコロナの影響が少ないようにも感じますので初値は大きな上昇に期待したいです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | 野村證券 |
引受 | 大和証券 |
引受 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | マネックス証券 |
引受 | 西日本シティTT証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | 岩井コスモ証券 |
裏 | 岡三オンライン証券 |
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。
※2020/03/11 追記
目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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