ウイングアーク1st【4432】のIPO抽選申込どうする?

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ウイングアーク1st【4432】のIPO抽選申込どうする?

 

 

wingarc-ipo

作成:2019/02/05 更新:2021/03/29

ウイングアーク1st IPOの紹介

(※2021/03/29更新)

コード 4432
会社名

ウイングアーク1st(株)
※うぃんぐあーくふぁーすと

市場 東証1部
事業内容

帳票やデータ分析などの
ソフトウェアソリューション販売。
クラウドサービスの提供など。

上場日

2019/03/13<=中止
2020/03/26<=中止
2021/03/16

公募売出
価格
1,590円
※仮条件の上限
初値
03/16
2000円
+25.79%

 

point<管理人コメント>

※2019/03/04時点 上場中止
株式市場の悪化で海外投資による投資意欲が低下しているなどを理由に上場を取りやめたそうです。

 

※2020/02/20時点上場承認
昨年中止となっていましたが再度、上場承認となったようです。

 

前回、株式市場の悪化が上場中止要因でしたが、現在、コロナウイルス関連で相場状況が悪化しているため、また上場中止にならないか心配です。(^_^;

前回からかなり期間が経過していますので、以下の内容も新しいものに更新しておきます。

※各見出しごとに更新した日付を明記してあります。更新の明記が無いものは前回のままですので注意してください。

 

2020/03/19追記
案の定ではありますが、コロナウイルス問題や原油価格の急落による株式市場の動向を勘案して上場中止となりました。

 

2021/02/20追記
再度、上場承認されました。以下順次、情報を更新していきます。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

(※2021/02/20更新)

ウイングアーク1st の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2021/03/01(月)~03/05(金)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約5日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

(※2021/02/20更新)

12,229,800株

 

(内訳)

引受人の買い取り引受による売り出し: 10,634,700株

(内訳は国内:?、 海外:? )

オーバーアロットメントによる売り出し: 1,595,100

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

wingarc-ipo-toushou1bu-3
wingarc-ipo-kabusuu3

 

point<管理人コメント>

 

2020/02/25追記

前回上場承認時の株数は、「22,896,200株」でした。約3割り弱、少なくなっています。
※上記のメーターでは東証一部のみ三段階少なく変更。

 

2021/02/20追記

前回上場承認時の株数は、「16,834,500株」でした。さらに約3割り弱、少なくなっています。どんどん減ってますね。

※今回は現時点ですでに東証一部として決定しています。

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2021/03/29更新)

想定発行価格 1490円
仮条件の価格(03/01) 1,440~1,590円

 

point<管理人コメント>

 

2020/02/25追記

前回の想定売出し価格は1970円で、仮条件の価格は、1690~1970円でした。

 

今回は、前回の仮条件の下限を下回る低めの価格設定となっています。

 

2021/02/20追記

前回の想定売出し価格は1670円で、今回は前回を下回る価格設定になっています。

コロナ後に相場が好転したことで再上場承認されたIPO案件では価格を上げる傾向にありますが、公開株数も減らした上で価格も下げてくるとはかなり意外ですね。

 

 

ウイングアーク1stの強み

(※2021/02/20更新)

tsuyomi

※独自の見解などを含みます。

  1. 高度な技術を誰でも簡単に利用できる独自のテクノロジー
    ※超高速集計、データの仮想統合、Iotデータのリアルタイム処理
  2. 多くのパートナー企業による販売網
    ※パートナーを介した関節販売が主。営業コスト抑制
    ※2018/02契約パートナー数439
  3. 導入企業増加とともに売上収益が積み上がるビジネルモデル
    ※ライセンス、導入時サービス以外に保守サポート、サブスクリプション契約、クラウドサービスなど継続的な収益が見込める
    ※2018/02契約継続率 93.4%
  4. 自社内に営業、開発、サポート全ての機能を有している
    ※顧客ニーズを素早く製品化することが可能。
  5. ノンプログラミングで直感的に作成できる帳票ソリューション
    ※SVF。クラウドサービスもあり
  6. 各種データ加工・分析ソリューション
    ※Dr.sum、MotionBoard、SPAなど

 

point<管理人コメント>

 

 

2018/02期の売上高に対する各事業の内訳です。

wingarc-uriageuchiwake
ソフトウェア基盤ソリューションは、主にSVFなどの帳票ソリューション
データエンパワーメントソリューションは、主にデータ加工、分析などのソリューション
帳票ソフトウェアの先駆者として、帳票ソリューションが主力であることがですが、データエンパワーメントソリューションでも売上比率を伸ばし存在感のあるものとなってきています。

 

・SVF製品紹介

 

・Dr.Sumのご紹介

 

・BI製品:MotionBoard

 

 

2021/02/20追記

2020/08期の売上高に対する各事業の内訳です。

wingarc-uriageuchiwake3-1

 

 

直近の決算状況と業績の推移

(※2021/02/20更新)

wingarc-gyouseki3-1

※2016/03WACホールディングス㈱設立。2016/06旧ウイングアーク1st㈱を吸収合併し、ウイングアーク1st株式会社に商号変更。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

連結決算。(国際基準)

  2019/02 2010/02 2020/11
(第3四半期)
売上収益
(百万円)
17287 18677 13469
税引前収益
(百万円)
4739 5524 2157
親会社の所有者に
帰属する当期利益
(百万円)
3293 4076 1585
  - - -
基本的1株あたり
当期利益(円)
106 131 51

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2019/02 2010/02 2020/11
(第3四半期)
売上収益の
前年同期比
- 8.04% -27.88%
税引前利益の
前年同期比
- 16.56% -60.95%

 

 

以下、単体決算(日本基準)

  2017/02 2018/02 2019/02 2020/02
売上高
(百万円)
10088 15168 16619 18086
経常利益
(百万円)
△ 480 1671 2411 3045
当期純利益
(百万円)
△ 455 730 1162 1845
1株当たり
配当額(円)
- - - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 15 23 37 59

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2017/02 2018/02 2019/02 2020/02
売上高の
前年同期比
- 50.36% 9.57% 8.83%
経常利益の
前年同期比
- 448.13% 44.28% 26.30%

 

 

point<管理人コメント>

売上、利益ともに拡大傾向になっているのが確認できます。

 

※2020/02/25 追記
再承認後の業績状況も売上、利益ともに拡大傾向は継続しています。

 

 

・連結子会社の詳細

設立 会社名 所在地 事業内容
2017/11 株式会社リテールマーケティングワン 東京都 クラウドサービス提供
2018/01 株式会社Everforth 東京都
SFインベストメント株式会社 東京都 関係会社の管理運営
株式会社OptimusCapital 東京都
2011/10 文雅科信息技術(大連)有限公司 中国 ソフトウェア開発
2009/05 文雅科信息技術(上海)有限公司 中国 ソフトウェア、クラウド販売・保守サポート
2014/03 WINGARC SINGAPOREPTE. LTD. シンガポール
2017/05 WINGARC AUSTRALIAPTY LTD オーストラリア

※2016/06連結子会社のバリオセキュア株式会社の全株式を売却。

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

 

なし

 

 

ウイングアーク1st の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. データエンパワーメントソリューションの売上比率拡大
    ※これまでは帳票ソフトウェア中心
  2. ソリューション化する業種を拡大
    ※現在は製造、金融、公共分野を積極的。
    ※医療、小売、運輸など
  3. 他企業とのソリューション開発や提供を推進
  4. クラウドサービスとして広く展開
  5. 新規事業の立ち上げ
  6. M&A、資本業務提携による事業拡大
  7. 海外展開の拡大

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2018/11時点の売上高に対する各事業の内訳です。

wingarc-uriageuchiwake2

データエンパワーメントソリューションの売上比率が拡大しているのが確認できます。第三四半期時点の状況ではありますが、昨期と売上金額で比較してみると、進捗率は、2事業とも昨期を上回るペースであることが確認できますのでデータエンパワーメントソリューションの売上は着実に伸びていると思われます。

 

会社の報告では、Iot需要を背景に製造業でMotionBoardの受注が大きく伸ばしていること。働き方改革関連で営業の効率化ソリューションの大規模導入が進んだとのこと。

 

2021/02/20追記

wingarc-uriageuchiwake3-2

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

(※2021/02/20更新)

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
CJP WA Holdings, L.P.   34.79% 90日間
保有分売出
(86.96%)
IW.DXパートナーズ
株式会社
  21.75% 90日間
東芝デジタル
ソリューションズ
株式会社
  13.10% 90日間
以下続きを開く/閉じる
Sansan株式会社   6.81% 90日間
モノリス
有限責任事業組合
※A 3.98% 90日間
株式会社
PKSHA Technology
  3.34% 90日間
鈴与株式会社   1.53% 90日間
合同会社
PKSHA Technology
Capital
  1.02% 90日間
内野 弘幸 取締役、子会社取締役 0.80% 90日間
株式会社
データ・アプリケーション
  0.61% 90日間
田中 潤 代表取締役、子会社取締役 0.57% 90日間
上記合計   88.30%  

※A 役員等により総株主等の議決権の過半数が所有されている場合

 

90日のロックアップ期間:2021/06/13

※2021/03/08に約束書面を差し入れる予定

ロックアップ期間中でも共同主幹事は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

point<管理人コメント>

前回の上場承認時と比べると上位の株主構成が変わっています。筆頭株主のCJP WA Holdings, L.P.は、所有割合が77.84%=>47.27%になっていますが、IW.DXパートナーズ株式会社、Sansan株式会社などに株式が移動したようです。

 

 

売り出し株式の詳細

(※2021/02/20更新)

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
CJP WA Holdings, L.P.   10634700 29.86%
合計   10634700 29.86%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

(※2021/02/20更新)

point<管理人コメント>

私は個人的に業務系のシステムエンジニアをやっていましたのでウイングアークのSVFはよく使っていました。帳票作成するものが多かったので効率のよい開発には欠かせないものです。意外と複雑な集計やバーコード印刷など機能性もかなり高く不満を感じなかったです。一度、利用すればシステムが継続する限り、ほぼ継続して契約して利用するので継続率の高さは理解できます。クラウドサービスも始めているようですし、利用者の拡大とともに収益が積み上がるビジネルモデルとしては期待したい会社です。

 

ロックアップはしっかりしており、問題ありません。

 

投資ファンドによる売出しである点は初値の抑制要因として気になるところです。
保有分の約76%を売り出しており、利益確定の意思は明確になっています。

 

まだ成長拡大は見込めそうな気はしますが、もしかしたら帳票分野では、「基幹システムの投資が一巡」したとありましたのである程度、市場に対する需要が満たされつつあるのかも?クラウドに期待したいところですが、現状は見通しづらいところがあるかもしれません。

 

東証二部市場としては公開株数はかなり多い方になってしまいますが、
東証一部だと公開株数は多くはないものの、東証一部だけにそれなりの規模ではありますので初値の抑制要因として気になります。

 

過去に東証一部で同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2018年で同程度の公開株数だった東証一部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4423 アルテリア・ネットワークス 12/12 東証一部 1,250 1,190 -4.80%

 

・2017年で同程度の公開株数だった東証一部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3563 スシローグローバルホールディングス 03/30 東証1部 3600 3430 -4.72%
3564 LIXILビバ 04/12 東証1部 2050 1947 -5.02%
8919 カチタス 12/12 東証1部 1640 1665 1.52%

 

さすがにこのくらいの規模にもなると公募割れも十分ありえるものとなっています。

アルテリア・ネットワークス、スシローグローバルHD、カチタスは、VCや投資ファンドによる売出し案件です。LIXILビバは親会社による売出し。

 

業績はしっかりしており、IT関連でクラウドやデータ分析などの分野で成長拡大要因はあると思います。ただし公開株数の規模や投資ファンドの売出しということで初値にはあまり期待しない方がよいかもしれません。

 

昨年末にかけて相場全体の地合いが悪く、IPO関連の初値にも大きく影響を与えたことを考えると注意が必要です。需給状況によっては、公募割れもないとはいえないと思います。

 

とりあえずは仮条件の価格や売り出し価格がどうなるかで最終的に申し込みするか慎重に考えるのが手堅いと思います。

 

※2020/02/25追記
上場中止後の再承認となるとちょっとイメージがあまりよくなく、実際にそういった場合で初値があまり上がらないケースもありますが、中止理由が相場状況の悪化であり、会社の事業内容などとは一切関係ないことを考えるとあまり関係ないかな?

 

売出し株数が3割弱減ったのに加えて想定売出し価格が前回よりも低く設定されたのは初値上昇要因として期待したいところではあります。

 

ただコロナウイルス関連で相場状況が悪化していることや、3月はIPOが集中していることなどから資金の流入状況が気になるところです。

 

とりあえず仮条件の価格と最終的な公募売出し価格がどうなるかを確認してから慎重に最終判断したいところです。

 

2021/02/20追記

再度の上場承認となりましたが、東証一部でベンチャーキャピタルによる売出し案件であるものの、公開株数や想定発行株価の条件がさらによくなっていることや、相場環境がとても良いことを考えると初値上昇には期待したいです。

 

逆に相場環境がよくてIPOの条件が買い手にとって良い条件となるのは不思議というか、怪しく感じてしまうのですが、とりあえず仮条件の価格と最終的な公募売出し価格がどうなるかを確認してから慎重に最終判断したいところです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

(※2021/02/20更新)

前回に比べて応募できる証券会社が変わっているようですので注意してください。

  証券会社名
主幹事 野村證券
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
主幹事 モルガン・スタンレーMUFG証券
引受 みずほ証券
引受 SMBC日興証券
引受 大和証券
引受 SBI証券
引受 楽天証券

 

あまり引き受け証券会社としては登場しない楽天証券は穴場だと思いますので積極的に参加される方はお忘れなく!

 

 

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point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい






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