リベロ【9245】のIPO抽選申込どうする？
作成：2021/08/26
目次
リベロ IPOの紹介
| コード | 9245 |
|---|---|
| 会社名 |
（株）リベロ |
| 市場 |
マザーズ |
| 事業内容 |
不動産事業者、企業向けに個人・従業員の |
| 上場日 |
2021/09/28 |
| 初値 |
需要申告（ブックビルディング）スケジュール
2021/09/09（木）～09/15（水）まで
IPOの申し込み期間は約７日間
IPO抽選対象の株数
549,700株
（内訳）
公募： 478,000
引受人の買い取り引受による売り出し： なし
オーバーアロットメントによる売り出し： 71,700
過去データをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
想定発行価格 1680円
仮条件の価格 ※2021/09/08に決定予定
リベロ の強み
※独自の見解な どを含みます。
- 移転に伴うサポートサービスをワンストップ提供
※部屋探し、引越し相見積もり、ライフライン（電力、ガス、ネット回線）、社宅管理
※不動産業者、企業の業務効率化・軽減、コスト削減、成約に応じた紹介手数料収入あり
※不動産業者、企業とその利用者は無料で利用可能 - 利用者は一括比較で最適なサービスを選択できる
- 独自システムとコールセンター
※顧客と新生活関連事業者の取次、マッチング - 成果報酬型の手数料収入
※不動産業者へ紹介手数料支払い、法人企業へ代理店手数料支払 - 引越し事業者との信頼関
※真に引越し事業者と顧客に重きを置いたサービスを開発し続けてきた
他社が真似することが難しい参入障壁の高いサービスと自負
＜管理人コメント＞
2020/12期の売上高に対する各事業の内訳です。
売上の多くは、「新生活ラクっとNAVI」、「転勤ラクっとNAVI」の２つです。
サービス利用自体は無料で、サービス提供者からは成果報酬で無駄なく宣伝できるし、サービス紹介者はリスクなく紹介料が入り収益力アップに貢献し、リベロとしては勝手に営業してくれてるようなものなのでそれぞれがWIN-WINの関係で好循環が生まれそうなビジネスモデルとなっています。
直近の決算状況と業績の推移
クリック＞＞業績データを開く／閉じる
以下、連結決算。
2019/12 2020/12 2021/06
（第2四半期）売上高
（百万円）1900 2137 1456 経常利益
（百万円）222 318 453 当期純利益
（百万円）143 225 299 １株当たり
配当額（円）- - - １株当たり
当期純利益（円）31 47 63 ※単位（百万円）、（円）の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2019/12 2020/12 2021/06
（第2四半期）売上高の
前年同期比- 12.47% -31.87% 経常利益の
前年同期比- 43.24% 42.45%
以下、単体決算。
2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 2020/12 売上高
（百万円）1832 2527 3403 1898 2140 経常利益
（百万円）61 269 154 226 317 当期純利益
（百万円）43 158 110 148 224 １株当たり
配当額（円）- - - - - １株当たり
当期純利益（円）47369 175421 1221 32 47 ※単位（百万円）、（円）の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 2020/12 売上高の
前年同期比- 37.94% 34.67% -44.23% 12.75% 経常利益の
前年同期比- 340.98% -42.75% 46.75% 40.27%
＜管理人コメント＞
売上は2019/12期に大きく減少していますが、直近では持ち直し傾向？
経常利益は変動を伴いながらも拡大傾向となっています。
2019/12期より「転勤ラクっとNAVI」の引越しサービスにおける売上高の計上方法を変更したそうで、 同じ計上方法とした場合の売上はしっかりとした拡大傾向になっているようです。
・連結子会社の詳細
設立 会社名 所在地 2018/02 株式会社リベロビジネスサポート 東京都
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 727,796 千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 110431千円
人件費、採用費 466,528円
販売促進、広告宣伝費 324,846円
業務基幹システム 46,854円
残額 0円
リベロ の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 不動産事業者と賃貸物件転貸サービスにおける借主としての側面を拡大
※仲介件数、管理物件の稼働率向上のための提携 - 福利厚生事業者や社宅管理事業者などの代理店から新規企業獲得
- 展示会など外部イベントで展示、出展
- サービスの選択肢を拡大
※人材マッチング、大型家具家電運送 - 各事業者と資本提携で取引関係強化
- 新規サービスの事業拡大
※ヘヤワリ、HAKOPLA - クラウド賃貸契約サービスの個人顧客への展開
- 引越しに使用する車両の燃料を共同購入する取り組み
- データベースを活用した新たな商材開発
※現在、火災保険や家具家電レンタルなどのサービス展開 - 引越しワンストップサービスの実証実験に参加中
※転貸借契約の電子化、不動産賃貸データのデジタル連携、AI・ディープラーニング活用
＜管理人コメント＞
以下、2021/06時点の売上高に対する各事業の内訳です。
特に「転勤ラクっとNAVI」の売上割合が拡大しています。
第2四半期時点ですが、売上高で前期と比較してみると「新生活ラクっとNAVI」は前期を少し上回る進捗状況で、その他２つ「転勤ラクっとNAVI」、「HAKOPLA・WEB」は前期を大きく上回る進捗状況で、すでに前期末の売上に近づいている状況でとても堅調そうです。
以下、今後の成長戦略
初値上昇の期待について管理人コメント
＜管理人コメント＞
強みのところで書きましたが、サービス提供業者とプラットフォームを紹介してくれる不動産事業者、企業とWIN-WINの関係でとても効率的なビジネスモデルになっているなと感じました。指定の業者というわけではなく、利用者が幅広い選択肢の中から選べる一括見積り方式なのでユーザーメリットが大きいですし、業者側の競争原理も生まれると思いますのでサービスの質を高めることもできると思います。
引越しというくくりですが、様々なサービスの提供を通して収益機会がありますし、各事業者との新しい展開や新規サービスの提供も始めていて今後の成長に期待したい会社だなと思いました。
一部を除き多くはロックアップありで問題なし。
ベンチャーキャピタルによる売出しはありません。
マザーズ市場としては公開株数は普通よりは少ない方なので初値上昇要因でしょうか？
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
| コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4058 | トヨクモ（株） | 09/24 | 550,000 | 2000 | 9020 | 351.00% |
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
| コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4444 | インフォネット | 06/25 | 575,000 | 1,490 | 3,430 | 130.20% |
| 4880 | セルソース | 10/28 | 552,000 | 2280 | 6020 | 164.04% |
| 4486 | ユナイトアンドグロウ | 12/18 | 539,800 | 1270 | 3205 | 152.36% |
| 4488 | AI inside | 12/25 | 575,000 | 3600 | 12600 | 250.00% |
このくらいの公開株数だと初値は大きく上昇しているものが多いです。
業績は拡大傾向。IT関連でマッチングサービス。公開株数は少ない方なので初値は大きな上昇に期待したいです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
| 証券会社名 | |
|---|---|
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 引受 | 野村證券 |
| 引受 | SBI証券 |
| 引受 | いちよし証券 |
| 引受 | みずほ証券 |
| 引受 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
| 引受 | 楽天証券 |
| 引受 | 東海東京証券 |
| 引受 | あかつき証券 |
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。
このページを見た人のアンケート
このページを見た人の初値予想
結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。
口コミ評価など
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 鹿島 秀俊 代表取締役社長 46.66% 180日間 横川 尚佳 常務取締役 26.55% 180日間 株式会社ベネフィット・ワン 8.13% 180日間 以下続きを開く／閉じる 株式会社東京ユナイテッド 6.62% ※Y 株式会社ベクトル 2.23% 180日間、1.5倍除く 堀 主知ロバート 0.80% ※Y 楠 武史 取締役 0.64% ※Y 株式会社三好不動産 0.54% 岡本 泰彦 取締役 0.45% ※Y 中島 謙一郎 0.45% 90日間、1.5除く 株式会社ONPA JAPAN 0.45% 180日間 株式会社イナミコーポレーション 0.45% 180日間 株式会社エム・ジェイホーム 0.45% 180日間 上記合計 94.42% ※上記以下は省略しています。
180日のロックアップ期間：2022/03/26
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
90日のロックアップ期間：2021/12/26
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
※Y 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
なし
＜注意＞
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
＝＞目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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