ベース【4481】のIPO抽選申込どうする?

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ベース【4481】のIPO抽選申込どうする?

 

 

be-su-ipo

作成:2019/11/19 更新:2019/12/19

ベース IPOの紹介

(※2019/12/19更新)

コード 4481
会社名

ベース(株)

市場

東証二部

事業内容

主に金融・流通・製造分野における
オープン系システムの受託開発

公募売出
価格
4700円
※仮条件の上限
上場日

2019/12/16

初値
12/16
9050円
+92.55%

 

point<管理人コメント>

つい最近、「BASE(株)4477」が新規上場しましたので紛らわしく感じますが、別物ですので勘違いしないように注意してください。
会社名はカタカナですが、ロゴがBASEになっているので余計に紛らわしく感じますね。

 

単純で短い名前にするとどうしても似たような会社が出てくるので会社名って難しいですね。(^_^;

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

ベース の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2019/11/28(木)~12/04(水)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

339,200株

 

(内訳)

公募: 280,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 15,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 44,200

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

be-su-ipo-toushou2bu
be-su-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2019/12/19更新)

想定発行価格 4650円
仮条件の価格(11/26) 4,600~4,700円

 

 

ベースの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 特に金融系のシステム開発に実績あり
    ※証券、銀行、クレジットカード会社など
  2. 要件定義から開発、運用保守までトータルサービス提供
  3. ERP関連サービスでの経験・ノウハウ
    ※SAP SEを中心としたサービス
  4. 高い技術力による主要顧客との信頼関係
    ※富士通グループ、みずほ証券、野村総合研究所の上位3グループが売上の70%を占める
  5. 中国人社員の就労によるシナジー効果
    ※日本人と中国人の混成チーム編成で互いの長所を生かしたシナジー効果を発揮
    ※技術力の高い中国人が多く在籍

 

point<管理人コメント>

 

売上高に対する各事業の内訳を知りたかったのですが、詳細な情報が公開されていませんでしたのでわかりませんでした。

 

事業としては以下の4つが紹介されています。
◆システムの受託開発
◆社員による開発支援(派遣)
◆ERPソリューション
(※SAP SE製品)
◆その他ソリューション
(※NISA口座開設、マイナンバーのソリューションなど)

 

 

金融系のシステム開発に強みを持っている会社ではありますが、やはり他との差別化としてもっとも強く感じたのは、中国人の技術者が多く在籍しているという点でしょうか。

 

be-su-tokuchou

 

公開資料では「多く在籍している」という表現が確認できますが、人数までは確認できませんでした。

 

日本人技術者は仕様理解力や管理、品質に長けているのに対して、中国人技術者は積極的な技術習得が得意だそうです。

 

国民性や国のIT環境による違いなのか、それぞれの長所を生かしたビジネス戦略というのは面白いですね。

 

単に技術的な長所の違いだけでなく、中国でのビジネスを展開する上でかなりの強みになるでしょうね。

 

ERPソリューションは以下のものがあります。
be-su-sap

 

 

直近の決算状況と業績の推移

be-su-gyouseki
※1997/01設立。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

以下、連結決算。

  2017/12 2018/12 2019/09
(第3四半期)
売上高
(百万円)
5889 7500 7046
経常利益
(百万円)
812 1088 1315
当期純利益
(百万円)
543 703 808
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
214 267 307

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2017/12 2018/12 2019/09
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 27.36% -6.05%
経常利益の
前年同期比
- 33.99% 20.86%

 

以下、単体決算

be-su-gyouseki2

  2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12
売上高
(百万円)
3950 4878 4837 4926 7007
経常利益
(百万円)
521 716 816 760 1050
当期純利益
(百万円)
316 381 548 519 671
1株当たり
配当額(円)
70 300 300 130 160
1株当たり
当期純利益(円)
251 303 436 205 255

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12
売上高の
前年同期比
- 23.49% -0.84% 1.84% 42.25%
経常利益の
前年同期比
- 37.43% 13.97% -6.86% 38.16%

 

point<管理人コメント>

売上は拡大傾向で直近の伸びが大きくなっています。
経常利益も拡大傾向です。

 

2018/12期に売上が伸びていますが、Iot案件を始めとする大型案件の受注等があったことが説明されていますがその影響度合いはよくわかりません。

 

その他、2018/01に連結であったbbc株式会社、株式会社ゴートウソフトを吸収合併したとありましたのでその影響もありそうです。

 

 

・連結子会社の詳細

設立 会社名 所在地 事業内容
2008/10 貝斯(無錫)信息系統有限公司 中国 ソフトウェア受託開発
2010/04 株式会社BCH・ジャパン 東京

 

 

新規発行による手取金の使途

be-su-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 1,194,350千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 190,115千円

採用関係費 814,900千円
※業容拡大のため
教育研修費 300,000千円
借入金の返済 269,565
残高 0円

 

 

ベース の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 最先端技術の強化
    ※Iot、クラウド、RPA、FinTech
  2. ストックビジネス比率の向上
    ※運用保守案件、社員支援サービス等
  3. 大手システムインテグレータとの取引比率向上
    ※売上拡大余地が大きい
    ※新規領域の案件に参画
  4. M&A、業務提携による事業拡大
  5. 中国のソリューション提供
    ※日本向けカスタマイズして提供
  6. 中国現地ビジネス拡大

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
中山アセット株式会社 ※A 46.20% 180日間
保有分売出
(1.14%)
富士通株式会社   9.03% 180日間
伊藤商事株式会社 ※A 8.82% 180日間
以下続きを開く/閉じる
佐久間 達也 顧問税理士 7.05%  ※Y
ベース社員持株会   6.64%  
村崎 小雪 ※B、従業員 2.40% 180日間
中山 克成 代表取締役社長 2.12% 180日間
中山 秋子 ※C、取締役 2.12% 180日間
みずほ証券株式会社 金融商品取引業者 1.41%  
和田 成史 取締役 1.41% 180日間
伊藤 康子 専務取締役の配偶者 1.41% 180日間
後藤 督一 従業員 1.41%  
龔 磊
(常任代理人 ベース株式会社)
  1.24%  
李 克 従業員 1.13%  
三岳 博隆   0.94%  
秦 小虎 従業員 0.92%  
伊藤 皓程 ※D 0.85% 180日間
上記合計   95.10%  

※上記以下は省略しています。
※A 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社
※B 代表取締役社長の二親等内の血族
※C 代表取締役社長の配偶者
※D 専務取締役の二親等内の血族

 

180日のロックアップ期間:2020/06/12

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
※Y 全て新株予約権

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
中山アセット株式会社 ※A 15000 0.53%
合計   15000 0.53%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

金融系に強いシステム開発会社ということで技術力やノウハウがあるのだろうなと思いますが、中国人材の技術者を活用するという点で優位性がある会社なのかなと感じました。

 

システム開発の現場では派遣や外注などで中国人材の活用は当たり前ではありますが、社員として技術力の高い中国人の人材を特徴として強調しているからにはそれなりの優位性があるのだろうなと思います。単純に中国人の技術者がいるからというよりは、日本人と中国人それぞれの特徴を生かす人材戦略に強みがあるのかなと感じました。

 

単純に中国人の社員がいれば、中国のソリューションや現地ビジネス展開などの成長に期待できそうな会社だなと思いました。

 

 

ロックアップは上位で8割くらいはしっかりしていますが、ロックアップなしの上位株主が意外といるのは初値抑制要因として気になります。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。

 

東証二市場としては公開株数はかなり少ないので初値上昇要因として期待?

 

過去に東証二部で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

※事例が少ないので少し幅をもたせています。

 

・2019年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7681 レオクラン 10/02 486,400 2700 2920 8.15%
7065 ユーピーアール 06/12 529,400 3,300 4,000 21.21%

 

・2018年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
9273 コーア商事ホールディングス 06/21 425,000 2670 4000 49.89%

 

・2017年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3480 ジェイ・エス・ビー 07/20 518,300 3200 4280 33.75%

 

・2015年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3924 ランドコンピュータ 12/11 487,000 1760 3580 103.41%

 

東証二部でも公開株数が少ないので初値はそこそこ上昇する傾向があり、場合によっては大きく上昇する場合も確認できます。

 

東証二部で社歴も20年以上とそれなりにある会社ですが、IT関連であり直近の業績は伸びておりとて成長性を感じさせるものとなっています。ロックアップされていない株主の存在や想定発行価格が高めなので大きな初値上昇は期待しづらいですが、公開株数が少ないので初値はそれなりに上昇してくれることに期待したいです。

 

一応、東証二部銘柄ですので仮条件の価格や最終的な売り出し価格は確認して慎重に考えておくといいと思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 みずほ証券
引受 野村證券
引受 SMBC日興証券
引受 SBI証券
引受 むさし証券
引受 岡三証券
引受 岩井コスモ証券
引受 エース証券
引受 マネックス証券
岡三オンライン証券

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

※2019/11/19 追記

目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!

 

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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wan

=>他IPO銘柄の投票状況を見てみる

 

 

このページを見た人の初値予想

hatsune-yosou

結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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