HENNGE【4475】のIPO抽選申込どうする?

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HENNGE【4475】のIPO抽選申込どうする?

 

 

hennge-ipo

作成:2019/09/04 更新:2019/10/09

HENNGE IPOの紹介

(※2019/10/09更新)

コード 4475
会社名

HENNGE(株)
※へんげ

市場 マザーズ
事業内容

主に様々なクラウドサービスを
横断的にログインを可能とするサービス
「HENNGE」の提供など。

公募売出
価格
1400円
※仮条件の上限
上場日

2019/10/08

初値
10/08
2001円
+42.93%

 

point<管理人コメント>

会社名の「HENNGE」には、変化(へんげ)、そして変化(HENNKA)、挑戦(CHALLENGE)の意味が込められているそうです。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

HENNGE の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2019/09/20(金)~09/26(木)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

ipo-kabucom-banar

 

 

IPO抽選対象の株数

 

1,504,200株

 

(内訳)

公募: 50,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 1,258,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 196,200

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

hennge-ipo-maza-zu
hennge-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2019/10/09更新)

想定発行価格 1040円
仮条件の価格(09/19) 1,200~1,400円

 

 

HENNGEの強み

 

※独自の見解などを含みます。

<HENNGE One事業>

  1. 各種セキュリティ機能
    ※アクセス制御、専用Webブラウザ、メールセキュリティ、大容量ファイルの送受信
  2. 上場企業の約10%がHENNGE Oneを利用している
    ※2019/07末時点。1企業あたり平均契約ユーザー数は1000超え
  3. ストックビジネスで継続的な売上増加が見込める
    ※サービス料は年額で定額課金
    ※2019/07末時点。直近12ヶ月の平均月次解約率は契約金額ベースで0.2%以下

<プロフェッショナルサービス、その他事業>

  1. 大量メールを高速、セキュアで確実な配信する技術
    ※絶対に止められないATM引き出し通知を実現
    ※携帯電話キャリア向けに特化した確実な配信

 

point<管理人コメント>

Webサービスの利用が当たり前の時代でサービスごとのIDやパスワードの管理が大変になっていますが、それを1つのID(パスワード)だけでサービスにログインできるのがシングルサインオンというものです。
一般的にもtwitterやfacebookなどのID連携でユーザー登録しなくても利用できるサービスが使われていますのはご存知のとおりだと思います。

 

HENNGE Oneも同じようなシングルサインオンのサービスですが、企業の社員が利用することを前提としており、各種セキュリティ機能が豊富な点が一般的なSNSによるシングルサインオンとは違う点でしょうか。
hennge-one
この図を見てわかるとおり、企業が使うクラウドサービスなどとの連携を想定していることが確認できます。 Office 365の他、Chatwork、カオナビ、Sansanなど最近上場した会社のクラウドサービスなんかも連携しています。

 

◆連携対応サービス

項目 サービス名
グループウェア Microsoft Office 365、Google G Suite、WaWaOffice、Streamline
コミュニケーション LINE WORKS、Chatwork、Slack、GitHub、CYBERMAIL、Leaf、Shopらん
CRM Salesforce、cybozu.com、Knowledge Suite、Robin、SkyDesk
オンラインストレージ Box、Dropbox、fileforce、カオナビ
ワークフロー rakumo、TeamSpirit、X-point、Concur、楽楽精算、
AddressLook、DocuSign、collaboflow、AgileWorks、
ActionPassport
その他 AWS、zendesk、Sansan、brightcove、Adobe Creative Cloud、CYDAS
Druva、moconavi、erviceNow

 

◆各種機能
hennge-one-kinou

企業なのでセキュリティは特に重視すると思いますが、豊富なアクセス制限の他、ブラウザやメール機能などもあり、単純なシングルサインオンサービスというだけではないようです。

 

◆利用料金
hennge-one-ryoukin

 

プランは3つあり、400円から利用できるようです。

 

以下は、2018/09期の売上高に対する事業別の内訳です。

hennge-uriageuchiwake

売上の多くがHENNGE One事業ですが、プロフェッショナルサービス事業、その他事業の売上も存在感のあるものとなっています。

 

以下はプロフェッショナルサービス事業のメールサービスの1つです。
◆Customers Mail Cloudの利用料金
hennge-mail
月980円から利用できるようです。
かなり格安だと思いますが、大量メール配信なら1回の送信だけでも1万通なんて超えてしまうような気がしますが、最初のお試しという位置づけかな?

 

 

・デモ動画
※2019/02にサービス名称が「HDE ONE」から「HENNGE ONE」に変わっています。

 

 

直近の決算状況と業績の推移

hennge-gyouseki
※1996/11㈲ホライズンデジタルエンタープライズ設立。組織、商号変更を経て2019/02HENGE株式会社に変更。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

以下、連結決算。

  2017/09 2018/09 2019/06
(第3四半期)
売上高
(百万円)
2226 2835 2516
経常利益
(百万円)
155 219 133
当期純利益
(百万円)
172 123 80
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
11 8 5

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2017/09 2018/09 2019/06
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 27.36% -11.25%
経常利益の
前年同期比
- 41.29% -39.27%

 

以下、単体決算

hennge-gyouseki2

  2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09
売上高
(百万円)
1109 1338 1724 2226 2833
経常利益
(百万円)
26 △ 16 83 175 249
当期純利益
(百万円)
22 △ 16 67 192 74
1株当たり
配当額(円)
- - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
2897 △ 2136 8713 13 5

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09
売上高の
前年同期比
- 20.65% 28.85% 29.12% 27.27%
経常利益の
前年同期比
- -161.54% 618.75% 110.84% 42.29%

 

point<管理人コメント>

売上は右肩上がりで拡大傾向。
経常利益も拡大傾向です。

 

 

・連結子会社の詳細

設立 会社名 所在地 事業内容
2016/10 台灣惠頂益股份有限公司 台湾 HENNGE One事業

 

 

新規発行による手取金の使途

hennge-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 44,340千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 187,724千円

 

人件費、採用関連費 116,032千円
※人材採用に関わる人件費、採用関連費
広告宣伝費 116,032千円
※グループの認知度向上、HENNGE One事業拡大のため 
残高 0円

 

 

HENNGE の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 営業人員の増員で売上拡大
  2. 知名度向上で売上拡大
    ※広告宣伝、上場効果など
  3. 販売代理店との関係強化で売上拡大
  4. 連携可能なクラウドサービスを増加させる
    ※解約率を抑え、契約企業での利用アカウント数増加
  5. サービスの付加価値向上でユーザーあたりの単価向上
  6. 海外への展開
    ※2016/10海外販売子会社設立

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2019/06時点の売上高に対する内訳です。

hennge-uriageuchiwake2
主力であるHENNGE One事業の売上割合が増えています。
昨年末時点の売上高と比較するとHENNGE One事業は大きく上回るベースの進捗ですが、プロフェッショナルサービス、その他事業に関しては少し進捗率は悪くなっており伸び悩んでいるかな?

 

以下は、HENNGE Oneの契約会社をグラフにしたものです。
 hennge-one-user
年々、堅調に増加しており、まだ鈍化する様子はありません。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
小椋 一宏 代表取締役社長 27.61% 90日間
保有分売出
(2.14%)
宮本 和明 代表取締役副社長 14.73% 90日間
保有分売出
(4.01%)
永留 義己 取締役 13.72% 90日間
保有分売出
(4.30%)
以下続きを開く/閉じる
株式会社ブイ・シー・エヌ   5.91% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(10.00%)
太陽生命保険株式会社   5.38% 全て売出し
HENNGE従業員持株会   5.19% 180日間
佐野 力   4.81%  
株式会社
サンブリッジコーポレーション
  4.66% 90日間、1.5倍除く
投資事業組合
オリックス11号
  3.05% 90日間、1.5倍除く
大和企業投資株式会社   2.30% 90日間、1.5倍除く
NTTファイナンス株式会社   0.98% 90日間、1.5倍除く
長井 道也   0.81%  
上記合計   89.15%  

※上記以下は省略しています。

 

90日のロックアップ期間:2020/01/05

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

180日のロックアップ期間:2020/04/04

 ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
太陽生命保険株式会社   874000 5.38%
小椋 一宏 代表取締役社長 96000 0.59%
宮本 和明 代表取締役副社長 96000 0.59%
以下続きを開く/閉じる
永留 義己 取締役 96000 0.59%
株式会社ブイ・シー・エヌ   96000 0.59%
合計   874000 5.38%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

クラウドサービスが多くあるなかでシングルサインオンのサービスは欠かせないですが、企業が利用するサービスとしては、HENNGEのサービスが役に立つであろうことが確認できました。シンプルながらも機能性を広げることで収入増加につなげており、ストックビジネスの強みなどを考えてもこれからの成長拡大に期待したい会社だと思います。

 

ロックアップは上位で一部されていないものが気になるものの大体ロックアップされているので基本的には問題はなし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし

 

マザーズ市場としては公開株数が少ない方というわけではないです。

 

過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4431 スマレジ 02/28 1,610,000 1,370 3,225 135.40%
7059 コプロ・ホールディングス 03/19 1,759,500 2,090 2,395 14.59%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3489 フェイスネットワーク 03/16 1,380,000 1400 3200 128.57%
9270 SOU 03/22 1,698,000 3300 4100 24.24%
1446 キャンディル 07/05 1,322,500 1180 1800 52.54%
7041 CRGホールディングス
10/10 1,552,500 1120 1832 63.57%
4427 EduLab 12/21 1,656,100 3,200 3,270 2.19%

 

このくらいの公開規模数だとさすがに初値はは抑制される傾向にあるようですが、事業内容によっては大きな初値上昇もありえるものとなっています。

 

シングルサインオンサービスで少し前に上場したIPO案件がありますので紹介しておきます。

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7068 フィードフォース 07/05 782,000 1,150 2,760 140.00%

フィードフォースは広告配信支援などが主力のサービスとなっていますが、SNSログインサービスも提供している会社です。利用者が一般のユーザーを対象にしている点でSNSのIDを活用しているわけですが、対象者が違う点で、SNSログインとHENNGEの独自サービスは棲み分けができているのかなと感じました。

 

フィードフォースの初値は大きく上昇しています。公開株数が半分くらいなので単純比較はできないものの、広告配信やSNSログインなど人気のある分野だとは思います。

 

業績はとても堅調で伸びており、企業を対象にしたシングルサインオンの機能には独自性もあります。人気のクラウドサービス関連。公開株数が少なくはないので大きな初値上昇となるかは難しいところですが、想定発行は低めなので大きな初値上昇にも期待したいと思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 クレディ・スイス証券
引受 大和証券
引受 いちよし証券
引受 エース証券
引受 岡三証券
引受 丸三証券
引受 SBI証券
引受 マネックス証券

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

※2019/09/04 追記

目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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