SOU【9270】のIPO抽選申込どうする?

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SOU【9270】のIPO抽選申込どうする?

 

 

sou-ipo

作成:2018/02/19 更新:2018/03/30

SOU IPOの紹介

(※2018/03/30更新)

コード 9270
会社名

(株)SOU
※そう

市場 マザーズ
事業内容

ブランド品、貴金属、時計、地金、宝石、
骨董品、美術品などのを一般消費者から
買い取り、主に業者へ
オークションや卸販売をする。
買取店舗ブランド名は
「なんぼや」、「BRAND CONCIER」、
「古美術八光堂」。
SNSアプリLINE査定、
資産管理アプリ「miney(マイニー)」運営。

公募売出
価格
3300円
※仮条件の上限
上場日

2018/3/22

初値
03/22
4100円
+24.24%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

信和の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2018/03/06(火)~03/12(月)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

1,698,000株

 

(内訳)

公募: 449,100株
引受人の買い取り引受による売り出し: 1,027,500株
オーバーアロットメントによる売り出し: 221,400株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

sou-ipo-kabusuu
sou-ipo-maza-zu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2018/03/30更新)

想定発行価格 3090円
仮条件の価格(03/05) 3090~3300円

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
SFプロパティ
マネジメント合同会社
※1 79.47% 180日間
保有分売出
(18.30%)
嵜本 晃次 ※2 5.34% 180日間
保有分売出
(33.33%)
嵜本 晋輔 代表取締役社長 3.56% 180日間
藤田 桂 取締役 1.05% 180日間
大園 俊英 取締役 0.79% 180日間
矢野 貴文 子会社の代表取締役 0.63%  
SOU従業員持株会   0.55%  
井元 信樹 従業員 0.30% 180日間
小島 宏計 従業員 0.30% 180日間
井原 幸昭 従業員 0.30% 180日間
島 伸幸 従業員 0.30% 180日間
上記合計   92.59%  

※1 代表取締役社長により総株主の議決権の過半数が所有されている会社
※2 代表取締役社長の二親等内の血族

 

180日のロックアップ期間:2018/09/17まで

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

point<管理人コメント>

社長の「嵜本 晋輔」氏は元Jリーガー(ガンバ大阪)から経営者となった方としてTVなどメディアでも見かけます。

 

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
SFプロパティ
マネジメント合同会社
※1 915,000 14.54%
嵜本 晃次 ※2 112,000 1.78%
合計   1,027,000 16.32%

 

 

新規発行による手取金の使途

sou-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 1,263,501 千円

 

(1)商品を買い入れる店舗の新規出店の設備投資 575,000 千円

※新規23店舗。「なんぼや」、「BRABND CONCIER」のどちらか今後決定。
(2)業務効率化等を含む既存システムの強化及び販売促進に向けたソフトウェア開発のための投資 124,000 千円
※商品査定、非接客業務時間の短縮目的とした商品管理システムの改修、機能拡充
※EC販売促進で自社サイト、他社サイトへの同時出品機能構築に関するシステム開発。
※香港をはじめとした海外にて実施する際に必要となる国内外での商品仕入れ・販売のデータ連携システムの開発、インフラ整備。 
残額 564,501 千円
※残額は(3)店舗などの継続的な集客を目的としたWEBマーケティング費用

※(1)、(2)、(3)の順に優先順位をつけ充当することとする

 

 

直近の決算状況と業績の推移

sou-gyouseki

 

2016/08期から連結決算。

  2016/08 2017/08 2017/11
(第1四半期)
売上高
(百万円)
21981 22685 7591
経常利益
(百万円)
449 1140 602
当期純利益
(百万円)
68 571 392
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
12 102 70

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/08 2017/08 2017/11
(第1四半期)
売上高の
前年同期比
- 3.20% -66.54%
経常利益の
前年同期比
- 153.90% -47.19%

 

以下、単独決算。
sou-gyouseki2

  2013/11 2014/11 2015/08 2016/08 2017/08
売上高
(百万円)
6348 12407 15587 21452 21850
経常利益
(百万円)
247 3115 1018 554 976
当期純利益
(百万円)
142 1755 715 34 489
1株当たり
配当額(円)
- 300 143 6 88
1株当たり
当期純利益(円)
1417334 1755 715 6 88

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。 ※2011/11に設立。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2013/11 2014/11 2015/08 2016/08 2017/08
売上高の
前年同期比
- 95.45% 25.63% 37.63% 1.86%
経常利益の
前年同期比
- 1161.13% -67.32% -45.58% 76.17%

 

point<管理人コメント>

右肩上がりで着実に推移しているように見えます。
2017/08期の売上高は伸びが縮小し落ち着いて横ばいになっている点は気になりますが、 今期、第1四半期時点での進捗状況もよさそうに見えますし、新規資金による出店計画もあるようですので、さらなる売上高の増加に期待したいところです。

 

ちなみに2017/08期は、海外での卸販売や小売販売など複数販路を儲けたことにより、高い利益を確保する販路へ商品を振り分けることができたことが増益要因だそうです。

 

・連結子会社の詳細

子会社化 会社名 所在地 事業内容
2015/09 STAR BUYERS LIMITED 中華人民共和国香港特別行政区九龍尖沙咀 ブランド品、骨董品、美術品等リユース事業
2016/06 マーケットインサイト
株式会社
東京都港区
2017/02 株式会社古美術八光堂 大阪府大阪市浪速区

 

 

SOUの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 商品仕入れの約99%が一般消費者
  2. 店頭買取のほか、宅配、出張買取あり
  3. 業者向けオークションを主な販路とする
    ※仕入れ商品の約63%。「STAR BUYERS AUCTION」
  4. 業者向けの販売が約93%を占める
    ※オークションに加え卸販売あり。残りは国内の一般消費者販売。
  5. 多様な買取商品に合わせた3店舗ブランド
    ※ブランド品、貴金属、時計、地金、宝石、骨董品、美術品
    ※「なんぼや」、「BRAND CONCIER」、「古美術八光堂」
  6. LINEを使った査定
    ※2015/03開始。「なんぼや」、「古美術八光堂」のアカウント
  7. 査定時間の短縮や的確な値付けをする商品管理システム
  8. 新規小売りブランド「ZIPANG」店舗オープン
    ※2016/01開設。関西国際空港近接の複合施設内。
  9. 新規小売りブランド「ALLU」店舗、サイトオープン
    ※2016/10開設。銀座。
  10. 複数販路を持つことでより高く販売することができる

 

point<管理人コメント>

各店舗の数は以下の通り。

なんぼや 37店舗
BRAND CONCIER 5店舗
ZIPANG 1店舗
ALLU 1店舗
古美術八光堂 7店舗

※2017/08/31時点
sou-tenpo

・「BRAND CONCIER」は、業界初の事前予約システム実現したブランド買取専門店。国内の百貨店内に店舗を展開。
・「古美術八光堂」は、骨董品、古美術品、現代美術品を主要に取り扱う買取専門店。

 

sou-tenpo2
・「ZIPANG」は、訪日観光客をターゲット
・「ALLU」は、「ファッション X 希少価値」をテーマに集めたヴィンテージセレクトショップ

 

 

SOUの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 新規店舗の出店
    ※2019/08までに52店舗=>73店舗へ拡大予定
  2. 海外の売上比率拡大
    ※現在は売上の5%程度
  3. 香港にてダイヤモンド、メレダイヤを対象としたオークション開催
    ※2017/03開始。4回開催済み。
  4. 香港オークションでの販売ジャンル拡充
    ※時計など海外でも人気のリユース商材
  5. 海外現地法人の設立
    ※海外での現地仕入れ、販売など
  6. M&AやJVなど外部とのパートナーシップ構築
  7. 他社の持つ販路への出品
  8. 資産管理アプリ「miney」で買取潜在顧客へアプローチ
    ※2017/10運営スタート
  9. 不動産や自動車メーカー等、異業種との連携で商品のジャンル拡大
  10. BtoC販売の拡大
    ※2016年から小売りブランド、ZIPANG、ALLUオープン。

 

point<管理人コメント>

現在は一般消費者から買い入れた商品のほとんどが国内の業者へ販売するものとなっています。よって、販売先の海外比率、一般消費者への小売販売比率は、今後の成長余力が大きくあるところです。

 

LINEや独自の資産管理アプリなどITも活用した事業は今までになかった新しい取り組みで買取需要の拡大ができるかどうかが注目されるところです。

 

◆資産管理アプリ「miney」
※2018/02時点ではAPPSTOREのみの配信になっているようです。
sou-miney
基本的に価値が下がっていくリユース商品の価格変動を知ることによって買取を喚起することが目的になっているようです。
プッシュ通知で売り時をお知らせする機能や、クリック1つで店頭、宅配買取の依頼をすることができるそうです。

 

昨年上場したばかりのマネーフォワードとも連携しているそうです。
※2012/12/20開始
sou-miney2

 

以下、mineyで取り扱っている商品のジャンルです。
sou-miney3

今後の成長戦略にあったとおり、車や不動産もすでにアプリで取り扱いを予定しているように見受けられますので今後の成長拡大においては注目したいところです。

 

ただし「miney」による運営は開始したばかりで、買い取り状況などの情報も不明でありなので現時点での成長見通しは未知数です。

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

売上が堅調に推移しており、新規店舗の出店も計画されています。また、BtoC、海外展開、商品ジャンルの拡大に加えて、ITの活用も加わり、成長拡大要素は満載です。

 

アプリの実力はまだ未知数でよく分かりませんが、最近では買取アプリのCASHが話題になるなど、買取アプリの注目度はそれなりにありそうなので期待したいところです。

 

ロックアップはしっかりしており、ベンチャーキャピタルによる売り出しも心配がありません。

 

マザーズ市場で公開株数はそれほど多くもなく少ないもないといったものになっていますが、想定発行価格はちょっと高めになっています。

 

過去に同程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2017年でSOUと同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3558 ロコンド 03/07 1,812,000 1850 2625 41.89%
3979 うるる 03/16 1,467,100 3000 3330 11.00%
6544 ジャパンエレベーター
サービスホールディングス
03/17 3,335,000 550 890 61.82%
6553 ソウルドアウト 07/12 2,672,600 1200 2113 76.08%
3993 PKSHA
Technology
09/22 2,385,100 2400 5480 128.33%
3994 マネーフォワード 09/29 2,931,000 1550 3000 93.55%
6556 ウェルビー 10/05 2,196,500 2580 3305 28.10%
6561 HANATOUR JAPAN 12/15 2,932,500 2000 2200 10.00%
6562 ジーニー 12/18 1,504,200 1350 2674 169.84%

 

人気のIT関連であれば高騰もありえますが、
それ以外の場合はあまり期待しすぎない方がいいかもしれません。

 

次にブランド品の買い取り関連銘柄の株価を見てみたいと思います。

sou-kabu-brabd

 

直近では世界相場全体の調整もあって下げていますが、この1年で大きく伸びているところもあり、ブランド品買い取り業界の業績は堅調そうに思います。

 

最近は株式市場全体の上昇などにより、高額商品などが売れているということもよく聞かれるので、日本の消費全体がイマイチななかでも堅調な業界なのかもしれません。

 

初値の高騰はあまり期待しすぎない方がよさそうですが、それなりに初値の上昇は期待できるのではないでしょうか。
未知数の「miney」に対する評価が高まれば想定以上に上昇する可能性もあるかも?

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 SMBC日興証券
引受 みずほ証券
引受 SBI証券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 岩井コスモ証券
引受 岡三証券
引受 いしよし証券

 

SBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので積極的でないひともとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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