みらいワークス【6563】のIPO抽選申込どうする？

＜管理人コメント＞

売上は設立から順調に拡大傾向にありますが、伸び率は縮小傾向で落ち着いてきているようにも見える？
まだ設立してからそれほど経過していませんので現時点での見極めは難しいです。

2015/9期に経常利益がマイナスとなった要因は不明ですが、直近では、しっかりと拡大傾向にあることが確認でき、利益率の伸びも徐々に拡大してきています。

＜管理人コメント＞

ハイスペック層の人材は能力が高い分、当然需要も高いと思いますので、それに特化しているということはかなりの強みになると思います。

そして、コンサルティング会社に依頼するよりもコストが抑えられるという明らかなメリットも存在するので、とても利用しやすいサービスになっているのだなと感じます。

強みとなっている優秀な人材を集めることが、みらいワークスにとってとても重要なことですが、それをＷｅｂのマッチングサービスを使って、フリーランスの人材を実際に多く集められているということが大きな強みです。

・フリーコンサルタント（Freeconsultant.jp）

フリーコンサルタント向けプロジェクト案件に対する人材の募集 
独立プロ向けの情報発信

他にも以下のようなWEBサイトを運営しているようです。

・フィンテックコンサルタント（FintechConsultant.jp）

フィンテック業界向けプロジェクト案件に対する人材の募集
転職情報の提供

・コンサルタントの転職支援（ConsulNext.jp）

プロフェッショナル向け転職情報の提供

＜管理人コメント＞

利用顧客企業は現時点で665社の実績があるようですが、利用状況に関するデータがありません。
とりあえず売上高が拡大傾向にあるということは増えているということではありますが、売上の伸び率が縮小してきていることを踏まえると今後を見通すのはちょっと難しいです。

コンサルタント数は公表されている最低限のデータを元にグラフを作成してみました。
まだまだしっかり伸びているようなので、多様な人材を獲得することで受注のマッチング率を向上していけば、売上拡大は見込めるはずです。

＜管理人コメント＞

人材派遣のなかでも能力の高い人材に特化したものは最近の潮流で期待したいものです。
ビジネススピードや生産性向上が求められる時代で、コンサルタント人材のニーズは高いと思います。

参考に今年上場した派遣やコンサルティング関連のIPOをいくつか確認してみます。

 ※MS&Counsultingはベンチャーキャピタルによる売り出し案件です。

12/14には経営コンサルティングの会社である「エル・ティー・エス」の上場もあります。

そしてフリーランスの人材を短期間で案件ごとにマッチングできるサービスは、とても合理的です。
優秀な人材を多くの会社で活躍してもらうことは社会にとっても有益だなと思います。

ロックアップはしっかりしており、ベンチャーキャピタルによる売り出しも心配がありません。

気になる点としては１２月でIPOが集中しており、超大型IPO案件もあります

幸い、上場日はみらいワークスの１社のみとなりますが、前後には多くの上場が存在しています。

マザーズ市場で公開株数はかなり少ない方ですし、今年のIPO市況はとても良いです。

人材派遣業ということで設立からわかりやすく売上は拡大していますし、何より公開株数が少ないので需給だけでも初値は上昇してしまうのではないでしょうか。

・2017年でみらいワークスと同程度規模以下の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

この程度の公開規模だと需給が良いだけに、公募売り出し価格の２倍、３倍は当たり前の状況になっています。
（＾＿＾；

＜注意＞
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
＝＞目論見書の見方はこちらを参考にして下さい