プレミアグループ【7199】のIPO抽選申込どうする?

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プレミアグループ【7199】のIPO抽選申込どうする?

 

 

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作成:2017/12/05 更新:2017/12/21

プレミアグループ IPOの紹介

(※2017/12/21更新)

コード 7199
会社名

プレミアグループ(株)

市場 東証二部
事業内容

主に中古自動車の購入を目的とした
クレジットサービスの提供。
※太陽光発電システムの購入に伴う
クレジットもあり。
自動車の故障時に回数制限なく
修理を保証する自動車保証
(ワランティ)サービス提供。

公募売出
価格
2320円
※仮条件の上限
上場日

2017/12/21

初値
12/21
2220円
-4.31%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

プレミアグループの株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2017/12/05(火)~12/11(月)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

5,566,000株

 

(内訳)

公募: 60,000株
引受人の買い取り引受による売り出し: 4,780,000株
オーバーアロットメントによる売り出し: 726,000株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

premium-group-ipo-toushounibu

premium-group-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 2260円
仮条件の価格(12/04) 2260~2320円

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
AZ-Star1号
投資事業有限責任組合
  80.35% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(86.81%)
株式会社リクルート
ホールディングス
  4.38% 90日間
柴田  洋一 代表取締役社長
子会社等の役員
執行役員
4.10% 90日間
金澤  友洋 子会社等の役員
執行役員
1.15% 90日間
大貫  徹 取締役
執行役員
0.90% 90日間
土屋  佳之 取締役
執行役員
0.85% 90日間
齊藤  邦雄 子会社等の役員
従業員
0.74% 90日間
中谷  敏之 子会社等の役員
執行役員
0.48% 90日間
太田  航 子会社等の役員
従業員
0.42% 90日間
山村  広臣 子会社等の役員
執行役員
0.23% 90日間
北田  剛 子会社等の役員
従業員
0.23% 90日間
上記合計   93.83%  

 

90日のロックアップ期間:2018/03/20まで

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
AZ-Star1号
投資事業有限責任組合
  4780000 69.75%

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

premium-group-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 123百万円

 

(使途の内訳)
プレミアファイナンシャルサービス株式会社への投融資 62百万円
※クレジットWEB受付、営業管理、コールセンター、顧客管理の各システムの改修
プレミアリース株式会社への投融資 59百万円
※リースシステムの開発
残額 0円
※誤差あり

 

 

直近の決算状況と業績の推移

premium-group-gyouseki

 

2016/03期から連結決算。※国際基準

  2016/03 2017/03 2017/09
(第2四半期)
営業収益
(百万円)
5297 7900 4443
税引前収益
(百万円)
580 1297 1189
親会社の所有者に
帰属する当期利益
(百万円)
331 847 813
基本的1株あたり
当期利益(円)
55 141 136

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2017/09
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- 49.14% -43.76%
税引前収益の
前年同期比
- 123.62% -8.33%

 

以下、単独決算。プレミアファイナンシャルサービス株式会社 ※日本基準

premium-group-gyouseki2

  2013/03 2014/03 2015/03 2016/03
営業収益
(百万円)
3475 4642 5652 6818
経常利益
(百万円)
251 723 1403 1320
当期純利益
(百万円)
409 505 1403 887
1株当たり
配当額(円)
- - - -
1株当たり
当期純利益(円)
2585 3193 8873 5611

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2007/07にプレミアファイナンシャルサービス株式株式を設立。2015/6/19に株式会社AZS一号が全ての株式を取得し、2015/07/08にプレミアグループへ商号変更。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2013/03 2014/03 2015/03 2016/03
営業収益の
前年同期比
- 33.58% 21.76% 20.63%
経常利益の
前年同期比
- 188.05% 94.05% -5.92%

 

point<管理人コメント>

2016/03期は、国際基準や連結などの影響もあってか推移が分かりづらいですが、直近の状況を見る限り、売上は拡大傾向にあるのが分かると思います。

 

・連結子会社の詳細

設立/子会社化 会社名 所在地 事業内容
2007/07 プレミアファイナンシャルサービス株式会社※1 東京都港区 クレジット事業及びワランティ事業
2016/08 PAS株式会社 東京都港区 その他事業(整備事業)
2016/04 PFS(Thailand)Co., Ltd. タイ王国バンコク都 その他事業(海外事業)

※1 連結売上高に占める割合が90%以上。

 

・持分法適用関連会社

設立/子会社化 会社名 所在地 事業内容
2016/05 Eastern CommercialLeasing p.l.c. タイ王国バンコク都 その他事業(海外事業)
2016/11 Eastern PremiumServices Co., Ltd. タイ王国バンコク都 その他事業(海外事業)

 

 

業績予想

2017/11/15時点で公表されている業績予想になります。

 

premium-group-gyouseki3

 

  2016/03 2017/03 2018/03
(予想)
営業収益
(百万円)
5297 7900 9122
税引前収益
(百万円)
580 1297 1938
親会社の所有者に
帰属する当期利益
(百万円)
331 847 1282
基本的1株あたり
当期利益(円)
55 141 213

 

 

プレミアグループの強み

 

※準備中

 

point<管理人コメント>

プレミアグループでは主に「クレジット事業」と「ワランティ事業」の2つですが、各事業の売上割合は以下のようになっています。

premium-group-uriage-uchiwake

 

 

プレミアグループの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 複数サービスの提供で差別化
    ※板金、整備、新車仲介販売、オートコンシェルジュサービスなど開始。
  2. 海外事業の推進
    ※2017/11 インドネシアにてPT Premium Garansi Indonesiaを住友商事、シナルマスグループの関係者等と合弁で設立
  3. 新規事業の推進
    ※個人向けオートリースなどを推進していく計画
    ※位置情報管理機能付きエンジン始動制御装置の推進

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

クレジット関連に詳しくないのでよく分かりませんが、売上はしっかりとした伸びで、海外展開も強化しているところなのでこれからの成長にも期待できるのかもしれません。

 

個人的には、「位置情報管理機能付きエンジン始動制御装置」を使った新興国でのクレジット事業の展開はかなり期待してしまうところではあります。

 

ただしやはり気になるのは、ベンチャーキャピタルによる売り出しということです。
ベンチャーキャピタルは、ある程度成長しきったところで利益確定するために上場タイミングで売却するものですが、今回の売り出し内容を見てみると、保有分の86.81%を売り出しており、基本的には上場時点で利益確定するという意志が明確になっています。

 

公募による新規の資金調達もしていますが、売上規模に比べると少ないです。

 

業績の推移や海外展開などの状況を考えるとまだ成長余力はあるように思えるのですが、想定発行株価のなかにどれだけ織り込まれているのかを見極めるのは困難です。実際にそれほど低い発行価格ではなく、仮条件も少し上振れた設定となっています。

 

気になる点としては12月でIPOが集中している点です。
上場日前日までに大型のIPOが連日の上場となっていますので資金分散が気になります。

 

そして当然、東証二部として公開株数がそれなりに多い方となりますので気になるところです。

 

・2017年でプレミアグループと同程度規模の公開株数だった二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6547 グリーンズ 03/23 5,060,000 1400 1521 8.64%
7940 ウェーブロックホールディングス 04/10 6,046,500 750 721 -3.87%
7196 Casa 10/31 3,720,200 2270 2331 2.69%

 

ウェーブロックホールディングス、casaはベンチャーキャピタルによる売り出し。グリーンズは関係会社による売り出し。

直近では、casaがベンチャーキャピタルによる売り出し(保有分の7割り売り出し)にも関わらず、初値はプラスとなっていますが、上場以降は、2300~2100円の変動で大きく下げてはいないものの上値が重い値動きになっています。

 

基本的には規模の大きさもあって初値の大きな上昇は見込めないことは分かると思います。

 

仮に初値がプラスになるとしても大幅上昇が見込めないとするならば、公募割れリスクを取ってまであえて狙う必要もない?状況によっては、上場後に参入することを検討してみるのは悪くないかも?※2018/03期が予想通りにいくかは要注目です。

 

いずれにしても、公募売り出し価格が仮条件の上限で決まるかなどを確認してから、最終的に購入判断するのが一番手堅いと思います。

 

当選を辞退した場合、ペナルティが発生する証券会社もありますので需要申告する証券会社はよく選んでおくと良いです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 大和証券
引受 SMBC日興証券
引受 SBI証券
引受 いちよし証券
引受 岡三証券
引受 極東証券
引受 東海東京証券
引受 マネックス証券
引受 みずほ証券

 

「SMBC日興証券」は当選辞退した場合のペナルティがあります。

 

個人向け配分の多いネット証券SBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますのでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

積極的に狙いたいという人は、ネット証券で平等抽選であるマネックス証券へ申込みしておくとよいです。

 

 

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point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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