テクノフレックス【3449】のIPO抽選申込どうする?

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テクノフレックス【3449】のIPO抽選申込どうする?

 

 

technoflex-ipo

作成:2019/11/09 更新:2019/12/14

テクノフレックス IPOの紹介

(※2019/12/14更新)

コード 3449
会社名

(株)テクノフレックス

市場

東証二部

事業内容

主に配管等の接続部分である
管継手(かんつぎて)の製造・販売、
関連事業など。
福祉用具のレンタル・販売などもあり。

公募売出
価格
900円
※仮条件の上限
上場日

2019/12/10

初値
12/10
1,062円
+18.00%

 

point<管理人コメント>

 取り扱っている主な継手には「フレキシブル継手」と「伸縮管継手」というものがあるそうです。

「フレキシブル継手」は諸官公庁が発行する配管工事共通仕様書において各種配管の防振・耐震措置として使用を指定する旨の記述があり、 空調、衛星、消火設備等の配管に利用されている。
「伸縮管継手」は都市ガス、電力、製鉄、石油化学、LNG、プラント、運搬船等、広範囲な作業設備で利用されている。 ※10メートルを超える大型の配管にも使用されている

technoflex-shouhin

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

テクノフレックス の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2019/11/22(金)~11/28(木)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約5日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

2,700,000株

 

(内訳)

公募(自己株式の処分): 200,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 2,150,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 350,000

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

technoflex-ipo-toushou2bu
technoflex-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2019/12/14更新)

想定発行価格 870円
仮条件の価格(11/22) 870~900円

 

 

テクノフレックスの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 管継手事業においてトップカンパニー
    ※海外生産による価格競争力と、信頼性に基づく技術・品質
  2. 多角的かつバランスの取れた事業ポートフォリオ
    ※介護事業、管継手関連事業、金属塑性加工事業
    ※金属加工という共通項、シナジーを追求する関係
  3. 安定した収益構造と強固な財務基盤

 

point<管理人コメント>

 

以下、2018/12期の売上に対する各事業の内訳です。

technoflex-uriageuchiwake

約8割が管継手に関連する事業となっていますが、金属塑性加工事業、介護事業もそれなりに存在感のあるものとなっており、自負ししているバランスの取れた事業ポートフォリオというのもそれなりに感じ取れるものではあります。

 

 

・フレキシブル菅継手の特徴や秘密

 

 

管継手以外の事業では以下のような製品があります。

technoflex-jigyou

 

 

直近の決算状況と業績の推移

technoflex-ipo-gyouseki
※1977/08東京フレックス工業㈱を設立。吸収合併や商号変更を経て、1996/04㈱テクノフレックス(旧)に変更。 さらにその後、㈱テクノフレックス・トーラに変更し、2009/01に再び㈱テクノフレックスに変更。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

以下、連結決算。

  2017/12 2018/12 2019/09
(第3四半期)
売上高
(百万円)
18692 19859 14432
経常利益
(百万円)
2494 2722 1992
当期純利益
(百万円)
1787 1334 1374
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
100 74 77

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2017/12 2018/12 2019/09
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 6.24% -27.33%
経常利益の
前年同期比
- 9.14% -26.82%

 

以下、単体決算

technoflex-ipo-gyouseki2

  2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12
売上高
(百万円)
9227 9115 9366 10514 11570
経常利益
(百万円)
1247 800 1017 1930 1760
当期純利益
(百万円)
783 525 1043 577 1187
1株当たり
配当額(円)
18.00 11.00 15.00 30.00 26.00
1株当たり
当期純利益(円)
41 28 57 32 66

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12
売上高の
前年同期比
- -1.21% 2.75% 12.26% 10.04%
経常利益の
前年同期比
- -35.85% 27.13% 89.77% -8.81%

 

point<管理人コメント>

売上は横ばい傾向から直近では拡大傾向になっています。
経常利益は売上に伴い横ばいから直近では拡大していますが再び横ばい傾向になっているでしょうか。

 

 

・連結子会社の詳細

設立/子会社化 会社名 所在地 事業内容
1988/03 天津天富軟管工業有限公司 中国 天津市 管継手事業
2003/08 天孚真空機器軟管(上海)有限公司 中国 上海市
1994/11 TF(VIETNAM) CO.,Ltd. ベトナム
2014/03 ㈱TFエンジニアリング 千葉県 管継手関連事業
2017/02 ニトックス㈱ 神奈川県
2014/03 ㈱アクアリザーブ 東京都
2004/02 ㈱中野製作所 埼玉県
2013/03 ㈱チューブフォーミング 神奈川県 金属塑性加工事業
1995/12 ㈱スペースケア 千葉県 介護事業

 

 

新規発行による手取金の使途

technoflex-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 164,000千円

 

ベトナム工場増床 164,000千円
※ベトナム子会社TF(VIETNAM)CO.,Ltd. 管継手事業における生産能力増強
残高 0円

 

 

テクノフレックス の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. フレキシブル継手の世界展開
    ※視野に入れた戦略を検討
  2. 生産性を高め1人あたりの売上高を増加
    ※海外の生産拠点を天津からベトナムへ移管
    ※国内工場の生産性工場プロジェクトを海外工場へ展開
    ※ロボット、自動溶接機等への積極的投資
  3. 天津を販売拠点として強化し中国本土にて営業展開
  4. 新規事業の創造
    ※防災事業を構築
  5. 積極的なM&Aの活用
    ※既存事業の規模拡大、新たな成長分野の開拓
  6. 金属塑性加工事業の成長分野へ進出本格化
    ※現在は自動車業界中心、ロボット等への成長分野へ
  7. 介護事業のB2B、B2C推進、販売チャネル多様化

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2019/09時点の売上高に対する各事業の内訳です。

technoflex-uriageuchiwake2

 

第3四半期時点のものですが、管継手関連事業の割合が増えています。昨期末時点と比較してみると、管継手関連事業はすでに昨期末時点を大きく上回る進捗率となっており伸びているのが確認できます。

 

管継手事業と金属塑性加工事業は少し進捗率が悪いように見えますが、介護事業、その他では昨期末以上の進捗率となっています。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
株式会社
ティーエムアセット
※A 59.02% 180日間
保有分売出
(1.86%)
前島 崇志 ※B 8.79% 180日間
保有分売出
(56.90%)
みずほ成長支援投資事業
有限責任組合
  3.85% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(37.50%)
以下続きを開く/閉じる
東京中小企業投資育成
株式会社
  3.30% 90日間、1.5倍除く
SMBCベンチャー
キャピタル1号投資事業
有限責任組合
  2.20% 90日間、1.5倍除く
DBJキャピタル投資
事業有限責任組合
  2.20% 全て売出し
株式会社
ドリームインキュベータ
  2.20% 90日間、1.5倍除く
テクノフレックスグループ
従業員持株会
  1.89% 90日間、1.5倍除く
前島 岳 代表取締役 1.67% 180日間
加藤 伸哉   0.68% 90日間、1.5倍除く
木ノ下 孝弘   0.66% 90日間、1.5倍除く
山本 綱紀   0.66% 90日間、1.5倍除く
前島 諒三   0.55% 180日間
松井 武   0.50% 90日間、1.5倍除く
高橋 裕之   0.47% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(41.86%)
池田 暢明   0.44% 90日間、1.5倍除く
上記合計   89.08%  

※上記以下は省略しています。
※A 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社
※B 代表取締役の2親等以内の血族

 

180日のロックアップ期間:2020/06/06

90日のロックアップ期間:2020/03/08

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
前島 崇志 ※B 908500 5.00%
DBJキャピタル投資事業
有限責任組合
  400000 2.20%
みずほ成長支援投資事業
有限責任組合
  262500 1.44%
以下続きを開く/閉じる
株式会社ティーエムアセット   200000 1.10%
SMBCベンチャー
キャピタル 1 号投資事業
有限責任組合
  150000 0.83%
株関田 喜世春   40000 0.22%
高橋 裕之   36000 0.20%
小川 行雄   30000 0.17%
江澤 典子   30000 0.17%
池田 暢明   20000 0.11%
村井 武彦   20000 0.11%
宮之前 重博   20000 0.11%
池田 泰子   19000 0.10%
細井 陽子   14000 0.08%
合計   2150000 11.83%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

管継手というのは詳しくわかりませんでしたが、身近な設備に多く使われているものだということは分かりました。管継手事業においてトップカンパニーであり、培った技術で多角化し、うまく事業展開しているのかなと感じました。

 

直近では業績が拡大しており期待したいところですが、企業規模の大きさや現在の業績進捗率を考えるとなかなか業績の先行きは見通しづらい点は難しいなと感じました。

 

 

ロックアップはしっかりしていますので特に問題はなし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。

 

東証二部市場としては公開株数は普通くらいかちょっと多いです。

 

過去に東証二部で同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

事例が少ないので少し幅をもたせて確認します。

 

・2019年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4251 恵和 10/30 2,280,400 770 1026 33.25%

 

・2016年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6540 船場 12/19 2,415,000 1290 1193 -7.52%

 

・2015年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
1384 ホクリヨウ 02/20 2,530,000 460 501 8.91%
1434 JESCO
ホールディングス
09/08 2,300,000 540 569 5.37%
3465 ケイアイスター不動産 12/24 2,415,000 1200 1282 6.83%
6186 一蔵 12/25 2,313,900 1210 1236 2.15%

 

このくらいの公開株数だとやはり初値の大きな上昇は難しい傾向であるのが確認できます。場合によっては公募割れもありえるものとなっています。

 

業績が直近で拡大しておりますが、企業規模や見通しのしづらさ、公開株数の多さなどを考えても初値の大きな上昇は期待できませんがそれなりに上昇することには期待したいものかなと思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 大和証券
引受 野村證券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 みずほ証券
引受 SMBC日興証券

 

point<管理人コメント>

最近ではめずらしくSBI証券が引受証券に入っていません。なんかちょっと違和感?このIPO案件がどうこうというより、SBI証券自体に変化が起きているだけかな?

 

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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