クリングルファーマ【4884】のIPO抽選申込どうする?

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クリングルファーマ【4884】のIPO抽選申込どうする?

 

 

kuringurufa-ma-ipo

作成:2020/12/09 更新:2020/12/31

クリングルファーマの紹介

(※2020/12/31更新)

コード 4884
会社名

クリングルファーマ(株)

市場

マザーズ

事業内容

HGFタンパク質を用いた
難治性疾患の治療薬を研究開発。

上場日

2020/12/28

公募売出
価格
1,000円
※仮条件の上限
初値
12/28
1,480円
+48%

 

point<管理人コメント>

HGFは、幹細胞の増殖を促進する増殖因子として日本で発見されたものです。 その後、細胞増殖以外にも細胞保護、形態形成等の生物活性を併せ持つことが明らかになり、 対象も腎臓、肺、皮膚などの細胞に対して効果があることが示されているとのことです。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

クリングルファーマ の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2020/12/10(木)~12/16(水)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

667,000株

 

(内訳)

公募: 580,000

引受人の買い取り引受による売り出し: なし

オーバーアロットメントによる売り出し: 87,000

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

kuringurufa-ma-ipo-maza-zu
kuringurufa-ma-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 950円
仮条件の価格(12/08) 950~1,000円

 

 

クリングルファーマの強み

tsuyomi

※独自の見解な どを含みます。

  1. 組み換えヒトHGFタンパク質の開発実施権
    ※2005年にHGF発見者の中村敏一氏より許諾
  2. 組み換えヒトHGFタンパク質の製造ノウハウ
    ※原薬製造、製剤製造
    ※現時点では2社の製造受託会社に委託して製品供給。
    ※提携会社が米国で開発する場合、製造法を提携会社に開示することなく原薬販売可能。
    ※特許として出願せず公表しない戦略
  3. 製剤組成に関する特許2種類
    ※HGF製剤、神経疾患の治療に適したHGF製剤
  4. 難治性疾患の医薬品は販売コストが低い
    ※高度医療機関にて治療がおこなわれるので取り扱い施設が限定
    ※医薬品卸売販売業者と提携

 

point<管理人コメント>

 

以下、現在開発中のパイプライン。

kuringurufa-ma-kaihatsu

 脊髄損傷急性期の開発で第三相まで進捗しているのが確認できます。

 

開発状況に応じて収益の種類は以下のようになります。
kuringurufa-ma-shuunyuu

 

 

・HGFの再生研究から、病気の治療に/金沢大学

 

 

直近の決算状況と業績の推移

kuringurufa-ma-gyouseki
※2001/12設立。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

  2015/09 2016/09 2017/09 2018/09 2019/09 2020/06
(第3四半期)
売上高
(百万円)
- - - - - 62
経常利益
(百万円)
△ 198 102 △ 102 △ 64 △ 302 △ 166
当期純利益
(百万円)
△ 200 100 △ 102 △ 65 △ 302 △ 167
1株当たり
配当額(円)
- - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 3849 1925 △ 1961 △ 62 △ 290 △ 161

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2015/09 2016/09 2017/09 2018/09 2019/09 2020/06
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- - - - - -
経常利益の
前年同期比
- 151.52% -200.00% 37.25% -371.88% 45.03%

 

point<管理人コメント>

売上はずっとゼロの状況が続いていましたが、2020/06時点で売上が計上されています。
経常利益は、赤字の状況が続いています。

 

ビジネスの性質上、研究開発では先行投資により赤字が先行してしまうものであることは理解しておきたいです。 特にバイオ関連では赤字上場が普通におこなわれていますので特別おかしいというわけではありません。

 

収益化に向けたスケジュールなどを見極めた上でその後の成長性を見通すことが重要になります。

 

 

新規発行による手取金の使途

kuringurufa-ma-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 512,260千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 78,039千円

 

研究開発費用 590,299千円
※脊髄損傷(SCI)急性期パイプライン(第三相試験)
残額 0円

 

 

クリングルファーマの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 進行パイプライン開発の進展
  2. 新たなパイプラインの開発
    ※米国にて急性腎障害の第Ⅰa、Ⅰb相。資金的観点で一旦中止したものを再開予定
    ※眼科疾患は臨床試験準備のステージ
  3. 原薬の量産供給体制確立
    ※1ロットの生産量を増加する等の製法改良
  4. 海外製薬会社等との提携
  5. 製造体制のスケールアップ
    ※適応症の追加や拡大等、開発状況に応じて検討
    ※開発から販売初期までは外部委託でリスクを抑え、効率的に

 

point<管理人コメント>

 

以下、現在臨床試験準備のステージにあるものが1件と基礎研究を大学と共同で実施中。

kuringurufa-ma-kaihatsu2

 

以下、今後、適用拡大可能性のある代表的な疾患を示したものです。
kuringurufa-ma-seichou

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

バイオ関連のものは難しいのでよく分かりませんが、日本で発見されたHGFを用いた研究開発とのことで頑張って欲しいなと思ったりはしました。(^_^;

 

難治性疾患ということなので、症例の少なさなどは気になりますが、かなり高額でその分、利益率も高い分野になるのでしょうか?治療法が確立できていない病気なわけですから、ぜひとも高い効果を発揮する医薬品を開発して欲しいものです。様々な疾患などへの適用拡大もあると思いますので、今後の成長拡大に期待したい会社です。

 

 

ロックアップなしの株主が多いのは気になりますが、一応その多くは第三者割当等で継続確約ありとなっています。
バイオ関連で赤字上場なのでよほど初値が高騰しないかぎり気にする必要はないかもしれません。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし

 

マザーズ市場としては公開株数は少ない方で初値上昇要因?

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7063 エードット 03/29 690,000 1,110 2,453 120.99%
7804 ビーアンドピー 07/24 690,000 2,000 2,400 20.00%
7069 サイバー・バズ 09/19 683,600 2300 4000 73.91%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4380 Mマート 02/23 675,500 1240 5380 333.87%
7043 アルー 12/11 675,600 1,370 2,010 46.72%

 

・2016年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3969 エイトレッド 12/22 690,000 1800 4210 133.89%

 

このくらいの公開株数であればそれなりに上昇しており、大きく上昇しているものもあります。

 

次に医薬、バイオ関連で近年、赤字上場したものを参考に紹介します。
以下、2つともマザーズ 

・2018年 医薬、バイオ関連銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4598 Delta-Fly Pharma
10/12 805,000 4770 4385 -8.7%

 

・2019年 医薬、バイオ関連銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4599 ステムリム 08/09 9,660,000 1,000 930 -7.00%

 

公募売り出し価格や公開規模数が違う点は注意ですが、事業内容や研究開発の進捗状況などもそれぞれでしょうから単純比較は出来ませんが、バイオの赤字上場は厳しい結果となっています。

 

 

製品販売時の期待は大きいものの、バイオ関連で業績は赤字での上場。ただし公開株数は少ない方で、想定発行価格も低く、IPOの条件としては悪くないので、それなりの初値上昇に期待したいところではあります。

 

とりあえずバイオ関連はよく分かりませんので、仮条件の価格や最終的な公募売り出し価格はしっかり確認して判断したいところです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 SBI証券
引受 楽天証券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 いちよし証券
引受 東洋証券
引受 エース証券
引受 岡三証券
岡三オンライン証券

 

個人向け配分の多いネット証券SBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますのでとりえずポイント狙いで申し込みしておくのは良いと思います。

 

※2020/12/09 追記

目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!

 

 

このページを見た人のアンケート

wan

=>他IPO銘柄の投票状況を見てみる

 

 

このページを見た人の初値予想

hatsune-yosou

結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
日本全薬工業株式会社   12.12% 90日間、1.5倍以上
慶應イノベーション・
イニシアティブ1号
投資事業有限責任組合
  11.38% 90日間、1.5倍以上
DBJキャピタル投資事業
有限責任組合
  7.74% 90日間、1.5倍以上
以下続きを開く/閉じる
THVP-1号投資事業
有限責任組合
  5.48% 90日間、1.5倍以上
CYBERDYNE株式会社   4.84% 90日間、1.5倍以上
OUVC1号投資事業
有限責任組合
  4.84% ※X
安達 喜一 代表取締役社長 4.16% 90日間
岩谷 邦夫   3.20% 90日間、1.5倍以上
丸石製薬株式会社   2.42% ※X
株式会社リプロセル   2.42% 90日間、1.5倍以上
とうほう・ふるさと
総活躍応援ファンド
投資事業有限責任組合
  2.42% 90日間、1.5倍以上
バイオ・サイト・
キャピタル株式会社
  1.93% 90日間、1.5倍以上
サイバニクス・
クセレンス・ジャパン
1号投資事業
有限責任組合
  1.61% ※X
東邦ホールディングス
株式会社
  1.61% ※X
千島土地株式会社   1.61% ※X
りそなキャピタル4号
投資事業組合
  1.61% ※X
エムスリー株式会社   1.61% ※X
松本 邦夫   1.58% 90日間、1.5倍以上
ごうぎんキャピタル3号
投資事業有限責任組合
  1.45% 90日間、1.5倍以上
KSP4号投資事業
有限責任組合
  1.45% 90日間、1.5倍以上
友保 昌拓 取締役 1.33% ※Y
ゼノアックリソース
株式会社
  1.21% 90日間、1.5倍以上
帝人ファーマ
株式会社
  1.21%  
SBI Ventures
Two株式会社
  0.97% 90日間、1.5倍以上
橋村 悦朗 取締役 0.97% ※Y
早田 大真 従業員 0.90% ※Z
MSFキャピタル
パートナーズ合同会社
  0.81% ※X
ナントCVC2号
投資事業有限責任組合
  0.81% ※X
Yitu Limited   0.81% ※X
Hongtao
Investment-I Ltd
  0.81% ※X
株式会社AMG   0.81% ※X
松浦 裕 取締役 0.78% 90日間
山本 まさみ 従業員 0.60% ※Y
山下 敦子 従業員 0.60% ※Y
松村 眞良   0.58%  
井上 逸男 従業員 0.53% ※Z
株式会社クニカ・
マネジメント
  0.48% 90日間、1.5倍以上
アコム株式会社   0.48% 90日間、1.5倍以上
株式会社
OKBキャピタル
  0.48% ※X
上記合計   90.65%  

※上記以下は省略しています。

 

90日のロックアップ期間:2021/03/27

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたもの(※X)との間で継続所有等の確約あり。
※Y 全て新株予約権  ※Z 9割以上新株予約権

 

 

売り出し株式の詳細

 

なし

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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