ジェイフロンティア【2934】のIPO抽選申込どうする？
作成：2021/07/26
目次
ジェイフロンティア IPOの紹介
| コード | 2934 |
|---|---|
| 会社名 |
タンゴヤ（株） |
| 市場 |
マザーズ |
| 事業内容 |
酵水素328選シリーズなど健康食品の通信販売。 |
| 上場日 |
2021/08/27 |
| 初値 |
需要申告（ブックビルディング）スケジュール
2021/08/12（木）～08/18（水）まで
IPOの申し込み期間は約７日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
880,000株
（内訳）
公募： 750,000
引受人の買い取り引受による売り出し： 50,000
オーバーアロットメントによる売り出し： 80,000
過去データをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
想定発行価格 4120円
仮条件の価格 ※2021/08/10に決定予定
ジェイフロンティア の強み
※独自の見解な どを含みます。
- 自社ブランド商品
※酵水素328選シリーズ。生サプリメント、ドリンク、生スムージー等
※医薬品、医薬部外品の各種商品。 - 定期会員による継続的な収入
※健康食品、医薬品それぞれの商品であり
※定期購入売上の比率は76.4％ - 日本初の医療・処方薬販売のワンストップ・プラットフォーム提供
※「SOKUYAKU」、オンライン診療から服薬指導、処方薬の宅配まで
※調剤薬局の実店舗運営あり（健康日本堂調剤薬局 赤坂店） - ヘルスケア商品のマーケティングノウハウ
※通販サイト、テレビのインフォマーシャル広告、ネット広告
※著名人等を起用した広告宣伝
ブログ、インスタ、各種メディア向け記者発表会
＜管理人コメント＞
以下、2020/05期の売上高に対する各事業の内訳。
売上の７割以上が「ヘルスケアセールス事業」によるものとなっています。
自社ブランド商品である「酵水素328選シリーズ」など通販による健康食品の販売が売上の多くを占めるということなのかなと思われます。
以下、自社ブランド商品。
メディカルケアセールス事業では商品を医薬品・医薬部外品、漢方薬まで販売しているようです。
◆酵水素328選の通販サイト
https://kosuiso.jp/
トップペイジで確認すると、「はるな愛」、「東尾理子＆石田純一」、「芸人のたんぽぽ」さんなど多数の芸能人を起用してプロモーションしているようです。
商品も一覧で確認すると８商品ありました。
以下、「酵水素328選 もぎたて生スムージー」の価格を参考に紹介。
1ヶ月分が６３７２（税込）の商品ですがで定期購入を申し込むと初回が2138円（税込）で、2回目以降も4298円（税込）で購入できるキャンペーンをやっていました。※2021/07時点
１日あたりの価格に換算すると4298円／30日＝約143円と健康食品、ダイエット商品としては手軽な価格で長く定期購入を続けられそうな商品、システムになっているなとは思います。
直近の決算状況と業績の推移
クリック＞＞業績データを開く／閉じる
2016/05 2017/05 2018/05 2019/05 2020/05 2021/02
（第3四半期）売上高
（百万円）2025 4000 5198 6126 7106 6569 経常利益
（百万円）51 518 589 367 174 1014 当期純利益
（百万円）24 322 399 6 96 660 １株当たり
配当額（円）- - - - - - １株当たり
当期純利益（円）6367 83827 208 2 25 172 ※単位（百万円）、（円）の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2016/05 2017/05 2018/05 2019/05 2020/05 2021/02
（第3四半期）売上高の
前年同期比- 97.53% 29.95% 17.85% 16.00% -7.56% 経常利益の
前年同期比- 915.69% 13.71% -37.69% -52.59% 482.76%
＜管理人コメント＞
売上は拡大傾向になっています。
経常利益は直近で鈍化する動きがあるものの、2021/02時点では大きく伸びており拡大しています。
コロナウイルスによる影響ですが、 「事業への大きな影響はない」そうです。
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 2,825,800千円
広告宣伝費 2,555,800千円
※新規定期会員獲得のため今後は地上波のテレビCMも多く実施
研究開発費 80,000千円
※新商品の企画・開発
医療プラットフォーム改修・機能追加 70,000千円
ECシステム統合 80,000千円
採用・教育研修費 40,000千円
残額 0円
ジェイフロンティア の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 広告宣伝による売上拡大
※今後は地上波のテレビCMも多く実施 - 医療プラットフォームサービスの提供拡大
※2021/02「SOKUYAKU」アプリ配信開始
※既存システム改修、機能追加
※法制度の改正に応じた新たなサービス開発 - 新商品の企画・開発・研究
※機能性表示食品、特定保健用食品分野への参入を検討
※医薬品・医薬部外品分野でメディカルケア分野の新商品開発を予定 - M＆A、アライアンス推進
※製造機能のインハウス化で新規性・機能性高いヘルスケア商品の開発スピードアップ - コーポレートブランド価値向上
※SDGｓに即した活動
オンライン医療アプリ、低糖質米開発、女性・外国人労働者の活躍推進、バイオマスプラスチック配合のレジ袋
＜管理人コメント＞
以下、2021/02時点の売上高に対する各事業の内訳。
各事業の売上割合は、前期と比べてあまり変わりなし。
売上金額で見てみると、３事業ともに前期の売上を上回る進捗率で好調なようです。
会社の説明にもコロナによる「巣ごもり消費」が「健康食品市場にも追い風となっている」とありましたので、コロナがプラス要因になっている可能性がありそうです。
初値上昇の期待について管理人コメント
＜管理人コメント＞
健康食品の販売が多くを占めていますが、医薬品・医薬部外品分野商品の他、医療プラットフォームサービスの提供など、幅広く展開しているのが確認できました。健康、美容、医療など強みを活かした事業展開をしているなと感じました。
コロナによる巣ごもり消費で直近の売上が好調なようですが、新規資金使途のほとんどを広告宣伝に投入する予定となっております。定期購入会員の増加による継続的に見込める収入による売上拡大に期待できそうな会社だなと思いました。
一部ロックアップなしの株主がいますが、多くはロックアップされています。
ベンチャーキャピタルによる売出しはありません。
マザーズ市場としては公開株数は普通くらいです。
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
| コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7084 | （株）KidsSmileHoldings | 03/04 | 920,000 | 2260 | 2732 | 20.88% |
| 7089 | フォースタートアップス（株） | 03/13 | 920,000 | 1770 | 1628 | -8.02% |
| 4015 | アララ（株） | 11/19 | 912,000 | 1400 | 3080 | 120.00% |
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
| コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7050 | フロンティアインターナショナル | 02/28 | 885,000 | 2,410 | 2,715 | 12.66% |
| 7060 | ギークス | 03/20 | 931,500 | 1,930 | 2,900 | 50.26% |
| 4441 | トビラシステムズ | 04/25 | 901,600 | 2,400 | 5,420 | 125.83% |
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
| コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7035 | ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ |
09/06 | 851,000 | 2570 | 4010 | 56.03% |
・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
| コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3559 | ピーバンドットコム | 03/09 | 860,000 | 1650 | 3530 | 113.94% |
フォースタートアップスが公募割れしていますが、2020/03月付近は、コロナウイルスによる影響で相場全体が大きく急落していましたので例外として理解しておくと良いと思います。
事業内容により様々ですが、多くがそれなりに上昇しており、初値が大きく上昇しているものもあります。
業績は拡大傾向、巣ごもり消費の追い風に加え広告宣伝投入による商品販売拡大。またITサービスの提供など成長に期待できる部分が複数あります。公開株数は多い方というわけでもありません。ただし想定発行価格がそれなりに高いので期待のし過ぎは禁物かもしれません。それなりに上昇して欲しいなとは思います。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
| 証券会社名 | |
|---|---|
| 主幹事 | SBI証券 |
| 引受 | みずほ証券 |
| 引受 | 野村證券 |
| 引受 | SMBC日興証券 |
| 引受 | 東海東京証券 |
| 引受 | 藍澤證券 |
| 引受 | 岩井コスモ証券 |
| 引受 | 東洋証券 |
| 引受 | 松井証券 |
| 引受 | マネックス証券 |
| 引受 | 水戸証券 |
| 引受 | 楽天証券 |
積極的に申し込まれる方は、
ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。
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口コミ評価など
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 中村 篤弘 代表取締役社長 59.31% 90日間
保有分売出
(2.03%)㈱篤志 ※B 24.04% 90日間 竹尾 昌大 11.30% 以下続きを開く／閉じる 古川 一輝 顧問税理士 4.61% ※Y 上記合計 99.26% ※上記以下は省略しています。
※B 役員等が自己の名義により所有する株式に係る議決権が100分の50を超えている会社
90日のロックアップ期間：2021/11/24
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
※Y 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 中村 篤弘 代表取締役社長 50,000 1.20% 合計 50,000 1.20%
＜注意＞
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
＝＞目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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