AB&Company【9251】のIPO抽選申込どうする?

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AB&Company【9251】のIPO抽選申込どうする?

 

 

ab-company-ipo

作成:2021/10/20

AB&Company IPOの紹介

 

コード 9251
会社名

(株)AB&Company
※えーびーあんどかんぱにー

市場

マザーズ

事業内容

美容室チェーン「Agu.」などの
直営店舗運営、フランチャイズ展開。
美容室の内装、店舗デザイン事業もあり。

上場日

2021/11/19

初値  

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

2021/11/04(木)~11/10(水)まで

 

IPOの申し込み期間は約7日間

 

=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

 

IPO抽選対象の株数

 

5,441,800株

 

(内訳)

公募: 50,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 4,682,100

オーバーアロットメントによる売り出し: 709,700

 

過去データをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

ab-company-ipo-maza-zu
ab-company-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 1470円
仮条件の価格 ※2021/11/02に決定予定

 

 

AB&Company の強み

tsuyomi

※独自の見解な どを含みます。

  1. 顧客獲得力
    ※コストパフォマンスの高いサービス提供
    ※WEBサイトHOT PEPPER Beautyの効率的な運用ノウハウで低コストで高い集客力
  2. 出店コスト低減
    ※地方展開、空中店舗展開
    ※出店後、短期間で黒字化可能、スタイリストへの報酬還元
  3. デザイン事業の内製化、スピード出店
    ※内装工事コストを抑え短期間で開業
  4. スタイリスト人材の獲得力
    ※柔軟な勤務が可能。休眠美容師を現場復帰させることが可能。
    ※報酬が完全歩合制で満足度向上、定着
    ※FCオーナーとしてのキャリアパス提示
  5. 独自のフランチャイズオーナーシステム
    ※グループ内での昇進システム。帰属意識が高く離反リスクが低い。
    ※経営者育成にも注力
    ※店舗ノウハウ共有、出店立地調整。優良物件情報の入手。
    ※B-first㈱による事細かな支援
  6. 全国各地への店舗によるスケールメリット
    ※全国589店舗、年間来客数319万人
    ※材料費等の抑制

 

point<管理人コメント>

 

以下、2020/10期の売上高に対する各部門の内訳。

ab-company-uriageuchiwake

直営店舗の運営による売上が7割となっています。

考え方次第では将来のフランチャイズ展開余力が大きいということかな?

 

agu.の店舗例。

ab-company-agu

 

店舗は北海道から沖縄まで全国各地にあるようですね。

ab-company-tenpo

 

 

直近の決算状況と業績の推移

ab-company-gyouseki

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。 ※国際基準

  2019/10 2020/10 2021/07
(第3四半期)
売上収益
(百万円)
8700 9630 8230
税引前利益(百万円) 905 912 1070
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) 614 584 695
  - - -
基本的1株あたり当期利益(円) 42 40 47

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2019/10 2020/10 2021/07
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 10.69% -14.54%
経常利益の
前年同期比
- 0.77% 17.32%

 

point<管理人コメント>

連結決算のデータは少ないので傾向をつかむのは難しいですが、
売上は直近では拡大傾向になっているように見えます。
税引前利益も直近では拡大傾向です。

 

季節変動としては3月、7月、12月に拡大する傾向あり。

 

コロナウイルスによる影響ですが、 各種イベント減少や在宅勤務の長期化に伴い少なからず影響が出ているとのこと。

 

 

・連結子会社の詳細

設立 会社名 所在地
2011/12 B-first株式会社 東京都
2011/01 株式会社ロイネス 東京都
2014/03 株式会社Puzzle 仙台市
2014/12 株式会社agir 愛知県
2019/05 AGU NY,Inc. 米国
2016/06 株式会社建.LABO 東京都

 

 

新規発行による手取金の使途

ab-company-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 58,500千円

CRMシステム開発 2,800千円
POSレジシステム開発 33,000千円
連携機能強化 11,000千円
残額 11,700千円
※残額は売上管理システム開発

 

 

AB&Company の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 更なる出店強化
    ※出店余力100万人以上の都市で84店舗、30万人以上の都市で83店舗、15万人以上の都市で82店舗、2万人以上の都市で671店舗
    ※M&Aやアライアンスも有効活用
  2. 全国店舗のスケールメリットを活かした横展開
    ※美容専門商品の物販、広告、その他サービス等
  3. 新たなフォーマットへの展開
    ※リラクゼーションヘッドマッサージ、メンズ特化型カット等
  4. 海外展開
    ※北米を中心
    ※現地の習慣に合わせローカライズする形での展開を目指す

 

point<管理人コメント>

 

以下、2021/07時点の売上高に対する各事業の内訳です。

ab-company-uriageuchiwake2

直営の売上割合が減り、フランチャイズの売上割合が拡大しています。

グループ内での独立フランチャイズが進んでいるということでしょうか?

 

売上金額で見てみると、全ての事業で前期を上回る進捗状況となっており、とても好調なようです。

 

ヘアサロンの「Agu.」以外にも以下のようなサービスを展開しています。

ab-company-group

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

ヘアサロンは沢山あり競争が激しいビジネスで他との違いが素人には分かりませんが、コストを抑えた出店やWEB広告ノウハウによる集客など合理的なビジネスを展開しており、全国各地にあり業績が拡大傾向ということはそれなりに人気で好調なのだろうなということは感じました。

 

内装工事や店舗デザインまで内製しちゃう合理化はスピード出店にもつながり合理化ポイントとしては他にはあまりない強みかもしれませんね。・

 

海外展開の他、ヘッドスパやメンズ特化など新業態への成長期待もありますので今後の成長拡大に期待したいです。

 

 

ロックアップはしっかりしており問題なし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しがありますが、保有分の半分で限定的?

 

マザーズ市場としては公開株数はかなり多い方なので初値抑制要因。

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7356 Retty(株) 10/30 5,541,300 1180 1611 36.53%
4170 (株)Kaizen Platform 12/22 5,760,600 1,150 1,170 1.74%
4168 (株)ヤプリ 12/22 5,572,000 3,160 5,240 65.82%

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4931 新日本製薬 06/27 5,600,000 1,470 1,664 13.20%
4449 ギフティ 09/20 5,049,300 1500 1880 25.33%
2980 SREホールディングス 12/19 5,157,200 2650 2475 -6.60%

 

・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3981 ビーグリー 03/17 5,217,800 1880 1881 0.05%

 

さすがにこの公開株数規模ともなると初値はかなり抑制傾向になっており、公募割れしているものもの1つ確認できます。

 

業績は拡大傾向。ヘアサロンというありふれた事業ですが、横展開などの成長性に期待できる部分はあります。ただ公開株数がかなり多く、一応限定的とはいえ筆頭株主のベンチャキャピタルによる売出しでもありますので初値の上昇には期待しすぎない方がよさそうです。公募割れリスクも考えた上で注意したいと思います。

 

とりあえず公開株数がかなり多い方なので仮条件の価格や最終的な公募売出し価格を確認して慎重に判断したいと思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 大和証券
主幹事 マッコーリーキャピタル証券会社
引受 野村證券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券

 

 

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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

口コミ評価など

 

 

 

 

 

kuchikomi-hyouka

株主の構成とロックアップ期間など

 

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
Sunrise Capital III, L.P.   34.40% 180日間、1.5倍以上
保有分売出
(45.39%)
Sunrise Capital III (JPY), L.P.   18.60% 180日間、1.5倍以上
保有分売出
(45.39%)
Sunrise Capital III (Non-US),L.P.   14.90% 180日間、1.5倍以上
保有分売出
(45.39%)
以下続きを開く/閉じる
丹内 悠佑 子会社の代表取締役 10.00% 180日間
株式会社Logotype ※A 6.80% 180日間
株式会社SunFlower ※A 6.80% 180日間
市瀬 一浩 代表取締役 3.30% 180日間
株式会社I.M.C ※A 2.90% 180日間
永島 光 子会社の代表取締役 0.50% 180日間
上記合計   98.20%  

※上記以下は省略しています。

※A 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社

 

180日のロックアップ期間:2022/05/17

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

※Y 全て新株予約権

 

 

売り出し株式の詳細

 

売り出し対象となっている株式の株主内訳です。

 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
Sunrise Capital III, L.P.   2368200 15.60%
Sunrise Capital III (JPY), L.P.   1284700 8.46%
Sunrise Capital III (Non-US),L.P.   1029200 6.78%
合計   4682100 30.84%

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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