Appier Group【4180】のIPO抽選申込どうする?

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Appier Group【4180】のIPO抽選申込どうする?

 

 

appier-group-ipo

作成:2021/02/25 更新:2021/04/14

Appier Groupの紹介

(※2021/04/14更新)

コード 4180
会社名

Appier Group(株)
※えいぴあ ぐるーぷ

市場

マザーズ

事業内容

デジタルマーケティング、
セールス活動の全領域を支援する
AIソリューションをSaasモデルで提供。

上場日

2021/03/30

公募売出
価格
1600円
※仮条件の上限
初値
03/30
2030円
+26.88%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

Appier Group の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2021/03/15(月)~03/19(金)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約5日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

18,875,200株

 

(内訳)

公募: 9,101,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 8,789,500

オーバーアロットメントによる売り出し: 984,700

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

appier-group-ipo-maza-zu
appier-group-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2021/04/14更新)

想定発行価格 1400円
仮条件の価格(03/12) 1,400~1,600円

 

 

Appier Groupの強み

tsuyomi

※独自の見解な どを含みます。

  1. Saasプラットフォームとして提供
    ※初期投資、開発時間・コストを大幅削減
    ※簡単に利用可能
    デジタルマーケティングとセールス領域の課題を一気通貫で解決
    ※ユーザーの獲得、ユーザーの維持・関係構築、購買の動機づけ、オーディエンスの行動予測
    ※4つのAIソリューション
  2. アジア、欧州、米国に17のオフィス
    ※15カ国、492名の従業員
    ※各地域で人材の強みを活かしビジネスチャンスを得る
  3. 機械学習やAIの研究で実績のある人材
    ※全エンジニアの約70%がAI又はビッグデータ領域における博士号、修士号を有する
    ※グループの役員、従業員が執筆した論文は300以上
    ※データマイニングコンテストのKDDカップで7回優勝
    ※AI革命を牽引する50社(2017年)
  4. 世界各国の顧客企業で導入実績
    ※顧客企業827社、多様な業種で様々な活用事例
  5. 従量制と月額、年額課金の料金体系
    ※CrossXは利用量に応じた料金、それ以外は月額、年額課金。
    ※2020/12期 月次顧客解約率は約0.8%

 

point<管理人コメント>

 

以下、主に4つのAIサービスがあります。

appier-group-service

 

各4サービスの売上内訳を知りたかったのですが公表されておらず不明ですが、「CrossX」が売上収益の68%を占めるそうです。
appier-group-uriageuchiwake

 

以下、世界各国にある拠点です。

appier-group-kyoten

 

appier-group-jisseki

有名な大企業での利用がされているようですね。

 

詳しくは分かりませんが、googleまで利用しているとは意外でした。

 

 

・Appier CrossX: ユーザー獲得プラットフォーム

※2017/08公開動画

 

 

直近の決算状況と業績の推移

appier-group-gyouseki
※2012/06台湾法人Appier, Inc.でAI研究開始。~中略~2019/01Appier Group㈱設立。
※2020/12期分は未監査

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。

  2018/12 2019/12 2020/12
売上収益
(百万円)
6291 7220 8970
税引前収益
(百万円)
△ 1964 △ 2253 △ 1557
親会社の所有者に
帰属する当期利益
(百万円)
△ 1950 △ 2350 △ 1454
  - - -
基本的1株あたり
当期利益(円)
△ 21 △ 26 △ 16

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2018/12 2019/12 2020/12
売上収益の
前年同期比
- 14.77% 24.24%
税引前利益の
前年同期比
- -14.71% 30.89%

 

point<管理人コメント>

連結データが少ないですが、
売上は拡大傾向になっているように見えます。
税引前収益は、直近では少し縮小しているものの赤字の状況が継続しています。

 

 

・連結子会社の詳細

会社名 所在地
Appier Pte. Ltd. シンガポール
Appier, Inc. 台湾
Appier Japan株式会社 東京都
Appier PTY. Ltd. オーストラリア
Quantumgraph Solutions Private Limited. インド
Appier India Private Limited. インド
Appier Hong Kong Ltd. 香港
Appier Korea Ltd. 韓国
Appier Beijing Co., Ltd. 中国
神測通金融科技股份有限公司 台湾
Appier Vietnam Co., Ltd. ベトナム
Appier Thailand Co., Ltd. タイ
Appier UK Co., Ltd. 英国
Appier US LLC 米国

 

 

新規発行による手取金の使途

appier-group-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 5,543百万円
第三者割り当て増資の手取概算上限 1280百万円
海外募集における差引手取概算 6021百万円

 

人件費 10,193百万円
※エンジニア、営業人員、バックオフィス人員等
クラウドサービス利用料 1,254百万円
※Saasサービス提供のため
広告宣伝費 253百万円
※新規顧客獲得のため
借入金返済 1,144百万円
残額 0円

 

 

Appier Groupの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 新たなソリューション開発
    ※既存エンタープライズソフトウェアをAIで自動化
    ※顧客企業との対話、企業の意思決定、リソース管理、社内業務の自動化など
  2. 新規顧客企業の獲得
    ※広告宣伝
    ※eコマースやゲームあなど既存業界での活用事例増やす
    ※消費財、金融業界など新たな業界での活用事例を拡大
  3. 既存顧客企業の売上収益向上
    ※アップセルから今後はクロスセルを増やす
  4. 新たな地域への展開
  5. 戦略的なM&A
  6. AIのソフトウェア市場は拡大すると見込まれる
    ※2020年2480億米国ドルから2022年には3430億米国ドル
    ※自社グループのTAMは2020年524億米ドル、2022年675億米ドルを見込む

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
Plaxie Inc. ※A 18.54% 360日間
保有分売出
(5.27%)
SEQUOIA CAPITAL
INDIA INVESTMENTS IV
  16.67% 40% 180日間
60% 360日間
保有分売出
(5.86%)
Global Premier Group
Limited
  6.90% 40% 180日間
60% 360日間
保有分売出
(10.91%)
以下続きを開く/閉じる
TA STRATEGIC PTE.
LTD.
  5.88% 40% 180日間
60% 360日間
保有分売出
(9.14%)
蘇 家永 取締役 4.75% 360日間
保有分売出
(10.28%)
ソフトバンクグループ
株式会社
  4.74% 40% 180日間
60% 360日間
保有分売出
(49.99%)
HIPPO TECHNOLOGY
INVESTMENT COMPANY
LIMITED
  3.95% 40% 180日間
60% 360日間
GSEN APPIER CLIENT
ASSET ACCOUNT
  3.86%  
ASEAN CHINA
INVESTMENT FUND
III L.P.
  3.79% 40% 180日間
60% 360日間
保有分売出
(49.98%)
HIPPO II TECHNOLOGY
INVESTMENT COMPANY
LIMITED
  3.62% 40% 180日間
60% 360日間
保有分売出
(5.00%)
PALACE INVESTMENTS
PTE. LTD.
  3.44% 40% 180日間
60% 360日間
JAFCO ASIA
TECHNOLOGY FUND VI
  1.95% 50% 180日間
50% 360日間
保有分売出
(15.00%)
CONTINUUM CAPITAL II
LIMITED PARTNERSHIP
CAPITAL
  1.95% 50% 180日間
50% 360日間
李 婉菱 取締役 1.79% 360日間
ALIBABA TAIWAN
ENTREPRENEURS FUND
II LP
  1.56% 50% 180日間
50% 360日間
游 直翰 代表取締役CEO 1.38% 360日間
上記合計   84.77%  

※上記以下は省略しています。

 

※約束する書面を差し入れ予定

360日のロックアップ期間:2022/03/24

180日のロックアップ期間:2021/09/25

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
ソフトバンクグループ
株式会社
  2203000 2.37%
ASEAN CHINA
INVESTMENT FUND
III L.P.
  1760000 1.89%
Plaxie Inc. ※A 907700 0.98%
以下続きを開く/閉じる
SEQUOIA CAPITAL
INDIA INVESTMENTS IV
  907700 0.98%
Global Premier Group
Limited
  700000 0.75%
TA STRATEGIC PTE.
LTD.
  500000 0.54%
Fabrizio Caruso   488000 0.53%
蘇 家永 取締役 453800 0.49%
ASEAN CHINA INVESTMENT FUND
(US) III L.P.
  310000 0.33%
JAFCO ASIA
TECHNOLOGY FUND VI
  272000 0.29%
HIPPO II TECHNOLOGY
INVESTMENT COMPANY LIMITED
  168300 0.18%
Ying-Jui Chen   80000 0.09%
涂 正廷 取締役 39000 0.04%
合計   8,789,500 9.46%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

AIのサービスについての詳細はよく分かりませんが、
大手企業が利用していて、世界各国に拠点を置いて大規模にサービスを提供しているなというのは感じられました。優秀なAI人材を多数かかえているのが強みだと思いますので今後の成長拡大に期待したい会社です。

 

上位株主にAI分野に集中投資すると言っているソフトバンクグループが入っていますね。AIサービスを提供する会社として注目すべき会社なのでしょう。

 

 

一部、ロックアップされてないものが気になりますが多くはロックアップされています。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しがある点は気になりますが限定的ではあります。

ちなみに売出し数が一番多いのがソフトバンクグループで、保有分の約50%を売り出しています。上場で売り抜けるのがうまいソフトバンクだけに色々思うところはあります。(^_^)

 

マザーズ市場としては公開株数はかなり多いので初値抑制要因です。

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

※事例が少ないので幅をもたせて確認します。

 

・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7342 ウェルスナビ(株) 12/22 17,153,700 1,150 1,725 50.00%

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4480 メドレー 12/12 15,824,000 1300 1270 -2.31%
4478 フリー 12/17 18,566,000 2000 2500 25.00%

 

・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4597 ソレイジア・ファーマ 03/24 22,353,100 185 234 26.49%

 

このくらいの公開株数だと大きな初値上昇は難しく公募割れしているものもありますが、意外とそれなりに初値上昇しているものもありますね。特にウェルスナビなんかは相場状況がとても良かったからなのか大きく上昇しています。

 

業績は拡大傾向ですが、赤字なのはちょっと気になります。初値が高騰しがちなAI銘柄ですが、IPO条件は異なります。やはり公開株数の多さは気になります。相場状況がとてもよいのでそれなりに上昇してくれることに期待してしまいますが、売出し株主や赤字上場という点で慎重に考えたいとは思います。

 

公開株数がとても多いので仮条件の価格や最終的な公募売り出し価格を確認して慎重に判断したいです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 SMBC日興証券
主幹事 みずほ証券
主幹事 BofA証券
引受 野村證券
引受 楽天証券
引受 SBI証券
引受 UBS証券

 

 

積極的に申し込まれる方は、ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

 

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このページを見た人の初値予想

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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい






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