フロンティア【4250】のIPO抽選申込どうする?
作成:2021/10/05
目次
フロンティア IPOの紹介
コード | 4250 |
---|---|
会社名 |
(株)フロンティア |
市場 |
福証Q-Board ※2021/10/31付でTOKYO PRO Market上場廃止予定 |
事業内容 |
自動車アフターパーツの企画、製造・販売など。 |
上場日 |
2021/11/01 |
初値 |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
2021/10/13(水)~10/19(火)まで
IPOの申し込み期間は約7日間
IPO抽選対象の株数
115,000株
(内訳)
公募: 50,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 50,000
オーバーアロットメントによる売り出し: 15,000
過去データをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
>※Q-Boardのデータはあまりないのでマザーズのデータで比較します。
想定発行価格と仮条件の価格
想定発行価格 910円
仮条件の価格 ※2021/10/11に決定予定
フロンティア の強み
※独自の見解な どを含みます。
- 企画開発から製造、販売までを一貫して行う
※高品質なものを低価格にて販売
※自動車販売店や自動車部品卸売業者へ販売
※自動車のフルモデルチェンジ、マイナーチェンジにも迅速対応 - 工場を持たないファブレスメーカー
※中国国内工場に生産委託
※自社工場を持つコスト、リスクを回避 - 個人顧客向けのインターネットサイト通販
※「カー用品のe-フロンティア」。Yahooショッピング、楽天。
※自社企画製品の他、ペット関連、アウトドア関連用品等を提携工場で製品化 - 製造の受託サービスも提供
※国内玩具メーカー向けの電子玩具(児童向けパソコン型玩具、タブレット型玩具等) - 多様な市場ニーズや顧客ニーズにフレキシブルに対応
※自動車、ペット、アウトドア、電子玩具
<管理人コメント>
以下、2020/11期の売上高に対する各事業の内訳。
2つの事業に別れていますが、「PB販売事業」は自社で販売する製品の事業で、「OEM/ODM事業」は他社からの受託製造事業になります。
以下、主な製品。
自社で企画設計している自動車のアフターパーツが強みのようですが、中国の製造工場を活用して様々な製品の製造を行っているようです。
直近の決算状況と業績の推移
クリック>>業績データを開く/閉じる
以下、連結決算。
2019/11 2020/11 2021/05
(第2四半期)売上高
(百万円)1239 1481 613 経常利益
(百万円)59 77 43 当期純利益
(百万円)64 61 30 1株当たり
配当額(円)- - - 1株当たり
当期純利益(円)101 97 47 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2019/11 2020/11 2021/05
(第2四半期)売上高の
前年同期比- 19.53% -58.61% 経常利益の
前年同期比- 30.51% -44.16%
以下、単体決算。
2016/11 2017/11 2018/11 2019/11 2020/11 売上高
(百万円)668 770 789 867 919 経常利益
(百万円)8 44 2 47 46 当期純利益
(百万円)4 57 1 53 32 1株当たり
配当額(円)- - - - - 1株当たり
当期純利益(円)732 9085 2 83 51 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2016/11 2017/11 2018/11 2019/11 2020/11 売上高の
前年同期比- 15.27% 2.47% 9.89% 6.00% 経常利益の
前年同期比- 450.00% -95.45% 2250.00% -2.13%
<管理人コメント>
連結決算のデータが少ないので評価が難しいですが、
直近の売上は拡大傾向でしょうか?
直近の経常利益も拡大傾向でしょうか?
季節要因として第3、4四半期の売上が高い傾向があるそうなので2021/05時点の進捗状況を見る際には注意してください。
コロナウイルスによる影響ですが、 春節による中国工場の休業を見越して在庫を手厚くしていたため影響は限定的で、 児童向け電子玩具の大口注文や巣篭もり需要等で堅調だったようです。
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 34,160千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 12558千円
工場兼事務所建設資金 36,000千円
原反裁断機購入 10,718千円
残額 0円
フロンティア の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 事業ドメイン、営業エリア拡大
※日本中どこからでも注文 - 自社生産を含めた供給体制の強化
- 新商材の開発
※自動車アフターマーケット - 知名度向上による売上拡大
※顧客ニーズに応える製品を市場投入 - 製造委託先の拡大
※今後の販売数量、アイテム数量増加に対応
※生産拠点の見直しも随時検討しカントリーリスク最小化 - 純正品の市場獲得
<管理人コメント>
以下、2021/05時点の売上高に対する各事業の内訳です。
「PB販売事業」の売上割合が大きく増加しています。
売上金額で見てみると、「PB販売事業」は単純計算で前期を上回る進捗状況となっており、第3、4四半期の売上が高い傾向があることも合わせて考えるとかなり好調なのだろうなというのがわかります。
しかし、「OEM/ODM事業」事業は単純計算ですが前期をかなり下回る進捗状況になっています。ただし会社のコメントでネガティブな内容の言及が無かったのでもしかしたら季節要因による偏りかもしれないのでハッキリとはわかりません。
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
主に「自動車アフターパーツ」に関して自社で企画開発しているということで強みだと思いますが、中国の工場を活用して様々なものを製造受託する会社なんだなということがよく分かりました。自動車アフターパーツ等(ペットやアウトドア関連がある)に関しては、Webサイトでの通販がありますが、恐らくコロナ禍における巣篭もり需要がプラス要因だったのだろうなと思います。
中国の春節で事前に在庫を手厚くしていたというのは、毎年の行事ではありますが、コロナ拡大のタイミングを考えるととても運が良かったなと思います。
強みである自動車アフターパーツはもちろん、様々な製品に対応できるノウハウがあるように感じましたのでファブレスメーカーであることを活かして今後の成長に期待したい会社です。
ロックアップはありますが詳細は不明なので省略。
ベンチャーキャピタルによる売出しはありません。
マザーズ市場としては公開株数は少ない方なので初値上昇要因。
Q-Boardのデータはあまりないのでマザーズのデータで参考比較しますが、
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4011 | (株)ヘッドウォータース | 09/29 | 115,000 | 2400 | 28560 | 1090.00% |
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6573 | アジャイルメディア ・ネットワーク |
03/28 | 142,600 | 3,000 | 15,470 | 415.67% |
6577 | ベストワンドットコム | 04/25 | 125,300 | 4330 | 14830 | 242.49% |
3498 | 霞ヶ関キャピタル | 11/28 | 155,000 | 3240 | 6240 | 92.59% |
・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3991 | ウォンテッドリー | 09/14 | 149,500 | 1000 | 5010 | 401.00% |
上記はマザーズ市場のデータなのであくまでも参考としてですが、これくらい公開株数が少ないと初値は大きな上昇となる傾向があります。
業績は拡大傾向でコロナ禍は追い風。自動車アフターパーツのトレンドはよくわかりませんが、ペット関連、アウトドア関連もあります。ネット通販などで巣ごもり需要の恩恵が受けられるなどトレンドに乗ったビジネスになっているのかなというのは感じます。とにかく公開株数が少ないので初値は大きな上昇に期待したいとは思います。
市場が福証Q-Boardであることや、業種の特性などは各自で考慮してください。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | エイチ・エス証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | 西日本シティTT証券 |
引受 | 藍澤證券 |
引受 | ひろぎん証券 |
引受 | FFG証券 |
引受 | マネックス証券 |
裏 | 岡三オンライン証券 |
ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。
※2021/10/05 追記
目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!
このページを見た人のアンケート
このページを見た人の初値予想
結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。
口コミ評価など
株主の構成とロックアップ期間など
※詳細は省略
180日のロックアップ期間:2022/04/29
90日のロックアップ期間:2022/01/29
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
売り出し株式の詳細
※詳細は省略
<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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