ベビーカレンダー【7363】のIPO抽選申込どうする?
作成:2021/02/22 更新:2021/03/29
目次
ベビーカレンダーの紹介
(※2021/03/29更新)
コード | 7363 |
---|---|
会社名 |
(株)ベビーカレンダー |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
妊娠・出産・育児領域の専門サイト |
上場日 |
2021/03/25 |
公募売出 価格 |
4,200円 ※仮条件の上限 |
初値 03/25 |
9,400円 +123.81% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
ベビーカレンダー の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2021/03/10(水)~03/16(火)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
189,700株
(内訳)
公募: 85,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 80,000
オーバーアロットメントによる売り出し: 24,700
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2021/03/29更新)
想定発行価格 3880円
仮条件の価格(03/08) 3,960~4,200円
ベビーカレンダーの強み
※独自の見解な どを含みます。
<メディア事業>
- 妊娠・出産・育児関連の豊富なコンテンツ
※日めくり機能、ニュース、離乳食レシピコンテンツ、基礎知識、体験やトーク - 専門家監修による記事提供
※医師、助産師、保育士、看護師、管理栄養士、ファイナンシャルプランナーなど全57名 - 無料で専門家に相談できる
※「専門家相談」 - オオサキメディカル㈱と協業
※「ファーストプレゼント」等のプレゼントキャンペーン
※成果報酬型プロモーション - 月間875万人が利用
※2020/12サイト月間UU:737万人 - オンライン/オンライン様々なポイントからのアクセス
※外部ニュース配信、検索エンジン、ソーシャル
※産院ベビーパッド、タウン誌(はっぴーママ)、レシピカード
<産婦人科向け事業>
- 全国450院以上の導入実績
※ベビーパッドシリーズ - 幅広いサービスラインナップ
※ホームページ制作、保守管理、その他、かんたん診察予約、エコー動画館 - 継続的な収入が見込めるストック収益
※リース契約もしくは月額レンタル契約
<管理人コメント>
以下、2019/12期の売上高に対する各事業の内訳です。
2つの事業があり、それぞれ存在感ありますが、最初に始めた産婦人科向け事業よりもメディア事業の方が売上が大きいようですね。
メディア事業はもともとクックパッドから2015/06に譲り受け、その後、経営権を取得した事業です。クックパッドはサイト運営のノウハウを持っている会社ですから最初から質の高い運営ができたのだろうなとは思います。産婦人科向け事業とも相性がよく、シナジー効果が高く、とてもよいM&Aですね!
◆ベビーカレンダー
https://baby-calendar.jp/
以下、スマホアプリ。googlePLAYの評価。
以下、ベビーパッドシリーズの一部ソリューション。
iPadにコンテンツを搭載したもので、産婦人科の待合室で患者が知りたい情報を得ることができたり、入院中の患者が利用するものなどがあります。
直近の決算状況と業績の推移
※1991/04㈱ロジスティクスコンサルティング設立。~中略~2017/05㈱ベビーカレンダーに商号変更。
クリック>>業績データを開く/閉じる
2015/03 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 2020/09
(第3四半期)売上高
(百万円)471 221 220 416 488 600 600 経常利益
(百万円)78 △ 61 △ 115 △ 0 17 33 33 当期純利益
(百万円)54 △ 62 △ 117 △ 12 △ 19 71 71 1株当たり
配当額(円)- - - - - - - 1株当たり
当期純利益(円)39329 △ 44910 △ 85323 △ 8561 △ 28 98 98 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2015/03 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 2020/09
(第3四半期)売上高の
前年同期比- -53.08% -0.45% 89.09% 17.31% 22.95% 0.00% 経常利益の
前年同期比- - -88.52% - - 94.12% 0.00%
<管理人コメント>
売上は拡大傾向になっています。
経常利益は、赤字の時期もありましたが直近では黒字転換し、売上に伴い拡大傾向になっています。
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 296,416千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 88,169千円
既存システムの開発 100,000千円
※サービス拡充、業務効率向上。施設あたりの単価増加。
新サービス開発 100,000千円
※産婦人科向け事業、メディア事業のアプリ開発
人材採用費、人件費 80,000千円
※システム開発、編集部員などの人員
広告宣伝費 104,585千円
※ネット媒体によるプロモーション。認知度向上、ユーザー獲得。
残額 0円
ベビーカレンダーの成長余力
※独自の見解などを含みます。
<メディア事業>
- ベビーカレンダーの認知度向上、ユーザー獲得
※ネット媒体でのプロモーション、上場効果 - 他領域への進出
※女性の一生をサポートするサービスへ拡大。幅広い年齢層。
※ムーンカレンダー、ウーマンカレンダー、介護カレンダー
<産婦人科向け事業>
- ベビーパッドの既存顧客リプレース、新規顧客開拓
- 既存システムの機能追加など
※施設あたりの単価向上 - 販売代理店契約提携会社との連携強化
※新サービスのホームページ制作、かんたん診療予約、エコー動画館の拡販 - ダイレクトメールの発送を増やす
※年2回から4回へ - 近年、医療機関でホームページ制作の需要が増している
- 産婦人科以外への展開
※介護施設など? - 新規サービス開発
<その他>
- Webマーケティング事業の拡大
※2020/03事業開始
<管理人コメント>
以下、2020/09時点の売上高に対する各事業の内訳です。
2020/01にgaデザイン㈱を子会社化し、2020/03に吸収合併しWebマーケティング事業事業が新しく加わっています。
もともとの会社で様々な分野でWebマーケティングサービスを展開していた事業ですでに売上も10%弱ありますが、メディア事業とのシナジー効果が高そうな事業ですね。M&Aで成長拡大を加速させている経営戦略がよくわかります。
昨期の売上高と比較してみると、メディア事業、産婦人科向け事業ともに昨期を上回る進捗状況となっており、好調なようです。
以下、メディア事業で展開している新サービス
◆ムーンカレンダー
https://moon-calendar.jp/
◆ウーマンカレンダー
https://woman-calendar.jp/
◆介護カレンダー
https://kaigo-calendar.jp/
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 安田 啓司 代表取締役 30.01% 180日間
保有分売出
(15.09%)山田 育代 25.88% 180日間
保有分売出
(17.51%)高谷 康久 17.38% 180日間、1.5倍除く 以下続きを開く/閉じる 高谷コンサルティング株式会社 8.49% 180日間 福島 智晴 取締役 2.60% 180日間、1.5倍除く
※Yオオサキメディカル株式会社 協業 1.70% 大崎 将男 1.13% 三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組 1.13% 髙桑 忠久 取締役 0.85% 180日間、1.5倍除く
※Y佐々木 和幸 取締役 0.74% 180日間、1.5倍除く
※Y上田 周弘 取締役 0.74% 180日間、1.5倍除く
※Y佐藤 芳則 従業員 0.74% ※Y 依岡 清志 従業員 0.74% ※Y 粂田 隆行 0.57% 北村 修一 0.57% 杉本 雅樹 0.57% 三枝 万里子 0.57% 西内 直之 取締役 0.57% ※Y 上記合計 94.98% ※上記以下は省略しています。
180日のロックアップ期間:2021/09/20
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
※Y 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 安田 啓司 代表取締役 40,000 4.53% 山田 育代 40,000 4.53% 合計 40,000 4.53%
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
ママ向けのサービスに特化してシナジー効果の高い会社をM&Aで、うまく事業拡大しているなというのがとても感じられました。実店舗のITサービスとネットメディアのノウハウが集積されてきているので他領域への展開も視野に入ってきています。既存事業、新規事業ともにこれからの成長拡大余地は大きいなと感じられましたので期待したい会社です。
一部、ロックアップされていないのが気になりますが、大部分はロックアップされています。
第三者割当に関しては継続確約があります。
ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。
マザーズ市場としては公開株数はとても少ないので初値上昇要因です。
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4020 | ビートレンド(株) | 12/17 | 189,100 | 2,800 | 10,010 | 257.50% |
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4438 | Welby | 03/29 | 188,200 | 5,200 | 18,030 | 246.73% |
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
7320 | 日本リビング保証 | 03/30 | 184,500 | 1,760 | 5,100 | 189.77% |
4382 | HEROZ | 04/20 | 198,000 | 4500 | 49000 | 988.89% |
4425 | Kudan | 12/19 | 196,500 | 3,720 | 14,000 | 276.34% |
さすがに公開株数が少ないのでどれも初値は大きく上昇しているものばかりです。
売上は拡大傾向、IT関連。公開株数は少なく、相場環境はとても良いので初値は大きな上昇に期待したいです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | SBI証券 |
引受 | SMBC日興証券 |
引受 | 岩井コスモ証券 |
引受 | 松井証券 |
引受 | マネックス証券 |
引受 | 楽天証券 |
引受 | 藍澤證券 |
引受 | 極東証券 |
引受 | むさし証券 |
ネット証券のSBI証券が主幹事なのはチャンスです!
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。
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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。
口コミ評価など
<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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