ブロードマインド【7343】のIPO抽選申込どうする?
作成:2021/02/24 更新:2021/03/29
目次
ブロードマインドの紹介
(※2021/03/29更新)
コード | 7343 |
---|---|
会社名 |
ブロードマインド(株) |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
保険、証券、住宅ローン、 |
上場日 |
2021/03/26 |
公募売出 価格 |
810円 ※仮条件の上限 |
初値 03/26 |
1,566円 +93.33% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
ブロードマインド の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2021/03/10(水)~03/16(火)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
1,035,000株
(内訳)
公募: 600,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 300,000
オーバーアロットメントによる売り出し: 135,000
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2021/03/29更新)
想定発行価格 710円
仮条件の価格(03/08) 710~810円
ブロードマインドの強み
※独自の見解な どを含みます。
- 金融サービスをワンストップ提供
※年代・ライフステージに応じたニーズを全て解決
※保険、証券、住宅ローン、不動産
※様々な金融商品に精通した各分野のプロフェッショナルが在籍 - 全てを提供できる仲介業者は少数
※商品毎に販売資格に係る登録又は認可取得が必要
※全分野で仲介する業者は自社含め5社のみ - 特定の金融機関に偏らない立場
※顧客にとってベストな提案ができる - 業務提携による継続・安定的な見込み客の獲得
※国内大手クレジットカード会社、大手信販会社等。
※月間平均10件以上の見込み客提供実績のある提携先は15社 - 独自の教育カリキュラム
※知識を体系的に習得
※ファイナンシャルプランナーとして成果創出の早期化を実現 - 相談は何度でも無料
※訪問/来社/オンライン - 自社コールセンターを完備
※複数の金融機関への手続きも、一つの窓口で受付
※アフターサービスの提供
<管理人コメント>
以下、2020/03期の売上高に対する各事業内訳です。
売上の8割弱が「生命保険」によるものとなっています。
その他の売上割合は小さいですが、そのなかでも「不動産販売業」の売上が10%あるのはちょっと目立ちますね。国内だけでなく、米国子会社まで設立していますのでかなり力を入れているような気がします。
生命保険による加入をきっかけとして人生の長い期間で接点を持つことで、ライフステージに応じた金融商品を紹介していくというようなビジネススタイルのようですね。
※2019/12末時点
全ての分野で仲介する業者はかなり少ないようですね。
直近の決算状況と業績の推移
※2002/01設立。
クリック>>業績データを開く/閉じる
以下、連結決算。
2019/03 2020/03 2020/12
(第3四半期)売上高
(百万円)3141 3245 2575 経常利益
(百万円)558 291 377 当期純利益
(百万円)401 178 252 1株当たり
配当額(円)- - - 1株当たり
当期純利益(円)88 39 55 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2019/03 2020/03 2020/12
(第3四半期)売上高の
前年同期比- 3.31% -20.65% 経常利益の
前年同期比- -47.85% 29.55%
以下、単体決算。
2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2020/03 売上高
(百万円)2277 2434 2523 3014 2935 経常利益
(百万円)222 258 281 482 272 当期純利益
(百万円)140 231 168 339 170 1株当たり
配当額(円)- - - - - 1株当たり
当期純利益(円)3069 5046 3667 74 37 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2020/03 売上高の
前年同期比- 6.90% 3.66% 19.46% -2.62% 経常利益の
前年同期比- 16.22% 8.91% 71.53% -43.57%
<管理人コメント>
売上は拡大傾向になっているように見えます。
経常利益は、変動があって傾向を掴むのは難しいですが、直近では横ばい傾向でしょうか?
コロナウイルスによる影響ですが、
2021/03期の緊急事態宣言中に一部の業務提携先において見込み客の供給量が減少したものはあったそうですが、全体として堅調に推移したそうです。
・連結子会社の詳細
設立 会社名 所在地 2016/09 Broad-minded America Properties, Inc. 米国 2016/09 Broad-minded Texas, LLC 米国
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 381,920千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 88,182千円
広告宣伝等 184,200千円
※認知度向上、顧客の獲得・利用継続のためネット広告、SNS活用
※PRコンサルティング会社との協業により広報活動強化
システム開発、人件費 245,102千円
※既存Webサービス機能強化、サービスポータルの開発
※既存顧客への提案力強化のための基幹システム開発
※専門人材の採用に係る人件費
新規採用に係る人件費 40,800千円
※資産形成・運用サービス領域の機能拡大、コンプライアンス体制の強化
残額 0円
ブロードマインドの成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 広報、広告宣伝活動の強化
※ネット広告、SNS活用、PRコンサルティング会社との協業
※グループ単独での見込み客獲得量を増加させる - 資産運用、資産保全ニーズなど提案力強化
※リタイアメント準備世代、リタイアメント層へ拡大 - デジタルを活用した顧客接点の形成
※ライフプランニングWebサービス「マネパス」
※オンライン面談システム「Broadtalk」
※サービスポータルサイト構築 - デジタルサービスの他仲介業者向け提供
※新たな収益モデルの確立。 - コンサルティングの生産性向上
※過去の好事例をナレッジ化
<管理人コメント>
リタイアメント準備世代以降へのアプローチが今後の成長拡大で重要なものとなりそうです。
デジタルを活用した取り組み
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 伊藤 清 代表取締役社長 36.94% 180日間 笹川 治信 15.56% 180日間
保有分売出
(11.90%)吉橋 正 取締役 14.27% 180日間 以下続きを開く/閉じる 小林 義典(信託口) 9.26% ※Y メットライフ生命保険
株式会社7.87% 90日間
保有分売出
(47.06%)大西 新吾 取締役 5.81% 180日間 小林 義典 1.85% あいおいニッセイ
同和損害保険株式会社1.85% 90日間 佐藤 誠 1.30% 佐藤 秀昭 0.93% 東京海上日動
あんしん生命保険
株式会社0.85% 90日間 鵜沢 敬太 取締役 0.59% 180日間 上村 浩 従業員 0.56% 180日間 輿石 雅志 従業員 0.56% 180日間 岡本 功治 従業員 0.56% 180日間 ブロードマインド
従業員持株会0.52% 上記合計 99.28% ※上記以下は省略しています。
180日のロックアップ期間:2021/09/21
90日のロックアップ期間:2021/06/23
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
※Y 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 メットライフ生命保険
株式会社200,000 3.70% 笹川 治信 100,000 1.85% 合計 300,000 5.56%
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
ネット保険が台頭してきている昨今においても、保険という商品はとても分かりづらいのもあってやはりまだまだ対面での保険販売は重要だろうなと個人的にも思いますが、沢山ある保険会社のなかからベストな商品を紹介してくれるのはとてもありがたいものだと思います。幅広い金融サービスを紹介していくためにも対面での関係構築は、その後に大きな強みとなると思います。
今後、生命保険以外の売上をどれだけ拡大していけるかは成長のカギになるのかなと思われますが、特に不動産関連に力を入れているように思いますし、デジタルの活用など独自性を感じさせるものもありますので今後の成長拡大において注目したいです。
一部、ロックアップされてないものが気になりますが多くはロックアップされています。
ベンチャーキャピタルによる売出しは問題なし。
マザーズ市場としては公開株数は普通くらいで特別多くはないです。
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
7687 | (株)ミクリード | 03/16 | 1,071,800 | 890 | 818 | -8.09% |
7094 | (株)NexTone | 03/30 | 1,064,500 | 1700 | 1660 | -2.35% |
4057 | (株)インターファクトリー | 08/25 | 1,110,900 | 960 | 5080 | 429.17% |
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
7683 | ダブルエー | 11/01 | 1,035,000 | 4690 | 4680 | -0.21% |
7074 | トゥエンティーフォーセブン | 11/21 | 1,132,700 | 3420 | 3800 | 11.11% |
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6575 | ヒューマン・ アソシエイツ・ ホールディングス |
04/10 | 1,131,600 | 1,170 | 3,600 | 207.69% |
4395 | アクリート |
07/26 | 1,058,000 | 770 | 1542 | 100.26% |
このくらいの公開株数だと事業内容によって様々で公募割れもありますが、大きく初値が上昇したものも確認できます。
2020/03に公募割れしているものがありますが、コロナウィルスによる影響で相場が急落した時期ですので考慮して見るとよいと思います。
業績は拡大傾向、保険関連でイノベーションという点で見極めづらいですが、公開株数は多くありませんし、相場状況がとてもよいのでそれなりの初値上昇に期待したいです。
ちょっとよくわからないところもありますので、仮条件の価格や最終的な公募売り出し価格もしっかりかくにんしてから申し込みたいです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | 楽天証券 |
引受 | マネックス証券 |
引受 | 松井証券 |
引受 | あかつき証券 |
積極的に申し込まれる方は、ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。
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