自律制御システム研究所【6232】のIPO抽選申込どうする?

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自律制御システム研究所【6232】のIPO抽選申込どうする?

 

 

jiritsuseigyo-ipo

作成:2018/11/22 更新:2018/12/21

自律制御システム研究所 IPOの紹介

(※2018/12/21更新)

コード 6232
会社名

(株)自律制御システム研究所

市場 マザーズ
事業内容

主にインダストリアル、コープレート向けに
ドローンを活用した新たな無人化・
Iotシステムの受注開発、
生産、販売・サービス。

公募売出
価格
3400円
※仮条件の上限
上場日

2018/12/21

初値
12/21
2830円
-16.76%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

自律制御システム研究所  の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2018/12/05(水)~12/11(火)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

ipo-kabucom-banar

 

 

IPO抽選対象の株数

 

2,971,200株

 

(内訳)

公募:900,000
引受人の買い取り引受による売り出し:1,683,700
オーバーアロットメントによる売り出し:387,500

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

jiritsuseigyo-ipo-maza-zu
jiritsuseigyo-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2018/12/21更新)

想定発行価格 3380円
仮条件の価格(12/03) 3000~3400円

 

 

自律制御システム研究所の強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. ドローン活用の検討段階から導入までワンストップ提供
  2. 大企業におけるドローン活用の実績
    ※楽天㈱の「天空」。㈱NJSの「AirSlider」
  3. ゼロから国内で独自開発した自律制御システム
    ※多くが海外製のもの
  4. 耐風性、高速飛行時の安定性、突発的な動作に対する安定性
    ※モデルベース先端制御、非線形制御等
    ※競合他社やPID制御と比較しても優れている
  5. 非GPS環境下での完全自律飛行を実現
    ※目視外や通信が途絶えた場面などでも動作可能
    ※画像処理による自己位置推定、AIによる環境認識
  6. 安全装置のパラシュート
  7. 自社製アプリ・ソフトウェア
    ※エミュレータ、飛行計画支援、飛行ログ解析

 

point<管理人コメント>

 

 

◆特注ドローンの事例
jiritsuseigyo-jirei

 

◆ドローンビジネスの主なサービス概要jiritsuseigyo-gyoumu

 

以下は、2018/03期の売上高に対する業務サービス別の内訳です。
jiritsuseigyo-uriageuchiwake
ソリューションの構築:STEP1、STEP2
量産機体の販売:STEP3,STEP4

 

 

・完全自律型ドローン飛行デモ

※2015/09

 

 

直近の決算状況と業績の推移

jiritsuseigyo-gyouseki

  2014/01 2015/01 2016/01 2016/03 2017/03 2018/03 2018/09
(第2四半期)
売上高
(百万円)
- 36 179 121 157 370 246
経常利益
(百万円)
△ 1 △ 11 △ 57 △ 1 △ 486 △ 454 △ 86
当期純利益
(百万円)
△ 712 △ 11 △ 58 △ 2 △ 489 △ 460 △ 88
1株当たり
配当額(円)
- - - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 713 △ 7345 △ 23434 △ 687 △ 88 △ 72 △ 10

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2016/03期は決算期変更により2ヶ月間のみ。
※2013/11設立。

 

 

  2014/01 2015/01 2016/01 2016/03 2017/03 2018/03 2018/09
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- - 397.22% -32.40% 29.75% 135.67% -33.51%
経常利益の
前年同期比
- -1000.00% -418.18% 98.25% -48500.00% 6.58% 81.06%

 

point<管理人コメント>

売上は拡大傾向であるのが確認できますが、
経常利益は赤字の状況が継続中となっています。

 

設立からまだ間もないので投資先行の状況にあるのかなとは思います。
公表資料でも現在は、売上高と研究開発費を重視した経営をしているとのことです。

 

業績の季節変動としては、官公庁などの検収時期が2,3月に多く第4四半期の比重が高くなるとのことです。

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

jiritsuseigyo-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 2,772,640千円

 

製造関連費用 730,925千円

※製造に係る労務費、製造経費。原材料の期末保有在庫分
人件費及び人材採用費 499,595千円
※営業部門、管理部門に係る人員増強。人員拡大に伴う採用関連費用
販売促進費 220,000千円
※顧客向けのフライトデモの実施、展示会の出展等。
研究開発費 900,463千円
※新技術の開発や製品の機能強化、国家プロジェクト参画のため。
残額 421,657千円
※将来における運転資金

 

 

自律制御システム研究所 の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 類似用途での横展開
    ※トンネル、下水処理施設内点検などに類似したもの
  2. 新規用途の開拓
    ※工場内の棚卸カウント、工場メーター計測
  3. 国家プロジェクトの参画で新技術の研究開発を実施
    ※助成金、補助金として収受
  4. 国内外において大きな成長が見込まれている
    ※インフラ点検、物流、防災・災害支援。
  5. 海外を含めた新規顧客開拓
    ※シンガポールを中心とした海外市場での実証実験
  6. ソリューションシステム構築の高度化による単価上昇
    ※概念検証、カスタム開発
  7. 特注ドローンの実運用開始で出荷機体数の増加
  8. 量産体制のファブレスモデルによる収益率向上

 

point<管理人コメント>

 

 

以下は、2018/09時点の売上高に対する業務サービス別の内訳です。 jiritsuseigyo-uriageuchiwake2
「量産機体の販売」と「その他」の売上割合が大きくなっています。 
2018/09時点の進捗を昨期末と比較してみると、ソリューション構築の進捗がイマイチではありますが、量産、その他で伸びているのがハッキリと分かります。第4四半期の売上比重が高いことを考えると、今期もしっかりとした売上の伸びが期待できそうです。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
UTEC3号投資事業
有限責任組合
  19.93% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(21.43%)
野波 健藏 取締役会長 14.23% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(20.00%)
楽天株式会社   12.81% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(14.81%)
株式会社菊池製作所   9.96% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(33.33%)
iGlobe Platinum Fund
Ⅱ Pte.Ltd.
  9.49%  
株式会社SMBC信託銀行   7.91%  
太田 裕朗 代表取締役社長 4.98% ※1
鷲谷 聡之 取締役 3.56% ※1
早川 研介 取締役 3.56% ※1
みずほ成長支援第2号
投資事業有限責任組合
  3.16%  
千葉道場ドローン部1号
投資事業有限責任組合
  1.58%  
五十嵐 恵美子   1.42% 保有分売出
(33.33%)
株式会社アトックス   1.42% 全て売出し
上記合計   94.01%  

 

90日のロックアップ期間:2019/03/20

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

※1 現在保有分は売出し、残りは新株予約権

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
UTEC3号投資事業
有限責任組合
  450000 4.27%
株式会社菊池製作所   350000 3.32%
野波 健藏 取締役会長 300000 2.85%
楽天株式会社   200000 1.90%
株式会社アトックス   150000 1.42%
鷲谷 聡之 取締役 93700 0.89%
五十嵐 恵美子   50000 0.47%
太田 裕朗 代表取締役社長 37500 0.36%
早川 研介 取締役 37500 0.36%
ツカサ電工株式会社   15000 0.14%
合計   1683700 15.98%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

現在の業績は、設立間もなく投資先行ということもあって赤字の状況とはなっているものの、産業用ドローンの活用は今注目されていますので、これからの市場拡大に期待されるところです。

 

独自開発での強みや大企業でのサービス化もすでになされているということで、これからは量産化や横展開、新規分野展開や海外展開に生産効率化と成長余力は大きく残していますので、現在の赤字状況はあまりきにせず期待した会社です。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しも含まれますが限定的になっています。

 

ある程度ロックアップはあるものの、ベンチャーキャピタルで無視できない割合がロックアップされていないことと、ロックアップありでも公募売り出し価格の1.5倍でロックアップが解除されるなど初値抑制要因として気になります。

 

一応、第三者割当等に関して継続所有の確約があることや、成長初期段階で売出しも抑えているということなので、よほど初値が高騰するようなことがない限り、実際にはすぐに売却するとはあまり考えなくてよいかも?しれませんがどうでしょうか。

 

 

マザーズ市場としては公開株数は多いので初値抑制要因として気になります。

 

過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6568 神戸天然物化学 03/15 2,608,200 2340 3665 56.62%

 

・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6544 ジャパンエレベーター
サービスホールディングス
03/17 3,335,000 550 890 61.82%
6553 ソウルドアウト 07/12 2,672,600 1200 2113 76.08%
3993 PKSHA
Technology
09/22 2,385,100 2400 5480 128.33%
3994 マネーフォワード 09/29 2,931,000 1550 3000 93.55%
6556 ウェルビー 10/05 2,196,500 2580 3305 28.10%
6561 HANATOUR JAPAN 12/15 2,932,500 2000 2200 10.00%

 

事業内容にもよりますが、さすがにこのくらいの公開株数だと初値は高騰するものばかりではなく抑制されている傾向にありますが、それなりの初値上昇は見込めるものであることが確認できます。

 

マネーフォワードなどは赤字上場でしたが、初値はなかなかの上昇となっており、現時点でも赤字ですが初値を上回る水準で推移しています。

 

成長性を考えれば現時点での赤字は気になりませんし、事業の新規性などを考えると人気化しやすいと思うので、初値もそれなりに上昇してくれることを期待したいです。

 

注意点としては上場日は、「ポート」、「EduLab」と合わせて3社同時上場となります。
ポートの公開株数は、自律制御システム研究所を上回るものとなっており、投資資金の分散などで初値抑制要因として気になるところです。

 

また相場全体の地合いがあまりよくないこともあってその影響も初値抑制要因として気になるところです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

(※2018/12/10更新)

  証券会社名
主幹事 みずほ証券
引受 野村證券
引受 大和証券
引受 SBI証券
引受 いちよし証券
引受 SMBC日興証券
引受 岡三証券
引受 水戸証券
引受 楽天証券
マネックス証券

 

※2018/11/22 追記

目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですのでお見逃しなく!

 

※2018/12/10 追記

めずらしく目論見書に掲載されていなかったマネックス証券が申込み可能となっていました。ネット証券で平等抽選なのでお忘れなく!

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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