ポート【7047】のIPO抽選申込どうする?
作成:2018/11/22 更新:2018/12/25
目次
ポート IPOの紹介
(※2018/12/25更新)
コード | 7047 |
---|---|
会社名 |
ポート(株) |
市場 | マザーズ ※福岡証券取引所 Q-Boardへも同時上場 |
事業内容 |
キャリア、金融、医療領域などの |
公募売出 価格 |
1480円 ※仮条件の上限 |
上場日 |
2018/12/21 |
初値 12/25 |
930円 -37.16% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
ポート の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2018/12/06(木)~12/12(水)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
3,673,600株
(内訳)
公募:750,000
引受人の買い取り引受による売り出し:2,444,500
オーバーアロットメントによる売り出し:479,100
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2018/12/25更新)
想定発行価格 1450円
仮条件の価格(12/04) 1420~1480円
ポートの強み
※独自の見解などを含みます。
- 特定領域に特化したサイト展開
※多くのユーザーや継続的に抱える社会課題 - 相関性の高い広告主のニーズに合致した送客を行える
※広告効果が高い - 専門家による監修を受けたコンテンツの品質
※弁護士、ファイナンシャルプランナー、金融機関OB、医療専門チーム
<管理人コメント>
詳しいサイトの紹介などが掲載されていなかったのでネット検索で以下探しました。
◆キャリアパーク
https://careerpark.jp
就活、転職などの情報を提供しているサイトのようです。
◆マネット(カードローン)
https://ma-net.jp/card-loan
今のところカードローンに特化したサイトになっているのが確認できました。
◆オンラインクリニック
https://port-medical.jp/media
主に生活習慣病など身近な問題を主に扱っているようでした。
以下、売上に対する各メディア領域別の内訳です。
キャリアとファイナンスが多くを占めるようです。
直近の決算状況と業績の推移
2014/03 | 2015/03 | 2016/03 | 2017/03 | 2018/03 | 2018/09 (第2四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
売上高 (百万円) |
211 | 343 | 600 | 942 | 1931 | 1348 |
経常利益 (百万円) |
7 | △ 73 | △ 328 | △ 292 | △ 136 | 231 |
当期純利益 (百万円) |
5 | △ 51 | △ 383 | △ 294 | △ 137 | 193 |
1株当たり 配当額(円) |
- | - | - | - | - | - |
1株当たり 当期純利益(円) |
92854 | △ 7475 | △ 520 | △ 32 | △ 14 | 18 |
※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2014/03 | 2015/03 | 2016/03 | 2017/03 | 2018/03 | 2018/09 (第2四半期) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
売上高の 前年同期比 |
- | 62.56% | 74.93% | 57.00% | 104.99% | -30.19% |
経常利益の 前年同期比 |
- | -1142.86% | -349.32% | 10.98% | 53.42% | 269.85% |
<管理人コメント>
売上は拡大傾向で直近での伸びが大きくなっています。
経常利益は赤字が続いていましたが、縮小傾向で推移し、今期2018/09時点では黒字転換しているのが確認できます。
広告宣伝費は以下の通り。
・2018/03期:763百万円
・2018/09時点:390百万円
今期2018/09時点の広告宣伝費を見てみると、前年並のペースとなっているので、しっかりと売上の伸びが利益を押し上げたところはあるかなとは思います。
その他、以下外注費が減っているのも関係ありそうです。
・2017/03期:118百万円
・2018/03期:65百万円
・2018/09時点:なし?※公表資料に明記なし
新規発行と増資による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 1,074百万円
第三者割当増資の手取概算 692百万円
人件費・採用費 1,226百万円
※既存事業拡大、新規メディア開発のため
残額 540百万円
※将来における事業拡大に寄与する成長資金として
ポート の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 認知度向上と新規会員数獲得による売上拡大
※広告宣伝、セミナー等 - 現在提供していないリアルビジネスへの新規展開
- ファイナンス系、メディア系においてキャリア系と同様な収益拡大
- 新規分野の横展開など継続的な新規事業の創出
- 蓄積したビックデータを活用したプロダクトやサービスの展開
- M&Aによる新規事業やサービス拡大
<管理人コメント>
以下は、2018/09時点の売上に対する領域別の内訳です。
ファイナンス系の割合が高くなっているのが確認できます。
2019/09時点の進捗を昨年末の売上金額と比較してみると各領域とも伸びていそうですが、やはりファイナンス系の伸びが良さそうに思います。
ファイナンス系は確認した限り、カードローン関連のみなので横展開は期待したいところかもしれません。
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
ネットメディアは広告宣伝費などが気になりますが、今期は現時点で黒字化しており、売上も伸びていますので引き続きの成長拡大に期待したいところでしょうか。
株主は全体的にベンチャーキャピタルによる保有が多いのは気になるところですが、ベンチャーキャピタルによる売出し割合は限定的です。
大部分がロックアップされていますが、ベンチャーキャピタルが一部ロックアップされていないことと、公募売り出し価格の1.5倍以上の価格でロックアップ解除される条件になっているのは初値抑制要因でしょうか。
マザーズ市場としては公開株数はかなり多いので初値抑制要因として気になります。
過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。
・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6544 | ジャパンエレベーター サービスホールディングス |
03/17 | 3,335,000 | 550 | 890 | 61.82% |
・2016年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3932 | アカツキ | 03/17 | 3,795,000 | 1930 | 1775 | -8.03% |
・2015年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6049 | イトクロ | 07/30 | 3,358,000 | 1930 | 2010 | 4.15% |
このくらいの公開株数だと事例自体が少ないですが、さすがに公募割れも過去にあったようです。ただし、ジャパンエレベーターサービスホールディングスのように意外と上昇したこともあったようです。
公開株数の多さがかなり気になりますが、ネットメディアとしてのテーマ人気や、今期は現時点で黒字化しているということで、それなりに需要はあるかなとは思います。正直、大きな初値上昇は難しいかなと思いますが、それなりに上昇してくれることを期待したいところです。
マザーズでこれからの成長に期待する銘柄としては、公開株数が多いのは当選しやすいのである意味、狙い所でチャンスではあります。もちろん初値がどうなるかは悩みどころではありますが。
それから上場日は、「自律制御システム研究所」、「EduLab」と合わせて3社同時上場となっています。特に自律制御システム研究所も公開株数が多くなっていますので上場日が重なるのは資金分散するという意味で、初値抑制要因になるかもしれません。
また現在、株式市場全体の地合いが悪いこともありますので、念の為、仮条件の価格や公募売り出し価格が上限で決まるかなどを確認して手堅くいきたいところです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | 大和証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | 野村證券 |
引受 | SMBC日興証券 |
引受 | みずほ証券 |
引受 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | いちよし証券 |
引受 | 岩井コスモ証券 |
引受 | エース証券 |
引受 | 丸三証券 |
引受 | エイチ・エス証券 |
裏 | 岡三オンライン証券 |
裏 | カブドットコム証券 |
※2018/11/22 追記
目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですのでお見逃しなく!
目論見書などで紹介されていない、委託証券としてカブドットコム証券がIPOを募集しているのが確認できました。ネット証券で平等抽選でもあるので積極的に参加したい人はお見逃しなく!
このページを見た人のアンケート
このページを見た人の初値予想
口コミ評価など
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 春日 博文 代表取締役社長 40.08% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(9.39%)JAPAN VENTURES
I L.P.※A21.17% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(55.90%)以下続きを開く/閉じる Samurai Incubate Fund
2 号投資事業有限責任組合10.41% 90日間、1.5倍除く グローバル・ブレイン5号
投資事業有限責任組合9.01% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(50.00%)丸山 侑佑 取締役 5.85% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(18.82%)三菱UFJキャピタル5号
投資事業有限責任組合1.83% 90日間、1.5倍除く FinTechビジネス
イノベーション投資事業
有限責任組合1.61% SBIベンチャー企業
成長支援3号投資事業
有限責任組合1.24% SBIベンチャー企業
成長支援4号投資事業
有限責任組合0.90% Samurai Incubate Fund
5号投資事業有限責任組合0.81% SBIベンチャー投資促進
税制投資事業有限責任組合0.81% みやぎん地方創生1号
ファンド投資事業
有限責任組合0.81% SBIベンチャー企業
成長支援2号投資事業
有限責任組合0.64% 上記合計 95.17%
90日のロックアップ期間:2019/03/20
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 JAPAN VENTURES
I L.P.※A1364000 11.83% グローバル・ブレイン5号
投資事業有限責任組合519500 4.51% 春日 博文 代表取締役社長 434000 3.77% 以下続きを開く/閉じる 丸山 侑佑 取締役 127000 1.10% 合計 2444500 21.21%
<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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