ピービーシステムズ【4447】のIPO抽選申込どうする?

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ピービーシステムズ【4447】のIPO抽選申込どうする?

 

 

pbsystems-ipo

作成:2019/08/21 更新:2019/09/18

ピービーシステムズ IPOの紹介

(※2019/09/18更新)

コード 4447
会社名

(株)ピー・ビーシステムズ

市場 福証Q-Board
事業内容

主に中堅企業向けに基幹システムを
プライベートクラウド化する事業など。
VRシアター4D王の販売もあり。

公募売出
価格
1380円
※仮条件の上限
上場日

2019/09/12

初値
09/12
1950円
+41.30%

 

point<管理人コメント>

 これはピービーシステムズのWebサイトデザインにあるものですが、アニメみたいなデザインで面白いですね。

pbsystems-web
4D王ではコンテンツも扱っていますのでそういったクリエイティブさもこのデザインから感じ取ることができると思います。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

ピー・ビーシステムズ の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2019/08/26(月)~08/30(金)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約5日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

ipo-kabucom-banar

 

 

IPO抽選対象の株数

 

240,000株

 

(内訳)

公募: 150,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 60,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 30,000

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

※参考データが少ないので東証の過去データと比較します。
pbsystems-ipo-maza-zu
pbsystems-ipo-jasdaq
pbsystems-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2019/09/18更新)

想定発行価格 1370円
仮条件の価格(08/22) 1280~1380円

 

 

ピー・ビーシステムズの強み

 

※独自の見解などを含みます。

<セキュアクラウドシステム事業>

  1. 主要な仮想化ソフトウエアを網羅し顧客に最適な選択で構築
    ※Citrix、Wmware、Microsoft
  2. シトリックス社の最上位日本代理店
    ※20年以上のパートナー実績
    ※2017年、2018年にスペシャリスト認定者が最も多い企業として受賞
  3. 多種多様なセキュリティ系製品の実装実績あり
  4. クラウド構築以外に企業システム全般を対象としたサービスを提供
    ※仮想化環境に特化した機能の製品化、顧客独自機能の個別開発など

 

<エモーショナルシステム事業>

  1. 3Dスティック映像を投影する技術の特許を取得
    ※日本、アメリカ、台湾、インドで取得済み
  2. ヘッドマウントディスプレイ不要でVR体験を複数人で共有できる
    ※4D王、軽量な3D眼鏡を使用
    ※一度に16名~100名が同時
  3. 運搬設置を簡易にした可搬型のシアターもあり
    ※4D王ギャロップ
  4. 国内外の遊園地を中心に常設
    ※国内17箇所、海外2箇所

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2018/09期の売上高に対する事業別の内訳です。

pbsystems-uriageuchiwake

売上のほとんどがクラウド構築のセキュアクラウドシステム事業になっています。

 

エモーショナルシステム事業は売上化とても小さく強みと言うのは難しい状況になっていますが、2018/09期は、前事業年度比89.5%減となったため売上比率が大きく下がっていると思われます。

 

 

・株式会社ピー・ビーシステムズ 冨田 和久 / 日本の社長.tv

 

・4D王のコンテンツ

 

 

直近の決算状況と業績の推移

pbsystems-gyouseki
※1997年2月設立。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

  2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09 2019/06
(第3四半期)
売上高
(百万円)
885 1136 1323 1592 1486 1223
経常利益
(百万円)
△ 3 23 27 89 14 113
当期純利益
(百万円)
△ 37 23 48 91 △ 87 122
1株当たり
配当額(円)
- - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 7884 4934 10036 79 △ 75 106

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09 2019/06
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 28.36% 16.46% 20.33% -6.66% -17.70%
経常利益の
前年同期比
- 866.67% 17.39% 229.63% -84.27% 707.14%

 

point<管理人コメント>

売上は拡大傾向から直近で少し鈍化する動きも確認できますが、 2019/06(第3四半期)時点の進捗を考えると2017/09期を上回るペースで拡大傾向を維持しているように感じます。
経常利益は直近で大きく減少していますが、 2019/06(第3四半期)時点では過去最高で拡大傾向になっているのが確認できます。

 

2018/09期の売上が鈍化しているのはエモーショナルシステム事業の売上鈍化(前事業年度比89.5%減)によるものですが、2019/06時点では新たな販路拡大などで4D王の新規販売が好転しているようです。
※2018/09期 セキュアクラウドシステム事業の売上は拡大しています。

 

2018/09期の純利益が大きく赤字となっていますがエモーショナルシステム事業にて特別損失を計上によるもの
内訳は以下の通り。
ソフトウエア 約76.9百万円
特許権 約13.9百万円
特許権仮勘定 約7.7百万円

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

(※2019/08/26追加)

pbsystems-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 181,560千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 37,812千円

 

新規人材採用費、人件費 130,000千円

社内システム投資 15,000千円
※生産性向上、セキュリティ強化
借入金返済 60,012千円
残高 14,360千円
※具体的な決定事項なし

 

 

ピー・ビーシステムズ の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 大口パートナーとの関係強化
  2. 中堅企業顧客の新規開拓
  3. サブスクリプション型(月額徴収)サービスを利用したシステム構築に対応
  4. ロイヤルカスタマー獲得のため営業力強化
    ※システムの相談を継続して行ってくれる顧客
  5. 4D王の新分野への展開
    ※科学館、博物館、防災施設、観光施設、シネコン、工場見学、海外展開など
  6. 4D王の代理店ネットワーク増強

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2019/06時点の売上高に対する内訳です。

pbsystems-uriageuchiwake2
エモーショナルシステム事業の売上比率が復活しているのが確認できます。
セキュアクラウドシステム事業も売上金額を昨年末と比較すると昨年を少し上回るペースで拡大しているのが確認できます。

 

エモーショナルシステム事業は一時的に鈍化したものの博物館や科学館などへの販路拡大で需要はまだまだありそうなので期待したいところだと思います。一応、業績変動要因として認識はしておくと良いかもしれません。

 

4D王のコンテンツで福岡市科学館「クリエイティブスペースプロデュースコンテスト」で大賞を受賞したそうです。
pbsystems-vr
※福岡市科学館のWEBサイトより
科学館の展示物としての有効性やクオリティが示されたということで今後他の科学館などへの展開に期待が持てる結果だと思います。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
冨田 和久 代表取締役社長 28.50% 180日間
保有分売出
(14.61%)
森﨑 高広 取締役 5.00% 180日間
彌永 玲子 取締役 4.51% 180日間
加賀電子株式会社   3.75% 90日間、1.5倍除く
株式会社ユニリタ   3.47% 90日間、1.5倍除く
以下続きを開く/閉じる
日本アジア投資株式会社   3.33% 90日間、1.5倍除く
山代ガス株式会社   3.33% 90日間、1.5倍除く
株式会社ゼネラルアサヒ   2.91% 90日間、1.5倍除く
イメージ情報開発株式会社   2.78% 90日間、1.5倍除く
K&Pパートナーズ1号
投資事業有限責任組合
  2.64% 90日間、1.5倍除く
株式会社E3   2.36% 90日間、1.5倍除く
内野 浩   1.44%  
江藤 庄治   1.39%  
みやざき未来応援ファンド
投資事業有限責任組合
  1.39% 90日間、1.5倍除く
冨田 美香 ※A 1.33% 180日間
河内 康志   1.28%  
山本 智弘 従業員 1.18% 180日間
古賀 由国   1.17%  
株式会社ダイショー   1.11%  
冨田 良彦 ※B 0.97% 180日間
株式会社共栄テック   0.87%  
龍 正子   0.79%  
小池 裕   0.75%  
神宮 厚彦   0.75%  
豊田 知子   0.75%  
中島 克之   0.75%  
馬場 哲久   0.75%  
株式会社
パッセルインテグレーション
  0.69%  
大原 和司 監査役 0.61% 180日間
金光 誠也   0.61%  
長澤 利之   0.61%  
山崎 仁志   0.61%  
吉村 慶太郎   0.61%  
酒井 直隆   0.60%  
真田 清司   0.60%  
太田 俊彦   0.56%  
柴田 芳明   0.56%  
冨田 良郎 ※B 0.56% 180日間
福島 泰広   0.56%  
宮原 宏   0.56%  
村野 淳   0.56%  
宮地 洋 従業員 0.54% 180日間
上記合計   88.09%  

※上記以下は省略しています。

 

180日のロックアップ期間:2020/03/09

90日のロックアップ期間:2019/12/10

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
冨田 和久 代表取締役社長 60000 4.16%
合計   60000 4.16%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

クラウド化の流れは加速していますので需要は高いと思いますし、仮想化技術や開発技術などもあると思いますのでそれらの確かな技術力をもとに成長拡大を期待したい会社です。

 

4D王によるVRシアターの方は一時的に鈍化したものの、新規の販路拡大で成長拡大に期待できそうです。VR市場はまだまだこれからだと思いますので期待したいと思います。

 

ロックアップは上位がしっかりしていますが、ロックアップされていない個人の株主が多数いるのは気になります。約2割と意外と存在感はあります。
多数に分散されている点は少し安心感があるでしょうか。一応、初値が高騰した場合は、気にしておきたいものです。

 

ベンチャーキャピタルによる売り出しは心配ありません。

 

Q-Boardは少ないので過去データと比較するのが難しいですが、東証で考えた場合、公開株数はかなり少ない方なので初値上昇に期待したいものだと思います。

 

参考になるかどうかわかりませんが、過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4429 リックソフト 02/26 294,400 4,000 9,050 126.25%
4437 gooddaysホールディングス 03/25 306,200 2,280 5,200 128.07%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4387 ZUU 06/21 287,500 1600 5550 246.88%
4393 バンク・オブ・イノベーション 07/24 265,000 960 2000 108.33%
3496 アズーム
09/20 316,200 3000 6400 113.33%
7036 イーエムネットジャパン
09/20 259,900 3000 7000 133.33%
4424 Amazia 12/20 339,800 1,320 1,756 33.03%
4428 リンク 12/25 285,200 3,580 7,620 112.85%

 

さすがにこのくらい公開株数が少ないと初値も大きく上昇することが確認できるものになっています。
Amaziaが上場した2018/12時点では世界の株式市場が大きく下落したタイミングでもあったのであまり気にしなくてよいです。ちなみにAmaziaは上場後に一時、6000円を超える高騰を見せています。

 

セキュアクラウドシステム事業は堅調に拡大しているものの、4D王の販路拡大が遅れ一時的に売上が鈍化したものの、再び売上が復活し、業績の見通しとしては堅調さを維持しており、売上比率としても小さいものなので全く心配するような状況ではないと思います。何より、公開株数が少ないので初値の大きな上昇に期待したいと思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 エイチ・エス証券
引受 SBI証券
引受 FFG証券
引受 西日本シティTT証券
引受 岡三証券
引受 東洋証券
引受 エース証券
岡三オンライン証券

 

公開株数がとても少なく当たりにくい案件だと思いますが、SBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますのでポイントゲット狙いで申し込みしておくのがおすすめです。

 

※2019/08/21 追記

目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!

 

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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