エブレン【6599】のIPO抽選申込どうする?

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エブレン【6599】のIPO抽選申込どうする?

 

 

eburen-ipo

作成:2020/05/27 更新:2020/09/17

エブレン IPOの紹介

(※2020/09/17更新)

コード 6599
会社名

エブレン(株)

市場

ジャスダック(スタンダード)

事業内容

大手産業用電子機器メーカーや機械装置メーカー等に
組込型コンピュータ及びその周辺機器等の
開発、製造、販売。

上場日

2020/06/29

公募売出
価格
1350円
※仮条件の上限
初値
06/30
5000円
+270.37%

 

point<管理人コメント>

社名の由来は、Electronics BRAINs =EBRAINからきているそうです。
エレクトロニクス分野において最高のソリューションを提供することができるブレイン(頭脳、知力の集団)でありたいとの思いが込められています。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

エブレン の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2020/06/11(木)~06/17(水)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

310,300株

 

(内訳)

公募(自己株式の処分): 142,900

引受人の買い取り引受による売り出し: 127,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 40,400

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

eburen-ipo-jasdaq
eburen-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2020/09/17更新)

想定発行価格 1050円
仮条件の価格(06/09) 1,200~1,350円

 

 

エブレンの強み

tsuyomi

※独自の見解などを含みます。

  1. 大手メーカーとの継続的な取引に裏付けられた技術力と信頼性
    ※他に先んじて自社製プレスフィットマシンを製作
    ※新規格に準拠したバックプレーンの商品化を推進
  2. 年間150機種を設計する実績とノウハウ
    ※データベース化し過去の類似案件を応用し設計期間の短縮化、コスト低減を実現
  3. 設計から製造までの一貫体制
    ※それぞれの分野特有のカスタムニーズに対応
    ※開発、試作、量産を問わず、どの段階からでも請け負い
  4. 新企画への迅速な対応力
    ※産業用コンピュータの業界団体であるPICMGに参画
  5. 積極的な環境問題への対応
    ※RoHS指令対応、ISO14001の認証取得など

 

point<管理人コメント>

 

以下のような製品を販売しているそうです。
eburen-seihin

産業用電子機器や工業用コンピュータなどですが、
プレスフィットマシンは様々なプリント基板に対応した自動組立装置のことで他に先んじて製作したのだそうです。

 

2019/03期の売上高に対する応用分野別の販売実績は以下の通り。
eburen-uriageuchiwake

幅広い分野で展開していることが確認できます。

 

 

直近の決算状況と業績の推移

eburen-gyouseki
※1973/10設立。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。

  2018/03 2019/03 2019/12
(第3四半期)
売上高
(百万円)
3604 3309 2412
経常利益
(百万円)
362 388 241
当期純利益
(百万円)
255 261 160
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
181 186 117

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2018/03 2019/03 2019/12
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- -8.19% -27.11%
経常利益の
前年同期比
- 7.18% -37.89%

 

以下、単体決算

eburen-gyouseki2

  2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 2019/03
売上高
(百万円)
2555 2377 2711 3547 3181
経常利益
(百万円)
217 139 235 356 369
当期純利益
(百万円)
81 289 147 254 253
1株当たり
配当額(円)
8 8 10 10 10
1株当たり
当期純利益(円)
56 204 104 180 180

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 2019/03
売上高の
前年同期比
- -6.97% 14.05% 30.84% -10.32%
経常利益の
前年同期比
- -35.94% 69.06% 51.49% 3.65%

point<管理人コメント>

売上は拡大傾向になっているように見えますが、直近では鈍化する動きもあります。
経常利益も売上に伴う傾向になっていますが、直近での鈍化はなく拡大傾向を継続

 

2019/03期の売上鈍化については、下期に在庫調整や設備投資の延期等が影響したそうで、電子応用分野はHPC関連の売上減少で大幅減になったとのことです。

 

ただし部材調達先や協力工場見直しの取り組みや利益率が高い案件があったので利益は増加となったようです。

 

・連結子会社の詳細

設立 会社名 所在地 事業内容
2002/09 蘇州惠普聯電子有限公司 中国 バックプ レーン及びバスラック等の製造販売及び輸出入、部材の現地生産調達先の開拓

 

 

新規発行による手取金の使途

eburen-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 131,041千円

 

設備投資 107,000千円
※半導体製造装置に実装する試作品の評価、量産用
運転資金 24,041千円
※量産時の仕入れ増加による在庫支出
残高 0円

 

 

エブレンの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 事業ドメインの拡大
    ※ユニット供給を中心に受託範囲を広げる
  2. 新製品の開発とバリエーションの拡充
  3. コスト削減に向けた努力
    ※各業務プロセスにおける効率向上、能力アップ
    ※中国子会社の活用、現地採用による生産コスト低減
  4. 5G、Iotへの対応による事業拡大
  5. 放熱技術の研究推進
    ※今後電子回路の重要な課題になる
  6. 新規顧客開拓
    ※展示会への出展、各種専門誌を通じた広告宣伝、IR活動による認知度アップ

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
上村 正人 代表取締役社長 46.93% 90日間、※Y除く
保有分売出
(15.60%)
カーム有限会社 ※A 18.30% 90日間
熊谷 尚登 監査役 5.64% 90日間
保有分売出
(35.06%)
以下続きを開く/閉じる
小林 寛子   4.39% 90日間
髙橋 武志   3.66% 90日間
藤野 正美   3.29% 90日間
エブレン社員持株会   2.94% 180日間
菊水電子工業株式会社   2.20% 90日間
上村 和人 取締役、※B 1.72% 90日間
上村 宏子 ※C 1.72% 90日間
上村 愛 ※B 1.72% 90日間
橋本 悟 ※D 1.46% -
近藤 節子   1.17%  
清水 旬 取締役 0.75% 90日間
小林 一夫   0.73% 90日間
小林 剛   0.73% 90日間
山﨑 万希子   0.73% 90日間
上記合計   98.08%  

※上記以下は省略しています。

※A 役員等により総株主等の議決権の過半数が所有されている会社
※B 代表取締役社長の二親等内の血族
※C 代表取締役社長の配偶者
※D 逝去されていますが名義書換手続き未完了

 

90日のロックアップ期間:2020/09/26

180日のロックアップ期間:2020/12/25

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

※Y 三菱UFJ銀行に対して105000株(保有分の16.38%)を担保として提供しており、債務履行されない場合、ロックアップ期間に関わらず売却が行われる場合があります。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
上村 正人 代表取締役社長 100,000 7.32%
熊谷 尚登 監査役 27,000 1.98%
合計   127,000 9.30%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

各製品の詳しいことはよく分かりませんが、今の時代は産業用コンピュータは欠かせないものだと思います。Iot時代ではさらに必要とする領域が拡大すると思いますので今後にも期待したい会社です。

 

 

ロックアップは大体しっかりしており問題ありません。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しも心配なし。

 

ジャスダック市場としては公開株数は少ない方だとは思いますので初値上昇要因として期待?

 

過去にジャスダック市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2018年で同程度の公開株数だったジャスダック銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3490 アズ企画設計 03/29 310,500 2160 4705 117.82%
6578 エヌリンクス 04/27 469,200 1810 3780 108.84%
4386 SIG 06/21 342,700 2000 4665 133.25%
3495 香陵住販
09/13 424,300 1700 1970 15.88%
3494 マリオン
09/13 279,600 2380 3800 59.66%
7042 アクセスグループ・
ホールディングス
11/06 460,000 1340 3500 161.19%
7045 ツクイスタッフ 12/17 345,000 2630 4030 53.23%
2970 グッドライフカンパニー 12/17 460,000 1600 1951 21.94%

 

事業内容にもよりますが、このくらいの公開株数であれば初値はそれなりに上昇しており、大きく上昇しているものも多いです。

 

業績に関しては直近で鈍化傾向にあるのが気になります。
コロナウィルス問題発生前の時点での鈍化のため今後の成長性という点でちょっと不安があるかなと感じました。

 

ちなみにコロナウィルス問題の影響は軽微だそうです。主な販売先、仕入先、外注先が比較的人との接触が少ない業種であることが理由です。

 

とりあえず公開株数は少ない方なのでそれなりの初値上昇には期待したいのですがどうでしょうか。

 

コロナウイルスによる相場全体の影響が気になりますが、ここ最近の相場状況は戻り基調でとても強い動きになっているのは初値上昇のプラス要因になってくれるとよいのですがどうでしょうか。仮条件の価格などは注目したいです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 いちよし証券
引受 マネックス証券

 

積極的に申し込まれる方はネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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