アルテリア・ネットワークス【4423】のIPO抽選申込どうする?

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アルテリア・ネットワークス【4423】のIPO抽選申込どうする?

 

 

arteria-net-ipo

作成:2018/11/19

アルテリア・ネットワークス IPOの紹介

(※2018/12/12更新)

コード 4423
会社名

アルテリア・ネットワークス(株)

市場 東証一部
事業内容

主に日本全国に光ファイバーを自社で敷設し、
インターネット、専用線、VPNなどのサービスを提供。

公募売出
価格
1250円
※仮条件の中間
上場日

2018/12/12

初値
12/12
1190円
-4.80%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

アルテリア・ネットワークス の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2018/11/28(水)~12/03(月)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約6日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

ipo-kabucom-banar

 

 

IPO抽選対象の株数

 

20,125,000株

 

(内訳)

引受人の買い取り引受による売り出し:17,500,000
(国内:8,750,000, 海外:8,750,000 ※12/04に最終決定予定)

オーバーアロットメントによる売り出し:2,625,000

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

※東証一部に決定しています

arteria-net-ipo-toushou1bu
arteria-net-ipo-toushou2bu
arteria-net-ipo-kabusuu

 

 

想定売出価格と仮条件

(※2018/12/12更新)

想定売出価格 1400円
仮条件の価格(11/27) 1150~1500円

 

 

アルテリア・ネットワークスの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 売上高の大部分がリカーリング型の収益
    ※月額利用料による継続的かつ安定的な収益モデル
  2. 全戸一括型マンション向けシェア国内No1
    ※シェア全体の27.2%
  3. 全国の主要都市に自社回線網を保有
    ※都市部はデータ量が多く収益性の高い
    ※売上成長に対して原価増加を抑制できる
  4. 東京都内、東名阪福岡間での専用線サービス
    ※ダイナイーサ
  5. B2B/B2B2Cにフォーカスしたユニークな市場ポジショニング
    ※FTTH、インターネット専用、VPN接続、全戸一括型マンションインターネット
  6. OAB-Jの割当があるIP電話サービス
    ※通常の固定電話に割り当てられるものと同様の番号体系

 

point<管理人コメント>

 

 

2017/12期の売上高に対する各事業別の内訳です。
arteria-net-uriageuchiwake
ネットワークサービスにおいて、3事業がそれぞれ存在感のある内訳となっています。

 

 

・会社紹介

 

 

直近の決算状況と業績の推移

arteria-net-gyouseki
※国際会計基準。

  2017/03 2018/03 2018/09
(第2四半期)
売上高
(百万円)
41365 47587 23765
営業利益
(百万円)
5926 7549 3683
当期利益
(百万円)
4142 4610 3454
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期利益(円)
83 92 47

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2017/03 2018/03 2018/09
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- 15.04% -50.06%
営業利益の
前年同期比
- 27.39% -51.21%

 

旧アルテリア・ネットワークス※日本基準

  2015/03 2016/03
売上高
(百万円)
44226 44574
経常利益
(百万円)
5759 5957
当期純利益
(百万円)
4640 4519
1株当たり
配当額(円)
- -
1株当たり
当期純利益(円)
15503 28412

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2015/03 2016/03
売上高の
前年同期比
- 0.79%
経常利益の
前年同期比
- 3.44%

 

point<管理人コメント>

吸収合併や会計基準の違いにより業績の推移を見るのが難しくわかりにくいですが、 売上、利益ともに僅かに拡大傾向であるのが確認できるものの、全体としては横ばい傾向でしょうか。

 

 

・連結子会社の詳細

子会社化 会社名 所在地 事業内容
2017/03 株式会社つなぐネットコミュニケーションズ 東京都 マンション向けインターネット接続サービス事業
アルテリア・エンジニアリング株式会社 電気通信工事業
アルテリア・インターコネクト株式会社 電気通信事業

 

 

アルテリア・ネットワークス の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. より高品位である「ARTERIA光」のエリア拡大
    ※2017年度首都圏、2018年度大阪で本格開始
  2. VNE事業に2019年度参入予定
    ※ISP事業者にネットワーク設備やその他のシステムなどを提供
  3. 市場拡大が見込まれるクラウド、セキュリティ市場への対応強化
  4. SD-WANやクラウドWifiなどの新サービスを充実
  5. 広帯域通信のオール光
  6. 賃貸向け廉価サービス提供
  7. Iot関連サービス提供
  8. マンション向けISPの買収、OEM提供
  9. OTT向けDWDMマネージドサービス拡大
  10. B2B/B2B2C事業モデルを商業・オフィスビルへ活用
  11. データ量増大による影響を適切に捉えた新規事業参入

 

point<管理人コメント>

 

 

以下は、2018/09時点の売上高に対する各事業の内訳です。

arteria-net-uriageuchiwake2

その他事業の割合が低下し、主力のネットワーク関連サービスの割合が高くなっています。
ただし金額で2018/09時点の進捗具合を確認してみると、3つのネットワーク関連事業それぞれで着実に伸びているのは確認できます。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
丸紅株式会社 資本的関係会社 50.00% 180日間
Red Anchor Investments Limited   50.00% 90日間
保有分売出
(70.00%)
上記合計   100.00%  

 

180日のロックアップ期間:2019/06/15

90日のロックアップ期間:2019/06/09

※11/19確認時点。上記両者とも約束する書面を差し入れる予定と明記されています。
※ロックアップ期間最終日は上場日を基準に手動で計算したものを掲載しています。正確な日付は各自でご確認ください。

ロックアップ期間中でもジョイントグローバルコーディネーターは、裁量で解除できる権限を有しています。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
Red Anchor Investments Limited   17500000 35.00%
合計   17500000 35.00%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

光ファイバーを使用した通信は欠かせないものとなっており、継続的に安定的に収益が得られるビジネスモデルです。業績は小幅ながらも着実に拡大傾向にあると思いますが、今のところ急拡大していくという状況ではありません。ただ個人的には、今後も5GやIotなどの市場拡大にともない成長に期待したいところかなとは感じました。

 

ロックアップはしっかりしていますが、ベンチャーキャピタルによる売り出しのため注意が必要です。

 

ベンチャーキャピタルは成長しきったところで上場することにより利益を確定させるものです。現状、業績の推移を見てもある程度の成長は一区切りした段階であることは感じられます。もちろんさらなる成長を否定するものではありませんが、初値抑制要因として意識したいところです。

 

※Red Anchor Investments Limitedは、保有分の7割売り出し対象で3割を残してはいます。

 

現在、市場区分が未定ですが、東証一部市場としては公開株数は多くもなく、少なくもないです。

東証ニ部市場とすると公開株数はかなり多いです。

 

 

・2018年で同程度の公開株数だった東証一部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3612 ワールド 02/23 18,492,000 2900 2755 -5.00%

ワールドは、ベンチャーキャピタルによる売出しは無しでしたが、ベンチャーキャピタルが筆頭株主でロックアップなしのIPO案件です。

 

・2017年で同程度の公開株数だった東証一部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3563 スシローグローバルホールディングス 03/30 21,134,700 3600 3430 -4.72%
3564 LIXILビバ 04/12 21,910,000 2050 1947 -5.02%
8919 カチタス 12/12 23,025,300 1640 1665 1.52%
7198 アルヒ 12/14 19,122,800 1300 1270 -2.31%

スシローグローバル、カチタス、アルヒはベンチャーキャピタルによる売り出し案件で、LIXILビバは親会社による売り出しです。

 

この公開株数規模でベンチャーキャピタルによる売り出しがあるとなると、公募割れが起きやすいのが確認できると思います。

 

個人的には長期的な成長に期待したいところもあるのですが、現状、業績の推移は横ばい傾向にあり、公開株数の多さやベンチャーキャピタルによる売り出しを考えると初値については公募割れも想定しておきたいところです。
※もちろん公募割れするかどうかはわかりません。

 

できれば仮条件の価格や最終的な売出価格を確認した上で最終判断するのが手堅いと思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 SMBC日興証券
主幹事 みずほ証券
主幹事 UBS証券
引受 大和証券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 野村證券
引受 SBI証券
引受 マネックス証券
引受 岡三証券
引受 東海東京証券
引受 岩井コスモ証券
引受 水戸証券
岡三オンライン証券
カブドットコム証券

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

※2018/11/19 追記

目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!

 

目論見書などで紹介されていない、委託証券としてカブドットコム証券がIPOを募集しているのが確認できました。ネット証券で平等抽選でもあるので積極的に参加したい人はお見逃しなく!

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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