GRCS【9250】のIPO抽選申込どうする?

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GRCS【9250】のIPO抽選申込どうする?

 

 

grcs-ipo

作成:2021/10/18

GRCS IPOの紹介

 

コード 9250
会社名

(株)GRCS

※じーあーるしーえす

市場

マザーズ

事業内容

企業のGRC、ITセキュリティに関連した
ツールの開発、導入支援、各種コンサルティング。

上場日

2021/11/18

初値  

 

point<管理人コメント>

 

GRCとは「G:ガバナンス」、「R:リスク」、「C:コンプライアンス」の略。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

2021/11/01(月)~11/08(月)まで

 

IPOの申し込み期間は約8日間

 

=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

 

IPO抽選対象の株数

 

374,900株

 

(内訳)

公募: 150,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 176,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 48,900

 

過去データをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

grcs-ipo-maza-zu
grcs-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 3270円
仮条件の価格 ※2021/10/28に決定予定

 

 

 

GRCS の強み

tsuyomi

※独自の見解な どを含みます。

  1. 10年以上の蓄積されたノウハウ
    ※GRCとセキュリティ面で200社以上の導入実績
  2. 最新のセキュリティソリューションを提供
    ※常に最新のソリューションを提供し、マルチベンダーに対応
    ※最新テクノロジーを有した海外プロダクトをメインに展開
  3. グローバルに展開する企業に対応
    ※海外の法規制、巧妙なサイバー攻撃、コロナウイルスに伴う対応等
  4. 自社開発プロダクトの提供
    ※GRC関連、ITセキュリティ関連あり
    ※他社製品も含めてソリューション提供

 

point<管理人コメント>

 

以下、2020/11期の売上高に対する各部門の内訳。

grcs-uriageuchiwake

 

部門ごとの売上割合となっていますが、大きく2つがあるようです。

grcs-bumon

ツールの部分で重ねっているようにも感じるので、いまいち2つの部門の区分けがよくわかりません。

コンサルティングにおいて顧客に応じてツールのカスタマイズをするのが大半ということでしょうか?

 

以下、取引事例の紹介です。

grcs-jirei

 

 

直近の決算状況と業績の推移

grcs-gyouseki

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

  2016/11 2017/11 2018/11 2019/11 2020/11 2021/08
(第3四半期)
売上高
(百万円)
630 694 771 1101 1432 1278
経常利益
(百万円)
2 △ 96 △ 161 △ 70 22 92
当期純利益
(百万円)
12 △ 97 △ 162 △ 71 46 102
1株当たり
配当額(円)
- - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
29515 -216992 -305684 -64 40 88

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/11 2017/11 2018/11 2019/11 2020/11 2021/08
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 10.16% 11.10% 42.80% 30.06% -10.75%
経常利益の
前年同期比
- 4900.00% -67.71% 56.52% 131.43% 318.18%

 

point<管理人コメント>

売上は拡大傾向になっています。
経常利益は赤字から黒字転換し、拡大傾向になっています。

 

コロナウイルスによる影響ですが、
緊急事態宣言期に活動量が若干低下したものの、現状は「大きな影響はない」そうです。

 

 

新規発行による手取金の使途

grcs-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 444,760千円

 

採用関連 48,000千円
システム関連 92,000千円
マーケティング関連 32,000千円
借入金の返済 256,123千円
残額 16,637千円

 

 

GRCS の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. クロスセルによる売上拡大
    ※1顧客へ全てのサービスを提供しているケースは少ない状況
  2. アップセルによる売上拡大
    ※ワンストップで提供可能な体制構築によるサービス拡大
  3. GRCプロダクト拡充による顧客層の開拓
    ※将来3000万円超5000万円以下の取引となる見込みのある顧客で、1000万円超3000万円以下の顧客
  4. 営業活動の強化
    ※成果による顧客の信頼獲得
    ※監査法人、Sierを中心としたパートナー企業との関係強化
  5. サービス競争力強化
    ※多様化する顧客ニーズに対応
  6. 外注先パートナー企業との関係性強化
    ※社内人員のみで対応するのではなくプロジェクトの内容や局面に応じてパートナー企業に参画してもうらう

 

point<管理人コメント>

 

以下、2021/08時点の売上高に対する各部門の内訳です。

grcs-uriageuchiwake2

各部門の売上割合は大きく変わっていません。

売上金額で見てみると、2部門ともに前期を上回る進捗で好調なようです。

 

grcs-seichou

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

企業のGRCに関するビジネスツールでユニークなビジネスとなっておりますが、欧米で認知されているものをいち早く日本で展開していることは強みなのだろうと思いました。経営課題に寄り添うことで様々なビジネスチャンスを獲得する機会があるのはこのビジネスならではの強みではないでしょうか?
GRC、セキュリティ領域における対応は日本で遅れているということらしいですし、外部環境は絶えず変化していくもので、それに応じてビジネス展開していける余地は大きいかなと思いますので今後の成長拡大に期待したい会社です。

 

 

ロックアップはしっかりしており問題なし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しがありますが、一応全体の割合としては限定的かなと思います。

 

マザーズ市場としては公開株数は少ない方なので初値上昇要因。

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7353 KIYOラーニング(株) 07/15 391,200 2300 5360 133.04%

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7049 識学 02/22 379,500 1,800 4,550 152.78%
4434 サーバーワークス 03/13 370,400 4,780 18,000 276.57%
4445 リビン・テクノロジーズ 06/28 382,300 3,900 9,000 130.77%
4482 ウィルズ 12/17 368,000 960 4535 372.40%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4390 アイピーエス 06/27 368,000 3900 6670 71.03%

 

このくらいの公開株数だとどれも初値は大きく上昇しているものが確認できます。

 

業績は拡大傾向。ガバナンスのDX化でITセキュリティなどにも強みあり。公開株数が少ない方なので初値は大きな上昇に期待したいとは思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 みずほ証券
引受 SBI証券
引受 あかつき証券
引受 岩井コスモ証券
引受 楽天証券

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

 

このページを見た人のアンケート

wan

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このページを見た人の初値予想

hatsune-yosou

結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

口コミ評価など

 

 

 

 

 

kuchikomi-hyouka

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
合同会社Trojans ※A 35.49% 90日間
ニッセイ・キャピタル7号投資事業有限責任組合   14.99% 90日間、1.5倍以上
保有分売出
(57.89%)
佐々木 慈和 代表取締役 9.39% 90日間
以下続きを開く/閉じる
塚本 拓也 取締役 6.55% 90日間
岩手新事業創造ファンド1号投資事業有限責任組合 (注)3   5.21% 全て売出し
コタエル信託株式会社   5.01% ※Y
板倉 聡   4.73% 90日間、1.5倍以上
田中 郁恵 取締役 3.39% 90日間
ひまわりG4号投資事業有限責任組合(注)3   2.84% 90日間、1.5倍以上
イノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合 (注)3   1.97% 90日間、1.5倍以上
稲津 暢   1.58% 90日間、1.5倍以上
加藤 裕之   1.26% 90日間、1.5倍以上
岩手新事業創造ファンド2号投資事業有限責任組合   1.18% 90日間、1.5倍以上
三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合   1.18% 90日間、1.5倍以上
神先 孝裕   0.95% 90日間、1.5倍以上
三木 聡 取締役 0.79% 90日間
上記合計   96.51%  

※上記以下は省略しています。

※A 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社

 

90日のロックアップ期間:2022/02/15

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

>※Y 全て新株予約権

 

 

売り出し株式の詳細

 

売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
ニッセイ・キャピタル7号投資事業有限責任組合   110000 8.68%
岩手新事業創造ファンド1号投資事業有限責任組合 (注)3   66000 5.21%
合計   176000 13.88%

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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