Sharing Innovations【4178】のIPO抽選申込どうする?
作成:2021/02/22 更新:2021/03/29
目次
Sharing Innovationsの紹介
(※2021/03/29更新)
コード | 4178 |
---|---|
会社名 |
(株)Sharing Innovations |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
システム開発、アプリ開発。 |
上場日 |
2021/03/24 |
公募売出 価格 |
2,850円 ※仮条件の上限 |
初値 03/24 |
4,650円 +63.16% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
Sharing Innovations の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2021/03/09(火)~03/15(月)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
1,060,800株
(内訳)
公募: 50,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 985,000
オーバーアロットメントによる売り出し: 25,800
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
(※2021/03/29更新)
想定発行価格 2670円
仮条件の価格(03/05) 2,670~2,850円
Sharing Innovationsの強み
※独自の見解な どを含みます。
- 開発からマーケティングまで一気通貫提供
※Salesforceプロダクトを用いた営業支援、契約管理、請求管理、分析支援など
※SEO対策、サイト制作、データ分析、Web広告やカスタマージャーニー制作などのマーケティング - Salesforce製品を組み合わせた柔軟な開発が可能
※AWS、Cloud Platform、Microsoft Azureの開発も得意 - Salesforce.com社の認定資格保有、受賞
※認定資格保有者70名、資格獲得数220個
※AI関連の資格は国内で最も多く保有
※2020年Trailhead of the Year受賞 - カスタマーサクセス構築体制
※Salesforceの導入→運用→活用→定着化を実現
<管理人コメント>
以下、2019/12期の売上高に対する各事業内訳です。
売上の9割がデジタルトランスフォーメーション事業となっています。
デジタルトランスフォーメーション事業は、システム開発、クラウドサービス導入支援をおこなっている事業です。
※以下、Salesforce製品のラインナップ
以下、プラットフォーム事業でおこなっている占いアプリのGooglePLAY評価です。
直近の決算状況と業績の推移
※2008/06㈱あゆた設立。2018/07㈱Sharing Innovationsbに商号変更。
※2017/12期は9ヶ月間のみ。
クリック>>業績データを開く/閉じる
以下、連結決算。
2018/12 2019/12 2020/09
(第3四半期)売上高
(百万円)676 2725 2749 経常利益
(百万円)59 151 169 当期純利益
(百万円)62 74 96 1株当たり
配当額(円)- - - 1株当たり
当期純利益(円)30 23 26 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2018/12 2019/12 2020/09
(第3四半期)売上高の
前年同期比- 303.11% 0.88% 経常利益の
前年同期比- 155.93% 11.92%
以下、単体決算。
2015/03 2016/03 2017/03 2017/12 2018/12 2019/12 売上高
(百万円)64 76 97 142 568 2077 経常利益
(百万円)0 0 1 16 62 128 当期純利益
(百万円)0 0 0 11 65 71 1株当たり
配当額(円)- - - - - - 1株当たり
当期純利益(円)2778 3583 6218 70967 31 22 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2015/03 2016/03 2017/03 2017/12 2018/12 2019/12 売上高の
前年同期比- 18.75% 27.63% 46.39% 300.00% 265.67% 経常利益の
前年同期比- - - 1500.00% 287.50% 106.45%
<管理人コメント>
売上は直近で急激に伸びているのが確認できます。
経常利益も売上に伴い拡大傾向です。
・連結子会社の詳細
子会社化 会社名 所在地 - 株式会社Orchestra Holdings 東京 2019/07 株式会社G clef 東京 2019/01 株式会社クラフトリッジ 東京 2019/01 株式会社ファンステージ 東京
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 114,820千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 63,375千円
エンジニアの採用教育費 178,195千円
残額 0円
Sharing Innovationsの成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 広告宣伝による新規顧客獲得
- プラットフォーム事業の拡大
※チャットで話せる占いアプリ「ウラーラ」 - 新技術への対応など
※IoT、VR、AIの活用等 - 海外展開への対応
※海外における事業体制の強化等を検討中
※ベトナムにシステム開発をおこなう子会社あり - M&Aによる事業拡大
<管理人コメント>
以下、2020/09時点の売上高に対する各事業の内訳です。
プラットフォーム事業の売上割合が増えています。
売上金額を昨期と比較してみると、2事業ともに昨期を上回る進捗状況となっており好調なようです。
占いサービスは堅調に拡大しているようですね。
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 株式会社
Orchestra Holdings親会社 87.21% 180日間
保有分売出
(26.91%)有田 佳史(受託者) 6.77% ※Y 飯田 啓之 代表取締役社長 2.30% ※Y 以下続きを開く/閉じる 根本 崇司 子会社の役員、従業員 2.30% ※Y 柳 径太 代表取締役会長 0.48% ※Y 上記合計 99.06% ※上記以下は省略しています。
180日のロックアップ期間:2021/09/19
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
※Y 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 株式会社
Orchestra Holdings親会社 985,000 23.47% 合計 985,000 23.47%
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
デジタルトランスフォーメーションの流れにおいてシステム開発やクラウド導入支援などの需要は大きいでしょうから今後の成長拡大に期待したい会社です。
占いアプリの企画、開発、運営もしていますので、自社サービスの運営による事業拡大にも楽しみば部分は大きいかなと思います。
ロックアップはしっかりしており問題なし。
ベンチャーキャピタルによる売出しは問題なし。
マザーズ市場としては公開株数は普通くらいで少ない方ではありませんが多くもないです。
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
7687 | (株)ミクリード | 03/16 | 1,071,800 | 890 | 818 | -8.09% |
7094 | (株)NexTone | 03/30 | 1,064,500 | 1700 | 1660 | -2.35% |
4057 | (株)インターファクトリー | 08/25 | 1,110,900 | 960 | 5080 | 429.17% |
7359 | (株)東京通信 | 12/24 | 1,150,000 | 1,250 | 2,484 | 98.72% |
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
7683 | ダブルエー | 11/01 | 1,035,000 | 4690 | 4680 | -0.21% |
7074 | トゥエンティーフォーセブン | 11/21 | 1,132,700 | 3420 | 3800 | 11.11% |
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3446 | ジェイテック コーポレーション |
02/28 | 1,150,000 | 2250 | 9700 | 331.11% |
6575 | ヒューマン・ アソシエイツ・ ホールディングス |
04/10 | 1,131,600 | 1,170 | 3,600 | 207.69% |
4395 | アクリート |
07/26 | 1,058,000 | 770 | 1542 | 100.26% |
上記では公募割れも3件確認できます。どれもベンチャーキャピタルによる売出しでもなく、このくらいの公開株数だと何でもかんでも上がるということでもないので事業内容などを慎重に見極めが必要かもしれません。ただし大きく初値が上昇しているものもありますので事業内容によっては大きく期待したいものではあると思います。
2020/03頃は、相場が急落していた時点でもありますので例外的な状況であったことも考慮するといいかもしれません。ちなみに、ダブルエーは現在も公募割れ水準の株価となっていますが、他2つは、公募価格を上回って推移しています。
業績は大きく拡大しており、IT関連で、DX、クラウド関連で自社アプリ提供もあり。公開株数は特別少なくありませんが、事業内容や相場環境が良いこともあって大きく上昇することに期待したいです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | SBI証券 |
引受 | 野村證券 |
引受 | みずほ証券 |
引受 | SMBC日興証券 |
引受 | エース証券 |
引受 | 岩井コスモ証券 |
引受 | 松井証券 |
ネット証券のSBI証券が主幹事なのはチャンスです!
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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