ビートレンド【4020】のIPO抽選申込どうする?

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ビートレンド【4020】のIPO抽選申込どうする?

 

 

beetrend-ipo

作成:2020/11/24 更新:2020/12/31

ビートレンドの紹介

(※2020/12/31更新)

コード 4020
会社名

ビートレンド(株)

市場

マザーズ

事業内容

飲食店、小売店向けにスマホを活用した
CRMプラットフォーム「betrend」
をSaas型で提供など。

上場日

2020/12/17

公募売出
価格
2,800円
※仮条件の上限
初値
12/18
10,010円
+257.5%

 

point<管理人コメント>

CRMは「顧客関係管理」のことで ビートレンドでは、スマホでの店舗会員サービスやメールマーケティングなどのサービスがあります。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

ビートレンド の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2020/12/01(火)~12/07(月)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

189,100株

 

(内訳)

公募: 80,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 84,500

オーバーアロットメントによる売り出し: 24,600

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

beetrend-ipo-maza-zu
beetrend-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2020/12/31更新)

想定発行価格 2680円
仮条件の価格(11/27) 2,680~2,800円

 

 

ビートレンドの強み

tsuyomi

※独自の見解な どを含みます。

  1. Saasサービスで提供
    ※月額料金ですぐに導入できる。
    ※常に最新の機能を利用できる
  2. ワンストップで豊富な機能を提供
    ※行動履歴の管理、分析抽出ツール、情報配信手段
  3. 飲食店・小売店に必要なサービス連携が容易
    ※連携費用を1社で負担することなく導入できる
    ※POSレジ、プリペイド/ポイントカード・予約台帳・ECカートなど
  4. 収益が積み上がるストックビジネス
    ※月額定額課金、会員数・通信量に応じた重量課金、店舗毎課金があり
    ※2019/12期の75.8%が解約しない限り継続性のある収益
    ※直近12ヶ月の平均月次解約率は0.6%(契約金額ベース)
  5. 導入企業毎のカスタマイズ開発に対応
    ※開発費の他、年間保守料を収受
  6. クラウドの暗号化・鍵管理システムの特許取得
    ※個人情報の暗号化保存管理

 

point<管理人コメント>

 

以下、2019/12期の売上高に対する各サービスの内訳です。

beetrend-uriageuchiwake

周辺サービスとして区別されてはいますが、ほぼCRMサービスが売上のほとんどを占めます。

 

CRMサービスの機能は以下のようなものがあります。

beetrend-crm-kinou

 

以下、料金プラン

beetrend-crm-ryoukin

2,500社、35,000店舗の導入実績があるそうですが、
有名なところではいきなりステーキのペッパーフードサービスでの導入事例があるそうです。

 

 

・betrendのご紹介 2012/10

 

 

直近の決算状況と業績の推移

beetrend-gyouseki
※2000/03ビートレンドドットコム㈱設立。2000/11ビートレンド㈱へ社名変更。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

  2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 2020/09
(第3四半期)
売上高
(百万円)
481 540 608 636 747 630
経常利益
(百万円)
51 61 49 17 54 81
当期純利益
(百万円)
19 39 34 9 38 55
1株当たり
配当額(円)
- - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
2261 4483 3944 10 40 58

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 2020/09
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 12.27% 12.59% 4.61% 17.45% -15.66%
経常利益の
前年同期比
- 19.61% -19.67% -65.31% 217.65% 50.00%

 

point<管理人コメント>

売上は拡大傾向になっており、直近で伸びが拡大しているのも確認できます。
経常利益は、鈍化を伴いながらも直近では拡大傾向になっています。

 

コロナウイルスによる業績への影響は比較的小さく一時的という認識とのことです。

 

 

新規発行による手取金の使途

beetrend-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 192,248千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 60,653千円

 

機能追加・バージョンアップ 145,000千円
※スマートCRMの利便性向上
システムの冗長化 81,000千円
※スマートCRMのシステム稼働安定化
採用費・人件費 26,901千円
※新規案件開拓、既存顧客の規模拡大のため営業人員増強、開発体制強化
残高 0円

 

 

ビートレンドの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 新規顧客開拓
    ※自社販売体制、販売代理店との関係強化
    ※知名度の向上
  2. 既存顧客のカスタマイズ開発
  3. 1社当たりの販売数量の増加
    ※新規サービス提供などで会員数増加に伴う従量課金売上向上
    ※周辺サービス(DM配信、印刷、ECサービス、EC支援、外部の決済サービス連携)の提供を通じた売上向上
  4. メールマーケティングサービスからのスマートCRM移行促進
  5. 海外向けサービスの提供を準備中
    ※シンガポールでのメールマーケティングサービスは需要減で撤退。

 

point<管理人コメント>

 

以下、2020/09時点の売上高に対する各サービスの内訳です。

beetrend-uriageuchiwake2

売上金額で昨期と比較してみると、カスタマイズサービスは前期並みの進捗状況ですが、CRMサービス、その他では昨期を上回るペースでの進捗状況となっており好調なようです。

 

beetrend-crm-keiyakusuu

とりあえず堅調に伸びており、好調を維持しているなという印象ですが、
直近では契約企業数の伸びより、利用会員数の伸びが大きくなっているのが確認できます。
2019/12期に売上が伸びたのは利用会員数の増加によるものが大きいでしょうか。

新規契約企業で会員数が多かったのか、既存の導入企業で会員数が増えたのかはよく分かりませんが。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
永山 隆昭 取締役 51.25% 180日間
保有分売出
(1.92%)
井上 英昭 代表取締役 22.05% 180日間
保有分売出
(11.14%)
富士フイルム株式会社   9.08% 90日間
保有分売出
(27.06%)
以下続きを開く/閉じる
株式会社USEN-NEXT HOLDINGS   1.97% 全て売出し
投資事業組合オリックス11号   1.97%  
須山 聖一   1.18%  
株式会社エスネットワークス   1.03% 保有分売出
(42.86%)
平川 雅隆 取締役 0.88% 180日間
澤田 瑞樹 取締役 0.88% 180日間
佐野 力   0.86%  
井上 眸 ※A 0.59%  
中野 知佐 従業員 0.49%  
原 幸一郎 従業員 0.49%  
宮下 省吾 従業員 0.49% ※Y
若松 賢司 従業員 0.49%  
小川 明孝 従業員 0.49% ※Y
上記合計   94.19%  

※上記以下は省略しています。
※A 代表取締役の二親等内の血族

 

180日のロックアップ期間:2021/06/14

90日のロックアップ期間:2021/03/16

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたもの(※X)との間で継続所有等の確約あり。

※Y 全て新株予約権

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
井上 英昭 代表取締役 25,000 2.46%
富士フイルム株式会社   25,000 2.46%
株式会社USEN-NEXT HOLDINGS   20,000 1.97%
以下続きを開く/閉じる
永山 隆昭 取締役 10,000 0.98%
株式会社エスネットワークス   4,500 0.44%
合計   84,500 8.30%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

 スマホを使った会員サービスは、ただの会員カードと違って、マーケティングで大きくメリットがあるものですし、Saas型で導入もしやすいです。飲食店、小売店向けの実績が多く強みもあるようなのでさらなる成長拡大に期待したい会社です。

 

 

一部ロックアップなしの株主がいるのは気になりますが、全体の割合としてはロックアップはそれなりにされています。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。

 

 

マザーズ市場としては公開株数は少ないので初値上昇要因?

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4438 Welby 03/29 188,200 5,200 18,030 246.73%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7320 日本リビング保証 03/30 184,500 1,760 5,100 189.77%
4381 ビープラッツ 04/04 172,500 2,200 10,000 354.55%
4382 HEROZ 04/20 198,000 4500 49000 988.89%
4425 Kudan 12/19 196,500 3,720 14,000 276.34%

 

AIサービスのHEROZはちょっと特別だとは思いますが、このくらいの公開株数であれば初値は大きく上昇しているものばかりであることが確認できます。

 

業績は拡大傾向でIT関連。コロナで影響を大きく受けている飲食、小売なんかの影響が気になるところではありますが、システム利用用としてはあまり影響が無いのかなとも感じましたし、今のところ業績への影響は小さいです。何より公開株数が少ないので大きな初値上昇に期待したいです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

>

  証券会社名
主幹事 みずほ証券
引受 丸三証券
引受 いちよし証券
引受 岩井コスモ証券
引受 エース証券
引受 マネックス証券

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

 

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wan

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このページを見た人の初値予想

hatsune-yosou

結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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