ヴィスコ・テクノロジーズ【6698】のIPO抽選申込どうする?

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ヴィスコ・テクノロジーズ【6698】のIPO抽選申込どうする?

 

 

visco-tech-ipo

更新: 2017/12/20

ヴィスコ・テクノロジーズIPOの紹介

(※2017/12/15更新)

コード 6698
会社名

ヴィスコ・テクノロジーズ(株)
※ViSCOは、画像技術(Vision)を
さまざまな業種のお客様や技術・
機器と協調(Collaborate)する意味。

市場 ジャスダック(スタンダード)
事業内容

画像処理ソフトウェアとカメラなどの
装置が一体化した筐体型の
画像処理検査装置を開発、製造、販売。
※モノづくりの現場における、
傷、汚れ、異物など外観上の
欠陥を検出する装置。

公募売出
価格
4920円
※仮条件の上限
上場日

2017/12/13

初値
12/14
15000円
+204.88%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

ヴィスコ・テクノロジーズの株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2017/11/27(月)~12/01(金)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約5日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

228,600株

 

(内訳)

公募: 85,000株
引受人の買い取り引受による売り出し: 113,800株
オーバーアロットメントによる売り出し: 29,800株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

visco-tech-ipo-jasdaq

visco-tech-ipo-kabusuu

 

 

想定売出価格と仮条件の価格

 

想定売出価格 4820円
仮条件の価格(11/22) 4720~4920円

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
足立  秀之 代表取締役 31.87% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(29.28%)
株式会社有沢製作所   9.33% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(10.00%)
東  正志 取締役 9.05% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(6.35%)
三菱UFJキャピタル3号
投資事業有限責任組合
無限責任組合員三菱UFJ
キャピタル株式会社
  7.18% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(10.00%)
滝沢  義信   5.02% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(20.00%)
鈴木  保良   4.24% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(23.73%)
GOLDEN ASIA FUND L.P.
GOLDEN ASIA FUND
VENTURES LTD.
  3.80% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(9.81%)
池田  欣吾   3.52% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(28.57%)
DBJキャピタル投資事業
有限責任組合無限責任組合員
DBJキャピタル株式会社
  2.87% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(10.00%)
ニッセイ・キャピタル5号
投資事業有限責任組合
無限責任組合員ニッセイ・
キャピタル株式会社
  2.87% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(10.00%)
株式会社日本政策金融公庫   2.87%  
澤村  知是 従業員 2.58% 90日間、1.5倍除く
ヴィスコ・テクノロジーズ
社員持株会
  1.94%  
イノベーション・エンジン三号
投資事業有限責任組合
無限責任組合員
イノベーション・エンジン
株式会社
  1.58% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(10.00%)
株式会社アバールデータ   1.44% 90日間、1.5倍除く

 

90日のロックアップ期間:2018/03/12まで

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
足立  秀之 代表取締役 65000 9.33%
滝沢  義信   7000 1.00%
池田  欣吾   7000 1.00%
鈴木  保良   7000 1.00%
株式会社有沢製作所   6500 0.93%
三菱UFJキャピタル3号
投資事業有限責任組合
無限責任組合員三菱UFJ
キャピタル株式会社
  5000 0.72%
東  正志 取締役 4000 0.57%
東  宏美   4000 0.57%
GOLDEN ASIA FUND L.P.   2600 0.37%
ニッセイ・キャピタル5号
投資事業有限責任組合
  2000 0.29%
DBJキャピタル投資事業
有限責任組合無限責任組合員
DBJキャピタル株式会社
  2000 0.29%
イノベーション・エンジン三号
投資事業有限責任組合
無限責任組合員
イノベーション・エンジン
株式会社
  1100 0.16%
株式会社フィデアキャピタル   600 0.09%
合計   113800 16.34%

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

visco-tech-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 366,924,000円
第三者割り当て増資の手取概算上限 132,145,000円

 

(使途の内訳)
自社製ソフトウェア開発の人的費用 349,069,000円
開発のためのハードウェア購入費用 150,000,000円
残額0円

 

 

直近の決算状況と業績の推移

visco-tech-ipo-gyouseki

以下、2016/3期から連結決算。

  2016/03 2017/03 2017/09
(第2四半期)
売上高
(百万円)
2579 2879 1617
経常利益
(百万円)
198 271 231
当期純利益
(百万円)
134 203 155
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
213 322 246

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2017/09
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- 11.63% -43.83%
経常利益の
前年同期比
- 36.87% -14.76%

 

以下、単独決算のみ。

  2013/03 2014/03 2015/03 2016/03 2017/03
売上高
(百万円)
3781 1680 1821 2218 2480
経常利益
(百万円)
814 △ 14 67 165 169
当期純利益
(百万円)
416 △ 17 4 87 126
1株当たり
配当額(円)
3000 500 500 500 1
1株当たり
当期純利益(円)
408640 △ 15423 3009 138 200

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2003/8に設立

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2013/03 2014/03 2015/03 2016/03 2017/03
売上高の
前年同期比
- -55.57% 8.39% 21.80% 11.81%
経常利益の
前年同期比
- -101.72% 578.57% 146.27% 2.42%

 

point<管理人コメント>

 

売上は2014/3期に大きく落ち込み、赤字転落。
しかし、その後はすぐに黒字転換し、再び堅調に売上を拡大してきているというところです。

 

2014/3期に業績が大きく落ち込んだ理由は公表資料で確認できなかったので不明。
過去の状況とは違うかもしれませんが、国内売上高が大半を占めることを考えると、 メーカーの設備投資が落ち込むなど国内景気の低迷が影響したかもしれません。
※電子部品メーカー等の設備投資動向の影響を受けているというコメントあり。

 

その他は、競合が激しいようなのでその影響もあるかもしれません。

 

・連結子会社の詳細

設立 会社名 所在地 事業内容
2010/03 必速勘貿易(上海)有限公司 中国上海 中国における画像処理検査装置の販売
2012/04 ViSCO Technologies (thiland) Co.,Ltd. タイ・バンコク市 ASEAN地域内における画像処理検査装置の販売
2014/03 ViSCO Technologies USA Co.,Ltd. 米国イリノイ州 米州域内における画像処理検査装置の販売

 

 

業績予想

(※2017/12/20更新)

2017/12/13時点に公表されている業績予想です。
visco-tech-gyouseki-yosou

  2016/03 2017/03 2018/03
(予想)
売上高
(百万円)
2579 2879 3101
経常利益
(百万円)
198 271 308
当期純利益
(百万円)
134 203 214
1株当たり
配当額(円)
500 1 未定
1株当たり
当期純利益(円)
213 322 327

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2018/03
(予想)
売上高の
前年同期比
- 11.63% 7.71%
経常利益の
前年同期比
- 36.87% 13.65%

 

 

ヴィスコ・テクノロジーズの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 目視検査に近い良品のバラツキ考慮や不良検知の精度が高い
  2. 複数の検査を同時に可能とし検査ラインを増長させず対応できる
    ※導入、検査項目追加コスト削減
  3. 複雑な設定やプログラミングは不要で誰でも簡単に操作できる
  4. 管理用のリモートPCで検査状況を一元管理できる
  5. 自社工場を保有しないファブレスの生産形態
  6. コネクタ部品の画像処理検査で利用されるケースが多くノウハウ蓄積に強み

 

 

ヴィスコ・テクノロジーズの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 自動化、人手不足による省力化ニーズによる需要拡大
  2. 機械学習を搭載した画像処理検査装置の開発
  3. 海外展開による売上拡大
    ※アジア諸国での検査自動化へシフトする動きが加速中とのこと
  4. コネクタ市場以外の新規市場開拓
    ※自動車部品、半導体メーカーなど

 

point<管理人コメント>

以下は直近の国内と海外の売上比率です。

・2017/03期売上高の割合
visco-tech-uriagedaka
国内比率が高いのが分かると思いますが、
海外需要の高まりなどがあることを考えるとこれからの成長余力は大きいと思います。

 

業績の大きな変動が物語る通り、国内のコネクタ市場で特定の取引先などに依存している部分があるのだろうと思います。 逆に言えば、市場拡大余地が大きいことを示すものなので今後の売上拡大に期待したいところです。

 

コネクタ市場以外にうまく展開していけるかどうかは現状不明なので期待のし過ぎは禁物ですが、
コネクタ市場の海外展開については単純に現在上手くいっている事業を展開していくだけなので今後もしばらくは堅調な売上拡大が期待できるのではないでしょうか?

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

スマートフォン需要の高まりで日本の電子部品輸出が拡大していることや、立体検査や機械学習など新しい技術への研究開発をおこなっていることからも期待したい会社ではあると思います。

 

多くのベンチャーキャピタルによる売り出しが含まれる点は注意が必要ですが、
その全てが保有分の10%程度とかなり限定したものとなっています。

 

成長しきったところで上場して利益確定するのがベンチャーキャピタルなのですが、今回の案件はちょっと性質が違い、成長余力を残しているところは大きいのかな?と感じます。

 

当然、初値の上昇次第ではロックアップもすぐに解除されるので上場後にどんな動きを見せるかは分かりませんが、初値上昇だけをみれば、ベンチャーキャピタルの売り出しが限定的なことはプラスです。

 

気になる点としては前後だけでなく同日での新規市場するものが多いことです。
前日には規模の大きい「カチタス」など。 上場当日には、「SGホールディングス」、「マツオカコーポレーション」、「グローバル・リンク・マネジメント」と合わせて、4社での同時上場となります。 特にSGホールディングスは規模が大きく、注目度も高いだけに資金の分散が気になるところです。

 

しかし何よりジャスダック市場での上場で、そのなかでも公開株数が少ない方です。
今年のIPO市況はとても良いので需給による要因だけでも初値はそれなりの上昇に期待しても良いかもしれません。

 

・2017年でヴィスコ・テクノロジーズと同程度規模の公開株数だったジャスダック銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6543 日宣 02/16 287,500 1600 3000 87.50%
6549 ディーエムソリューションズ 06/20 226,000 2500 7100 184.00%
3988 SYSホールディングス 06/30 345,000 2560 5530 116.02%
3992 ニーズウェル 09/20 402,500 1670 3850 130.53%

 

ちょっと気になるのジャスダックとしては、想定発行価格が高めになっていることです。

 

似たような事業で上場している株価をチェックしてみます。
visco-tech-ipo-kabu
検査対象としている製品の市場は異なりますが、株価は横ばい傾向ながらも堅調に推移しているといったところでしょうか。

 

需給が下支え要因になるとしても、IPOの集中や想定価格の高さなどから、大幅な初値の上昇に期待しすぎないほうが良いかもしれません。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

(※2017/11/27更新)

  証券会社名
主幹事 みずほ証券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 岡三証券
引受 いしよし証券
引受 SBI証券
引受 岩井コスモ証券
カブドットコム証券
マネックス証券

 

個人向けの抽選対象が多いはずせないネット証券では、
IPOポイントがもらえるSBI証券は申し込みしておくとよいです。 

 

目論見書などで紹介されていない、いわゆる裏幹事としてカブドットコム証券がIPOを募集しています。ネット証券で平等抽選でもあるので積極的に参加したい人はお見逃しなく!

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券が申し込み可能なことが確認できましたので忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

 

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point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんで自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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