ビーイングホールディングス【9145】のIPO抽選申込どうする?

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ビーイングホールディングス【9145】のIPO抽選申込どうする?

 

 

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作成:2020/11/12 更新:2020/12/31

ビーイングホールディングスの紹介

(※2020/12/31更新)

コード 9145
会社名

(株)ビーイングホールディングス

市場

東証二部

事業内容

主に生活物資に特化した商品の
小口物流の提案・構築・運営など。
旅行プランニングや
観光タクシー・バスの運行などもあり。

上場日

2020/12/15

公募売出
価格
1,000円
※仮条件の上限
初値
12/15
1,479円
+47.9%

 

point<管理人コメント>

物流センター運営を受託している顧客としては卸売企業、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアがあるようです。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

ビーイングホールディングス の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2020/11/27(金)~12/03(木)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

1,731,900株

 

(内訳)

公募: 1,160,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 346,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 225,900

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

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想定発行価格と仮条件の価格

(※2020/12/31更新)

想定発行価格 910円
仮条件の価格(11/25) 910~1,000円

 

 

ビーイングホールディングスの強み

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※独自の見解などを含みます。

  1. ロジスティクスの企画提案から構築運営まで一貫して提供
    ※輸送・保管・放送・荷役・流通加工・情報システム構築
  2. 生活物資に特化した商品の小口物流
    ※3温度帯の食品、医薬品、化粧品、日用品
  3. オリジナルの物流システムを構築できる
    ※システムは自社開発・メーカー協働、独自の設備や機材
  4. 拠点間物流を合理化するサプライチェーンの全体デザイン力
    ※倉庫を1つにまとめ保管、配送コストを下げる
    ※物流状況を可視化し流通プロセスの問題点を見つける
    ※約30年にわたって蓄積されたノウハウ
    ※同業他社に3PL事業をプロデュースして全体を管理する4PL事業あり
  5. 店舗カルテを活用した配送
    ※ドライバーを固定しなくても常に高品質の配送をできる仕組み

 

point<管理人コメント>

 

以下、2019/12期の売上高に対する各事業の内訳です。

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売上のほとんどが物流事業によるものとなっています。

 

以下はグループ各社と事業・サービス内容になります。

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・「NEXT 次の一手」ビーインググループ 喜多甚一社長

 

 

直近の決算状況と業績の推移

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※1986/09河内物流有限会社設立。※中略、2012/08㈱ビーイングホールディングスへ商号変更。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。

  2018/12 2019/12 2020/09
(第3四半期)
売上高
(百万円)
13769 16219 13479
経常利益
(百万円)
331 552 465
当期純利益
(百万円)
115 409 295
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
27 92 65

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2018/12 2019/12 2020/09
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 17.79% -16.89%
経常利益の
前年同期比
- 66.77% -15.76%

 

以下、単体決算。
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  2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12
売上高
(百万円)
767 1118 1170 1297 1402
経常利益
(百万円)
148 339 325 283 291
当期純利益
(百万円)
△ 142 △ 125 271 128 240
1株当たり
配当額(円)
- - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 88863 △ 78510 159167 30 54

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12
売上高の
前年同期比
- 45.76% 4.65% 10.85% 8.10%
経常利益の
前年同期比
- 129.05% -4.13% -12.92% 2.83%

 

point<管理人コメント>

連結決算のデータが少ないので傾向を把握するのは難しいですが、
直近では売上は拡大傾向になっているように見えます。
経常利益も拡大傾向になっているように見えます。

 

コロナウイルスによる影響でコンビニや旅行関連の利用者が減少したことによる影響は大きい一方で、ドラッグストア関連で物量が増加したとのことです。

 

 

・連結子会社の詳細

設立/子会社化 会社名 所在地
1986/09 株式会社アクティー 石川県
2005/08 株式会社福井アクティー 石川県
2002/02 株式会社コラビス 石川県
2012/05 株式会社A2ロジ 石川県
2014/12 株式会社東京アクティー 東京都
2015/01 石井運輸株式会社 神奈川県
2016/12 株式会社ベプロ 石川県
2009/05 株式会社オリエンタル 石川県
2009/08 北陸物流効率化事業協同組合 石川県
2011/11 株式会社田川自動車 石川県
2012/03 株式会社Gappa 石川県

 

 

新規発行による手取金の使途

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新規発行による手取金の概算額 964百万円

 

設備資金 486百万円

※経年劣化に伴う車両入替、福井センター物流設備
採用費、旅費交通費等 60百万円
※新規業務立ち上げ
システム開発、IT機器導入 53百万円
※業務運営の効率化
借入金返済 200百万円
連結子会社の運転資金 104百万円
※マテハン機器の購入、増員の福利厚生・採用費、福井センターの事務備品、消耗品等
残高 61百万円
※残額の使途は具体化事項なし

 

 

ビーイングホールディングスの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 新規業務の稼働拡大
    ※2019/12 関西TC、北陸DDC、川崎FDC、松本FDCを新規稼働
    ※2020/09 南東北TC、東海DDC、印西センター、八千代センターを新規稼働
  2. 物流拠点の事業展開拡大
    ※現在、北陸地方17拠点、関東地方15拠点、その他1府5県に11拠点
    グループ全体の取扱車両数の拡大
  3. DXプラットフォームを同業他社へ提供
    ※モノに関する様々なデータを収集・管理・分析しサプライチェーンに携わる事業者同士を繋ぎ、クラウド上で管理
    ※小売ビジネスの物流プラットフォーマーを目指す
  4. 各種研究開発中
    ※AIやIotを使った省力化設備
    ※高生産性・高品質の業務フロー等の技術面
    ※DtoC、オムニチャネルに対応する物流ビジネス
    ※消費物資データによる在庫モデルをもとに予測する在庫管理最適化
    ※2020/12よりマテハン機器のロボット化をメーカーと共同開発

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2020/09時点の売上高に対する各事業の内訳です。
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物流事業の割合が拡大し、その他事業が縮小。

 

物流事業は昨期を上回る進捗率となっており、コロナウイルスの影響があるなかでも好調に推移していそうです。

 

その他事業は、主に旅行関連だと思いますが、昨期を下回る進捗となっており、コロナウイルスによる影響が出ているなと感じます。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
株式会社喜多商店 ※A 58.27% 90日間
喜多 甚一 代表取締役社長 23.54% 90日間
保有分売出
(15.63%)
喜多 和行 取締役、※B、
子会社の代表取締役社長、
子会社の取締役
3.08% 90日間
保有分売出
(8.67%)
以下続きを開く/閉じる
喜多 良枝 ※C、従業員 2.57% 90日間
保有分売出
(84.80%)
高桑 和浩 取締役、子会社の取締役 2.26% 90日間
保有分売出
(8.18%)
松木 正康 取締役、子会社の取締役 1.59% 90日間
保有分売出
(7.74%)
桐原 義浩 従業員 1.08% 90日間
保有分売出
(11.43%)
越峯 均 子会社の取締役、従業員 1.08% 90日間
保有分売出
(11.43%)
山本 元也 従業員 1.08% 90日間
保有分売出
(11.43%)
森本 浩行 子会社の代表取締役社長 0.72% 90日間
保有分売出
(11.43%)
山下 勇 監査役 0.51% 90日間
保有分売出
(12.00%)
上記合計   95.78%  

※上記以下は省略しています。
※A 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社
※B 代表取締役の二親等内の血族
※C 代表取締役社長の配偶者

 

90日のロックアップ期間:2021/03/14

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
喜多 甚一 代表取締役社長 179,000 3.68%
喜多 良枝 ※C、従業員 106,000 2.18%
喜多 和行 取締役、※B、
子会社の代表取締役社長、
子会社の取締役
13,000 0.27%
以下続きを開く/閉じる
高桑 和浩 取締役、子会社の取締役 9,000 0.18%
松木 正康 取締役、子会社の取締役 6,000 0.12%
桐原 義浩 従業員 6,000 0.12%
越峯 均 子会社の取締役、従業員 6,000 0.12%
山本 元也 従業員 6,000 0.12%
森本 浩行 子会社の代表取締役社長 4,000 0.08%
山下 勇 監査役 3,000 0.06%
北川 徹也   1,000 0.02%
松田 晶晴   1,000 0.02%
田川 博基   1,000 0.02%
柳沢 竜二   1,000 0.02%
小路 昌弘   1,000 0.02%
香田 龍一   1,000 0.02%
加増利 豊秋   1,000 0.02%
井落 秀一   1,000 0.02%
合計   346,000 7.11%

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

物流の最適化は経営に直結するものでありながら、自社で最適化、構築するのが難しいものですので需要はあると思います。コンビニ、スーパーなどだけでなくネット通販の市場も拡大していますので今後の成長にも期待したい会社です。

 

DXプラットフォームというものはよく分かりませんでしたが、ITサービスとしての成長を期待できるのかな?

 

コロナウイルスによる影響を受けているようですが、業績を見る限り影響は限定的かなと思います。
特に旅行関連が影響を受けていますが、GOTOキャンペーンによる好影響や、コロナウイルスによる影響はワクチンができるまででずっと続くものではありませんのでそんなに心配は感じません。

 

 

ロックアップはしっかりしており問題なし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。

 

東証2部市場としては公開株数は普通よりちょっと少ないです。

 

過去に東証2部市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2019年で同程度の公開株数だった東証2部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
1451 KHC 03/19 1,764,000 850 832 -2.12%

 

・2018年で同程度の公開株数だった東証2部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7670 オーウエル 12/13 1,872,200 750 855 14.00%

 

・2017年で同程度の公開株数だった東証2部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
9268 オプティマスグループ 12/26 1,852,800 1800 2001 11.17%

 

事例が少ないのであまり参考にならないかもしれませんが、東証2部で公開株数もそれなりのものということで初値は抑制傾向であり、大きく上昇している事例は確認できません。

 

コロナ禍にあっても業績は拡大傾向を維持しております。生活物資に特化した商品を扱っており、コロナ特需という好影響もあり、ネット通販の拡大で期待できるところもあります。東証2部で公開株数もそれなりにありますので大きな初値上昇は無理だと思いますが、それなりの初値上昇に期待したいです。

 

公募割れが無いとハッキリ言えるものではありませんので、仮条件の価格、最終的な公募売り出し価格を確認して慎重に投資判断したいものです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 今村証券
引受 みずほ証券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 SMBC日興証券
引受 SBI証券

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

 

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このページを見た人の初値予想

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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい






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