ダイレクトマーケティングミックス【7354】のIPO抽選申込どうする?
作成:2020/09/08 更新:2020/12/11
目次
ダイレクトマーケティングミックスの紹介
(※2020/12/11更新)
コード | 7354 |
---|---|
会社名 |
(株)ダイレクトマーケティングミックス |
市場 |
未定(東証1部 or 2部) |
事業内容 |
ダイレクトマーケティングを中心に |
上場日 |
2020/10/05 |
公募売出 価格 |
2700円 ※仮条件の中間 |
初値 10/05 |
2600円 -3.7% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
ダイレクトマーケティングミックスの株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2020/09/16(水)~09/24(木)まで
IPOの申し込み期間は約9日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
9,022,700株
(内訳)
公募: なし
引受人の買い取り引受による売り出し: 7,845,900
オーバーアロットメントによる売り出し: 1,176,800
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定売出価格と仮条件の価格
想定売出価格 2980円
仮条件の価格(09/15) 2,400~2,980円
ダイレクトマーケティングミックスの強み
※独自の見解などを含みます。
- 営業ソリューションをワンストップで提供
※ダイレクトマーケティング、コンサルティング、アウトソーシング(インバウンド、調査業務、データ分析)、人材派遣 - 多様なマーケティングチャネル
※電話コンタクト、直接訪問、Webコンタクト等 - ロボットで分析した有益なデータ
※顧客企業に提供し商品改善、マーケティングに活用できる
※フィールドセールスに活用 - ダイバーシティマネジメントによる人材活用
※年齢、学歴、ライフスタイル、働ける時間を選ばない人材採用
※自分が好きな時間だけ働ける
※独自開発した採用分析システムによる人材の適材適所 - 365日24時間のサービス体制
- 多言語対応(インバウンドサービス)
※英語、アジア・ヨーロッパ圏の言語など10ヶ国語以上に対応
<管理人コメント>
以下、2019/12期の売上高に対する各事業の内訳です。
売上のほとんどがマーケティング事業となっています。
オンサイト事業は、顧客企業の営業・マーケティング部門などへコミュニケーター等の人材を派遣するものです。顧客企業内でのコールセンターやノウハウを蓄積したい場合のサービスです。
以下、事業の概要図です。
人材確保がとても大事な事業になりますが、ダイバーシティマネジメントで自分が好きな時間だけ働けるという事業はとても興味深いなと思いました。
ちなみに取引相手の上位にNTTドコモがあります。
これだけでは何も分かりませんが、勝手な憶測ではドコモ光の営業などを請け負っているのかなとなんとなく思いましたがどうでしょうか。
とりあえず売上が一部に依存しているというわけではないというのは良い点かなとは思います。
直近の決算状況と業績の推移
クリック>>業績データを開く/閉じる
以下、連結決算。 ※国際基準
2018/01 2018/12 2019/12 2020/06
(第2四半期)売上収益
(百万円)- 13508 17213 11395 税引前収益
(百万円)- 1677 2238 2422 親会社の所有者に
帰属する当期利益
(百万円)- 818 1459 1594 - - - - 基本的1株あたり
当期利益(円)- 41 73 80 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2018/01 2018/12 2019/12 2020/06
(第2四半期)収益の
前年同期比- - 27.43% -33.80% 税引前利益の
前年同期比- - 33.45% 8.22%
以下、現子会社のカスタマーリレーションテレマーケティング
連結決算。 ※日本基準
2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 売上高
(百万円)5711 7491 8939 11659 経常利益
(百万円)493 337 821 1568 当期純利益
(百万円)124 345 797 1315 1株当たり
配当額(円)- - - - 1株当たり
当期純利益(円)△ 29 52 143 243 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2015/03 2016/03 2017/03 2018/03 売上高の
前年同期比- 31.17% 19.33% 30.43% 経常利益の
前年同期比- -31.64% 143.62% 90.99%
<管理人コメント>
上記は日本基準と国際基準のデータが混在しているので注意ですが、 売上は拡大傾向になっていると思います。
経常利益も拡大傾向になっているかなと思います。
・連結子会社の詳細
設立 会社名 所在地 2007/04 株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング 大阪府 2009/10 株式会社マケレボ 2015/11 株式会社スタッフファースト 2012/02 株式会社medicli 2008/10 株式会社データリレーションマーケティング 2019/10 株式会社ぐるリク
新規発行による手取金の使途
なし
ダイレクトマーケティングミックスの成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 営業ソリューションをワンストップで提供
※ダイレクトマーケティング、コンサルティング、アウトソーシング(インバウンド、調査業務、データ分析)、人材派遣 - 多様なマーケティングチャネル
※電話コンタクト、直接訪問、Webコンタクト等 - ロボットで分析した有益なデータ
※顧客企業に提供し商品改善、マーケティングに活用できる
※フィールドセールスに活用 - ダイバーシティマネジメントによる人材活用
※年齢、学歴、ライフスタイル、働ける時間を選ばない人材採用
※自分が好きな時間だけ働ける
※独自開発した採用分析システムによる人材の適材適所 - 365日24時間のサービス体制
- 多言語対応(インバウンドサービス)
※英語、アジア・ヨーロッパ圏の言語など10ヶ国語以上に対応
<管理人コメント>
以下は、2020/06時点の売上高に対する各事業の内訳です。
オンサイト事業の売上割合が拡大しています。
売上金額で昨期と比較してみると、
2つの事業ともに昨期を上回るペースの進捗率で堅調に拡大傾向になっているのかなと感じました。
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ インテグラル3号
投資事業有限責任組合親会社 66.90% 180日間、1.5倍除く
保有分売出
(38.93%)Innovation Alpha L.P. 10.62% 180日間、1.5倍除く
保有分売出
(38.93%)23.7株式会社 代表取締役の資産管理会社 12.52% 180日間
保有分売出
(16.45%)以下続きを開く/閉じる インテグラル株式会社 2.40% 180日間 植原 大祐 取締役、子会社の取締役 0.62% ※Y 髙嶋 厚志 取締役、子会社の取締役 0.62% ※Y 上記合計 93.68%
※上記以下は省略しています。
180日のロックアップ期間:2021/04/02
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
※Y 全て新株予約権
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 インテグラル3号
投資事業有限責任組合親会社 6,257,200 26.05% Innovation Alpha L.P. 993,200 4.13% 23.7株式会社 代表取締役の資産管理会社 495,000 2.06% 以下続きを開く/閉じる 小林 祐樹 代表取締役、子会社の取締役 100,500 0.42% 合計 7,845,900 32.66%
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
自分がADSLや光回線を契約したのが電話営業だったので、電話営業というのは古典的ながらも実績があり、顧客とダイレクトに会話できる貴重な機会なのでまだまだ今後も必要とされるビジネスなのだろうなとは思います。
個人的に電話営業は何度もかかってきたりしてウザいと思うことがよくありますが、上場企業になるからにはコンプライアンスをしっかりしてもらって、エンドユーザーが不快になるような営業は絶対にやめてもらってクリーンな営業をしてくれるプロフェッショナルな企業として期待したいものです。
ロックアップはしっかりしており問題なし。
ベンチャーキャピタルによる売出しがありますので注意が必要ですが一応、限定的?
東証二部市場とすると公開株数はかなり多い方になりますが、
東証一部市場としては公開株数は多くはない方?
過去に東証一部市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2018年で同程度の公開株数だった東証一部銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6571 | キュービーネット ホールディングス |
03/23 | 1,1253,700 | 50 | 2115 | -6.00% |
9274 | 国際紙パルプ商事 | 06/26 | 8,050,000 | 344 | 450 | 30.81% |
・2017年で同程度の公開株数だった東証一部銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6235 | オプトラン | 12/20 | 8,280,000 | 1460 | 2436 | 66.85% |
・2016年で同程度の公開株数だった東証一部銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6197 | ソラスト | 06/29 | 11,310,000 | 1300 | 1222 | -6.00% |
事例が少なく参考にできるデータがあまりないですが、事業内容により様々で、公募割れもあります。
業績は拡大傾向。アウトソーシングで営業の働き方改革を支援する事業で派遣事業もあり。限定的ですがベンチャーキャピタルによる売出しが有り、公開株数はそれなりにありますので初値はそれなりの上昇に期待したいところですが、場合によっては公募割れも想定しておきたいです。
ちなみにコロナウイルスによる影響は、会社説明では軽微となっています。
なんとなくテレワークの拡大で家にいる人が増えれば売上拡大につながる可能性もあるのかなと思ったりもします。
とりあえずそれなりに公開株数がありますので仮条件の価格や最終的な公募売出し価格で最終判断したいところです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
主幹事 | SMBC日興証券 |
引受 | 大和証券 |
引受 | 松井証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | 東海東京証券 |
引受 | マネックス証券 |
引受 | 岩井コスモ証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | 丸三証券 |
引受 | 楽天証券 |
引受 | 極東証券 |
裏 | 岡三オンライン証券 |
積極的に申し込む方は、ネット証券で平等抽選であるマネックス証券を申込みしておくといいと思います。
※2020/09/02 追記
目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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