Branding Engineer【7352】のIPO抽選申込どうする?
作成:2020/06/09 更新:2020/09/17
目次
Branding Engineer IPOの紹介
(※2020/09/17更新)
コード | 7352 |
---|---|
会社名 |
(株)Branding Engineer |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
主にITエンジニアの派遣。 |
上場日 |
2020/07/07 |
公募売出 価格 |
490円 ※仮条件の上限 |
初値 07/09 |
2920円 +495.92% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
Branding Engineer の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2020/06/22(月)~06/26(金)まで
IPOの申し込み期間は約5日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
436,200株
(内訳)
公募: 260,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 136,200
オーバーアロットメントによる売り出し: 40,000
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定売出価格と仮条件の価格
(※2020/09/17更新)
想定売出価格 440円
仮条件の価格(06/18) 450~490円
Branding Engineerの強み
※独自の見解などを含みます。
- フリーランス+社員+外部協力企業の人材リソース
- Sier系業務システム開発、Web系アプリ開発
- ITエンジニアに特化した独立支援
- 情報発信メディアの運営
※「Mayonez」、「Tap-biz」
※広告収入、転職誘導、外部の運営受託 - 受託開発も可能
※短期間(1ヶ月から4ヶ月程度)のもの
<管理人コメント>
以下は、2019/08期の売上高に対する各事業の割合です。
約7割以上が人材派遣をおこなうMidworks事業となっています。
◆Mayonez
ITエンジニア向けの情報メディア
https://mayonez.jp/
直近の決算状況と業績の推移
※2013/10設立。
クリック>>業績データを開く/閉じる
2015/08 2016/08 2017/08 2018/08 2019/08 2020/02
(第2四半期)売上高
(百万円)63 387 975 2449 2820 1521 経常利益
(百万円)1 1 △ 29 102 143 82 当期純利益
(百万円)0 0 △ 19 71 110 55 1株当たり
配当額(円)- - - - - - 1株当たり
当期純利益(円)3 3 △ 158 15 23 11 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2015/08 2016/08 2017/08 2018/08 2019/08 2020/02
(第2四半期)売上高の
前年同期比- 514.29% 151.94% 151.18% 15.15% -46.06% 経常利益の
前年同期比- 0.00% -3000.00% 451.72% 40.20% -42.66%
<管理人コメント>
売上は拡大傾向で直近で大きく伸びているのが確認できます。
経常利益は売上の拡大に伴い拡大傾向になっています。
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 100,248千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 16,192千円
本社移転費用 49,440千円
※人員の増強、複数拠点の集約
広告宣伝費用 15,000千円
※リスティング広告、アフィリエイト広告等を活用し、認知度向上、集客。
人材採用費 52,000千円
※Midworks事業におけるITエンジニアの獲得
残高 0円
Branding Engineerの成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 広告宣伝によるフリーランスエンジニアの獲得
- MugenWorksによる社員エンジニアの獲得
- サービスエリアの拡大
※大坂に営業拠点新設で営業開始 - メディア運営のノウハウを活かした業務受託
※コンサルティング、記事作成業務 - TechStarsのサイト改修
※自社サービスへの登録者を増やす
※求職者に対する適切なアプローチを行える環境整備 - TechBoostの受講者増加余地あり
※正社員のカウンセラー増加で受講検討者への体制構築
※各種イベントで受講者の満足度向上 - 新規事業の創出
※オンラインサービス、エンジニアデータベースを活用したもの
<管理人コメント>
以下は、2020/02時点の売上高に対する各事業の内訳です。
tech boost事業が新しく増えているのが確認できます。
FCS事業の割合が減少していますが、全体としては昨年を上回る売上高で進捗しているようです。
◆tech boost
プログラミング学習サービス
https://tech-boost.jp/
以下は、tech boostのサイトにあるメニューです。
好きな技術を選んで学ぶというよりは、
キャリアにおいて必要な学習を提供しているといった感じに見えますね。学習サービスを提供しつつ、必要な人材を自社の人材派遣事業などへもつなげることが出来るサービスですね。
◆TechStars
転職支援
https://techstars.jp/lp/agent
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ 河端 保志 代表取締役CEO、COO 37.69% 180日間
保有分売出
(1.19%)髙原 克弥 代表取締役CEO、COO 37.60% 180日間
保有分売出
(1.19%)イーストベンチャーズ2号
投資事業有限責任組合4.52% 90日間 以下続きを開く/閉じる 株式会社マイナビ 3.49% 90日間 株式会社
Orchestra Investment1.86% 90日間 クルーズ株式会社 1.75% 90日間 株式会社インターワークス 1.75% 90日間 株式会社ベクトル 1.51% 90日間 セガサミーホールディングス
株式会社0.87% 90日間 YAS合同会社 ※A 0.69% 180日間 TK合同会社 ※A 0.66% 180日間 Hill合同会社 0.65% 90日間
保有分売出
(68.76%)株式会社
クラウドワークス0.58% 90日間
保有分売出
(49.82%)小島 梨揮 0.52% 90日間
保有分売出
(99.86%)金沢 大輝 取締役 0.51% 西木 隆 0.50% 90日間 上記合計 95.15%
※上記以下は省略しています。 ※A 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社
180日のロックアップ期間:2021/01/02
90日のロックアップ期間:2020/10/04
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 小島 梨揮 29,200 0.52% 河端 保志 代表取締役CEO、COO 25,000 0.45% 髙原 克弥 代表取締役CEO、COO 25,000 0.45% 以下続きを開く/閉じる Hill合同会社 25,000 0.45% 株式会社クラウドワークス 16,200 0.29% 山本 剛司 12,800 0.23% 株式会社丹羽キャピタル 3,000 0.05% 合計 136,200 2.44%
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
ニーズの高いITを人材に特化した人材派遣事業ですが、メディア運営、プログラミング学習、転職支援などで強みを活かしたサービスでうまく事業展開しているなと思いました。
tech boost事業の拡大に注目したいですが、IT関連の仕事は関わる仕事によって技術が大きく異なりますので必要とされている仕事の技術を学んで派遣事業につなげてくれるのはありがたいサービスだなと思います。事業全体への成長拡大につながりそうだなと感じました。
一部ロックアップなしの株主がいますが大体ロックアップされていますので問題ありません。
ベンチャーキャピタルによる売出しも心配なし。
マザーズ市場としては公開株数は多くはないので初値上昇に期待?
過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。
・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
4440 | ヴィッツ | 04/08 | 460,000 | 2,650 | 6,100 | 130.19% |
7066 | ピアズ | 06/20 | 444,400 | 3,620 | 5,500 | 51.93% |
7078 | INCLUSIVE | 12/20 | 488,700 | 2110 | 4535 | 114.93% |
・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
9271 | 和心 | 03/29 | 464,600 | 1,700 | 4,555 | 167.94% |
9272 | ブティックス | 04/03 | 476,100 | 1,350 | 3,210 | 137.78% |
6579 | ログリー | 06/20 | 476,100 | 1860 | 4635 | 149.19% |
4389 | プロパティデータバンク | 06/27 | 434,700 | 1780 | 4100 | 130.34% |
7033 | マネジメントソリューションズ | 07/23 | 517,500 | 2100 | 4500 | 114.29% |
4394 | エクスモーション | 07/26 | 418,600 | 3340 | 5000 | 49.70% |
4422 | VALUENEX |
10/30 | 511,700 | 1840 | 4300 | 133.70% |
7044 | ピアラ | 12/11 | 484,000 | 2,550 | 5,030 | 97.25% |
このくらいの公開株数であれば初値は大きく上昇しているものが多いことが確認できます。
業績はしっかり拡大傾向。IT関連で人材派遣は人気の部類だと思います。公開株数は多くありませんし、想定発行価格も低いので初値は大きく上昇することに期待したいです。
コロナウイルスの問題により一時は相場状況が悪化したものの、ここ最近は実体経済の不安をよそに大きく戻しリスクオンの状況となっていますのでIPOにも資金が流入することに期待できそうな状況ではあります。特にIT関連はコロナウイルスの影響も受けにくいかなと思いますのでこの勢いに乗れるといいですね。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
(※2020/06/30更新)
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | SBI証券 |
引受 | 大和証券 |
引受 | みずほ証券 |
引受 | あかつき証券 |
引受 | エイチ・エス証券 |
引受 | エース証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | 極東証券 |
引受 | 東洋証券 |
引受 | マネックス証券 |
引受 | 水戸証券 |
裏 | 岡三オンライン証券 |
ネット証券のSBI証券が主幹事なのはチャンスです!
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえずでも申し込みしておくとよいです。
※2020/06/30 追記
目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!
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<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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