rakumo【4060】のIPO抽選申込どうする?

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rakumo【4060】のIPO抽選申込どうする?

 

 

rakumo-ipo

作成:2020/08/29 更新:2020/12/11

rakumoの紹介

(※2020/12/11更新)

コード 4060
会社名

rakumo(株)
※らくも

市場

マザーズ

事業内容

Saasサービスrakumoの開発、提供など。

上場日

2020/09/28

公募売出
価格
1250円
※仮条件の上限
初値
09/29
3800円
+204%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

rakumo の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2020/09/08(火)~09/14(月)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

1,495,500株

 

(内訳)

公募: 266,400

引受人の買い取り引受による売り出し: 1,059,600

オーバーアロットメントによる売り出し: 198,900

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

rakumo-ipo-maza-zu
rakumo-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 1100円
仮条件の価格(09/04) 1,100~1,250円

 

 

rakumoの強み

tsuyomi

※独自の見解などを含みます。

  1. SaaS(クラウド)方式でサービス導入が容易
    ※初期投資不要、低コストで短期間で導入可能
  2. 継続的に収益が積み上がるストック型のビジネスモデル
    ※使用期間、ユーザー数に応じて定期定額契約課金
    ※ライセンス販売額に対する月間解約率は1%未満
    ※年間契約や複数付き契約が主体
  3. Google、Salesforceと連携したサービス提供
    ※「G Suite」(グループウェア)、「Sales Could」(営業支援)と連携したrakumo
    ※「G Suite」のライセンス販売の他、関連サービスの他社ライセンス販売も行っている
  4. 低価格で組み合わせ自由の料金設定
    ※必要なものを最小限の料金で利用できる
    ※割安な複数組み合わせのパック形式もあり
  5. 販売、紹介パートナーを多数有する
    ※100社以上

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2019/12期の売上高に対する各サービスの内訳です。

rakumo-uriageuchiwake

8割がrakumoを主とするSaasサービスとなっています。

 

「ソリューションサービス」はSaasサービスの導入支援や業務支援等で、「ITオフショア開発サービス」は、ベトナムを拠点とする顧客の要望に応じた開発を行うサービスです。

 

 

・rakumo 製品 ダイジェスト版

 

料金設定は以下のようになっています。
rakumo-ryoukin

パックにすると35%OFFになるようです。

 

 

直近の決算状況と業績の推移

rakumo-gyouseki
※2004/12㈱日本技芸設立。2015/11rakumo㈱に商号変更。
※2017/12期は9ヶ月間。

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。

  2018/12 2019/12 2020/06
(第2四半期)
売上高
(百万円)
534 665 385
経常利益
(百万円)
△ 14 20 42
当期純利益
(百万円)
△ 9 △ 38 41
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 5 △ 22 15

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2018/12 2019/12 2020/06
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- 24.53% -42.11%
経常利益の
前年同期比
- 242.86% 110.00%

 

以下、単体決算。
rakumo-gyouseki2

  2015/03 2016/03 2017/03 2017/12 2018/12 2019/12
売上高
(百万円)
346 239 285 262 517 665
経常利益
(百万円)
△ 49 △ 2 △ 0 △ 20 △ 26 7
当期純利益
(百万円)
△ 50 △ 3 △ 2 △ 51 △ 26 △ 50
1株当たり
配当額(円)
- - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 1381 △ 70 △ 57 △ 1810 △ 15 △ 28

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2015/03 2016/03 2017/03 2017/12 2018/12 2019/12
売上高の
前年同期比
- -30.92% 19.25% -8.07% 97.33% 28.63%
経常利益の
前年同期比
- 95.92% 80.00% -4900.00% -30.00% 126.92%

 

point<管理人コメント>

売上は横ばいから直近では拡大傾向になっております。
経常利益は赤字の状況が続いていたものの、直近では売上の拡大にともない黒字転換し拡大しています。

 

ちなみにコロナウイルスによるマイナスの影響は生じてないとのことです。

 

 

・連結子会社の詳細

子会社化 会社名 所在地 事業内容
2018/04 rakumo Company Limited ベトナム ITオフショア開発

 

 

新規発行による手取金の使途

rakumo-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 259,596千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 201,286千円

 

人件費 80,713千円
※新規人材採用、既存人員の費用増
新製品、追加機能開発 129,523千円
※新規クライアント開拓、追加クロスセル、顧客満足度向上による契約更新
広告、販売促進費 78,576千円
※認知度向上、顧客開拓基盤拡大のマーケティング
クラウドサーバー費用 28,544千円
※事業拡大に伴うクラウドサーバー利用料の増加を想定して
販売システム改修 12,000千円
※クレジットカードによるオンライン決済、クライアント自身がサービス購入可能となる方法実現
借入金の返済 93,286千円
残高 38,240千円
※残額は具体化事項なし

 

 

rakumoの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 既存顧客へのクロスセル強化
    ※他のサービスや関連商品等の購入
  2. 新規プロダクトの開発
  3. 新規販売パートナーの開拓
    ※展示会、セミナー等実施
  4. 顧客満足度向上による利用継続率の維持
    ※ニーズを汲み取ったサービス開発、改善等
  5. 利用者の多い大規模クライアントへのアプローチ
  6. 自社販売体制の強化
    ※ネットマーケティング、イベント出店の他、屋外広告、テレビ広告を検討
    ※クレジットカード決済、顧客自身がサービス購入可能な方法
  7. 海外事業展開の推進
    ※ベトナム子会社のオフショア開発展開

 

point<管理人コメント>

 

以下は、2020/06時点の売上高に対する各サービスの内訳です。

rakumo-uriageuchiwake2

Saasサービスの売上割合が拡大しています。

 

第2四半期時点ではありますが、売上金額で見てみるとSaasサービスは昨期を上回る進捗率となっており堅調なようです。ITオフショア開発サービスも昨期を上回る進捗率ですが、ソリューションサービスだけは昨期を下回る進捗率となっています。全体としては、昨期を上回る進捗となっていますので問題なし。

 

契約者の推移は以下の通り。

rakumo-user

 堅調に伸びており、まだ鈍化する様子はありませんので今後の伸びにも期待したいですね。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
MICイノベーション4号
投資事業有限責任組合
  21.58% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(33.33%)
御手洗 大祐 代表取締役社長 19.36% 180日間
保有分売出
(9.51%)
アイ・マーキュリー
キャピタル株式会社
  10.17% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(33.34%)
以下続きを開く/閉じる
田近 泰治 取締役 9.97% 180日間
BIG1号投資事業
有限責任組合
  9.71% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(33.34%)
Spiral Capital
Japan Fund 1号
投資事業有限責任組合
  9.15% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(33.34%)
株式会社創世 ※A 6.90% 180日間
HENNGE株式会社   3.23% 180日間
高間 徹   2.04% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(33.36%)
株式会社
日本政策金融公庫
  1.02% ※Y
西村 雄也 取締役 1.01% ※X
川元 久海子 取締役 0.64% ※X
上記合計   94.78%  

※上記以下は省略しています。 

※A 役員等により総株主等の議決権の過半数が所有されている会社

 

180日のロックアップ期間:2021/03/26

90日のロックアップ期間:2020/12/26

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたもの(※X)との間で継続所有等の確約あり。
※Y 全て新株予約権

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
MICイノベーション4号
投資事業有限責任組合
  393,000 7.19%
アイ・マーキュリー
キャピタル株式会社
  185,200 3.39%
BIG1号投資事業
有限責任組合
  176,900 3.24%
以下続きを開く/閉じる
Spiral Capital
Japan Fund 1号
投資事業有限責任組合
  166,700 3.05%
御手洗 大祐 代表取締役社長 100,600 1.84%
高間 徹   37,200 0.68%
合計   1,059,600 19.40%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

Saasサービスでストックビジネスですから今後の成長拡大には期待したい会社です。

 

基本的に法人利用になりますので、一度導入してしまえば継続利用すると思います。解約率が低そうな感じもしますので安定成長に期待したいと思います。

 

  

ロックアップはしっかりしており問題なし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しがありますが、限定的で心配はないかなと思います。

 

マザーズ市場としては公開株数は普通よりちょっと多めなので初値抑制要因?

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

 

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4475 HENNGE 10/08 1,504,200 1400 2001 42.93%
7059 コプロ・ホールディングス 03/19 1,610,000 2,090 2,395 14.59%

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

 

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
9270 SOU 03/22 1,698,000 3300 4100 24.24%
7041 CRGホールディングス
10/10 1,552,500 1120 1832 63.57%
4427 EduLab 12/21 1,656,100 3,200 3,270 2.19%

 

・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

 

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3979 うるる 03/16 1,467,100 3000 3330 11.00%
6562 ジーニー 12/18 1,504,200 1350 2674 98.07%

 

事業内容により様々ですが、このくらいの公開株数だと初値の大きな上昇は期待しにくいですが、それなりに上昇しているものもあります。

 

上記の中ではHENNGEがクラウドサービスなのでビジネスモデルとしては一番近いものになるのかなと思います。

 

後は、IT関連でCRGホールディングスがIT人材派遣など。ジーニーがネット広告関連。となっており、IT関連はそこそこ初値は上昇しているなという印象がなくもないです。事例が少ないですが。

 

業績は拡大傾向で黒字転換もしています。IT関連でストックビジネス。公開株数はちょっと多いですが、初値はそれなりの上昇には期待したいです。想定発行価格も低めな気がするので場合によっては大きな初値上昇もあるかな?

 

公開株数はそれなりに多いので仮条件の価格や最終的な売り出し価格などはしっかり確認しておきたいです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 みずほ証券
引受 東海東京証券
引受 野村證券
引受 SBI証券
引受 いちよし証券
引受 岩井コスモ証券
引受 丸三証券
引受 岡三証券
引受 東洋証券
引受 水戸証券
引受 楽天証券
引受 松井証券
岡三オンライン証券

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。 

 

※2020/08/29 追記

目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!

 

 

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wan

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このページを見た人の初値予想

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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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