日本国土開発【1887】のIPO抽選申込どうする?

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日本国土開発【1887】のIPO抽選申込どうする?

 

 

nihonkokudo-ipo

作成:2019/01/31 更新:2019/02/15

日本国土開発 IPOの紹介

(※2019/03/07更新)

コード 1887
会社名

日本国土開発(株)

市場 東証1部
事業内容

主に土木工事の施工管理、建設事業。
再生エネルギー事業や不動産売買・賃貸、
建設用機械の製造・販売・賃貸などもあり。

公募売出
価格
510円
※仮条件の上限
上場日

2019/03/05

初値
03/05
624円
+22.35%

 

point<管理人コメント>

 開発は過去に東証と大証に上場していましたが、バブル経済の破綻と経済低迷で業績が悪化し、会社更生法適用の申請を行い、平成11年3月に上場廃止となっている会社で再上場となります。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

日本国土開発 の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2019/02/15(金)~02/21(木)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

ipo-kabucom-banar

 

 

IPO抽選対象の株数

(※2019/03/07更新)

15,474,400株

 

(内訳)

公募(自己株式の処分): 12,080,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 1,376,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 2,018,400

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

※現時点で市場区分が未定のため東証一部と二部の規模感を掲載しておきます。
=>東証一部に決定しています。
nihonkokudo-ipo-toushou1bu
nihonkokudo-ipo-toushou2bu
nihonkokudo-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2019/03/07更新)

想定発行価格 500円
仮条件の価格(02/13) 490~510円

 

 

日本国土開発の強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 昭和40年代から土木工事に強みをもつ総合建設会社として認識されている
    ※重機土工事を得意としており大規模造成工事で多くの実績あり
  2. 地震対策技術
    ※一般財団法人日本建築センターにて日本初となる一般評定を取得
  3. 独自の技術を多数所有
    ※回転式破砕混合工法(通称「ツイスター工法」)等
  4. 災害復旧・復興支援の積極的な取り組み
    ※福島県南相馬市を中心。該当地区でトップランナー

 

point<管理人コメント>

 

 

2018/05期の売上高に対する各事業の内訳です。

nihonkokudo-uriageuchiwake
土木事業と建設事業が多くを占めているのが確認できます。

 

 

・日本国土開発の未来に向けた挑戦。

 

 

直近の決算状況と業績の推移

更新:2019/02/15

nihonkokudo-gyouseki

  2014/05 2015/05 2016/05 2017/05 2018/05 2018/11
(第2四半期)
売上高
(百万円)
96783 112130 118875 109117 117579 61495
経常利益
(百万円)
1491 3548 5520 7224 15330 11405
当期純利益
(百万円)
1152 2744 2871 3667 10262 8639
1株当たり
配当額(円)
- - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
12 28 29 41 138 123

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2014/05 2015/05 2016/05 2017/05 2018/05 2018/11
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- 15.86% 6.02% -8.21% 7.75% -47.70%
経常利益の
前年同期比
- 137.96% 55.58% 30.87% 112.21% -25.60%

 

以下、単独決算。

  2014/05 2015/05 2016/05 2017/05 2018/05
売上高
(百万円)
87580 102659 110543 100108 103567
経常利益
(百万円)
905 2531 4656 6175 13805
当期純利益
(百万円)
926 2301 2485 3262 9265
1株当たり
配当額(円)
3 5 7 8 15
1株当たり
当期純利益(円)
9 23 25 37 125

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2014/05 2015/05 2016/05 2017/05 2018/05
売上高の
前年同期比
- 17.22% 7.68% -9.44% 3.46%
経常利益の
前年同期比
- 179.67% 83.96% 32.62% 123.56%

 

point<管理人コメント>

売上は横ばい傾向で頭打ち感も出てきているのかなと思います。
ただし経常利益は拡大傾向になっています。

 

売上の伸び重視ではなく、利益の伸びを重視しているという状況もあるでしょうか?

 

 

・連結子会社の詳細

会社名 所在地 事業内容
国土開発工業㈱ 神奈川県 土木工事、建設用機械の製造・販売・賃貸
日本アドックス㈱ 東京都 工事受注・発注、自社保険の代理店。
ANION㈱ 東京都 高機能水処理剤(NLDH)の販売
宮古発電合同会社を営業者とする匿名組合 岩手県 太陽光発電による売電事業
宇都宮北太陽光発電合同会社を営業者とする匿名組合 東京都
福島エコクリート㈱ 福島県 石炭灰混合材料の製造販売等。
海洋工業㈱ 東京都 地盤改良工事等

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

nihonkokudo-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 5,654,600千円
第三者割当増資の手取概算 948,648千円
  

つくば未来センター及び関連施設の新設に係る設備投資 1,702,000千円
※土木・建築事業の技術開発、新しい価値創造

機械設備の購入 2,116,000千円
全社システム投資 715,000千円
※SAPシステム導入等。
残額 2,070,248千円
太陽光発電事業への投資5,000,000千円の一部として充当  
 震災復興事業の一環として取り組む松島町太陽光発電プロジェクト(宮城県)の発電設備の購入等。  

 

 

日本国土開発 の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 土木工事でオンリーワン技術を活用した展開
    ※マシナリーを中心とした独自技術で新しい価値を提供
  2. つくば未来センター設立による事業強化
    ※従来のゼネコンマーケットから脱却した独自の成長路線を目指す
  3. 保有技術を活かした分野へ注力で建設事業拡大
    ※超高層建設物件、物流施設、食品製造施設
  4. 都市圏を中心とした効率的な事業展開
  5. 建築物のライフサイクルを通じた幅広い機能拡張
  6. 関連事業による収益機会の拡大
    ※不動産関連業務、再生可能エネルギー業務
  7. 海外工事事業の拡大

 

point<管理人コメント>

 

 

以下は、2018/11時点の各事業に対する売上の内訳と利益の内訳を示したものです。
nihonkokudo-uriageuchiwake2
売上の内訳は大体似たような割合になっていると思いますが、利益の内訳を見てみると、2018/11時点で土木事業の割合が高くなっています。期中で季節変動などで偏りが出ているだけかもしれませんが、近年利益が伸びている理由は土木事業にあるのかも?しれません。

 

ちなみに2018/05期に関しては、震災復興関連工事の順調な工事進捗等により売上総利益率が改善したとありました。震災復興関連工事が利益を押し上げているのかも?

 

海外での工事もおこなっているということで海外の売上比率を確認してみました。
※日本国土開発の売上高のみが対象で連結子会社は含まれません。
nihonkokudo-uriageuchiwake3

海外の売上比率は少ないみたいですが、2017/05期と2018/05期を比較してみると割合が増えている?各工事の受注状況や進捗率やなどによって各期で変動があるかもしれませんので単純に伸びているかはわかりませんが、参考まで。ちなみに海外での事業は、台湾とシンガポールの2国のみとなっています。
海外事業の詳細がよくわかりませんが、独自の技術力などを強みを考えれば今後の成長余地はあるのかもしれません。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
日本国土開発持株会   16.44% 180日間
株式会社ザイマックス   7.90% 180日間
みずほ信託銀行株式会社
(一般財団法人日本国土
開発未来研究財団口)
  5.39% ※A
株式会社西京銀行   4.71% 180日間
株式会社三菱UFJ銀行   4.71% 180日間
アジア航測株式会社   4.29% 180日間
前田建設工業株式会社   4.04% 180日間
日本基礎技術株式会社   3.91% 180日間
三井住友海上
火災保険株式会社
  3.31% 180日間
東亜道路工業株式会社   2.96% 180日間
ナイス株式会社   2.87%  
須賀工業株式会社   2.86% 180日間
日比谷総合設備株式会社   2.49% 180日間
トーヨーカネツ株式会社   2.18% 180日間
阪和興業株式会社   2.09% 180日間
株式会社ユーシン   1.85% 全て売出し
三井住友信託銀行株式会社   1.74% 180日間
株式会社りそな銀行   1.60% 180日間
日本国土開発役員持株会   1.11% 180日間
日本アスペクトコア株式会社   1.07% 180日間
株式会社ほけんeye西京   0.89% 180日間
三信建設工業株式会社   0.86% 180日間
新和コンクリート
工業株式会社
  0.81% 180日間
ジェコス株式会社   0.81% 180日間
日建工学株式会社   0.77% 180日間
新和商事株式会社   0.75% 180日間
株式会社セイビ   0.74% 180日間
エムエスティ保険サービス
株式会社
  0.71% 180日間
西京リース株式会社   0.67% 180日間
三菱UFJリース株式会社   0.67% 180日間
上記合計   85.20%  

 

90日のロックアップ期間:2019/08/31

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

※A 第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で2020/01/23までの継続所有等の確約あり

その他、第三者割当等に関して割当を引き受けたもの(38名)との間では上場日前日まで

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
株式会社ユーシン   1374000 1.85%
増成公男   2000 0.00%
合計   1376000 1.85%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

あまり業界に詳しくないのでよくわかりませんが、売上が横ばいとなってはいますが、官公庁による安定した仕事もそれなりに見込めるようですし、利益を伸ばしている点は注目したいところでしょうか。その他、私にはその凄さがわかりませんが、独自の技術力を活かした取り込みが強みのようなので、今後も新しい価値を創出するなどして成長拡大に期待したいところでしょうか。

 

震災復興関連事業の需要見通しや人手不足などの影響は、個人的にちょっと気になりました。

 

 

 

一部を除き基本的にはロックアップはしっかりしており、

ベンチャーキャピタルによる売り出しは心配ありません。

 

東証二部市場としては公開株数はかなり多い方になってしまいますが、
東証一部だと公開株数は多くはないものの、東証一部だけにそれなりの規模ではあります。

 

過去に東証一部で同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2018年で同程度の公開株数だった東証一部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6571 キュービーネット
ホールディングス
03/23 東証1部 2250 2115 -6.00%

 

・2016年で同規模の東証一部銘柄も確認

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3548 バロックジャパンリミテッド 11/01 東証1部 2000 1900 -5.00%
6197 ソラスト 06/29 東証1部 1300 1222 -6.00%

 

 

東証二部でも同じような規模の上場がありましたので掲載しておきます。

 

・2018年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3447 信和 03/20 東証2部 1150 1106 -3.83%

 

キュービーネットホールディングス、信和は、ベンチャーキャピタルによる売出し。バロックジャパンリミテッドは一部、ベンチャーキャピタルによる売り出しあり。 ソラスト はベンチャーキャピタルによる売り出しはなし。

 

上記の例はベンチャーキャピタルによる売り出しでもありますが、この公開規模数では公募割れすることがよくあるものだということが確認できます。この規模では、ベンチャーキャピタルによる売り出しでなくても業績が頭打ちしていたりなど成長余地が大きくないので初値が上昇しにくいというものもあります。

 

日本国土開発はベンチャーキャピタルによる売り出しは心配ありませんが、やはり売上が頭打ちなのは気になります。また業界に詳しくないのもありますが、成長性に関してよくわかりませんでした。
公募資金により設備投資する点などでは期待できるところだとは思いますが、よくわかりませんでしたので各自で確認してください。

 

せっかくなので大手建設会社の株価をチェックしておきます。 nihonkokudo-kabuka
一時期、震災復興事業やオリンピック、人手不足など建設関連の事業は堅調だと聞いたことはありますが、過去1年の株価はパッとしないようですね。年末にかけて相場全体が下落しましたが、それとは関係なく、全体的に横ばい、もしくは右肩下がりの傾向で好調とは言い難い状況かなと感じます。

 

その他に再上場案件ということは初値抑制要因としてどう影響を与えるかは気になるところです。

 

想定発行価格が低いのは初値上昇にプラス要因でしょうか。

 

いずれにしても、昨年から相場全体の地合いが良くないということもあり注意が必要です。
できれば最低げ、仮条件の価格や、最終的な公募売出し価格がどうなるかなどを確認してから最終的に申し込みを検討したいところです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 みずほ証券
引受 大和証券
引受 極東証券
引受 マネックス証券
カブドットコム証券

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

※2019/01/31

目論見書などで紹介されていない、委託証券としてカブドットコム証券がIPOを募集しているのが確認できました。ネット証券で平等抽選でもあるので積極的に参加したい人はお見逃しなく!

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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wan

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口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい






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