信和【3447】のIPO抽選申込どうする?

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信和【3447】のIPO抽選申込どうする?

 

 

shinwa-ipo

作成:2018/02/16 更新:2018/03/21

信和 IPOの紹介

(※2018/03/21更新)

コード 3447
会社名

信和(株)
※しんわ

市場 東証二部
事業内容

主に建設現場などで使用される仮設資材
(主に足場)の製造・販売。
レンタル、OEM受託製造あり。
工場、倉庫、建設現場における
物流機器を中心とした金属製品の
製造・販売。

公募売出
価格
1150円
※仮条件の下限
上場日

2018/3/20

初値
03/20
1106円
-3.83%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

信和の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2018/03/02(金)~03/08(木)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

13,788,400株

 

(内訳)

公募: なし
引受人の買い取り引受による売り出し: 11,995,800株
オーバーアロットメントによる売り出し: 1,792,600株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

shinwa-ipo-toushounibu

shinwa-ipo-kabusuu

※東証二部ではかなり多い公開株数なので参考に東証一部での規模感も掲載しておきます。 shinwa-ipo-toushouichibu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2018/03/21更新)

想定発行価格 1380円
仮条件の価格(03/01) 1150~1300円

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
インテグラル2号
投資事業有限責任組合
  86.28% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(87.00%)
Integral Fund
Ⅱ(A)L.P.
  9.55% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(87.00%)
山田 博 代表取締役社長、
子会社取締役
1.44% 90日間
則武 栗夫 取締役、
子会社取締役
0.72% 90日間
平澤 光良 子会社監査役、
従業員
0.72% 90日間
平野 真一 従業員 0.72% 90日間
清水 裕能 従業員 0.10% 90日間
荒井 功 従業員 0.10% 90日間
髙田 光康 従業員 0.10% 90日間
中村 芳弘 従業員 0.10% 90日間
中村 顕智 従業員 0.10% 90日間
山田 修 従業員 0.10% 90日間
上記合計   100.00%  

 

90日のロックアップ期間:2018/06/13まで

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
インテグラル2号
投資事業有限責任組合
  10800900 75.06%
Integral Fund
Ⅱ(A)L.P.
  1194900 8.30%
合計   11995800 83.36%

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

 

※公募なしなので特にありません。

 

 

直近の決算状況と業績の推移

shinwa-gyouseki
※国際会計基準

  2016/03 2017/03 2017/12
(第3四半期)
売上収益
(百万円)
15120 15194 12322
税引前利益
(百万円)
2134 2559 1788
親会社の所有者に
帰属する当期利益
(百万円)
1511 1681 1166
基本的1株あたり
当期利益(円)
110 122 85

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2017/12
(第3四半期)
売上収益の
前年同期比
- 0.49% -18.90%
税引前利益の
前年同期比
- 19.92% -30.13%

 

※以下、単独決算(日本基準)。

shinwa-gyouseki2

  2015/03 2016/03 2017/03
売上高
(百万円)
- 14377 14141
経常利益
(百万円)
△ 315 1545 1734
当期純利益
(百万円)
△ 316 1331 983
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 686 97 71

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※1980/08に設立。

※2014/08リバーホールディングス㈱設立。2015/04旧信和を吸収合併し信和㈱に商号変更。

※2015/03期は7ヶ月間。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2015/03 2016/03 2017/03
売上高の
前年同期比
- - -1.64%
経常利益の
前年同期比
- 590.48% 12.23%

 

※以下、吸収合併した旧信和の単独決算(日本基準)。

  2013/03 2014/03 2015/03
売上高
(百万円)
10396 13987 14833
経常利益
(百万円)
1396 1973 1694
当期純利益
(百万円)
567 1162 963
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
1889332 3874187 57252

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2013/03 2014/03 2015/03
売上高の
前年同期比
- 34.54% 6.05%
経常利益の
前年同期比
- 41.33% -14.14%

 

point<管理人コメント>

合併と連結による影響で業績の推移が分かりづらいですが、連結決算では直近の売上高が横ばいで、単独決算では鈍化しているのが分かります。 業績の伸びが頭打ちになっている可能性がありますので注意深く見極めたいところです。

 

2018/3期に業績予想は注目です。

 

ちなみに2017/03期においては、秋口に足場の市場ストックにやや過剰感があったことと、製品の購入よりレンタル調達を志向したことで主力製品の売上が伸び悩んだとのこと。
それから銅材価格の高止まり亜鉛価格の高騰などが利益を圧迫させる要因になっているとのことなので認識しておきたいところです。

 

・連結子会社の詳細

子会社化 会社名 所在地 事業内容
2007/08 信和サービス株式会社   仮設資材部門及び物流機器部門

 

 

信和の強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. くさび緊結式足場は市場シェア1位
    ※2016年度の出荷金額ベース。㈱日本能率協会総合研究所調査より。
  2. 熟練したとび職でなくとも施工が容易な足場
    ※ボルト締め付け等の作業が不要
  3. 軽量、コンパクトで輸送効率が良く保管場所が少なくて済む
  4. 豊富なラインナップを活かした幅の広い提案ができる
  5. より高い安全性と騒音対策に優れている次世代足場「「SPS」
    ※手すりに抜け止め機能、支柱本体にロック機能。段差が生じない。樹脂ハンマーで組み立て可能。
  6. 顧客ニーズに対応した多品種対応
  7. 特注型の製品開発を実現する技術力とノウハウ
    ※自動車産業で使用される特殊パレットなど

 

point<管理人コメント>

 

 

◆事業別の売上割合
shinwa-uriage-wariai

 

基本的には売上の多くが仮設資材となっているようです。

◆仮設資材の売上内訳
shinwa-uriage-wariai

shinwa-uriage-wariai2

 

◆くさび緊結式足場の紹介動画

 

◆次世代足場の紹介動画

 

 

信和の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. くさび緊結式足場は施工業者への製造直販を強化
  2. 安全衛生規則の改正に対応した製品の開発・提供
    ※2015年改正 手すり先行工法の推奨。
  3. これまで手薄だった東北及び中四国エリアにおける営業活動の強化
  4. 販売とレンタルを組み合わせながら市場浸透と新規顧客開拓
  5. 次世代足場のシェア拡大のため大手レンタル会社と連携
  6. 従来枠組足場を使用していた施工業者に対し次世代足場をアピールする
    ※人員不足を補う施工効率の高さ
  7. 仮設資材のレンタル事業の本格展開
    ※施工業者の在庫負担軽減
  8. 東南アジアにおける新規顧客の開拓
    ※ベトナムの協力工場にて製造開始。フィリピンで営業活動。
  9. 物流機器部門の事業領域拡大
  10. 新たな業界へアプローチして取引チャネル拡大
  11. 今後は住宅の改築・リフォーム・耐震工事などの需要が高まる
  12. 社会インフラの老朽化対策による需要が増加傾向
  13. 建設現場における人手不足で施工効率の高い製品が求められている
  14. Iotを駆使した監視システムの製品ランナップ拡充
    ※資材盗難、不法侵入、火災などの備え

 

 

業績予想

2018/02/15時点で公表されている業績予想です。

shinwa-gyouseki-yosou
※国際会計基準

  2016/03 2017/03 2017/12
(第3四半期)
売上収益
(百万円)
15120 15194 16402
税引前利益
(百万円)
2134 2559 2244
親会社の所有者に
帰属する当期利益
(百万円)
1511 1681 1471
基本的1株あたり
当期利益(円)
110 122 107

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2017/12
(第3四半期)
売上収益の
前年同期比
- 0.49% 7.95%
税引前利益の
前年同期比
- 19.92% -12.31%

 

point<管理人コメント>

売上鈍化が気になるところでしたが業績予想では、再び伸ばしてきているものになっています。

 

くさび緊結式足場について天候不順等による工事進捗の遅れで購買ではなく、レンタルで調達する傾向があり、売上収益が前年より減少して推移しているが、次世代足場がマンション等の耐震補強工事やリフォーム等の維持改修工事の需要、道路橋などのインフラ維持修繕工事が増加傾向とのこと。

 

レンタル需要による売上抑制や、2017/03期に次世代足場の売上割合は小さかったのでそんなに売上を押し上げる要因になったのかは疑問?に思えますが、本当に大きく売上を伸ばしているとしたら今後の成長に期待できるところかもしれません。

 

業績予想どおりなら問題ないですが下方修正されないかどうかは今後、要注意ポイントかもしれません。

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

特に建設業界などでの人手不足は深刻で需要も期待できるので今後も堅調な業績に期待したい会社ではあります。

 

しかしベンチャーキャピタルによる売り出しである点は、売り出しに申し込む時点としては要注意です。
ベンチャーキャピタルは成長しきったところで上場させて利益を確定させるものなので、本当に成長余力がどれだけあるのかは注意したいところです。
保有分の9割り近くを売り出していますので、利益確定の意志は明確になっていると思います。

 

また直近の業績が鈍化傾向にある点も合わせて考えると整合性の取れるものとなっており、今後の短期的な大きな業績の伸びへの期待も小さくなってしまいます。一応、業績予想ではそれなりの伸びとなっていますのでそれをどこまで信用するかは各自で見極めてが必要です。

 

ロックアップはしっかりしていますが、保有分の多くを売り出すのであまり関係ないです。

 

そして東証二部としては、かなり公開株数が多いので初値の抑制ポイントになると思います。

過去に東証二部で同程度以上の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2017年で信和と同程度以上の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3978 マクロミル 03/22 27,323,500 1950 1867 -4.26%
3563 スシローグローバル
ホールディングス
03/30 21,134,700 3600 3430 -4.72%
3564 LIXILビバ 04/12 21,910,000 2050 1947 -5.02%
8919 カチタス 12/12 23,025,300 1640 1665 1.52%
7198 アルヒ 12/14 19,122,800 1300 1270 -2.31%

 

「マクロミル、スシローグローバルホールディングス、アルヒ、カチタス」はベンチャーキャピタルの売り出しで、ほとんどが公募割れか、上昇してもわずかです。

 

ベンチャーキャピタルの売り出しでなくても公開株数が多いと公募割れする可能性すらあります。

 

上記と比べると多少、公開株数は少なく思えることや、昨年末にはちょっと公開株数はちょっと少なめですが東証二部でベンチャーキャピタルによる売り出しなのにプラスになったものはありますので、IPO市況が好調であれば売り出し価格を上回る可能性も無くはないです。

 

ただし今は、世界の株価が調整しているというのもありますので昨年と同じような好調が維持されているかは直前のIPO上場で確認しておきたいところです。

 

業績内容、売り出し内容、相場市況などを総合的に考えると公募割れも想定しておきたいところです。

 

仮条件がどうなるかや、売り出し価格が仮条件の上限で決まるかなどを確認してから最終的に判断すると手堅いかなとは思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 みずほ証券
引受 大和証券
引受 SMBC日興証券
引受 東海東京証券
引受 岡三証券
引受 岩井コスモ証券
引受 SBI証券

 

SBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので積極的でないひともとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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