霞ヶ関キャピタル【3498】のIPO抽選申込どうする?

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霞ヶ関キャピタル【3498】のIPO抽選申込どうする?

 

 

kasumigaseki-ipo

作成:2018/10/31 更新:2019/03/04

霞ヶ関キャピタル IPOの紹介

(※2019/03/04更新)

コード 3498
会社名

霞ヶ関キャピタル(株)

市場 マザーズ
事業内容

太陽光発電施設の開発・販売、売電事業。
投資家への不動産コンサルティングや
リノベーション不動産の販売など。
ショッピングセンター「フォルテ」の管理運営

公募売出
価格
3240円
※仮条件の上限
上場日

2018/11/28

初値
11/28
6240円
+92.59%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

霞ヶ関キャピタル の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2018/11/09(金)~11/15(木)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

ipo-kabucom-banar

 

 

IPO抽選対象の株数

 

155,000株

 

(内訳)

公募: 135,000
オーバーアロットメントによる売り出し: 20,000

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

kasumigaseki-ipo-maza-zu
kasumigaseki-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2019/03/04更新)

想定発行価格 3660円
仮条件の価格(11/07)  3000~3240

 

 

霞ヶ関キャピタルの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 太陽光発電施設の開発
    ※全国で施設を多数売却、売電あり
  2. 売電中の太陽光発電は高い買取価格
    ※施設によって40円~36円/kwh
  3. 投資家サイドに立った不動産コンサルティング
  4. 需要を見極めた不動産の開発
    ※インバウンド向けのホテル・旅館など
    ※新規建設の他、既存建物のリノベーション、用途変更など
  5. ショッピングセンターフォルテの再生における経験や実績
    ※東日本大震災で被災したショッピングセンター

 

point<管理人コメント>

 

 

以下は、2017/08期の売上高に対する各事業の内訳です。 kasumigaseki-uriageuchiwake
太陽光発電事業の割合が一番大きいですが、ショッピングセンター事業も存在感のあるものとなっています。

 

太陽光発電で売電中の施設と買い取り単価は以下の通りになっています。 kasumigaseki-taiyoukou
ここ最近は、買い取り価格も年々下がってきていますが、
固定買取制度の当初からの参入で単価も高めになっているのが確認できます。
そしてこれは、事業用の買取価格として20年間適用されます。

 

ショッピングセンターの再生とともに太陽光発電への参入という事業展開もなかなか面白いです。

 

※個人的に気になる点としては九州電力の売電です。ここ最近、ニュースにもなっていますが、天候などの要因により電力供給が過剰になるとして、状況に応じて出力制御がなされることとなりました。売上が減る可能性がある点として注意が必要です。

 

◆(参考)買取価格の推移
kasumigaseki-kaitorikakaku
当初の40円から現在は、半分くらいまで下がっている状況ですから、
それと比べるとかなり有利な買取価格と言えます。

 

 

直近の決算状況と業績の推移

kasumigaseki-gyouseki

  2013/08 2014/08 2015/08 2016/08 2017/08 2018/08
売上高
(百万円)
478 495 1159 974 1266 4041
経常利益
(百万円)
10 11 182 61 119 342
当期純利益
(百万円)
7 8 16 61 70 228
1株当たり
配当額(円)
- - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
14661 16074 318 54 62 188

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2011/09に合同会社フォルテ設立。2019/06株式会社へ改組。2019/07霞ヶ関キャピタルに商号変更。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2013/08 2014/08 2015/08 2016/08 2017/08 2018/08
売上高の
前年同期比
- 3.56% 134.14% -15.96% 29.98% 219.19%
経常利益の
前年同期比
- 10.00% 1554.55% -66.48% 95.08% 187.39%

 

point<管理人コメント>

売上は増加傾向を維持していたところから、
2018/08期に売上は3倍以上と大きく増加し、それに伴い経常利益も増加しています。

 

2018/05/31時点の状況としては、
太陽光発電施設の売却とインバウンド向けアパートメントホテル3件を含む4件を売却したとのこと。
そしてこの時点の売上高全体は、約2765百万円。
期末時点でさらに売上が大きく増加していますのでそれ以外の要因もありそうですが内容は不明。

 

2018/08期の業績急拡大が一時要因によるものが大きいかどうかが気になるのですがよくわかりません。
将来的な業績の推移については見極めが必要です

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

kasumigaseki-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 448,572千円
第三者割当増資の手取概算 67,344千円

 

太陽光発電施設2件の取得・開発資金 300,000千円

※九州電力管内の施設  
保育園用貸借物件の開発 50,000千円
※東京都内で現在開発中  
残額:不動産の取得・開発 165,916千円

 

point<管理人コメント>

太陽光発電などの事業に詳しくはないですが、九州電力管内の施設取得というのはちょっと気になりました。

 

 

霞ヶ関キャピタル の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 屋根上太陽光発電施設の開発にも注力
    ※今までは野立てが中心
  2. 不動産コンサルティング案件の開拓
    ※組織だった案件ソーシング
  3. ショッピングセンターのバリューアップ
    ※2018/07/04に映画館(7シアター)を再開。
    ※フードコート、フィットネスクラブの設置による集客力向上など。

 

point<管理人コメント>

 

 

kasumigaseki-uriageuchiwake2
売上が急拡大しているだけあって、売上の内訳が大きく変動しているのが分かります。
太陽光発電の事業が大きくなっているだけでなく、
なんと一番割合が低かった不動産コンサルティング事業が一番割合が高くなっています。

 

不動産コンサルティング事業では、インバウンド向けのアパートを売却しているので、インバウンド需要の拡大にともなう成長に期待できそうです。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
小川 潤之 取締役 49.43% 180日間
河本 幸士郎 代表取締役社長 16.43% 180日間
EEIスマートエナジー
投資事業有限責任組合
  6.09%  
川口 正人   5.80% 180日間
加藤 裕司   3.86% 180日間
山下 幸三   3.13% 180日間
廣瀬 一成 取締役 2.47% ※1
石井 晃   2.44% 180日間
株式会社トリプル・アイ   2.03% 180日間
鈴木 健仁 取締役 1.09% ※1
上記合計   92.77%  

 

180日のロックアップ期間:2019/05/26

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

※1 ロックアップはなしですが、全て新株予約権による所有となっています。

 

 

売り出し株式の詳細

 

なし

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

3つの事業がありますが、それぞれ存在感のあるもので相乗効果も期待できそうなものだと思います。
売上が急拡大していることなどからも、不動産に対するコンサルティング能力の高さなどが伺える所ですので今後の成長拡大にも期待したいとところです。

 

ロックアップは、ベンチャーキャピタルによる保有分がロックアップされていないのは気になります。
売出しなしなので、初値で売ってくるとは考えづらいですが絶対でもないので、一応、初値抑制要因として気になります。

 

基本的にベンチャーキャピタルによる売出しはなく、多くに長期のロックアップされているのは安心です。

 

 

マザーズ市場としては公開株数はかなり少ないです。

 

過去にマザーズで同程度の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6573 アジャイルメディア
・ネットワーク
03/28 142,600 3,000 15,470 415.67%
7320 日本リビング保証 03/30 184,500 1,760 5,100 189.77%
4381 ビープラッツ 04/04 172,500 2,200 10,000 354.55%
4382 HEROZ 04/20 198,000 4500 49000 988.89%
6577 ベストワンドットコム 04/25 125,300 4330 14830 242.49%

 

さすがにこのくらい公開株数が少ないと初値も大きな上昇が期待できます。

 

太陽光発電の売電事業という点だけで見ると、今後のトレンドではないと思いますが、施設の開発に加え、不動産全般での開発ということで、売電事業が主というわけでもないのでそれほど気にしなくても良いかもしれません。

 

業績は急拡大していますし、何より受給条件だけでも期待できるものになっていますので、初値は大きく上昇することに期待したいです。

 

一応、ここ最近の株式市場が低調なことは初値を抑える要因になるかもしれませんので一応、挙げておきます。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 みずほ証券
引受 SMBC日興証券
引受 いちよし証券
引受 SBI証券

 

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますのでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい






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