リニューアブル・ジャパン【9522】のIPO抽選申込どうする?

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リニューアブル・ジャパン【9522】のIPO抽選申込どうする?

 

 

renewablejapan-ipo

作成:2021/11/29

リニューアブル・ジャパン IPOの紹介

 

コード 9522
会社名

リニューアブル・ジャパン(株)

市場

マザーズ

事業内容

太陽光発電所を中心とする開発による
発電所売却や発電運営。

上場日

2021/12/22

初値  

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

2021/12/07(火)~12/13(月)まで

 

IPOの申し込み期間は約7日間

 

=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

 

IPO抽選対象の株数

 

4,571,000株

 

(内訳)

公募: 2,600,000

引受人の買い取り引受による売り出し: なし

オーバーアロットメントによる売り出し: 1,971,000

 

過去データをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

renewablejapan-ipo-maza-zu
renewablejapan-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 1720円
仮条件の価格 ※2021/12/06に決定予定

 

 

リニューアブル・ジャパン の強み

tsuyomi

※独自の見解な どを含みます。

  1. 発電所の開発から売電まで一気通貫
    ※開発、発電、運営・管理
    ※どの段階からでもスピーディでコストを抑えて案件化
  2. 自社で設計/調達/建設を手掛けることによる様々な技術
  3. 資金調達における実績、ノウハウ活用
    ※金融機関、投資家から円滑な資金調達が可能
    ※プロジェクトファイナンスやプロジェクトボンドの発行で約20年に及ぶ超長期資金を調達可能
  4. 継続的な収益が得られるストック収益
    ※売電、運営事業
    ※ファンド売却後の運営業務を受託することができる
  5. 循環型再投資モデル
    ※発電所の売却と運営業務受託、売電収入により新たな開発の加速することができる
  6. 地方公共団体と立地協定を締結
    ※地方公共団体が保有する山林等遊休地の利活用。
    ※地域振興、雇用拡大、再エネの普及・啓発に貢献
  7. 資本業務提携による共同開発もあり
    ※東急不動産、ENEOS、関西電力

 

point<管理人コメント>

 

以下、2020/12期の売上高に対する各事業の内訳です。
renewablejapan-uriageuchiwake

売上の6割が「開発事業」で「発電運営による/売電収入」が3割弱となっています。

 

運営事業によるストック収益による売上割合は、全体の37.8%になるかなと思います。

 

以下、自社保有による発電所です。

renewablejapan-hatsuden

全国に多数の発電所が点在しているのがわかります。地方公共団体と立地協定を締結している強みが発揮されているかな?

 

事業拠点も全国に点在しています。

renewablejapan-kyoten

 

renewablejapan-model

 

 

直近の決算状況と業績の推移

renewablejapan-gyouseki

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。

  2019/12 2020/12 2021/09
(第3四半期)
売上高
(百万円)
20601 22276 11418
経常利益
(百万円)
316 732 884
当期純利益
(百万円)
250 463 567
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
12 19 22

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2019/12 2020/12 2021/09
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 8.13% -48.74%
経常利益の
前年同期比
- 131.65% 20.77%

 

以下、単体決算。

renewablejapan-gyouseki2

  2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 2020/12
売上高
(百万円)
2210 5643 7456 8754 13325
経常利益
(百万円)
△ 312 500 1407 519 202
当期純利益
(百万円)
△ 189 630 607 509 581
1株当たり
配当額(円)
- - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
-110 35 32 25 24

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 2020/12
売上高の
前期比
- 155.34% 32.13% 17.41% 52.22%
経常利益の
前期比
- 260.26% 181.40% -63.11% -61.08%

 

point<管理人コメント>

連結子会社のデータが少ないので傾向を掴むのは困難です。
売上は直近で拡大する動きもありますが、2021/09時点の進捗状況は前期を大きく下回ります。
経常利益は直近で拡大傾向です。

 

子会社のみらい電力にて冬の厳しい寒さや天候不順による電力逼迫により、2021/01の卸売電力市場の月間平均価格が最高になり収益環境は厳しいものとなったとのことです。 売上減少の主要因かどうかは後で分析します。

 

※連結子会社は多いので省略

 

 

新規発行による手取金の使途

renewablejapan-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 4,103,364千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 1,086,384千円

 

発電設備建設費用 2,054,000千円

残額 3,135,748千円
※残額は新規の太陽光発電所取得の予定

 

 

リニューアブル・ジャパン の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 循環型再投資モデル強化
    ※発電所の新規開発、セカンダリーマーケットからの稼働済み案件の取得を継続
    ※上場インフラファンド、私募ファンドの成長を図る
  2. グリーンIPO・フレームワークの策定
    ※2021/10
    ※ESGへの対応状況を第三者により評価
    ※ESGに積極的な投資家へ投資機会を提供
  3. 海外展開
    ※欧州と米国市場を調査開始
  4. 太陽光発電の市場規模は拡大の見込み
    ※2019年度55.8GWから2030年度には103.5~117.6GW
  5. FIP制度、Non-FITへの移行
    ※東京ガスとの間で非FIT太陽光発電所の電力購入契約を締結
    ※㈱エコスタイルとの間で業務連携協定書を締結
    ※エコスタイルが開発した発電所を取得し東京ガスへ電力・環境価値を販売
  6. 太陽光発電以外の取り組み
    ※風力発電、バイオマス発電等の取り組みを開始
    ※2021/02 水力発電所を取得
  7. 蓄電池の活用
    ※検討中

 

point<管理人コメント>

 

以下、2021/09時点の売上高に対する各サービスの内訳です。

renewablejapan-uriageuchiwake2

「開発事業」の売上割合が大きく減少しています。

 

小売電気事業者のみらい電力について「収益環境は厳しい」という情報がありましたが、全体としては影響が限定的で、それよりも開発事業による影響が大きかったことがわかります。

 

開発事業は売却相手があっての売上なので時期により大きく変動するものなのかもしれません。
全体の業績基調としては、ストック収益の割合、経常利益の方が見た方がいいのかもしれません。

 

「発電運営事業」の方ですが、売上金額で見てみると、前期を上回る進捗状況となっておりとても堅調なようです。

 

renewablejapan-shijou

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

太陽光発電所の開発による売却と売電の2つが大きな事業の柱となっています。発電所の売却は時期により変動が大きそうですが、売電、運営業務などストック収益は堅調に拡大しています。
FIT制度変更による買取価格の引き下げは今後、収益低下に影響しそうな点は注意ですが、開発や運営業務の受託に加え、太陽光発電以外の事業展開などFIT制度に頼らない事業転換ができそうな事業基盤があります。

 

再生エネルギー事業は政府も後押ししているものであり、拡大していくのは間違いないと思いますので今後の成長拡大に期待したいです。

 

 

一部株主を除きロックアップはしっかりしています。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しは無く問題なさそうです。

※Shanghai Alliance Financial Services Co.,Ltd.は取引関係にあり

 

マザーズ市場としては公開株数はとても多いので初値抑制要因です。

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

※事例が少ないので幅をとって確認しています。

 

・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4053 (株)SunAsterisk 07/31 4,830,000 700 1209 72.71%

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7803 ブシロード 07/29 4,350,400 1,890 2,204 16.61%

 

・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6555 MS&Counsulting 10/05 4,350,000 1280 1250 -2.34%

 

事例が少ないのであまり参考にならないかもしれないですが、公開株数がとても多いので初値は抑制傾向にあるのかなと思います。
公募割れがありますが、MS&Consulting はベンチャーキャピタルによる売出し案件です。Sun Asterisk のように初値が大きく上昇しているものもありますので事業内容、IPO条件によっては期待できないわけでもないです。

 

業績は開発案件を除き、拡大基調と言えるかなと思いますし、再生可能エネルギーは政府も後押ししている成長分野。ただし公開株数がかなり多いので初値の大きな上昇には期待しない方が良さそうです。公募割れリスクも一応想定しておいた方が良いかも知れません。

 

公募割れリスクを想定する上でも仮条件の価格と最終的な公募売出し価格を確認して慎重に判断したいものかなと思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 SMBC日興証券
引受 SBI証券
引受 みずほ証券
引受 野村證券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 岡三証券
岡三オンライン証券

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

※2021/11/29 追記

目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!

 

 

このページを見た人のアンケート

wan

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このページを見た人の初値予想

hatsune-yosou

結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

口コミ評価など

 

 

 

 

 

kuchikomi-hyouka

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株

 

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
株式会社H&Tコーポレーション ※A 37.87% 180日間
東急不動産株式会社   14.59% 180日間
Shanghai Alliance Financial Services Co.,Ltd.   9.08%

180日間
保有分売出
(21.57%)

以下続きを開く/閉じる
ENEOS株式会社   7.83% 180日間
関西電力株式会社 資本業務提携 7.83%  
ヤン パン 取締役 4.08%

180日間
保有分売出
(30.54%)

眞邉 勝仁 代表取締役社長 3.95%

180日間
保有分売出
(22.52%)

JAICソーラー投資事業有限責任組合   1.78%

180日間、1.5倍以上
保有分売出
(50.00%)

JA三井リース株式会社   0.89%

180日間
保有分売出
(60.00%)

株式会社あおぞら銀行   0.89% 180日間
三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合   0.89% 180日間、1.5倍以上
神宮 浩   0.75% 全て売出し
シナネン株式会社   0.71% 180日間
佐野 大祐 取締役 0.55% 180日間
株式会社東北銀行   0.40% 180日間
上記合計   92.09%  

※上記以下は省略しています。

※A 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社

 

180日のロックアップ期間:2022/06/19

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 

売り出し対象となっている株式の株主内訳です。

 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
Shanghai Alliance Financial Services Co.,Ltd.   550000 1.96%
ヤン パン 取締役 350000 1.25%
眞邉 勝仁 代表取締役社長 250000 0.89%
以下続きを開く/閉じる
JAICソーラー投資事業有限責任組合   250000 0.89%
神宮 浩   210000 0.75%
JA三井リース株式会社   150000 0.53%
槇田 武史   70000 0.25%
藤原 勝 子会社の代表取締役 50000 0.18%
伊藤 仁志   50000 0.18%
原 尚美 従業員 20000 0.07%
萩原 聡 子会社従業員 10000 0.04%
渡邉 康嗣   5000 0.02%
内山 祐次   3000 0.01%
株式会社タフロードコンサルティング   1000 0.00%
吉澤 直人 従業員 1000 0.00%
樋口 博基   1000 0.00%
合計   1760000 6.26%

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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