Finatextホールディングス【4419】のIPO抽選申込どうする?

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Finatextホールディングス【4419】のIPO抽選申込どうする?

 

 

finatext-hd-ipo

作成:2021/12/02

Finatextホールディングス IPOの紹介

 

コード 4419
会社名

(株)Finatextホールディングス
※ふぃなてきすと

市場

マザーズ

事業内容

証券、保険事業者向けのクラウド基幹システムの提供。
金融機関向けのDX,デジタルマーケティング支援。
ビッグデータ解析支援、解析データの販売。

上場日

2021/12/22

初値  

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

2021/12/06(月)~12/10(金)まで

 

IPOの申し込み期間は約5日間

 

=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

 

IPO抽選対象の株数

 

17,796,900株

 

(内訳)

公募: 2,800,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 12,675,700

オーバーアロットメントによる売り出し: 2,321,200

 

過去データをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

finatext-hd-ipo-maza-zu
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想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 1290円br /> 仮条件の価格 ※2021/12/03に決定予定

 

 

Finatextホールディングス の強み

tsuyomi

※独自の見解な どを含みます。

  1. 低コストかつ迅速に拡張性のある金融インフラを提供
    ※通常金融サービスを立ち上げるには数億から数十億円規模の予算や年単位での準備期間、人材確保やライセンス取得などが必要。
    ※クラウドベースのSaas型。APIによる外部サービスとの連携。
  2. ユニークな提供価値と市場機会
    ※新しいテクノロジーをベースにした基幹システムやソリューションを提供するプレーヤーは非常に少ない状況。
    ※新規参入や既存金融機関の新規立ち上げで導入されやすい。
  3. 安定的で成長性を併せ持つ収益モデル
    ※初期導入、月額固定、従量課金の3収益。
    ※サービス基盤のインフラなので解約率は低い傾向にある。
  4. ビッグデータ解析力と解析結果の販売
    ※企業のPOSデータやクレジットカード等のデータを解析し、企業とレベニューシェア契約を結び外部顧客へ販売。
  5. ビッグデータ解析支援によるインフラ価値向上
    ※エンドユーザーの一般顧客と契約を締結するので自社グループにも顧客データ蓄積
    ※サービスやマーケティング最適化を支援することにより、開発受託、価値向上につながる
  6. 中期的に利益率が向上していきやすい構造
    ※パートナー企業自身が顧客開拓するので顧客開拓コストが発生しにくい
     顧客数や取引数が増加すると利益率が向上していきやすい

 

point<管理人コメント>

 

以下、2021/03期の売上高に対する各事業の内訳です。
finatext-hd-uriageuchiwake

3つの事業がありますが、それぞれ存在感のある売上割合になっています。

 

フィンテックソリューションビジネス事業のオーダーフローシェアビジネスは撤退しておりますので売上内訳を見る上で注意が必要です。 売上割合は不明ですが、2021/09時点では新プロジェクトの収益が拡大しわずかに増収となっているそうです。 コロナウイルスによる影響もあったということで上記の売上割合も限定的かな?

 

以下、証券、保険のインフラを導入しているパートナー企業の事例です。

finatext-hd-bussiness

現在は主に証券、保険の2つの事業領域でインフラサービスを提供していますが、2つの事業領域ともに自社グループでも実際に運営して利用している点は、事業展開していく上でも大きな強みだろうなと感じます。

 

証券インフラストラクチャを運営している連結子会社 
 株式会社スマートプラス
保険インフラストラクチャを運営している連結子会社 
 スマートプラス少額短期保険株式会社

 

 

・会社紹介

 

 

直近の決算状況と業績の推移

finatext-hd-gyouseki

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。

  2019/11 2021/03 2021/09
(第2四半期)
売上高
(百万円)
1707 2751 897
経常利益
(百万円)
△ 767 △ 758 △ 489
当期純利益
(百万円)
△ 1567 △ 1013 △ 474
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 55 △ 36 △ 14

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2019/11 2021/03 2021/09
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- 61.16% -67.39%
経常利益の
前年同期比
- 1.17% 35.49%

 

以下、単体決算。

finatext-hd-gyouseki2

  2016/11 2017/11 2018/11 2019/11 2021/03
売上高
(百万円)
314 795 1038 149 338
経常利益
(百万円)
78 338 316 △ 39 △ 25
当期純利益
(百万円)
54 221 209 △ 922 △ 411
1株当たり
配当額(円)
- - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
2 8 7 -33 -15

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/11 2017/11 2018/11 2019/11 2021/03
売上高の
前期比
- 153.18% 30.57% -85.65% 126.85%
経常利益の
前期比
- 333.33% -6.51% -112.34% 35.90%

 

point<管理人コメント>

※決算期変更により2021/03期は16ヶ月間
※単体決算で2019/11期移行に業績が大きく変動しているのは持ち株体制に移行したことに伴うものです。

 

決算期の変更により傾向はちょっとよく分かりませんが、
売上は拡大傾向から2021/09時点の進捗は少し鈍化してる可能性もあるのかな?
経常利益は赤字の状況が継続中です。

 

コロナウイルスによる影響ですが、 オンライン外貨両替等を英国で提供するオーダーフローシェアビジネスにおいて海外旅行の需要が著しく減少し、2020/11をもってビジネスを撤退したそうです。 2021/09時点の業績状況にもこの撤退により減収となったという説明があります。

 

赤字の状況については先行投資が必要な事業であるとして会社の説明にあります。

 

 

・連結子会社の詳細

設立/子会社化 会社名 所在地
2013/12 株式会社Finatext 東京都
2016/08 株式会社ナウキャスト 東京都
2017/03 株式会社スマートプラス 東京都
2019/04 スマートプラス少額短期保険株式会社 東京都
2016/03 株式会社 Teqnological 東京都
2019/08 株式会社K-ZONE 東京都
Teqnological Asia Co,. Ltd ベトナム

 

 

新規発行による手取金の使途

finatext-hd-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 3,581百万円
第三者割り当て増資の手取概算上限 1,490百万円

運転資金 2,556百万円
※人件費、システム開発業務委託、広告宣伝費、パートナー企業へのレベニューシェア等
関連会社投融資 1,848百万円
借入金返済 213百万円
残額 454百万円
※残額は具体化事項なし

 

 

Finatextホールディングス の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 金融インフラストラクチャの機能拡張
  2. パートナー数の拡大
    ※大企業向けの事業開発チーム確立
    ※金融事業へ参入してきている事業分野の企業に営業
     銀行、クレジットカード、Eコマース、小売店、運輸、通信、コンシューマ向けアプリ等
  3. データ蓄積とデータ解析の技術力向上
    ※インフラに蓄積されるデータを活用したサービス改善、マーケティング最適化により競争優位性が生み出される
  4. 事業領域の拡大
    ※レンディング、送金/決済等に参入を目指す
    ※その他の金融事業領域
  5. 海外への展開

 

point<管理人コメント>

 

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初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

最近、小口で株式取引できるサービスや、ポイントを使った株式購入など次々と新規参入している会社があるのは実感していますので、そのような証券分野の新規参入する会社は思った以上に多いのだろうなと思います。

 

証券、保険のサービスを提供しているパートナー企業は、知名度のある大企業が含まれますので、その顧客基盤を考えると今後の成長性は高そうだと想像できます。さらに、DX、マーケティング支援、ビッグデータ解析などの事業を展開しており、相互にシナジー効果を発揮できるようなものになっていますのでそれぞれの事業でさらなる成長拡大に期待したい会社です。

 

 

ロックアップはしっかりしており問題なし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しがある点は注意です。

それぞれ保有分の約65%程度で一応残しておりますがどうでしょうか。

 

マザーズ市場としては公開株数はかなり多い方なので初値抑制要因?

 

過去にマザーズ市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

※事例が少ないので幅をとって確認しています。

 

・2020年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7342 ウェルスナビ(株) 12/22 17,153,700 1,150 1,725 50.00%

 

・2019年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4480 メドレー 12/12 15,824,000 1300 1270 -2.31%
4478 フリー 12/17 18,566,000 2000 2500 25.00%

 

上記、3つ全てベンチャーキャピタルによる売出しがありますが、事業内容により様々で、公募割れもありますが、意外と初値が上昇しているなと感じるものもあります。

 

業績は一部事業の撤退があったものの、基本的には拡大傾向かなと思われます。赤字は継続利用による収益が見込まれるので先行投資で理解できるものです。クラウド、DX、マーケティング、ビッグデータとIT系で人気の事業分野ではあります。ただやはりベンチャーキャピタルの売出しがあり、公開株数はかなり多いので初値は期待しすぎない方が良いかも知れません。それなりの初値上昇に期待したいですが、公募割れリスクも注意したいです。

 

公開株数がかなり多いので公募割れリスクに注意するため仮条件の価格と最終的な公募売出し価格を確認して慎重に判断したいです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 大和証券
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 松井証券
引受 あかつき証券
引受 楽天証券
引受 岩井コスモ証券
引受 マネックス証券

 

積極的に応募される方はネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

 

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株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株

 

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
林 良太 代表取締役、
子会社の取締役
38.12% 180日間
auフィナンシャルホールディングス株式会社   12.78% 180日間
保有分売出
(50.00%)
UTEC3号投資事業有限責任組合   11.56% 180日間
保有分売出
(66.67%)
以下続きを開く/閉じる
ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合   9.98% 180日間
保有分売出
(64.74%)
伊藤 祐一郎 取締役、
子会社の取締役
3.59% 180日間
伊藤 英佑   3.43% 180日間
株式会社GCIキャピタル   2.85% 180日間
保有分売出
(10.00%)
ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合   2.49% 180日間
保有分売出
(64.74%)
渡辺 努   2.39% 180日間
保有分売出
(25.03%)
戸田 真史 取締役、
子会社の取締役
2.24% 180日間
株式会社日本経済新聞社   1.86% 180日間
株式会社SMBC信託銀行 特定運用金外信託口12100440   1.39% 180日間
保有分売出
(50.00%)
保田 容之介 子会社の従業員 1.24% 180日間
保有分売出
(14.46%)
渡辺 広太   1.00% 180日間
保有分売出
(80.00%)
西村 清彦   0.94% 180日間
Finatext従業員持株会   0.92% 180日間
石橋 淳志 子会社の従業員 0.85% 180日間
保有分売出
(7.01%)
齋藤 祐輝 子会社の従業員 0.85% 180日間
保有分売出
(35.06%)
高橋 充 子会社の従業員 0.70% 180日間
保有分売出
(11.14%)
今井 聡 子会社の従業員 0.40% 180日間
保有分売出
(25.00%)
上記合計   99.58%  

※上記以下は省略しています。

 

180日のロックアップ期間:2022/06/19

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

 

売り出し株式の詳細

 

売り出し対象となっている株式の株主内訳です。

 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
UTEC3号投資事業有限責任組合   3863100 7.71%
ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合   3239300 6.46%
auフィナンシャルホールディングス株式会社   3203300 6.39%
以下続きを開く/閉じる
ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合   809300 1.61%
渡辺 広太   400000 0.80%
株式会社SMBC信託銀行 特定運用金外信託口12100440   348200 0.69%
渡辺 努   300000 0.60%
齋藤 祐輝 子会社の従業員 150000 0.30%
株式会社GCIキャピタル   143100 0.29%
保田 容之介 子会社の従業員 90000 0.18%
今井 聡 子会社の従業員 50400 0.10%
高橋 充 子会社の従業員 39000 0.08%
石橋 淳志 子会社の従業員 30000 0.06%
辻中 仁士 子会社の代表取締役 10000 0.02%
合計   12675700 25.28%

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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