レオクラン【7681】のIPO抽選申込どうする？

＜管理人コメント＞

以下は、2018/09期の売上高に対する事業別の内訳です。

売上の多くがメディカルトータルソリューション事業となっています。

◆メディカルトータルソリューション事業

医療機関に必要な設備やシステムを新築・移転など企画段階からコンサルティングし、ソリューションをトータルで提供します。

◆遠隔画像診断サービス事業

沿革で医療画像を診断するサービスで医師不足などを解決するものです。

◆給食事業

介護福祉施設などへの給食サービス。調理済みの冷凍食品とは違うクックチルという新調理システムで、加熱調理したものを急速冷却し、チルド状態で低音保存することで、彩りや風味の損傷を最小限におさえ、一部は生野菜を納品することで現地調理に近い仕上がりを再現しているそうです。

＜管理人コメント＞

売上は上下を伴いながらも横ばい傾向？でしょうか。
2019/09期の第3四半期時点としては過去の売上を上回る進捗で推移しており拡大傾向を示唆してはいます。
経常利益も売上に伴い上下を伴いながらも横ばい傾向ですが2019/09期は売上に伴い拡大傾向を示唆。

季節変動としては売上が3月、9月に集中する傾向があるとのことですが、 大型案件の計上タイミングも変動要因となっているようです。
売上が上下しているのは大型案件の影響によるものかな？

・連結子会社の詳細

＜管理人コメント＞

以下は、2019/06時点の売上高に対する内訳です。

2018/09時点で昨年末の売上と比較すると３事業とも昨年を上回るペースで拡大しています。

遠隔画像診断サービス事業、給食事業ともに拡大しているものの売上全体のインパクとしては小さいままで、今後どれくらい成長するかは見通すのは難しいです。
とりあえずメディカルトータルソリューション事業が主力で好調そうです。

＜管理人コメント＞

業績に関しては正直、大型案件の影響もあってか変動が大きく先行きは見通しずらい事業なのかなと思いました。遠隔画像診断サービス事業、給食事業に関しても売上のインパクトは小さく成長を見通しずらいです。

医療機関の設備を構築するには専門的な知識が必要なものですし、トータルサポートすることで医療機関にとっては都合のよいサービスであることは間違いないと思います。
新築、移転などの大型案件需要がどれくらいあるのかよくわかりませんが、改築の他、設備に更新はつきものです。保育園・緩和ケア病棟のある新しい施設のカタチや、介護・福祉施設などの分野などいろいろな需要があるのだなということも感じました。
とりあえず直近の業績は拡大傾向を示唆しているので今後の成長拡大に期待したいとは思います。

ロックアップはしっかりしていますので特に問題はなし。

ベンチャーキャピタルによる売出しは心配なし。

東証二部市場としては公開株数が少ない方です。

過去に東証二部で同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

・2019年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

・2018年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

・2017年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

公開株数は少ない方ですが、事業の成長性が高い新興市場とは違うのもあってか初値の大きな上昇は難しい傾向にありますが、それなりの上昇となっているのが確認できます。

業績はとりあえず直近で拡大傾向を示唆しており、公開株数も少ないので初値はそれなりの上昇に期待したいところです。

事業内容や成長拡大の見通しなどの点で難しい部分もありますので、仮条件の価格や公募売り出し価格はしっかり確認しておきたいと思います。

＜注意＞
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
＝＞目論見書の見方はこちらを参考にして下さい